◆9月22日(水)の子どもたち
2021年09月22日 水曜日
◆近くで見ると(つぼみ)

天気も良くなったので散歩に行くことにしました。今日の目的地は地下鉄車庫。散歩カーに乗って出発しようとしたところ「僕は座りたいんだ~(泣)」「座りたくないんだ~(泣)」と訴える子ども達。散歩に行くのにもそれぞれの心地よさがあるんだなと感じながらの出発でした。
車庫までは数回行ったことがありましたが、行く道中では「電車見れるかな?」「がたんごとんくるかな?」と『電車』や『くる』『がたんごとん』と知っている言葉を話しながら行きました。最近乗り物や動物にも興味を示している子もいるため、どんな反応をするか楽しみでしたが、大きくてかっこいい電車が下から上がってくると、怖がるというよりも圧倒されている表情で、指を差したり「あ~」と声に出して反応したり「降ろして~」と近くで見たがる子もいました。
近くで見ると大きくて目を丸くしていた〇くん去っていく電車に手を振っている姿は少し緊張と「行っちゃったな~」という気持ちが表れているようでした。
新型の赤い車両を3台も見れて、子ども達も久しぶりの電車に楽しめたようです。
(K.E)


◆最後の水遊び (ふじ)
太鼓橋挑戦中
園庭で遊びました。築山の方では、太鼓橋に登りたいと訴える○くんがいました。すでに○くんは登ることができる為、「登って見せてー」と話すと、得意気に登ってくれました。それを見ていた△くんも、やりたいと訴えてきました。少しおしりを持ち上げ、あとは自分の力で。その様子を見に他の子達も集まってきました。みんなで「がんばれ~」と手をたたきながら応援をし。すると、△くん、ついに登ることができました。上に上がると満面の笑みを見せてくれました。今度は他の子達も太鼓橋に手を掛け。挑戦しようとする子も増えました。
少し暑さもあり、久しぶりに(今年最後?)タライに水を入れ水遊びをしました。タライにお水を入れていると、次々と興味を持った子達がやってきて、あっという間にタライの周りに子どもたちが集まりました。水が溜まってくると、すぐに手を入れピチャピチャ。顔に水をかけ、洗顔をする子も。水が顔にかかりまたまた大興奮。素手で遊ぶだけでは物足りず、地面にある葉っぱや枝を入れ始めました。そのうち、自ら砂場用のシャベルやカップなどを持ってきて、カップに水を入れたりと水遊びを始めていました。
タライの水をタライの外に出したり、さらにバケツを持って来て、その中に地道に水をシャベルで入れたり、それぞれに水遊びを楽しんでいました。十分遊んだ後はお片付け。タライの水を地面に流し、タライや砂場用玩具などを撤収し、何もなくなると、今度は水が流れいく上をたどっていき。ピチャピチャと水の上を跳ねたり歩いて楽しむ姿が見られました。十分水遊びを楽しんでいました。(T.Y)
手を入れてピチャピチャ
シャベルやカップで水をすくって
◆今日は低月齢チームのお散歩 (きく・たんぽぽ)
草の中にかくれんぼ
昨日は中秋の名月の満月でした。おうちで団子をつくったという子どもがいたことから、お月見の話をしていたので、朝はみんなに昨晩の月のことを尋ねてみました。
昨日の夜、お月さまを見た人いるかな、、、ときいてみると、「見たよ。」「お団子たべたの。」との返事が返って来ました。お月さま、まんまるだったね、きれいだったね、明るかったね、おおきかったね、など、おうちで月見を楽しんだようでした。
今日は低月齢のチームが散歩に行くことにしました。目的地は前回の高月齢のチームと同じく本五ふれあい広場公園です。高月齢チームは往復歩いていたので、今日の低月齢チームもがんばって歩けるかな、、、と考えましたが、一応念のためにお散歩カーも一台出すことにしました。お友だちと手を繋ぎ、いってきまーす、とはりきって出発です。園庭に残ってあそんでいた高月齢チームのこどもたちも「いってらっしゃい!」と見送ってくれました。お散歩カーには荷物が乗っています。
途中では靴がぬげてしまった友だちを待ってあげたりしながら、しっかりと手を繋ぎ、信号を渡って、公園に無事到着しました。
公園には他園の園児や、いろんな人びとがたくさんいました。遊ぶ前に、公園での約束をしっかりとしました。やってはいけないことには、「だめ!」と答えてくれたり、わかったことには「はーい!」と大きなこえで返事をしてくれた〇くんのおかげで、みんなも少し意識ができたかな、と感じました。
ワーッと草の中に走り出した子ども達。岩をよじ登っていたり、グランドの方まで一気に走っていたり、早速葉っぱを拾い、「黄色だよ。」とみせてくれたり、思い思いに活動を始めていました。
ハトを見つけ、追いかけていた☆くんと●ちゃん。歩いているハトにそおっと近づいてみたり、木の枝に逃げたハトに「おーい・ハトさーん。」と呼びかけてみたりと、仲良くあそんでいるようでした。
草の中をたくさん走りまわり、真っ赤な顔になっている子どもたちの頬にあたる風は涼しげで心地よく感じられました。もう秋の風なのかもしれません。
これからは身体を動かすのに気持ちの良い季節になっていきます。秋の自然のなかで思いきり体を動かしてあそんだり、秋の実りや自然物に親しみ、楽しんでいけたらと思います。
帰園の時は、約束どおりに集合できました。帰り道では疲れてしまった子どももいましたが、ほぼ全員歩いて帰ってこれました。体力もつき、気持ちも強くなっているたくましい子どもたちでした。(F.S)
ねえねえ、みて。
園庭チームは今日も「おおかみさん、いまなんじ?」の追いかけっこで盛り上がりました!
◆ママたちに見せるんだ(うみグループ)

