◆9月29日(水)の子どもたち
2021年09月29日 水曜日
◆やりたいこと(つぼみ)
いれてはだしていれてはだして・・・
大聖堂まで行ってきました。出かける前に、点呼をしています。「〇〇くーん。」「・・・」の毎日だったのですが、だんだんと自分の名前とは限りませんが、手を挙げる仕草が出てきています。大人が大喜びする姿が、嬉しいのかニコニコして自分で拍手してみたり・・互いのやり取りを喜び合えるようになってきています。嬉しい時間を増やしていきたいです。
聖堂の1階はとても広いです。でも、物怖じしない姿は逞しく感じます。
散歩から帰ると、それぞれできることはやってみようとしています。やってほしいことばかりではないものです。〇ちゃん、しまうかな~はこうかな~と色々試しています。「ないないでおねがいしまーす」という保育士の言葉は聞き流し・・またまた履いてみようとしたりしまおうとしてみたり色々研究しています。
結局、「ごはんだよー」と伝えると、靴は投げ捨てて、部屋に帰ってきました。「靴はしまっておくね」と伝えておきました。やりたいこととやってほしいこと・・互いにつながる事ばかりではありませんが、嬉しくなる気持ちを大切にしながら、すくすく成長していってほしいです。入園して半年がたちます。園に通う生活にも慣れてきて子どもたちの楽しそうな姿が良く見られるようになりました。健康に、すくすくと成長できるようにサポートしていきたいです。U・A
沢山ハイハイしてきたよ
おへんじはーい
◆それぞれの反応が面白いです (ふじ)

見つけた花托同士を重ねる2人。何度も繰り返して楽しそうでした。
大聖堂までつぼみぐみと一緒に散歩に出掛けました。
散歩日和にしては良すぎる程に良い天気で、帰り際の子どもたちの頬はほんのりピンク色。汗も沢山かいて、シャワーが気持ち良さそうでした。
散歩の道中はそれぞれの可愛らしい反応が見られた時間となりました。
先頭を進む散歩カーに乗るふわふわの◯ちゃんと△くんは進行方向の一番前の特等席で常に前を見つめていました。二人の周りからは乗り物や周りの物に対しての反応する元気な声が聞こえて来ますが2人は口を閉ざし、目から入るものをじっくり楽しんでいる様子です。
2人がじっくり道中を楽しんでいる時、後ろの散歩カーから『いたー!』と大きな歓声が聞こえ、「何がいたの?」と尋ねると『ショベルカー』という答えが返ってきました。きらきらの□くんの『いたー!』という反応で□くんが乗る散歩カーのメンバーはショベルカーに気づいて皆で大喜びで指を差し、”あそこだよ” ”みてみて” と保育者への報告会が止まりません。その最中にゴミ収集車が通ったものですから興奮する気持ちは更に熱を上げ『ゴミしゅうしゅうしゃだー!!』とこれまた大喜びしていました。
誰かが気づけばその声や様子を受け、周りにも伝染していく子どもたちは自然と友だちと楽しさを共有しているように感じました。
大盛り上がりしている後ろの散歩カーの前では、先程の○ちゃんと△ちゃんはまだまだ沈黙を続け、じっくり楽しんでいます・・・が、ついに二人からも反応が見られる瞬間が訪れました。二人の右側を防犯パトロールカーが青色灯を光らせながら姿を見せると『おー!』と声を上げて反応する△くん。ぴかぴか光るライトには黙っていられなかったようで『ピーピー』と言いながら手を振って嬉しさを表していました。
○ちゃんも嬉しくなったのか表情がパッと変わり笑顔を見せてくれました。大きな声を出しはしませんでいたが何かを呟いている声はずっと聞こえて来ており、○ちゃんも楽しんでいる様子はよく伺えてきました。
わくわくの☆くんは何度も通るゴミ収集車に対し『またゴミ収集車来たね~』と言ったり、わくわくの◇くんは散歩カーから手を伸ばして触るフェンスを『気持ちいなぁ~』と感想を述べてみたりと物事への視点の面白さも感じられました。
目で見るものの情報や肌で感じる情報からのつぶやきや反応が沢山見られ、また、気づきの段階の違いも聞こえ感じられる楽しい道中でした。
そして散歩先の大聖堂では、落ちている花托(かたく:黒い果実が詰まっている部分)を拾い集める子どもたちが目立ちました。前回は蓮の果実(種のようなもの)を集め、今回は果実が詰まっていた花托に目を光らせ『これすごーい』と嬉しそうに友だちや保育者に自慢していました。自分も欲しいという☆ちゃんは花托探しへ。『あったよー』と見つけて嬉しそうな顔がとても印象的でした。
また、大聖堂ではうみグループのお兄さん達に遭遇し嬉しさのあまり追いかける姿がありました。今日も嬉しい・楽しいが詰まった散歩となったようです。
K・E

