◆11月2日(火)の子どもたち
2021年11月02日 火曜日
◆みつけたみつけた(つぼみ)
久しぶりに散歩に行くことにしました。
時間にも余裕があった為ゆっくり順番に歩いてみました。何回か歩いたことはありましたが、以前と違っているのは歩行の安定性です。日々過ごしていく中で家庭でも「こんなことができるようになりました」と様々な変化を教えていただき、子ども達の成長は著しいなと感じる毎日。よたよた歩きから、すたすた歩き、そして小走りとそれぞれの気分で違ったペースで歩く子ども達です。
バス車庫の裏へ行くとたくさんのどんぐりが落ちているスポットがあります。先日のハロウィンで使ったバッグをもっていったので、順番に降りてどんぐり拾いをしました。秋にはいろんな食材だったり、景色や自然の変化を楽しめます。園庭でも落ち葉や木の枝に触れていますが、どんぐり拾いも秋の醍醐味。バッグに入れるのを楽しめる子もいれば、いれて「カタカタ」と振ってなるのを楽しむ子、それぞれの楽しみ方で自然に触れることが出来ました。
(K.E)
◆園庭探検隊! (ふじ)

今日は園庭で遊びました。
フラフープの中に入り電車のようにしていたきらきらの□くんとふわふわの△くん。
一緒に遊んでいたわけではなかったのですが、同じものを持っていた者同士ちょうど近くにやってきたので、私もフラフープを持って一緒に遊びに行こうとすると、次々にふじ組の子どもたちが集まってきて、フラフープください!と列ができるほど。
そこでフラフープ電車隊みんなで園庭探検に出発することにしました。
プランターの横を通ると、「これなんだー??」とピンクのお花を発見。いつも見ているものでも、探検しているといつもよりじっくり観察したくなるのか、前屈みで「なになに??」とみんなで観察しています。
次の場所へ行こうと歩いていると、きらきらの◇くんたちが、門の近くの土山で楽しそうに石や土を集めています。
そして集めたものを1箇所に置いていたので、みんなも興味津々で、またまた「これなにー??」「なにやってるのー?」と何度も聞いていました。
「石よ〜!!」と教えてもらっただけでなく、触らせてもらいご満悦の子どもたちです。
次にコンビネーション遊具の裏を歩いていると、「ん?」「あ!あー!」と立ち止まるふわふわの△くん。
そこにはきく・たんぽぽ組の金魚が眠っていることが書いてあります。
これも前からあるものなのですが、探検隊は見つけた!と嬉しそうです。
書いてあることをゆっくり読んで伝えてみると、「へー」「ほぉ〜」という棒読みな返事には思わず笑ってしまいましたが、相槌が返ってくるということは、最後までしっかり聞いてくれたということ。なんだかガイド付きツアーのような雰囲気でした。
そして築山へ。
その頃にはフラフープを持っていない子も楽しそうな雰囲気に誘われてたくさん集まってきました。
「5.4.3.2.1 シュー!」を合図にみんなで滑る、これを何回も繰り返して大盛り上がり。
フェンスにつかまって車を眺めていたふわふわの◎くんは、楽しそう〜行こうかな〜、どうしようかな〜と悩んでいるのか、ニヤ〜っと笑いながらこちらを見つめています。
築山の上から手招きしても来なかったので、みんなにも一緒に「◎くんおいで〜!」と呼んでもらうと、嬉しそうに駆け足でやってきました。
大好きなお友だちからのパワーは絶大です。
園庭探検ツアー、いつも遊んでいる同じ場所でも、フラフープをみんなで持つだけでちょっとした特別感が生まれ、そこから更に楽しい友だちの輪も広がっていきました。
また子どもたちと一緒にたのしい発見をしていければと思います。
I.S

