◆8月30日(木)の子どもたち
2021年08月30日 月曜日
◆僕・私の好きなもの(つぼみ)

今日も朝から蒸す暑さで思わず「暑い暑い」と口に出てしまうほどの暑さでした。少し涼しさも出てきたり、夜は暑かったりで体調に変化が見られるため園庭遊びは短めにすることにしました。
でも遊ぶ気満々の子ども達なので、準備をするとどんどん園庭に出ていきます。
ちょうどミッキー体操も流れ始め音楽にノリノリの〇くん。園庭砂場の遊具が最近お気に入りですぐに駆け寄り、その中でも好きな型のものを取り出す□くん。タライに水を溜めるとすぐに反応しどろどろになるまで楽しむ△ちゃんの姿がありました。朝泣いていた●ちゃんも一眠りして気持ちがすっきりしたようで、保育士の様子を伺いながら遠くの方まで行ってみようとしていました。
毎日生活していく中で好きなものができ、自分から進んでいく子ども達の姿に改めて成長を感じます。
これからもどんどん好きなものを増やしていってほしいなと感じます。
(K.E)


◆かわだね~あめだね~(ふじ)
今週も元気に登園してきてくれた、ふじ組の子ども達。
午前おやつの後、直ぐに園庭に出て遊びました。
砂場のシート運びは恒例になりました。保育者よりも先にシートを動かそうと引っ張り出した〇ちゃんを見て、まわりにいたふじ組の子ども達が集まって来ます。
ふじ組のシート運び隊、出動です。
引っ張る方向が定まらず、苦戦することもありますが、保育者が「あっちだよ~」と倉庫の方を指差すと、その方に向かって引っ張ろうとしてくれます。
「よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・」
今日も無事に2枚とも運ぶことができました。
「到着~!!」
この掛け声で解散です。
砂場で遊ぶのかと思いきや、園庭の奥の方へ散っていきました。
”シートを運ぶ”ということが、子ども達の中では一つの遊びになっているのかもしれません。運び終えた達成感で子ども達の表情はスッキリでした。
園庭の真ん中に、タライを用意しました。
☆くんは直ぐに気が付き、走ってやってきました。
近くに落ちていた、木の枝や葉っぱを入れると浮いてくるので、「お、お!」と保育者に伝えてくれます。
□くんは豪快に両腕を突っ込み、バシャバシャ水しぶきをたてます。まわりの子たちも真似をしてバシャバシャ。気持ちよさそうでした。
しばらく遊んでいると、タライの周りに水溜まりができ、川のように流れだしたのを◎くんが気づきました。
「すごいね~、すごいね~」
水が流れるのを追い、
「かわだね~、あめだね~」
すると、タライのところへ戻ってきて、持っていたバケツに水を入れ始めました。水が流れている先端のところに行き、バケツをひっくり返します。またまた川が長くなりました。
「お~、すごいね~」
何度か繰り返して川が長くなっていくのを楽しんでいました。
明日で8月も終わり。
秋になり、どのような姿や遊びが見られるのか楽しみです。(M.S)
◆アオムシはどこに行ったの? (きくたんぽぽ)
朝、保育士が部屋に来ると、休みの間に葉っぱを食べつくし、はらぺこになったアオムシの姿。新しい葉っぱをあげて見ているところに子どもたちも少しずつ登園してきました。
「ゴハン食べない・・・」と虫かごの壁にくっついているアオムシをじっと見ていた●くんの目の前でポトンとうんちが落ちました。「今、ウンチしたね。」と保育士が言うと、頷く●くん。もうすぐさなぎになりそうです。
朝の集まりでは、「はらぺこあおむし」の大型絵本を皆で観ました。アオムシがお腹が痛くなるところではみんなも一緒に「えーん。」と泣き、さなぎになるところでは一緒にねんね。お話の世界に入り込んで、一緒にアオムシの成長を楽しみます。最後、綺麗な蝶になったところでお話はおしまいです。
本を閉じたところで、「アオムシはどこ行っちゃったの?」と△くんから質問。笑ってしまいました。絵本では何度も見ているし、保育士も何度もアオムシが蝶になると話していましたが、アオムシから蝶への変化はあまりに見た目が違いすぎて、同じものとは実感できていないのかもしれません。確かに大人でも不思議な蝶の生態、、、子どもの言葉はまっすぐです。
それでも、もう一度「アオムシが変身してちょうちょになるんだね。」と話をして、虫かごのアオムシも再確認。「もうすぐちょうちょになるかなあ。何色のちょうちょかなあ。」と言うと、「あか。」「あお。」「ピンク。」・・・と、様々な色が子どもの口から出ました。「何色かなあ。」と盛り上げつつ、引き続き不思議を感じる子どもの気持ちに共感していきたいと思います。
園庭に出ると、飛んでいる蝶を発見。絵本で盛り上がったあとだったからか、皆大喜びで、手を伸ばし、高く飛んでいく蝶を見送っていました。
その後は、最近流行りの宝物収集。さっそくオシロイバナの花を見つけた□ちゃんが、「せんせい、箱作ってー。」と来ました。広告で箱を作ると、園庭を散策して拾い集めたものを入れていきます。落ち葉、木の枝、小石、コガネムシの死骸・・・。大人からすると、なんでもないもの、中にはちょっと引いてしまうものも、子どもにとっては宝物。集めたものをひとつずつ保育士に見せて、報告する※くんの姿を見て、その思いを大切にしたいなと改めて感じました。
8月もあと2日。季節が少しずつ変わり、子どもたちの宝物収集も、一層盛んになりそうです。(どんぐりの赤ちゃんも見つけました!)
(T.M)
◆もうすぐ秋 (うみグループ)

