◆9月1日(水)の子どもたち
2021年09月01日 水曜日
◆側には(つぼみ)

今日は雨の前の涼しい気温となり、園庭に出て過ごしていてもさっぱりとした陽気で気持ちよさそうでした。
園庭での姿も日に日に変わってきている子ども達。もちろん大好きな遊びは引き続き遊んでいますが、活動範囲も更に広がってハイハイでトランポリンまで移動したり、レンガのたたきのところに行って植物を見たり、プールサイドに行ったりする姿が見られるようになってきました。そんな姿もありつつ必ず園庭にでたときには滑り台にいくのは習慣となっているようで気が付けばつぼみ組で占領していることもしばしばです。
今日も滑り台にはつぼみ組の子どもたちが集まり階段から登って滑ろうと試みる☆くんの姿がありました。まだ一人で歩行ができない☆くんですが、自分で足をあげて階段を登ろうとします。保育士が傍で見守っていると階段を登りにきた□くんが様子を伺っていました。保育士が「どうするかな?」と見守っていると、☆くんが頑張っている姿を見てずっと階段下で待っていました。声を出すこともなく、押すこともなくまるで☆くんを見守っているようでした。お友だちに対する思いやりや待つことができていて□くんの成長を感じる瞬間でした。
子ども同士の関わりが増えてきたことで小さな集団でお友だちの存在を感じながら一人遊びをしていることも多くなってきました。近くにお友だちがいる事で目があったときにはお互いに微笑んでいる姿もあります。一瞬でほんわかした雰囲気が流れ、子ども達同士の安心感が育ってきているとかんじました。
お友だちと一緒にが少しずつ楽しいものというのが気づき始めてきた児も出てきてより関わりが大切な時期にもなってきました。お友だちと過ごすことが楽しいと思えるようにこれからも見守っていきたいと思います。
(I.H)


◆夏ならではの体験を通して(ふじ)
今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが、過ごしやすく園庭でたっぷり遊ぶことが出来ました。
園庭での楽しい過ごし方を知っているふじ組の子ども達は、すぐさまお目当ての場所に一目散に向かいます。
この夏に楽しく感じた活動の一つでもあるのが野菜の収穫。
本日も子ども達は野菜の花壇に集まり、収穫できるのはあるかな?と探しています。
最近ではふわふわの子ども達も、葉の間を覗き込んだりしながら野菜を探しています。
わくわく、きらきらの子ども達は、発見すると「あった!とりたい とりたい」と収穫体験に意欲的です。保育士と一緒に「これはもう少し大きくなってからとろうか」など
育ちの大きさを楽しみながら発見しています。
そんな体験をしながら今日、昨日収穫した野菜を持って、給食室へと向かいました。
いつもはお部屋で調理をして食べていますが、今日は給食室の先生においしく調理して下さいとお願いに行きました。午後のおやつの時間に食べるのが楽しみです。
そしてこの夏夢中になったのはセミ探し。
すっかりセミの鳴き声も聞かれなくなりましたが、今日も△くんは園庭中央の木に駆け寄ります。
ここの木は、以前セミが何度も止まっており、保育士支えてもらいながら手を伸ばし捕まえようと奮闘した場所です。
まずは、お目当ての木に到着するとじーっと木を見つめて、セミがいるか確認をする△くん
。 すぐその後を追ってきた〇ちゃんも到着しました。
二人で「みーん!みーん!」と呼びかけたり、「あっち いる」と木の周りを囲う支えによじ登ぼり目指しますが、思う高さまで届かずの様子です。
すると、近くにいた保育士に「だっこ!」とお願いして、以前体験した保育士に支えてもらいながらセミに触れた時の状況を再現しました。
そして、「セミ いないね」といないことを確認して納得すると、次の遊びにむかって行きました。
楽しかった経験が子どもたちの気持ちの土台となって自分のやりたいことやしたいこととなり、時には友だちと一緒に向かっていくと思うと、その時ひとり一人の思いを大切に丁寧に関わっていきたいと思います。(O.A)
◆大好きなセミがみんなの近くにいました(きく・たんぽぽ)
今日は、朝から雨が降りそうでしたが、降らなかったので園庭で遊びました。昨日より涼しく過ごしやすい日でした。
木の低いところにセミが止まっていて、「持ちたい」と言う子どもが沢山いました。
みんなでばいばいをしてセミは飛んでいきました。セミを直接触れないで葉っぱに乗せていましたが、葉っぱなしで手で触れるようになった子もいます。他には、太鼓橋を頑張って登ったり、競争をしたりフラフープで遊びました。
園庭からの着替えがたんぽぽに入ったばかりの時と比べて早くなっています。洋服も自分で引き出しから持ってきて着替えをしています。自分で服を着れると「出来た」とニコニコの顔で報告をしてくれます。
部屋遊びでは、変わらずパズルは大人気です。上手になってすらすら出来る子や挑戦して頑張って完成させようとしている子もいます。最後まで諦めずにやっています。パズルが完成して喜ぶ姿を見られるのが保育士は嬉しいです。色々なことに挑戦して頑張ってほしいです。
子どもの姿を見守って一つ一つ成長を見られるのが楽しみです。(Y.H)
◆嬉しい出来事(うみグループ)
8月が終わり新しい月が始まりました。
カレンダーをビリビリビリ・・・9月の暦には3人の子のお誕生バッチが貼ってあります。
5歳が2人、6歳が一人、さあ誰かな?
月が変わってきょうは嬉しい出来事がありました。
新入園児のお知らせです。
もも組に入ってきた男の子。くりくり笑顔がかわいいです。
朝の集まりで前に出ると自分で言うと、大きな声で自分の名前を言いました。
みんなはどこか嬉しそうに優しい眼差しで受け入れています。
新しい仲間、うみグループへようこそ。 早速一緒に遊び出し、園庭から戻る時もみんなで守って大事なことを教えてくれました。
朝の集まりでは季節が変わっていくことも一緒に考えてみました。
まだ暑い日は続くと思うけど、少しずつ季節が変わっていき冷房を入れなくても涼しい風が窓から入ってきて、時々寒いなぁって感じるようになって・・・
土曜日保育の時ににじグループの子達と一緒に作った折り紙をタコ糸で繋げて窓辺に飾ってみると、扇風機の風が当たるとゆらゆら揺れます。
先に小さな鈴をつけてみました。
ささやかに小さく音が聞こえます。
今はまだ扇風機の風だけど、だんだん窓から涼しい風が入ってきます。
ゆらゆら揺れる様子を見ているとちょっと涼しい気分。
目で見て、音で感じることで季節が感じられるなんてステキです。
そんな経験を提案してみました。
風→ゆらゆら→涼しい・・・そんな感覚を感じいきたいと思います。
リース作りもしています。
クリスマスの季節によく見かけるものだけど、実は一年中OK。
魔除けとかお守りとか、ハッピーになれますように・・とか、いいことが来るおまじない的な意味合いを込めて、あちらこちらに飾ろう という企画。
先日事務室に届けたら玄関に飾ってくれました。
たんぽぽ組からも注文が入っています。
色々飾ってみんなでハッピーに過ごしましょう。
改めて感染対策の話もしました。
みんなで元気に過ごせるように、みんなで注意して過ごそう。
9月の始まり、嬉しいことの始まりです。(N・S)
◆9月のはじまり(にじグループ)