◆開放感に満たされて・・・ (きくたんぽぽ)
「しっぽのねこちゃん!」
久しぶりに散歩に行くことにしました。少し間が空いてしまいましたが、前回和田公園に行かなかった子たちで、今日は行きます。散歩カーも念のため一台用意しましたが、「お兄さんお姉さんになってきたから、歩いていこうか。」と話をし、友だちと二人で手をつないで、頑張る気満々です。
散歩チームに探検バッグを持って行くといいよと声を掛けましたが、△くんは持っていません。「あれ?△くん、持って行かなくていいの?お土産、拾わないの?」と聞くと、「遊ぶからいいの。」とのお返事。ところが、他の子が忘れたバッグを取りに行き、保育士も一緒に部屋に戻ろうとすると、「じゃあ、△のも持ってきてー」と△くん。めんどくさかっただけなのね・・と、ちゃっかりした△くんの言葉に笑ってしまうと同時に、大人のようなやりとりに感心してしまいました。
園を出てすぐ、赤いハナミズキの実がたくさん落ちているのを発見。先頭の◎くんが思わず拾おうとして、突然しゃがみこみます。おっとっと・・・となり、「歩いている時は拾えないよ。」と言いそうになりましたが、せっかくの綺麗な赤い実、横目で通過するのは残念過ぎると思い直し、「よし、拾っていこう。」と声をかけました。赤い小さな実を指でつまみ、保育士に見せてくれたり、それぞれのバッグに大切そうにしまっていきます。子どもの時間は、いつもゆったりと流れています。大人が時間と心に余裕を持つことの大切さを改めて感じます。
前から気になっていた、大聖堂の向かいの広場に到着。広くて、気持ちいい空間に、子どもも大人も開放感に満たされました。
芝生の面と、砂利がたくさん敷き詰められている面があります。歩きづらいのが楽しいのと、音がするのが楽しくて、砂利の上をわざと歩いている子どもたち。そして、なぜか砂利の上に寝転がり始めました。石が太陽の熱を集めて、ほんのり温かくなっているからでしょうか。なんだか気持ちが良いようです。
□ちゃんが、ねこじゃらしのような草を見つけて採ってきました。「しっぽのねこちゃん~。」と見せてくれました。普段から、猫のぬいぐるみが大好きな□ちゃん。草が猫のしっぽに見えたようです。可愛らしい発言が今日もあちこちで聞かれます。
けっこう距離もあり、広場でも思いっきり遊んだので、帰り道は少々お疲れ気味。散歩カーに乗りたがる子がいたり、それを見て、僕も私もとなる子がいたり。。。散歩カーが目の前にあるから、より乗りたい気持ちが出てしまうのか?いっそない方がスムーズに歩けるのか?乗りたいということは疲れているのだから、乗せてあげればいいのか?どの方法がいいのか、正解を出すのは難しい・・・と、日々、悩みが尽きない保育士たちです。
(T.M)
たくさんのつるつるした石。寝転がって見たら、気持ち良かったよ♪
園庭チームは色付き虫眼鏡で探索。部屋ではミニハロウィンゲームも楽しみました。
◆秋探し(うみグループ)

「綺麗な葉っぱ見つけたー」
今日は、朝の集まりで、昨日年中児が行った季節の制作を共有しました。
楽しかったこと、工夫したところ、難しかった部分など制作を通し感じたことを年中児に発表してもらいましたが、年少、年長児も「あっ○○そういう色の葉っぱ見たことある」「山に行ったときに見た!」などと、興味を持ち参加していました。
なかでも多かったのは「やりたい」「やってみたい」という期待、意欲に満ち溢れた声です。
子どもが主体的に物事に取り組んでいくという経験を保障するためにも、日々の活動や遊びの共有を大切にしていきたいと感じさせられました。
集まり後は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
室内遊びでは、ブロックやおままごと、コマ回し、自由画制作、昨日年中児が行った紅葉を表現する季節の制作。
園庭遊びでは、尻尾取りゲームや砂遊び、アイス屋さんごっこなど、それぞれが自分のペースで遊びを選択し楽しんでいました。
「せんせいみてー!綺麗な色の葉っぱ見つけたー」「○○は星の形の見つけたー」
園庭遊びの時間、さっそく紅葉を探す児がいました。
今日の共有の時間が少しでも、子どもたちの自然への興味、関心につながったのだなと嬉しく思います。
引き続き子どもたちの興味、関心を保障できるよう、季節ならではの制作等、様々な活動を提供していきたいと思います。
(T.N)

〜お魚の池づくり〜

「葉っぱ、いっぱいにするー」
◆模写もしゃモシャ(にじグループ)

