◆11月11日(木)の子どもたち
2021年11月11日 木曜日
◆今日も元気に園庭あそび (つぼみ)
落ち葉が落ちてきて、パチパチ拍手
今日は園庭に出る前に身体測定をしました。
大きくなったかな〜と看護師や保育者に支えられながら測定器の上へ。
少しずつ慣れてきて平気な児もいれば、まだまだ慣れず涙を見せる児もいますが、ミッキー体操が流れ出すと「お!」っと泣き止み、機嫌が戻りました。
ミッキー体操の力は偉大です。
靴下と帽子を身に着けて、いざ園庭へ。
最初は保育室から近い、砂場、滑り台へと移動しますが、徐々に行動範囲が広がってきて、園庭中央や園庭奥の築山のところまで自分で移動していました。
園庭中央では、落ち葉を触って遊びました。
今日は少し風があったので、上へ葉っぱを投げると自分の方へ葉っぱが飛んできました。
自分の顔や、お友だちの顔に葉っぱが当たると「お、面白い」といった表情をします。
始めは保育者に葉っぱを投げてもらっていましたが、次第に保育者の動きを真似して自分でもやってみようとしていました。
自分でできたことが嬉しくて、一緒に喜んでくれる保育者の投げかけが嬉しくて、パチパチと拍手をしている児もいました。とても可愛らしかったです。
園庭奥には〇くんがいました。一緒に築山に登ると、道路の方を指差しました。
「何が見えたの?」と声を掛けると「ん、ん、ん」と言いながら見えたものを教えてくれました。指を差していたのは道路を走る車でした。
フェンスの近くではふじ組の子ども達も車を見ていたので、〇くんもフェンスのところに移動しました。隙間から見える車に「お、お、お」と嬉しそう。
ミキサー車が通ると、振り返って保育者にも教えてくれました。
自然と触れ合えたり、年上の友達から刺激をもらえたり、楽しい園庭あそびとなりました。
(M,S)
ミキサー車が見えたよ
かばんを持っているだけで満足そう
◆やり取りを楽しむ(ふじ)

「(これ)なに?」(「どうぞ!」)という気持ちで作ったものを差し出して、食べる真似をしていました。
今日は身体測定から始まったふじ組。
始まる前に絵本を読み、子どもたちにこれからの流れを話しをしました。
中には身体測定が苦手な子もいて、看護師が来ることを話しただけで強張ってしまう子もいましたが、「〇先生の所に行ったら、気を付けピッ!って出来る?」の問いに、実際に立ち上がり「ピッ!」と言いながら気を付けの姿勢を見せてくれました。
その後も、今日は自分でズボンを脱いでみようと子どもたちに話し、出来るところまで自分で脱いでもらいました。
わくわくの子どもたちの中には、Tシャツや肌着も自分で脱ごうとしていて、子供たちの成長を感じられる一面でした。
身体測定が終わった子から園庭へ出発。
園庭でも成長を感じる場面はたくさんあり、その中でも友だち同士のやり取りが少しずつですが見られるようになってきました。
砂場でおままごとのように料理をしたりしていた子どもたちは、「いらっしゃいませ!」の声に集まり、「どうぞ」と作ったものを手渡したり、色々なものを集めていた子どもたちは「◇ちゃんは、これ拾ったよ」「見て。大きい」とお互いの持っている物を見せ合ったりと、保育士が間に入らなくても子ども達同士でやり取りをしていて、成長に驚かされます。
まだ言葉で伝えるのが難しい子も、保育士とのやり取りの中で、うなづいたり首を振ったり、声を上げたりして、その時の気持ちを表現してくれています。
身体測定の時の反応も、子どもたちが保育士の言葉を理解し始めてくれたことだと思います。
日々の保育の中で色々な機会を作ったり、子どもたちと関わっていきながら、やり取りの楽しさをもっと感じてもらえたらと思います。(E.Y)

