やっぱり子ども同士
2021年11月08日 月曜日
3歳児のSくんとMくん。今日は二人で恐竜の世界を作っていました。Sくんが楽しそうに「この恐竜はここに置くね」、Mくんが「うん」と相槌を打ちながら恐竜ワールドの囲いを広げていました。二人の楽しい共同作業が続いていきました。少しすると、Mくんが「ちょっと待って、それはこっちがいいなぁ」とSくんが「うーん・・・」とちょっと考えていました。すぐには納得がいかないようでした。
2歳児では同じ遊びをしていてもそれぞれが自分だけで遊びが完了していましたが、3歳児になると相手の思いを確認しながら遊びを展開させていきます。
SくんとMくん、二人で生き生きと恐竜の世界をつくり上げていました。子ども同士の対等の関係の中で生まれてくる創造性を発揮していました。また、Sくんは自分の思いと違うMくんの考えを受け入れようとしていました。それが即答できない「うーん」に込められていました。
対等な関係の中で一緒に遊ぶことによって、意見の合わないとき、問題が起きたときには話し合って解決するということを学んでいました。
園長
Posted in 三感ブログ