◆11月30日(火)の子どもたち
2021年11月30日 火曜日
◆おともだち(つぼみ)

今日は本五ふれあい公園まで散歩に出掛けました。前回は、芝生に下りなかった〇ちゃんも今日は「だーだー」と声をあげながら芝生の上をハイハイで楽しんでいました。子どもたちの順応力は無限です。
保育室に帰ってきたときのことです。戸外から帰ると着替えをしています。〇ちゃんは着替えをしないで保育室で遊んでいました。じっと見ていた△ちゃん、置いてあったズボンを手に〇ちゃんに「あい、あい」とズボンを渡そうとしていました。はいてないよ~これどうぞと伝えたかったのでしょうか。△ちゃんの世界が自分だけの世界からまた広がりつつあることを教えてくれような姿でした。
午睡の時間帯は、ゴロンと自分のお布団で横になってそのうち眠ってしまう姿もずいぶん増えてきました。そんな時間帯で、□くんと☆君それぞれに自分の布団でごろりとしながらキャッキャッと楽しそうにしていました。ふと横を見ると友だちもキャッキャッと楽しんでいます。目が合った二人は楽しくなってきました。目を合わせて布団に隠れて「ばー」と楽しそうにしています。微笑ましい姿です。
□くんと☆君でやり取りが成立して楽しんでいました。こんな風に、いつもではないけれど少しずつ友達とやり取りがあったり、気になったりしています。結果、主張し合う場面もありますが、いい関係に展開していくような見守り方を心がけていきたいと思っています。U・A
芝生ゴロゴロ気持ちがいい
◆盛りだくさんの一日 (ふじ)

今日は朝おやつ後すぐに火災訓練がありました。
準備を終えてすでに園庭で遊んでいる子もいれば、園庭に行く準備をしている子や、まだおやつを食べている子もいたりと、それぞれの場所で過ごしていましたが、火災を知らせるサイレンが鳴ると、素早く集まることができました。
急に外に出ることになっても誰ひとり泣くことなく保育者の話を聞いて落ち着いて行動してくれた子どもたち、とても素敵でした。
散歩カーに乗り、なるべく園舎から離れた場所に移動したあと人数確認のため名前を呼ぶと、「はい!」と手を挙げて上手に返事をしてくれる子がほとんどでした。返事は少し恥ずかしい子も手を挙げて教えてくれたり、顔をこちらに向けて“ここにいるよ”と伝えてくれたり、保育者の声も最後までよく聞いていてくれました。
せっかく散歩カーに乗ったので、そのまま電車を見に行くことにしました。
保育者や友だちと歩いた子も、散歩カーに乗っている子も、バスやミキサー車といろんな乗り物に大興奮です。
「でんしゃ?まるのうちせん?」「あかいの」「ばぁばと乗った〜」とお話してくれて、楽しい道のりはあっという間でした。
着いた!と喜んでいるとゴーーーという音がどんどん近づいてきてすぐに新型車両の丸ノ内線が到着。タイミングばっちりでした。
しばらく目の前で停車したあと車庫に行ってしまう丸ノ内線に手を振ると、またすぐに来てくれるのではないかとワクワクして待つ子どもたち。
「こまち(新幹線)くるかなぁ?」
「こまちくるんじゃない?」
「でんしゃは?くる?すぐくる?」
わくわくの子どもたちは期待を膨らませこんな会話をしていました。
待っている間はいろんな音が聞こえてきます。飛行機やヘリコプター、雲ひとつない青空だったので見つけやすく、何機も見れました。
あ、電車の音がする・・!と思いきや車庫には来なくて「あーーーー!ざんねーん!」と待っている間も楽しい時間になりました。
すると帰り際、今度は旧型の丸ノ内線が来てこれまた良いタイミングで見ることができました。
園に着くと、真っ先に園庭にいたきく組の保育者の元に行き「でんしゃみてきた!」「でんしゃいたよ!」「でっしゃ!」「☆くんもー!」「◎ちゃんもみたー!」「っった!」それぞれ思い思いの言葉で見たもの、嬉しい気持ちを一生懸命に伝える姿が見られ、子どもたちの成長を感じた瞬間でした。
火災訓練、散歩、園庭遊びと盛りだくさんの一日。
「今日はカレーだよ」の言葉に駆け足でお部屋に戻る子どもたちでした。
I.S


