まねる
2021年10月25日 月曜日
“わたしどのくらいかな?”と玄関わきにある身長紙の前に立ってSちゃんが背伸びをしていました。すでにお父さんとお兄ちゃんは中に入っていくところで、Sちゃんが背を測っていることに気付いていないようでした。実は少し前にお兄ちゃんがその身長計の前に立って、頭に手を置いて自分で身長を測っていたのでした。Sちゃんは、ちょうどそれを見ていました。
幼児の真似は社会性を見つけるための成長の過程であり大切なことと言われています。
幼児クラスでもお友達の粘土細工、お絵描きをまねし合いながら制作しています。まねることを繰り返すことで「わたしなら、ぼくならこうしよう!」と考えが浮かび独自性を発揮するようになっていきます。
Sちゃんが自分の身長がどのくらいなのか?ということで測っていたわけではないでしょう。お兄ちゃんが楽しそうにしていたので、自分もやってみたい!と同じ行動をとったのではないかと思います。
子どもたちはたくさんの真似をしながら、楽しく成長しています。
園長
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