人が育つ
2021年09月06日 月曜日
今週、9月10日は本園の初代園長であった長沼妙佼先生が亡くなられた日です。妙佼先生は小さな子から大人までとても優しく触れ合いをされた方でした。朝のお勤めに子どもが来ていると飴やお菓子をあげられていました。
本園も新しく職員になった方が4月から頑張っています。朝礼で新人保育士の振り返りの話を聞かせて頂きました。年少クラスの子どもたちがこの半年で大きく成長していることを嬉しそうに話してくれました。4月5月は先輩保育士を見習なって一生懸命に取り組んできたこと。また、保護者の方が保育士として見てくださったこと。また先輩保育士が保育を任せてくださったこと。数々のアドバイスをくださったこと。様々な関わりのお陰で自分自身が保育士として自覚を持ち、成長できていることを話してくれました。
今回、話を聞いていて人が成長するポイントは共通していることがありました。一緒に仕事している保育者がAさんの存在を肯定的に受け止めていることでした。先輩が肯定的に関わってくれることによってAさんは遠慮なく話すことができ、持ち味を発揮することができました。
ともすると「できて当たり前」とか否定的に「どうしてわからないの」と見てしまうことがあります。否定的な関わりからは成長することは難しいでしょう。先輩保育士の日頃からの温かいふれ合いを感じさせていただきました。
Aさん自身も6か月の子どもたちの変化を“成長”という視点でとらえていられたことは、素晴らしいことだと思います。
先輩保育士ほど子どもたちの成長したことや長所をたくさん知っています。
園長
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