「模写って何だと思う?」と年長児に質問しました。
「ん〜もしゃかぁ。ねこじゃらし?」
「もしゃもしゃ…お髭??」
可愛らしい返答でした。
今日は葉っぱの模写をしました。
大きさ、形、色、全て同じように描くことを伝え、園庭に綺麗な葉っぱを集めに行きました。
「この葉っぱどう?」
「これは綺麗だよ!!」
「銀杏だよ!」
「もみじがいいよね!」
「木についてる葉っぱのが綺麗だよ」
袋いっぱいに葉っぱを集め、保育室に戻ります。
クレパスと画用紙を準備し、模写開始です。
「同じ大きさかぁ。ちょっと難しいなぁ。」
「写せたら簡単だよね。」
「ここはちょっぴり緑だよね。こっちは茶色。」
「少し大きくなっちゃったけどいい??」
(隣の友だちの銀杏の絵を見て)「大きすぎるよ。」
一人一人葉っぱをよく観察し、色や葉脈を意識しながら描いていました。
また、一色では再現できない色を何色も重ねながら描く姿も見られました。
絵が得意な〇ちゃんは一つの葉っぱを時間をかけて細部まで観察。
絵があまり得意でない□くんは「描けるかなぁ」と不安そうにしながらも、描きはじめると描くスピードは誰よりも早く、すぐに次の葉っぱへ。
「先生、どう?いい感じ?」と少し塗るたびに報告してくる△ちゃん。
一言も発することなく最後まで集中する◆くん。
「やっぱ◎ちゃんは上手だね。今度絵の描き方教えてくれる?」と褒め上手な●ちゃん。
絵が得意な児もそうでない児も、近くの友だちと絵を見せ合いながら、楽しい時間を過ごせたようでした。友だちの絵から刺激を受けたり、褒めてもらってもっと描きたいと思えるようになったり、それぞれ感じたことはあると思います。
「模写」という言葉を子どもたちに伝えてから、歩くリズムに合わせて「もーしゃっ!もーしゃっ!もーしゃっ!」と言っていたり、すれ違う保育士に「模写やるの!」と教えていたり、「もしゃー!」と掛け声のように園庭で大きな声を出していたり、子どもたちにとっては「模写」の意味よりも言葉の方が面白いようでした。
同じ大きさ、同じ形、同じ色。
そっくり同じものを描くことは難しいですが、子どもたちなりに一生懸命表現していました。
また違うテーマで「模写」してみたいと思います。K.Y


お部屋魚釣り
◆お話の世界を楽しみました。(そらグループ)
ガイコツと一緒に踊るよ。
ハロウィンの時にみんなで作ったガイコツがまだそらグループに居て、遊びに来ました。保育士の身体にくっ付いて動き出しました。「やりたい」と子ども達が言い出し、洋服にクリップで頭を付け手をゴムで固定すると、自分が動くとガイコツも動き出す仕組みに大喜び、ちょっと踊ってもらいました。
『かえるの体操』と『やんちゃ怪獣』を唄うとつけられた子どもと一緒にガイコツが踊ります。すっかりガイコツとお友達になりました。そんなガイコツが持ってきてくれたお話組木を見る事にしまいた。
『てぶくろ』のお話をしました。「てぶくろしている人」と聞くと、「はい」と手があがりました。もう手袋をして登園している子がいるようです。「まだ早いよ」と言って子ども達の中で話が盛り上がった所で、「てぶくろ」のお話を始めました。昨年の今頃やったのを覚えていて動物が出て来るたびに「いたずらねずみ」「ピョウピョウがえる」と全部答えてくれてスムーズにお話が進んでいきました。最後には、クマが表れて「入れて」と言うと、「え、もう入らないよね。どうする」と言い出しました。木でできたてぶくろに動物がパンパンに入っているのを見て、子ども達が一緒にどうやったら入るのかを悩み出しました。木でできたてぶくろは伸びないので、本気で悩み、お話の世界に入り込んでいきました。
もう1つのお話は『3匹の子ぶた』をやりました。昨日、園庭でもも組の子ども達が『3匹の子ぶた』をやりたいと言い出したので、やり出すと、やっているうちに『7ぴきの子ヤギ』の話が混ざって来て、どうしていいのか困った事もあり、今日は『3匹の子ぶた』のお話をしました。全員、乗りまくり、一緒に家を建てる真似をしたり、オオカミになって家を吹き飛ばしたりと元気いっぱいでやっていました。もも組の子ども達もお兄さんお姉さんに負けずに大きく表現しているのに驚きました。お話の世界に入り込みやすくなってきているようです。
最近は、子ども達に人形を動かしてもらったりしていましたが、保育士がじっくりと話しをしていくと、色々なところに気付いたり、話に入り込んで楽しんだりしています。また子ども達とお話を楽しんでいきたいと思います。M・K
お話の世界に入り込んでみています。
話の世界に夢中です。

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