◆9月21日(火)の子どもたち
2021年09月21日 火曜日
◆ともだち(つぼみ)
日に日に進化していくつぼみ組の子ども達。毎日が発見でいっぱいです。
園庭遊びでは、滑り台や砂場が人気です。最近はゆりかごスイングの傍にも行く子が増えてきたと感じていたところです。どんな遊びもそうですがゆりかごスイングは揺れるので危険がないように見守っていかなければならない遊びの一つです。
興味を示してそばに寄っていった〇ちゃん。嬉しそうに、スイングにつかまります。友だちの姿に興味を持ち始めている☆君。〇ちゃんも姿を見つけて、反対側のスイングにつかまりました。揺れます・・・。〇ちゃんはこらえきれず、泣いてしまいました。そんな様子にすぐに気が付いた☆君。〇ちゃんの傍まで急いでかけ寄りました。顔を覗き込んだり顔にふれてみたり・・いろいろ気にかけてくれます。☆君の優しい気持ちに出会いました。
いつも一緒に過ごしている友だちが、そこにいると傍に行き、一緒に楽しもうとしたり心配したり、☆君は友達の姿を見て色んな気持ちになれるほど心が成長しているようです。そんな☆君の姿を、子ども達に嬉しいねと嬉しい気持ちにつなげていけたらと思っています。だんだんと、子ども同士で興味を持っている姿が出てきているお子さんもいます。
まだまだ大人を介しながらやり取りを喜ぶ時期ではありますが、それぞれの興味関心を大切にしながら、上手くいかなかったことも心を代弁していきながらポジティブな心が育まれていったらと日々奮闘していきたいと思っています。U・A
◆木登り奮闘記(ふじ)

今日も元気いっぱいに園庭に繰り出して行った子どもたち。
その中でも特に元気いっぱいだった男児2人は、この日、木登りにチャレンジしていました。
初めに挑戦していたのは、鉄棒近くの添え木で覆われているもので、添え木にぶら下がっているという感じで、本人たちも何かが違うと感じていたのか、「登れないね」と保育士にアピール。
そこで、園で木登りをしてもいい大きな木の存在を伝えました。
この木は、幼児組の子ども達がセミを捕まえるために登っていた木で、2人もすぐに近づいていき、まずはしがみつくところからスタートしました。
「足を上にあげてみたら?」と声を掛けると、一生懸命、幹の足を絡ませようとしますが、登るにはつながりません。
「あれ?」と木を覗いたり、場所を変えていく内に、幹と幹の間に隙間があることを発見。
早速そこに足を入れてみますが、まだ小さい2人の足はスッポリとはまってしまい、上には上がれません。
「登れないね」と諦めた気持ちが出てきたとき、違う木で少し上の方まで行っている子を発見し、そっちへ移動していく2人。
幹が細く、大きく隙間があるため、ここなら2人とも登ることができ、「登れたね」「見て!」と少しだけ登れたことを喜んでいました。
しかし、2人には新たな問題が起こりました。
この木は幹が細すぎる為、2人同時には登ることが出来ず、どちらが登るかの争いが始まりました。
手を掛けたい所に相手の手があると外そうとしたり、目の前に来られると背中を押したりと、まだまだ2人だけでは解決しなそうだったので、今回は保育士が「順番だよ」と間に入りましたが、気持ちはおさまらないようでした。
徐々に争いが大きくなり始めたため、今回の木登りはここまでにして、違う遊びへと気持ちが向くようにしましたが、あきらめずにここまで挑戦し続けたことはすごいことだなと感じます。
まだまだ、木登り初心者の2人の挑戦は、これからも続くと思うので、応援していきたいと思います。(E.Y)

◆おおかみさん、いまなんじ?(きくたんぽぽ)