今日から9月です。天気も少し落ち着いてきましたが、子どもたちの遊びへの意欲は熱いままです。
先日から年長児を中心に盛り上がりを見せているハンバーガー屋さんごっこです。ハンバーガーやポテトを盗まれないようにと警察隊まで現れました。警察は青のサンバイザーを画用紙で作り、真ん中には星のマーク。バーガー屋さんの店員さんは黄色のサンバイザーに赤でМのマークです。中にはピンクのサンバイザーの児もいます。真ん中にはハートマーク、可愛いもの大好きな年少・年中の女児が作り上げました。
サンバイザーを作るためには曲線に沿って画用紙を切らなければなりません。年長児はなんなくこなしますが、年少・年中児にとっては少し難しいようです。「先生やって~」と助けを求められますが、作りたい意欲を大切にしながら一人ひとり一緒に取り組んでいます。
自分で切ったり描いたりしたものができたときの満足した笑顔がたまらないです。
お店には、一所懸命に作ったお金とお財布を手にして年中児がよく買いに来てくれます。レジの前には行列ができることもあり、店員さんも「お店で食べますか?お持ち帰りですか?ウーバーイーツですか?」「お金で払いますか?カードですか?ペイペイですか?」と大変忙しそうです。店内には消毒液も用意されていて、入るとまず消毒をされます(ペットボトルの中に染色したティッシュを入れたもので真似)。子どもたちのやりとりや作るものを見ていると、時代が動いていることに気づかされます。
園庭では氷鬼をしたり、ツリーハウスや築山の上でおままごとをしたり、テントウムシやねこじゃらしを見つけたりと思い思いに居心地のいい友だちと遊んでいました。
水道の前の山では山頂のもともと穴があいているところに水を運ぶ年少児がいました。それをいっぱいにして川のように流すのが目的でした。一方、砂場では年長児が山を作っていました。てっぺんに穴をあけて、こちらも水を流します。同じように川のようにしたかったようです。
ある山を活用するのか、自分で山を作るのか…どちらも山から川を流す目的は同じかもしれませんが、感じるものはちがうかもしれません。
e.y


◆今興味のあるもの(そらグループ)


先日のダイナミックな水遊び後の今日は室内で過ごしました。
こども達の姿によっては、体を動かしたい(発散、開放出来る)スペースも必要かと様子を見て提供しようと考えていましたが室内で黙々と自分の取り組みたい活動に没頭している姿を目の当たりにし提供する事は不必要だと判断しました。
ロフト付近のスペースではハンモックに揺られるこども、おままごとでごっこをするこどもや線路遊び、ビー玉転がしを友達と行うこどもがいました。
限られたスペースですのでそれぞれが譲り合い、場所を見つけ出して使用している姿に協調性を感じます。
絵本ゾーンでは何冊もの本をじっくり読む年長児がおりました。
自分で読める様になると本への触れ合い方が変わってきます。
その隣で年少児がちょこっと覗いている姿も可愛らしいものです。
LaQやLEGOエリアでは黙々と自分のイメージや説明書通りに作品を作り上げていきます。作り終わった後のその延長線ではごっこが始まり、壊した壊していないのやり取りもセットとなります。
造形ゾーンでは、ネックレス作りやオリジナルの作品を作る造形活動が展開されていました。自由と順序の二つが選べる事で自分に合った選択が出来ます。
新聞紙で人形作りゾーンも人気です。
黙々と一時間半…。
新聞紙でイメージにたどり着くまで何度も試行錯誤します。
手先の器用さが必要で、イメージの具現化も粘土よりも難しく、「立たないな」と自立する作品を仕上げるまでに時間を要しました。
このように、こども達が好きな場所や好きな活動を自ら選び遊び続ける環境が大切であると改めて感じます。
いつもの遊びで安心するのもよし、時には難しい事にもチャレンジするのもよしです。
試行錯誤の中で保育者や友達と協力し合う楽しさ知り、自信を獲得してもらいたいと感じます。
k★y


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