◆9月9日(木)の子どもたち
2021年09月09日 木曜日
◆気になる気になる(つぼみ)

朝から雨の為室内遊びとなりました。
朝おやつ後身体測定もしました。まだ涙を流す子もいましたが「なんだろう」と思っているうちにあっという間に測定が終わってしまったり、少し不安な気持ちがあってもこらえている姿も見られ、少しずつ逞しくなってきたなと感じました。
朝の集まりで絵本を読みました。「まるくて おいしいよ」という絵本です。〇のシルエットから「これ なあに?」といろんな食べ物が出てくる絵本です。「○○がでてきたね~」と見せると食べ物だとわかっていたようで□ちゃんが「パクパク」と食べるマネをしていました。そんな表現もできるようになったのだなと嬉しく思いました。
つぼみの小さな広場も開放し遊びました。最近午後のおやつ後に広場でも遊んでいるので「あっちに行きたい~」とアピールする姿も多くなりました。
お友だちが気になり始めている子もいるため使っているものが欲しくなったり、追いかけてギュッと抱き着いてみたり、時には「僕が使いたいんだからどいて」と手をどけようとする姿も見られるようになり、いろんな場面での心の成長も感じられます。
「待っててね」「かして~」など声を掛けますが、子ども達の「やりたい」という気持ちはなかなかすぐに整理できるものではありません。でもこういった経験から「待ってたら使えた」「ちょっと待ってみようかな」「でも使えないの悲しい」という気持ちが養われていくのかなと思います。
集団生活のなかでいろんな気持ちを経験していってほしいなと感じます。
(K.E)

どうぞと渡しくれました!

落ちるの楽しい!
◆室内でも元気いっぱい (ふじ)

大人気で大混雑でした。
今日は朝から雨が降っていたのでおひさま広場・廊下も開放して遊びました。
「どうぞ~!」の声で一斉に廊下に駆けだす子どもたち。廊下にはハシゴとジャンプ台を用意しました。大興奮で早くやりたくてぐいぐい前に行こうとするのでお友だちと押し合いになってしまったり、なかなか順番が来なかったり、そんな中「うえーん」と泣き出してしまった〇くん。泣いてその場に立ちすくむ〇くんを見て☆ちゃんが頭を優しく撫でたあと〇くんの手をそっと引いて保育者の元まで連れてきてくれました。お友だちを思う気持ちからくる優しい行動にとても嬉しくなりました。
興奮した気持ちも徐々に落ち着いてくると、よいしょよいしょと上手に登ったり、繰り返しジャンプをしたりと身体をたくさん動かして楽しんでいた子どもたち。しばらくすると少し疲れて休憩・・・となったのか、はしごの中に一人ずつ入り、まるで温泉に入っているかのようにまったりモードに。最初の大興奮の大騒ぎが嘘かのようなオンとオフの切り替えにくすっと思わず笑ってしまいました。
机上コーナーでは、粘土を用意しました。最初にやりたいとやってきたのは、わくわくの☆ちゃんと□ちゃんと、ふわふわの◇くんでした。
☆ちゃんと□ちゃんが慣れた手つきで粘土をコロコロ丸めてみたり、粘土ベラで切ってみたりしている姿に釘付けになる◇くん。手で粘土をこねこね・・感触を楽しみながらも目線はずっと☆ちゃんたちに向いていました。そして見よう見まねで手を同じように動かしコロコロコロコロ・・粘土ベラも同じものを持って切ってみたり、とにかく一緒にできるのが嬉しくて終始ニコニコでした。
終わりにする時はみんな自分で片付けをし、やりたい子は順番に行いました。
わくわくの〇くんと◎くんがやってくると、丸めた粘土を持って「これ、なかになんか入ってるー」と言う◎くん。何が入ってるの?と聞くと耳元で粘土を振り「なんだろ~・・・シャカシャカ♪シャカシャカ♪」とノリノリに。すると〇くんも一緒に「シャカシャカ~♪」すると「これさなぎ」「これたまご」「あおむしかな・・?」との言葉まで。最後は全部ぐしゃっとしてしまったのですが・・粘土遊びから広がる子どもたちの想像力の豊かさには思わず感心してしまうほどでした。
残念ながら今日は外には出られませんでしたが、室内でも元気いっぱい楽しめて給食を食べるとすぐにぐっすりな子どもたちでした。
I.S