おおかみから逃げてきました
三連休明け、お天気にも恵まれ園庭日和です。
絵本を読んでから園庭に降りることにしました。
今日の絵本は「オオカミさん、いまなんじ?」です。
子羊たちが「おおかみさん、いまなんじ?」と尋ね、
おおかみが、「いまは、あさの8じ」
子羊「あぁよかった。それじゃあ顔を洗おう」・・・・・
このやり取りが続き、夜中の12時になった時、オオカミが襲い掛かって子羊が家まで逃げ帰るお話です。
「園庭にもおおかみさんいるかな・・・」と子どもたちに聞くと「え?いるのかな・・」と不安げな声を出したり、「〇ちゃん、全然こわくないもん!」と頼もしい発言をしたり「いないよ!いまは朝の時間だもん!」と絵本の内容を理解していたり、絵本の世界に入り込んでいます。
園庭に出てからも、「せんせい、おおかみさんいまなんじやろうよ」との声があったのでやってみました。おおかみ役の保育者に「おおかみさん、おおかみさん、いまなんじ?」と絵本の通りに聞いています。8時・9時・・・・夜中の12時が近づくにつれ来るぞ来るぞ・・とワクワクした表情に変わっていきます。
「よなかの12じだぁー!!」と言うと、キャ~っと叫び声をあげ逃げていきます。
バラバラに逃げていった子どもたちでしたが△くんがトランポリン横の小屋に逃げ込み、「みんなこっちだよ~!」とみんなに声を掛けてくれました。それに気づいた数人の子どもたちも小屋に逃げ込みおおかみにつかまることはありませんでした。
この時期では、かくれんぼなど少しずつ、ルールのある遊びをお友だちと一緒に遊ぶ事が出来るようになっていきます。初めから上手にはできませんが何度も繰り返しやっていくことで徐々に出来るようになっていきます。この「おおかみさん、いまなんじゲーム」もこれからたくさんやっていきたいと思います。
お部屋に戻ると、「いらっしゃいませ~アイス屋さんです~」と☆ちゃんがアイス屋さんを開いて遊んでいます。 と思ったら、はたらくくるまの図鑑を取りに行き何かを探している様子。☆ちゃんが開いたのは、地図のページでした。何をするのか見ていると、お客さんに「(地図を指さして)こことここの道の間にアイス屋さんがあるからね。だから、ここの道を通ってくるんだよ。わかった?」と、お店の場所を説明していてビックリです。
☆ちゃんの中で、ここはどういうお店でどこにあって・・・と考えがある事にも驚きでしたが、それを絵本をのある一部分を使って組み立てていたことに更に驚きました。
子どもの自由な発想に感心することばかりです。
何を考えているのか・・・頭の中を覗き見してみたい気持ちになります。
日々、子どもたちの発見や気づき、発想を聞き逃がさず保育していきたいなと改めて感じました。
(I・K)

地図を使ってお店の説明中!
お花と水を入れてモミモミ・・・。綺麗なピンク色の色水が出来上がりました。
◆季節が変わると遊びも変わる、今日は満月(うみグループ)
友だちの弟はみんなの弟
連休が明ける度に思う、みんなが元気に登園できてよかった。
9月も後半に差し掛かり季節が動いていることを感じます。
汗ばんでいた姿はなくなり、ツルリとした表情。シャワーは汗をかいた子、シャワーしたい子 にしました。
虫取り網で追いかける虫も「トンボ」に変わりました。残念ながら今日はトンボの姿はなく、シジミチョウを追いかけました。
園庭に出るとまだ低年齢の子達が遊んでいて、弟や妹がいる子は真っ先に駆け寄り手を引いてお世話をしています。
いつもの育子園の姿ですが、とても久しぶりな感じ、通常の暮らしが恋しく思います。
ふじ組の子達も2歳になった子が増えてきたのでしょう・・・眠くなるから慌てて部屋に帰る子も少なくなりました。
「袋ちょうだい」と声がかかりました。
何に使うか聞いてみると、お花で色水を作りたいとの事。
おしろい花がたくさん咲いているのです。
きれいなピンクの色水を「カクテル」に見立ててカンパーイ。
紙コップに入れて、くれぐれも飲む真似だから。真似っこだよ。 と念を押され謎?の「ハワイアンパーティー、カンパーイ」と盛り上がっていました。
違う場所では魔法の薬づくりが始まっています。
バケツに大量生産です。
葉っぱやら土やらはなびら、木の実・・・色々入って混ぜてドロドロになっていかにも魔法の薬。
効き目はというと、透明人間になるらしいです。
手分けして材料を調達している様子は見事に本気です。
夏真っ盛りの時はとにかく水を大量に出して流して自分も濡れて・・・開放感が伝わってくる様子でしたが、同じ水を使った遊びでもじっくりとみんなで作り上げる様子に変化しています。
遊びの姿が変わりました。
朝の集まりでカレンダーを見ると、近々〔秋分の日〕と言う日が来ることを知りました。
秋です。
そういえば・・・・給食の果物が変わってきたことに気付いた子がいます。
スイカとかメロンはもう出ません。今日は巨峰です。
そしておやつにはお月見団子。
今日は満月。暗くなるのも早くなってきます。
「夜、大きな月を見ようね」とそんな話もしました。(N・S)
シジミチョウがあんな高い所に・・・・
菩提樹の実を採って混ぜると効き目があるらしい・・・透明になりたい
◆かごめかごめ(にじグループ)

