様々な工夫の中で
2021年08月27日 金曜日
今年の水遊びもコロナ禍のため、昨年に引き続き様々な制限の中で行っています。プール遊びは特に子供たちが歓声を上げながら密になる状態が考えられるため、それを回避することができる方法を職員で話し合いを重ね考えていきました。その結果、それぞれ発達状況や子どもたちを取り囲む環境の違いを考慮し、年齢によって取り組み方に違いが生まれました。
そんな中2クラスある2歳児は、今まではクラス単位でのプール遊びでしたが、密を避けるためクラスを半分に分け、全部で4チームになります。1日に2チームが入り、入らないチームは園庭遊びに出かけます。そこである状況が発生しました。園庭遊びを終えた子供たちが、シャワーを浴びるためプール遊びを行っている場所に流れていき、その環境が密になってしまうのです。
担任たちは、子どもたちの動線をもう一度見直し、プールに入る2チームの開始時間に大きな差をつけたのです。最初のチームがプール遊びを終え、次のチームがプールに入るまでの空いた時間帯に園庭チームのシャワーが行われるようになりました。
職員たちの様々な工夫の中、そこには子どもたちが楽しくかつ安全に過ごせる環境がありました。この夏も、セミの大合唱を聞きながら、子どもたちが活き活きと遊ぶ姿にうれしさを感じています。
保育主任
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