◆避難訓練がありました。(きくたんぽぽ)
今日は朝のおやつ後、避難訓練がありました。
外遊びに行く準備中のサイレン。保育士の集まっての声掛けに素早く集まり静かに放送を聞くことが出来ました。園庭に避難になり外に行くと「怖いね」といいながらも人数確認の為、名前を呼ばれるとしっかりと返事をしてくれるたくましい子ども達でした。
園庭でフープで遊びたいという子がいたのでフープ掛けごと出すと普段出さないアイテムに興味津々。自分たちで片付けの際かけたり、遊ぶ時に外したりしていました。掛けたり外したりすることが楽しくなった〇君。フープだけではなく、なわとびやスッコプなど掛け始め発想力が溢れでていました。その様子を傍で見ていた□君。「ここは違うんだよ。それかけるのじゃないよ、これをかけるのだよ」とフープを掛ける物と本来の使い道を一生懸命説明してくれています。「いいんだよ」「ちがうよ」と押し問答が続き、最後は□君が引き下がって〇君の様子を見守ってくれていました。
こういう時の関わり方は本当に難しいです。本来の正しい使い道を友だちに伝えてくれている□君、発想力が溢れ出し遊びの幅を広げている〇君。両方の気持ちが分かるからこそどちらも大切にしたい気持ちです。どちらを優先という事ではなくそれぞれの思いを共有しどちらも納得できる方法を探さなければいけません。子どもによって納得できるところは異なるので色々なバリエーションの関わり方を模索していかなければなと〇君と□君の姿に教えてもらいました。
(K☆H)
はたらくくるまが大活躍。「ブルドーザー」「道路スイーパー」などに変身。
縄跳び!大きくジャンプ!
◆いつもありがとう(うみグループ)

「お巡りさん、いつもありがとう」
11月も今日で終わりです。
明日から12月になります。カレンダーをめくってみると、たくさんの誕生バッジが付いていました。12月は成道会にクリスマスもあり、忙しい月になりそうです。
そんな12月の話をしていると、避難訓練の放送がなりました。放送を聞いて、サッと机の下に頭を入れる子どもたち。放送の続きを待っていると、園舎裏の駐輪場から火災が起きているとのアナウンスが入りました。地震ではなかったため、机の下に頭を入れなくてもよかったのですが、放送を聞いてすぐに行動していた子どもたちがとても立派でした。防災頭巾を被り、園庭へと避難する際に言われなくとも口に手を当てている年中・年長児。お兄さんお姉さんの姿をみて真似する年少児。誰もおしゃべりをせず、スムーズに園庭まで避難することができました。いつ災害がきても、今日のように避難できるよう毎月の避難訓練を大切に行っていきたいと改めて感じさせていただきました。
今日はもう一つイベントがありました。
「ありがとう制作」の色紙を学年ごとに送り先へ届けに行くことです。
もも組は、事務室の職員に。
いつもは入ることができない事務室に特別に入れるということでわくわくしながらも、少し緊張気味の年少児。代表で一番前にいた◎ちゃんが「いつもありがとう」の言葉とともに色紙を渡してくれました。いつもしっかり者の◎ちゃんですが、少し恥ずかしかったようで、照れ笑いを浮かべていました。◎ちゃんの後に続いて、他の児も次々と「ありがとう」を伝えられました。
ゆり組は、給食室の職員に。
「渡しに行きたーい!」と元気いっぱいの年中児。渡しに行く前に、どうして色紙を渡しに行くのかを再度確認しました。△ちゃん「いつも美味しい給食を作ってくれるから」と答えてくれました。みんな色紙を渡したいということで、全員で少しずつ持って渡すことに決めました。「美味しい給食ありがとう」の言葉をみんなで揃えて伝えることができました。いざ渡してみると、照れてしまうのか固まってしまう子どもたちが微笑ましかったです。
ひまわり組は交番の警察官に。
育子園のすぐ目の前にある交番ですが、園から外に出るということで、もも・ゆり組とは異なり年長児だから行ける特別感に少しウキウキの様子でした。年長児もみんなで色紙を持って「いつもありがとう」と伝えることができました。その後は、少しの時間ですが、お巡りさんに気になることを質問することに。「どんなお肉が好きですか」「大きくなったら何になりたいですか」の他にも、「これなに?」と間近で見る警察官の制服や身に着けている警棒・手錠・無線機などに興味津々の子どもたちでした。質問攻めでしたが、有難いことに、丁寧に優しく応えてくださり、素敵な時間になりました。
無事に3枚とも届けられました。
身近にいる人、お世話になっている人、支えてくれている人…子どもたちの姿から、感謝の心を忘れずに、「ありがとう」と言葉にして伝えていくことの大切さを改めて感じた一日でした。
(M・Y)

