仲良し3人組
2021年09月24日 金曜日
玄関で寄り添う3人の年少女児がいました。ひとりの子がお腹が痛いと訴え、あとの2人は「大丈夫?」「お腹痛いの?」と声をかけながら、靴を脱ぐ手伝いをしている場面でした。体調が悪い時やけがをしたときは、園の看護師のところに行くことをちゃんと知っている3人は保健室に向かいました。
優しく付き添う2人を見ていて、以前カウンセラーの勉強をしていた時に学んだ『人に褒めてもらったり、認めてもらったりしなくても、自分が貢献できていることに幸せを感じることが大切』という心理学者アルフレッド・アドラーの考え方を思い出しました。
善い行いをすると誰かに見てもらいたい、知ってもらいたいという気持ちが大きく働いてしまいますが、そうではなく、善い行いができた自分を自分自身で認めることで自分の存在に自信が持て、幸せを感じる生き方ができるのだと思います。育子園でも『陰徳を積む』ということを大切にしています。私も子どもたちに負けないよう、自分のことよりも人のために役立つことを優先して社会に貢献していきたいと改めて感じました。
3人は0歳児クラスからの長いお付き合いです。年少児に進級して保育室は分かれてしまいましたが、きっとこれからも良い友達関係を築いていくのだと思います。
保育主任
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