「ガイコツ描くの」「ガイコツ??」「いっぱい描いたよ」という会話をしながら2人でお絵描きをしていました。

室内遊びの中でも「どうぞ」「ありがとう」が見られるようになってきました。
◆秋の自然を感じながら(きく・たんぽぽ)
はたらくくるま今日も大活躍
朝の集まりで昨日のミニスポの感想を聞いてみました。
「たのしかった」「メダルみせたよ」と2歳クラスの楽しかった思い出になっているようでよかったです。
園庭には沢山の色とりどりの葉が落ちています。大きい葉を見つけたり、小さい葉を見つけたり、赤い葉を見つけたり緑から黄色になりかけている葉を見つけたりと子ども達なりに自然の変化を感じています。
砂場の玩具のクマの手やスコップで落ち葉を集めブルドーザーや道路スイーパーに変身して集めて遊びました。「ガガガー」と集めているとドングリが1つ落ちていました。それを見つけた〇君。「みてー、ドングリがあった」と普段より2倍くらい大きな声でみんなに知らせていました。周りの子たちも「すごいね」「どこにあったの?」と興味津々で周りに集まって見せてもらっていました。一緒に道路スイーパーになっていた□君。スコップを両手に一つずつ持って落ち葉をはさみながら歩き始め「クレーン車だよ」と自分で新しい遊び方を考えあそびが広がっていきました。築山にクレーン車になりきり落ち葉を運びいっぺんにバサーっと下し楽しんいました。
フラフープでケンケンパが出来るように設置してみました。フープを並べるとすぐ自分たちで並び順番に飛び始め、子ども達同士でお互いに順番を守るよう声を掛け合う姿も見られました。頼もしくなってきたなっと思っていると飛び方は頭に手をくっつけウサギになりきり飛んでいて頼もしさの中に可愛さが共存している姿が見られました。
(K☆H)
ウサギに変身。並んで順番待ちもできちゃいます。
かくれんぼ!みーつけた!
◆久しぶりのベランダ遊び(うみグループ)

よ〜い、どん!たくさん笑顔を見せてくれました。
今日は室内と3階ベランダに分かれて遊びました。ベランダ遊びは久しぶりのうみグループ。朝の集まりで、ベランダで遊ぶことを子どもたちに伝えると、目を輝かせながら「やったー!」「え!本当!?」と嬉しい反応をしてくれました。久しぶりで忘れているかなぁと思い、ベランダで遊ぶときの約束事をみんなで再確認しました。
「(三輪車同士で)ぶつからない」
「使い終わったら友だちに貸す」
「終わったら元の場所に片付ける」
年中・年長児が答えてくれました。しっかり覚えていました。
みんなで気持ちよく楽しく遊べるように一つずつ遊び方を子どもたちと一緒に確認していきたいと改めて思いました。
園庭遊びの時間まで今日はベランダが使えるということで思う存分遊べるよう、もも組男児とゆり組、もも組女児とひまわり組の2組に分かれました。
ベランダに出た瞬間、何かに解放されたかのように三輪車に駆けよっていく子どもたち。何種類かある三輪車に次々と乗りかえ、お気に入りの三輪車を探していました。
年少・年中児は三輪車に夢中でしたが、年長児は、△くんの「何かゲームしたい」という声から途中で自分たちだけで範囲を決め、鬼ごっこのような遊びを展開している姿もありました。みんなで遊ぶ楽しさを分かっている年長児だからこそできることだなぁと感じさせていただきました。年長児の結束の強さが高まってきています。
その後は、園庭で遊びました。
しっぽ取り、鬼ごっこ、お店屋さんごっこ、虫探し…など、今日も思い思いに好きな遊びを好きな友だちと一緒に楽しむ子どもたちでした。
(M・Y)

アイス・お好み焼き・おもち大福・パスタ…何でも売ってくれます。

「ここに化石があるような気がするんだよねぇ」と年少◇くん。
◆フラワーブロックと青虫 (にじグループ)

