看板だ!
2021年11月29日 月曜日
年長のYくんが年少のころ、お母さんと登園していました。ある時から門の入り口に立ててある看板が気になったのでしょうか、Yくんは、通り過ぎざまにもう片方の空いている手で立札に触れていきました。
看板は押されて倒れてしまうこともあり、「Yくん、倒しちゃだめですよ。」とその都度、言葉をかけていました。お母さんは門を通るとき看板に近づかないように手を引いて通るようになりました。それでもYくんは手を伸ばして立札に触ろうとしていました。
お母さんからすると毎日毎日、立札を倒そうとするので注意が必要でした。しかし、子どもにかける言葉は温かく、注意はするものの子どもの成長を感じているようにも聞こえました。
もし登園時間でなければ、もしお知らせする立札でなければ力学の実験です。軽く触ると立札の向きが少し変わる。少し強く押すとだいぶ動く。力を込めて叩くとひっくり返る。そんな実験を繰り返していたようにみえました。
3歳は2歳の時に比べ言語数も多くなり周りにある草花、昆虫などの自然や環境により興味を持ち、友達とも積極的に関わっていきます。関わることでそのものを知っていきます。どんどん知識として吸収しています。
Yくんから、子どもの成長、変化を感じさせてもらいました。
園長
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