今日は、室内、園庭遊びと遊戯やリレーなど、スポーツデイに向けての取り組みを行いました。
先週、保育室内で遊戯の練習を行いましたが、そのときの楽しさが子どもたちの心に残っていたようで「やったー!楽しみだね」「かっこよく踊るー」など喜びや期待に満ち溢れた声がたくさん聞こえてきました。
朝の集まりが終わると「みんな手伝って!」と率先して踊りの空間を作り上げていく児がいたり「はやく踊りたい」と曲がかかるのを今か今かと心待ちにする児がいたり。友だちの勇姿に心からの拍手を送る児がいたりと、日を重ねるごとに、子どもたちの働きかけ方も変化するので、見ていて感心させられます。
園庭では、年長児がリレーの練習を行いましたが、年中児数人も他グループの年中児とチームを組み参加。
「僕たちも速いんだよ」「忍者やってるんだからー」「ひまわりぐみさんに勝つぞ」と嬉しそうにスタートラインに並んでいました。協力すること、競うことの楽しさなど、互いに刺激し合いながら様々な経験を得た子どもたちです。
スポーツデイに向け、少しずつ子どもたちの期待も高まってきています。引き続き、本番までの過程、学び、一つひとつの姿を大切に取り組んでいきたいと思います。
(T.N)


◆アイス屋さん(にじグループ)

「コーンにしますか?カップにしますか?」帽子も被ってアイス屋さんになりきっていました
「昨日お月様見えなかった」
「お月見様見えたよ」
「お月様見ながらお団子食べたよ」
昨日の十五夜。子どもたちがお家で空を見上げて満月を眺めた様子が伺えました。
園庭までの時間は室内で自分がやりたい遊びを行いました。朝からアイス作りに夢中な年中☆ちゃん。
保育士と一緒にアイスを作り、ヨーグルトのカップに入れたり、ボックスに入れたりしていました。
「アイス救うやつ(ディッシャー)も作りたい」
「アイスのコーンも」
「帽子も作る。白の画用紙がいい!あと赤を付けるの」と☆ちゃんの頭の中でアイス屋さんのイメージが広がり次から次にアイテムが出来上がっていきます。それを見ていた年長児、年少児も「アイス作りたい」と主体的に作り出す姿がありました。
☆ちゃんと年長○ちゃんで、アイス屋さんがオープン。
マクドナルドで使っていたお財布をもって買いにくる年長児。アイスを買うと絵本ゾーンでくつろぎながら食べる姿が何とも微笑ましい光景でした。
“やってみたい”という子どもたちの気持ちに寄り添い、保育士も一緒に作り上げていくことの大切さを改めて感じる時間となりました。(O.Y)

アイスを嬉しそうに食べていました

年中※ちゃんがテープの芯を使って○を書き、数字も書いて作り上げた腕時計。年少◇ちゃんの分も作りおそろいと嬉しそうでした
◆静と動 (そらグループ)

こうやって降りるんだよと教えてくれています
室内では、いつの間にかいなくなった夏が残したゴーヤを調理して食べました。
料理の「さしすせそ」をこども達に聞いてみて下さい。
今夏、覚えた「さしすせそ」は大人になっても忘れないでねと伝えてあります。
※調味料と油は大事とも伝えました
それさえあれば上手く(美味く)いくと伝えると「塩は入れ過ぎるとダメなんだよ」「体に悪いんだよ」と保護者の方から教えてもらった知恵をこども同士でかけ合っています。
こども達がああでもないこうでもない、こんな事がある、そんな事もあるなどそれぞれの持ち味(スパイス)を活かせる三者三様の環境を大切にしマジックスパイスの様な融通のききやすさも身につけられると良いのではないかと感じます。
園庭では、リレーや花びら集め、石集めをしているこどもがいます。
どの遊びも真剣です。
動きで比べればリレーと石集めは静と動ですが、可視化出来ない脳内と体内は別の何かがそれぞれに働きかけていると思います。
こどもの姿に囚われず、こどもの姿にこだわれる保育者でありたいと感じます。
k★y

お祝いをしてもらって嬉しそうです

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