真似っこしてみたよ!嬉しそうです。

ジャジャン!仮面かな?
◆ホールで運動遊びをしました。(きく・たんぽぽ)
秋雨や~平均台に~夢中なり~
今日はきくたんぽぽ合同の低月齢チームと高月齢チームに分かれホールで運動遊びをしました。
まずは最初は低月齢チーム。ホールに着くなり走り出し遊具に向かって一直線に向かい遊び始めました。滑り台が人気で横になって滑り、頭の方から上向きに寝っ転がり滑ったり色々な格好で滑り行列が出来るほどでした。
ホールに和太鼓があるのを見つけ手でたたき始める子ども達の姿がありバチを渡すとドンドンドンドンと思いっきりバチを振りおろして鳴らしていました。▽君はホール内を走り回っているうちにうちわがあるのを発見しうちわを持ってわっしょいわっしょいお祭りごっこの始まり。太鼓のリズムに合わせてうちわを仰ぎ踊り両手に持って躍る子も。ノリノリの子どもたちの姿をみて明日のおまつりごっこもが楽しみになりました。
はらぺこあおむしの足ふきマットに横たわっている子を見つけ様子を観察していると「アムアム、モグモグ」という声が聞こえてきました。じっくり見てみるとマットに描かれていた果物をあおむしになりっきて食べているようで可愛い表現の仕方に心がポカポカでした。
好きな事を自由に楽しみ、子ども達発信の遊びが繰り広げられていました。
時間を見て保育室で遊んでいた高月齢の子たちと交替です。
高月齢チームは平均台にが人気で大行列。平均台の上でカニに変身し手をチョキにして横歩きをしてわたる○ちゃん。その姿をみた子たちもチョキチョキし横向きになりカニに変身しカニの大移動。しばらくすると今度は猫に変身。ハイハイをして平均台を「にゃーにゃー」と声真似をしながら渡り猫の行進みたいで遊びの連鎖が繰り広げられていました。子ども達の発想力はどんどん広がってきています。太鼓をリズムよく叩き鳴らす□君。叩き終わると注目されているのに気が付き照れ笑いしながらも何度もリズミカルなバチさばきをみせてくれました。
鉄棒で足かけをする子も続出。ひっくり返る顔が力を入れて身体を支えているので真剣そのもの。皆でぶらぶら鉄棒にぶら下がり腕力のトレーニングしているようでした。
最後に7周ほどおもいっきり走り暑い~とうっすら汗をかく子もいました。保育士が遊具を片付け始めると子ども達も自ら巧技台を運んでくれたりマットを重ねたりお手伝いをしてくれたくましい頼りになる姿を見せてくれました。明日はおまつりごっこです。どのような反応を見せてくれるのか楽しみです。
(K☆H)
ブラブラぶら下がり、足かけまわりをする子も。
祭りだワッショイ
◆大盛り上がりのコマまわし (うみグループ)