幾日か前の日。
他のグループからお借りしたフラワーブロックという玩具を出してみました。一つのパーツのサイズは子供の手より一回り小さめ、色は鮮やかなカラフルで、形は名前の通り花の形をしています。それを自由につなぎ合わせて遊ぶ玩具です。
新しい玩具にすぐに子どもたちは遊び始めます。その遊び方が数日のあいだに大きな成長を見せてくれています。
始めはただ一直線につなげ、どれだけ長く繋げたかを楽しんでいました。
そのあとはまーるく繋げて大きなお花にしたり、雪の結晶にしたり、変身ステッキを作ったり…友だちと協同で遊園地や家をつくる姿がみられるようになりました。色にもこだわりがあり、パーツごとに様々な組み合わせをしています。
部屋には昨日から、青虫さんが仲間入りしました。
枯れ葉の上にいる小さな小さな青虫を年中児が園庭で見つけました。餌として、落ち葉をあげてみました。食べません。「青虫は緑色だから、同じ色の葉っぱのほうがいいんじゃない」とひらめき、緑の葉もあげてみましたが食べません。
そこで図鑑を見てみることにしました。どの図鑑に載っているのか何冊も探し、ページもいっぱいめくり、たどりついたのは蝶々の青虫かな…と子どもたちが推測してみました。
何を食べるかまでは図鑑には載っていませんでした。すると、近くにいた〇くんが「アゲハはみかんの葉を食べるよ」と教えてくれました。
園庭に出ると▽ちゃんが「みかんの木はこれだよ」と教えてくれました。少しだけみかんの葉を拝借して、虫かごの中へ入れました。
どのように変化していくか、子どもたちの姿と共に楽しみです。
一人の児が青虫を見つけたことで、周りにいる友だちが自分の知っていることを教え合い協力する姿がとても印象的でした。
e.y

自分の顔の模写もしました

◆一緒に遊ぶ姿(そらグループ)

朝の集まり後、今日は風船を出しました。だんだん小さくなっていく風船。萎んでしまう前にいっぱい遊ぼうと思います。ゲームなどをする訳ではないですが、子どもたちは夢中です。「風船は1人1つ」という約束をしてから遊び始めました。
ひまわり組は3人~5人で、風船を落とさないゲームをしています。中々思うように飛ばない風船に戸惑う姿も。あっちこっちに飛んでいく風船に大笑いしながら、風船に振り回されていました。
ゆり組の数人は、「風船弓矢だ!」と言いながら、風船の結び目をめいいっぱい引っ張り、風船に当てて飛ばしています。誰が遠くに飛ばせるのか勝負したり、担任に向けて発射する子どもたち。風船弓矢があちこちから飛んできます。担任が打ち返した風船が遠くに飛んでいくと、「え?!なんでそんなに飛ぶの!僕(私)そんなに飛ばないのに!」と悔しそうな声が。その言葉に食い気味で、「いや、先生と僕たちとじゃ力が違うから」と冷静なツッコミを入れる子どもの声が聞こえてきます。思わず吹いて笑ってしまう子どもたちと担任でした。
もも組も風船を叩きながら、落ちてくる風船をキャッチしたり、お友達とキャッチボールならぬキャッチ風船をして楽しみました。
園庭では、トランポリンにひまわり組の女の子2人と、もも組の女の子が集まって遊んでいます。何をしているのか聞いてみると、トランポリンの上で氷鬼らしきことをしているようでした。中々もも組とひまわり組が一緒に遊ぶ姿を見ないので、珍しい場面に遭遇しました。最近もも組の☆ちゃんと♡ちゃんは、ひまわり組の〇ちゃんと遊びたい気持ちがあるようで、今日も登園してきた〇ちゃんをすぐに遊びに誘っています。3人で大きな家をブロックで作り、朝の集まりでも作った物を発表してくれました。3人で共同製作している場面はまるで3姉妹のようで、〇ちゃんがとてもお姉さんに見えます。2人の意見も聞きつつ、とても素敵なお家を作っていました。まだ完成ではないようなので、完成したら発表してもらおうと思います。
ひまわり組ともも組が一緒に遊ぶ。異年齢保育ならではの姿だと感じます。年下の友達に優しく声をかけるひまわり組。年上のお姉さんたちに甘えるもも組。とても可愛いです。ひまわり組の優しい眼差しは成長を感じさせます。まだまだこれから、年齢を越えて、沢山一緒に遊べて行ければと思います。
F・A

大好き!!

作戦会議中(氷鬼前)

Posted in 園のこだわり