それいいな〜と花托に釘づけです。

ヒーロー(植木屋さん)に夢中!「大きくなったら植木屋さんになってね〜」とスカウトされていました。
◆ゴーヤとピーマンでスタンピング(きく・たんぽぽ)
「ペッタン、ペッタン」楽しんでいます。
ゴーヤ祭り第2弾。ゴーヤとピーマンを使ってスタンピングをしました。保育士が保育室で絵の具の準備をしていると「なにしているの?」と好奇心旺盛な子ども達は周りに集まって来ます。絵の具でペッタンするよと伝えると「やった」と嬉しい声が。その声を聞くと保育士も嬉しくなって断然やる気が出てきます。やる気が空回りしてしまったのか絵の具を水で溶いている時、手が滑り絵の具を盛大にこぼしてしまいました。床にはもちろん保育士の服にもかかってしまい大惨事に。
その騒動に子ども達も駆けつけ様子を見守ってくれます。「大丈夫?」「ありゃりゃ大変だ」「なにしてるの~」「おもしろ~い」と同じ光景を目にしているのですが感じ方や表現の仕方は人それぞれ。もちろんその騒動自体あまり興味がない子、または気づいていない子もいます。色々な姿や表現方法を見せてくれた子ども達。何通りもの表現の仕方、アプローチの仕方があるんだなと勉強になりました。
園庭のウッドデッキ上に模造紙を広げ早速ゴーヤとピーマンでスタンピングスタート。「ドーナッツの形してる」「顔みたい」「みてみて」とそれぞれスタンプの感想を言いながらペタペタ押していきました。色と色を重ねて押すときれいな事に気が付いた○ちゃんは「これきれいにできたよ」と周りにいる友達にもみせていました。沢山スタンピングして満足し、それぞれの好きな遊びへと向かって行きました。特に紫色が人気でした。
保育室に戻る時は子どもたちがお手伝い。作品の模造紙や絵の具などを手分けして持って上がってくれました。片付けまで完璧です。
今年最後になるであろうゴーヤを思いきり満喫できました。
(K☆H)
「同じところに押そうよ」と話していました。
てんとう虫み~つけた!
◆たくさんの発見(うみグループ)

「ぶどうみたいな花が咲いてるー」
今日は、大聖堂まで散歩しました。
散歩と聞き大喜びの子どもたち。
「やったー!鬼ごっこしよう」「リレーの練習もできるかな」などと子ども同士期待を高め合う姿はもちろん「ちゃんと手繋いで行こうね」「小さいこ壁側だよ」と交通ルールを共有し合う姿も見られました。
朝の集まりで再度、交通ルールの確認をし出発です。
「今日は、暖かいね」「暑くて汗出てきたよ」「あっお花咲いてる」「秋に咲く花なのかな」「あっ見たことない虫飛んでたー」
道中にも、子どもたちの喜びや期待、探究心を掻き立てるような発見がたくさんあります。
発見した喜びを友だちと分かち合ったり、考える楽しさを味わったりと楽しく大聖堂に向かうことができました。
大聖堂到着後は、御仏様に挨拶をし波羅蜜橋と一階蓮池前で遊びました。
木の実や落ち葉を探す子、鬼ごっこをする子、年長児はリレーの練習と、一人ひとりが満足のゆくまで楽しみました。
帰りの道中も「楽しかったね」「いっぱい走って疲れたー」など喜び、達成感に満ち溢れた声、たくさんの笑顔が広がっていました。
今後も、子どもたちの笑顔を大切に。
様々な経験が保障できる活動を提供していきたいと思います。
(T.N)

日陰で一休み

皆んなでリレー
◆紙粘土 (にじグループ)