誕生日会
今日は、年中○○ちゃんの誕生日です。
以前から、一つ大きくなることへの喜びやプレゼントをもらえたことなど、友だちや保育士に嬉しそうにお話ししていた〇〇ちゃん。
今日は、皆んなにお祝いしてもらえる誕生日会ということで、集まりの前には少し緊張した様子も伺えましたが、それでも期待、喜びに満ち溢れた笑顔で皆の前に立つことができました。
色紙のプレゼント、友だちからの質問の後に保育士から「〇〇ちゃんは、どんなお姉さんになりたいですか?」と聞いてみました。
すると悩むことなくすぐに「優しいお姉さんになりたい」と微笑んでくれた〇〇ちゃん。
子どもにとって一年に一度の誕生日、一つ大きくなるということへの喜びや期待が心の成長につながる大切な経験になっているのだなと、改めて、〇〇ちゃんの姿から教えていただくことができました。
子ども一人ひとり感じ方は様々だと思いますが、だからこそ子どもたちの学びの場、一つひとつの経験を大切にしていきたいと思います。
〇〇ちゃん誕生日おめでとうございます。
誕生日会、朝の集まり後は、室内遊びです。
「今日もお家の続きやろう」「モンスターボール作ろう」などと目的を持ち遊びを選択する子どもたち。
数日前から、コマまわしの練習を始めた年少の△△くんも「みて!」「みて!」と満足のいくまで集中し取り組んでいました。
一人ひとりが夢中になれる環境はもちろん、子どもたちの「今」を大切にしていきたいと思います。
(T.N)

コマまわし対決。応援にも熱が入ります。

ブロックでハワイを作っています。「ハワイへようこそー」
◆サーキット運動(にじグループ)

最近は雨の日も多く、室内では身体を動かせるような運動遊びやゲーム遊びをおこなうことが多くなっています。
今日の活動はサーキット運動です。
①マットで前転
②フラフープでケンケンパ
③鉄棒
④テープの上を歩く
⑤跳び箱
前転は「ベッドでよくやる!落ちたこともあるよ!」と、得意気な年長女児。
やったことがない児も多かったですが、友だちの姿を見たり、保育士が補助を加えたりするとあっという間にできるようになりました。
ケンケンパもなかなかできず、片足とびのところで両足とびになってしまったり、バランスが取れなかったり、まだまだ上手くはいきません。
晴れた日には園庭でも遊びの中でケンケンパが自然としたくなるように地面に丸を書いておこうかなと思います。
鉄棒はできる子が多いですが、経験のない児には保育士が補助を加えたり、手でぶら下がるだけだったり、それぞれのやり方で取り組みました。
跳び箱はうまく跳ぶことは難しく、できる児は2、3人でした。
しかし誰1人諦めることなく、手をつく位置を前にしたり、走るスピードや踏み切るところを意識してだんだん跳び箱にお尻がつく位置も前になっていました。
年長女児の中に全て未経験の児が数人いました。
前まわりもどう回っていいか分からず、鉄棒ではずっと真っ直ぐな姿勢で回ることができない様子です。以前ならきっと活動に参加することもなく、参加しても1回で辞めていたと思いますが、今日は時間いっぱい取り組み、最後には前転も鉄棒も1人でできるようになっていました。
友だちができる中、自分だけができない恥ずかしさとできないことを見られたくない気持ちは誰にでもあると思います。その気持ちを乗り越え、何度も挑戦しできるようになった女児はとても素敵だなぁと本当に感心しました。
得意なこと、楽しいことは自信たっぷりでおこなってくれる子ども達。
マットの前で「はい!」と手を挙げ、まるで体操選手のようにスタートする姿が見られたり、「行くよー!」と、スタート地点で保育士がカメラを向けるまでアピールしていたり、
楽しく身体を動かすことができたようでよかったです。
運動遊びの後は、絵の具遊びを行いました。
手のひらに絵の具で色をつけ、カラフルな手形を作りました。遊びのゾーンのテーブル全てに模造紙を広げ、みんなで描きました。
模造紙に描く手形よりも、手のひらで混ざり合った色を見たり、石鹸の泡の色が変わることが楽しかったようで、部屋全体で「うわー!」「綺麗!」「面白い!」という声が聞こえてきました。
窓から大きなゴーヤが見えた男児が「先生、ピーマンとゴーヤ食べたいよ!」と伝えてくれたので、午後はゆっくりゴーヤとピーマンの苦味と美味しさを感じたいと思います。K.Y