昨日は敬老の日でした。
「じいじ ばあば にありがとう言う日」年中児の〇くんが朝の集まりで教えてくれました。手紙を書いた児、絵を描いた児、電話をした児、会いに行った児等それぞれの形で感謝の気持ちを伝えられたようです。
集まりでは積み木が描かれたカードで遊んでみました。
カードには丸、四角、三角の積み木が複数積まれたものが描かれています。色はそれぞれ違います。
赤い積み木の形はなんでしょう
四角の積み木の色はなんですか
三角の積み木は何個ありますか
積み木は全部で何個ありますか
年中・年長児はすんなり答えてくれます。年少児は悩みながら答えてくれます。
「四角は何個ですか」の質問に、●くんは“4つ”、▽ちゃんは“6つ”と答えてくれました。
●くんは正方形の数を数えてくれ、▽ちゃんは長方形と正方形の全部の四角の数を数えてくれました。どちらも正解です。
今日はベランダと園庭で遊びました。
ベランダでは年少児が、園庭では年中児が、“かごめかごめ”をして遊んでいました。背中を叩いた児が誰だか当たると、拍手してジャンプして「あたり~すごいすごい」と言って大盛り上がりです。誰しもが真ん中の鬼になりたくて、誰か当てたくて必死でした。
先日、年長児の◇ちゃんが「リレーやりたくない、他のグループ嫌い」と一言。訳を聞くと、リレーで負けたとき「遅っ」と言われたのがすごく嫌だったことを教えてくれました。
嫌だったことももちろんですが悔しかったんだと感じました。リレーへの気持ちが高まってきていることを感じました。
その◇ちゃんは、今日は他のグループとも仲良く練習していました。
今日はお月見。夜空を見上げてみようと子どもたちと話しました。
e.y


◆連休明け(そらグループ)

先生写真取って!
今日は朝から身体測定を行いました。遊んでいる子どもたちに声をかけると、
「やったー!」「大きくなったかな?」とウキウキしています。もも組から行きました。廊下も静かに歩き、上履きと靴下を脱いでから入ります。洋服を脱いで測定しますが、4月当初はただ脱いで置くだけだったもも組が、自分なりにしっかりと畳み、1つにまとめています。さらに、
「よろしくお願いします」「ありがとうございました」言える子が増えました。今までは保育者から「ありがとうございました言ってね」と声をかけていましたが、今日は言わなくても自分から言っています。日常の中で小さなことなのかもしれませんが、成長を感じた時間でした。
全員が測定を終えて園庭に行く時間になりました。すぐに片付けを始めて帽子をかぶって並びます。廊下は静かに歩くことを約束して、忍者のように忍びながら園庭に行きました。
園庭では各々が好きな遊びをしています。周りを見渡したひまわり組の〇ちゃんが、
「小さい子いるからリレーはまだ出来ないね」とバトンを渡しに来ました。全力でリレーをするとぶつかったりする事もあります。そのことを考えて自分から言いに来た〇ちゃんに驚きと、優しい気持ちを持っているのだと感心し、嬉しい気持ちになりました。
もも組の女の子たちは今日も園庭を散策します。お花を見つけたり、ダンゴムシを探したりと大忙し。散策してると思ったら次はフラフープを使って電車ごっこをしています。目を離すとすぐに遊びが変わる子どもたちを追うのは大変です。大きな口で笑いながら楽しそうに遊んでいました。
ゆり組の女の子はビニール袋に落ちてしまったお花を入れて、そこに水を沢山入れて鑑賞しています。色水を作るわけではありませんが、水に浮かぶお花とビニールの底から見るお花が綺麗だと言いながら真剣な眼差しで見ていました。
お休みで何をしたのか話をしてくれる子どもたちも沢山いた日でした。楽しい連休を過ごしたようで、次から次へと止まりません。コロナ禍でやれる事も限られていますが、子どもたちと一緒に楽しいことを考えて遊んでいきたいと思います。
F・A

綺麗なお花ゲット!

ダンゴムシの赤ちゃん見つけたよ。
Posted in 園のこだわり