サンタさんへのお手紙を作成中

珈琲屋さんが開かれていました。
◆生きる力(にじグループ)

木の実で30センチほどのクリスマスツリーを作っています。
どんぐり・小さな松ぼっくり・大きな松ぼっくり・松・小さな実・栗…
木でできた土台に麻紐を巻きつけ、木の実をボンドでつけています。
くっつくまでに時間がかかるため、根気のいる作業ですが、木の実を押さえて見つめながら「1・2・3・4・5・・・」とゆっくり数え、地道に進めてくてています。
園庭に出ると、さつま芋の蔓を拾ってきた男児がいました。
その蔓を保育士が3本の枝に巻きつけていると「ツリー作るの?」と年長児。
「もっと持ってくるよ!」と、長い蔓を集めてきてくれました。
蔓には根っこがついている物もあったため、蔓を切ろうとすると、頑丈な芋の蔓はなかなか切れません。
すると「貸して」と男児。
蔓をクルクル捻って、切ろうとしますがまだ切れない様子です。
それに気づいた隣の男児が石を持ってきて「石で切ってみようよ」と提案してくれました。
最初は石で蔓を叩きつけていました。
最初に捻って弱くなっていた蔓はすぐに切れ、子どもたちも「すごい!」と大喜び。
しかし、次に切りたい蔓は太くて頑丈な蔓。
石で叩いても切ることはできません。
そこで「石を地面に置いてみたら?」と提案してみました。
すると、石を地面に置き、自然と石に蔓を擦り付け始めます。
力の入れ方がわからず、最初は切れませんでしたが、力を入れるとすぐに蔓が切れ「おー!」と、嬉しそうな子どもたち。
「石すごいね」と、自然の中でも生きていけそうな子どもたちでした。
年少児から年長児まで大好きな虫探し。
今まではバケツと虫が逃げないようにするための蓋がわりの篩を持ってバケツの中に虫を入れているだけでした。
そこから草を入れるようになり、今では虫を探す前に虫のための家を作るようになりました。
見つけたい虫の住む環境にもよりますが、今は土の中で生きる虫たちを探しているため、バケツに土を入れて、虫の住む環境を整えているようでした。
同じ遊びの中でも日々少しずつ進化していっていることを改めて感じました。
園庭には上着を着ていくようになりましたが「やっぱりまだ暑かった」と上着を着ないで遊んでいる児も多くいます。
たくさん身体を動かし、遊びに夢中になっている子どもたちにまだまだ寒さを感じていないようです。
今日で11月も最後ですが、引き続き季節を感じられる活動を提供していきたいと思います。K.Y


全身完成しました!
◆少し忙しい午前中(そらグループ)
今日は、朝から避難訓練がありました。今日の避難訓練は火災です。火災なので机の下に隠れなくて良いのですが、放送が流れると机の中に入る子どもたちがいました。放送を最後まで聞いていたひまわり組が、「机には入らないよ」ともも組、ゆり組に教えてあげています。避難はひまわり組からです。口と鼻に手をあてて、煙を吸わないようにしながら歩きます。とても静かに避難するひまわり組はさすがです。後ろから着いてくるゆり組、もも組も静かに避難することが出来ました。何回も行っている避難訓練。約束などを覚え、終始静かに行うことが出来ました。
お部屋に戻り、朝の集まりを行いました。今日はもも組〇ちゃんの誕生日です。誕生日会を行います。
質問は4つ。誰に質問をしてもらうか〇ちゃんに選んでもらいますが、なかなか決まりません。たくさんの時間をかけて選んでくれました。
「好きなひまわり組さんは誰ですか?」
「好きなおもちゃはなんですか?」
「好きなケーキはなんですか?」
「好きな果物はなんですか?」
というものでした。恥ずかしがりながら答えてくれました。
「□くんです。」
「アンパンマンです。」
「いちごのケーキです。」
「ぶどうです。」
みんなでおめでとうと歌を歌い、誕生日会を楽しみました。
園庭では今日から各遊具に「あんぜんチェック」という遊ぶ時の約束が貼りだされています。朝の集まりで伝えていたため、子どもたちは一目散に探しに行きます。ひまわり組は自分で読んでみたり、ゆり組は読めないもは保育者に「読んでほしい」と言いにきます。全部で10個。宝探しのように全体を探していきます。10個見つかったら教えてくれる子どもたち。
遊び感覚で楽しみながら探せたので、しっかりとお約束を守ってくれそうだと感じました。
F・A

落ち葉収集車!

Posted in 園のこだわり