◆「をじいさん」 (そらグループ)

室内の広場では運動遊びや新聞紙遊びを行いました。
室内でゆったり過ごす日もあれば、活発に過ごす日もあります。
今日は後者であり、こども達と保育者の額からは光る汗が見えました。
「こんな動き出来るかな?」とジェスチャーゲームを導入遊びとし、その後ダンスを行い、ストレッチをします。
「これバレエでやってるやつ」と体を伸ばした後自信満々に言います。
しっかり体をほぐしたら今度は新聞紙ゲームです。
新聞紙を広げて保育者が数字のプレートを見せこども達がその数字を新聞の中から見つける簡単な数字探索遊びです。
3と耳で聞いて3という数字を浮かべ、3つという数を想像しているこどももいますが、3と耳で聞いて3つという数は分かるが3という数字は分からない、3という数字を見て3だと言えるが3つが分からないはたからみると変わりはない様に見える発達の差が個性でありその発達に合わせた声かけやゲーム内容が日々必要となっていきます。
探索遊びを終えた後、新聞紙ジャンケン(島ジャンケン)を行いました。
※ジャンケンをし、負けたらたたみしまが小さくなって乗れなくなったら負け
十回以上行ったのですが一番最初に島に乗れなくなったこどもは年長児数名でした。
ずるをしていない証拠です。
そして何よりもジャンケンを理解している証拠でもあります。
全体を見渡していましたがずるをするこどもは沢山いました。
そして何より、ずる以前にジャンケンの理解と負けたら新聞を畳むという理解の問題もありましたが繰り返していく事でこども達の理解が深まった様に感じます。
※多少?のズルもご愛嬌
次に新聞紙ジャンケンの後は新聞紙を丸め、年齢別対抗で丸めた新聞紙をどのチームが早く並べられるか行います。
※年長児の早い事
※年中児は早いですが曲がっていました
※年少児はリーダーシップを取るこどもが出てきました
年長児が圧倒的な強さを見せた為、男女対抗にし今度はどちらが早く「円」を作れるか行います。
※女子はそれはもう女子社会(カースト)が出来ており、普段優しい年長女児のあまりの血相に男性保育者は驚きました
※男子は何故か2グループに分かれてしまい、出遅れていました
完成は同着でしたが、完成作品に審議が入ります。
※女子チームの完成は三角でした
写真を撮りこども達に問う事にします。
「どちらが円っぽいかな…?」
「こっち(女子チーム)だと思う人は拍手をしてください」
※年長女児数名だけが負けじと手を叩きます
「こっち(男子チーム)だと思う人は拍手をしてください」
※男児と残りの年長女児、年中女児、年少女児が嬉しそうに手を叩きます
「だって誰かが三角にしたんだよ…最初丸だったし…」と捨て台詞をはく年長女児の顔は悔しそうでした。
その後は新聞紙を破り花火大会や新聞紙の海や新聞打ち上げ(シート)で大盛り上がりとなりました。
片付けをした後、プレイルーム(玩具のある部屋)で遊びましたが、まだ広場で遊びたいというこどももおり「文字カルタ」をしました。
表はひらがな、裏はカタカナのカードを裏表バラバラにし行います。
「お」なのか「を」なのかはっきりしてと言われました。
こども達は真剣です。
しかし、保育者も真剣です。
しっかりと発音したつもりですがそう聞こえても仕方がない「お」と「を」については受容しましたが少し反論しました。
「ごめん。でもさ、おじいさんだから「お」だよ、をじぃさんじゃないでしょ?」
※おじいさんが山へ芝刈りに行きませんでした。と読みました
「まぁいいよ」
と言われ年長女児とのゲームは一筋縄ではいかないと改めて心の縄をぎゅっと締めました。
k★y


Posted in 園のこだわり