ハンバーガー屋さん、アイスクリーム屋さん、ケーキ屋さんにカフェとたべもののお店をすることがにわかにブームなにじグループ。
折り紙や画用紙での制作ももちろん良いですが、今日は紙粘土を提供してみました。紙粘土で作ることで遊びがさらに広がれば、と思いました。
用意した紙粘土は重く硬いものとは違う、軽くてふわふわの感触、色も黄、ピンク、赤、白と用意してみました。
なにを作ってもいいことを伝えると、子どもたちの目が輝きだします。
「ケーキつくろう」「ハートのクッキーがいい」「電車でもいいの?」
なんでも〇です。
ただ、一人に渡せる粘土の量と、お友だちのとは混ぜないこと。約束も確認し合いました。
それぞれ好きな色を選んで渡すと、ふわふわの感触をたのしみ始めます。なにを作るかももちろんですが、いつもは感じることのない感触を思う存分感じることも大切なことです。
大きな丸から、お団子のように小さな丸をこねたり、その丸を2つ重ねて雪だるまにしてみたり…(作品には、雪だるまが多く見られました。)
紙粘土で形が決まってくると、さらにビーズを提供しました。
イルカやクマ、ネコ、雪だるまなどを作った児はビーズを目にしたり。ケーキやクッキーを作った児は飾りにしたり。
中には、キラキラのビーズを使えることが嬉しくて、たくさん使う児もいました。“みんなの分がなくならないようにね”とは始まる前に話をしました。
“みんなの分がなくならない”量というのは、難しいです。大人でも難しいです。
1個2個と制限をかけるのではなく、自分が使いたい気持ちと、友だちを気遣う気持ち両方の気持ちを制作をしながら感じてもらえたら、と思います。
部屋の棚の上に、子どもたちの作品を飾りましたので、ぜひご覧になってください。
e.y


◆パネルシアターひまわり組の子ども達が見せてくれました(そらグループ)
ひまわり組の子ども達がパネルシアターをやって見せてくれています。
朝の会で、パネルシアターをひまわり組の子ども達にやってもらうことにしました。ひまわり組の子ども達を呼んで、「今日は、先生がやって見せるのではなくて、みんながやってもも・ゆり組さん達に見せてくれる」と言うと張り切って「いいよ。やる」と答えてくれました。『いわしのひらき』『魔法の電子レンジ』の絵のパネルを1人1つずつ持って担当します。やり方を確認し「大丈夫、出来る」と聞くと「出来る」と言う自信たっぷりの返事が返ってきました。そこでゆり・もも組の子ども達を読んで、朝の会が始まりました。
ご挨拶が終わって、パネルシアターが始まります。『あじのひらき』を担当する子ども達が並んで準備をすると、ちょっと緊張するのか、静かになりました。ズンズンチャッカと言う歌に合わせてパネルを動かします。前回やった時よりも動きが良くなっていて、パルを開いたりひっくり返したりするのも上手になっていました。
『魔法の電子レンジ』は、子ども達だけでやるのは初めてです。仕掛けの出し方を知らせて、出来るようになったものの、ちょっと緊張気味です。仕掛けは、間違わないようにと頑張ってやるものの、台詞を言い忘れます。「何がたべたいですか」と聞かれて仕掛けで出て来るものを言うことと電子レンジが終わった時の合図の「チン」と言うだけなのですが、忘れてしまいがちです。でも、仕掛けが成功して、ゆり・もも組の子ども達が喜ぶとやっぱりい嬉しいもので、ひまわり組の子ども達もにっこりと笑っていました。
前に出てくると緊張してしまう子、どうやってやるか分からなくなる子、声が小さくなって聞こえない子と様々です。こうやって楽しみながら何回もやっていると、「やりたい」と言って積極的に取り組みます。本当に上手になりました。もっと小さい子ども達に見せに行けたらいいなあと思います。
園庭では、保育士体験のお母さんと一緒に砂場で山にトンネルを掘って、道を作って水を流して遊びが広がっていました。何回も水を運んでは、道をつなげて大きな遊びになっていきました。リレーや遊戯に盛り上がっていたので、久しぶりの砂場での大きな遊びに子ども達は夢中でした。M・K
遊戯もしました。ひまわり組の子ども達もそろってきました。
砂場で山と道を作りました。

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