8月も残りわずか。今日は、朝の集まりで子どもたちとカレンダーを見ながら季節の移り変わりについて共有しました。
テーマは「秋」です。
「秋といえば」を子どもたちに聞いてみると。
「寒くなってくる」「ファミリースポーツデイがある」「葉っぱが落ちてくる」「葉っぱの色が変わる」「秋だけの虫が出てくる」「楽しい」などと、たくさんの秋が返ってきました。
8月も残りわずかですが、夏を名残惜しむような声は少なく、季節の変化に期待や興味を寄せる子どもたち。本当に子どもたちの一日一日を大切にしていきたいと感じました。
園庭遊びでは、年少から年長までたくさんの子が元気に虫探しをしていました。
なかでも意欲的に取り組んでいたのは、年少の○○くん。
声をかけてみると「もうすぐセミいなくなっちゃうから探しているの」と真剣な表情で教えてくれました。
朝の集まりを通し、○○くんなりに考え働きかけているのだなと成長を感じ嬉しく思います。
このように日々、主体的に全力で過ごしている子どもたち。
残りの夏はもちろん、季節の変化も子どもたちと楽しんでいきたいと思います。
(T.N)


◆やる気十分(にじグループ)


月曜日の保育室は「お休みの日にね、〜したの」「昨日○くんに会ったんだ!」「○くんと○ちゃんとお出かけしたんだよ」と、週末の思い出話がよく聞こえてきます。
集まりでも週末の過ごし方を聞いてみると、家族で出かけた話やお友達に会った話、ご飯の話、虫の話など、たくさんの話を聞かせてくれました。
積極的に発表してくれるのはやはり年長児ですが、年少児や年中児も「発表したい」「手を挙げてみたい」という気持ちから笑顔で保育士に視線を送ってくれます。
「〜した」と一言で答えてくれる年少児、年中児。
年長児は誰とどこに行って何をしたのかまで細かく教えてくれます。
年少児の小さな声は周りの友だちが逃さずキャッチしてみんなに知らせてくれたり、「いいなぁ」と羨ましそうに話を聞いてくれたりすると発表する側も嬉しそうでした。
今日は学年ごとにダンスをやってみました。
普段は年長児中心におこなうことが多く、年長児の後ろでダンスをする年少児ですが、今日は1番前です。ニコニコで隣の友だちと顔を見合わせて楽しそうに踊っていました。
年中児は「並ぼ!」と女児が声をかけ、スムーズに並びます。
ダンスが得意な女児が多い年中児は元気モリモリで上手に踊ってくれました。
年中児のダンスが終わって数秒で年長児は並び終えていました。廊下で待ち構えていたようです。昨年の年長児の憧れも強く、ダンスが大好きな年長児は、いつでもやる気十分です。3曲踊りましたが、疲れを見せることなく、みんなで合わせようとする気持ちまで伝わってきました。
ダンスを終えると「次はリレーやろう!」と年長女児が声をかけてくれました。
「バトンください。タスキもください。」と、すぐに保育士の元に来てバトンとタスキを持って行きました。
「今日は名前順でやろう!」と、自分たちで順番を決め、園庭に着いた途端スタートしていました。
園庭はミストをまいているためトラックの部分が泥濘んでいて走りづらいようだったので、園庭の端を走ることにしました。いつもより長い距離でしたが、「はぁはぁ」と言いながらもしっかり走り抜く子どもたちでした。
園庭でも3曲ダンスを踊りました。
「離れて離れて!」と子ども達で声を掛け合い、ぶつからないような工夫もしていました。3曲を踊り終え、「また今度一緒にやろうね」と声をかけると「まだあと1曲くらいなら踊れるよ?」と年長女児。暑さとマスクで体力を奪われている保育士とは違い、「まだまだ!」と暑さには負けません。
午後もダンスとリレーの約束をしています。
8月も終わろうとしていますが、まだまだ厳しい暑さとなっているため、体調管理をしながら、子ども達のやる気に寄り添った保育をしていけたらいいなと思います。K.Y


◆ありがとうの気持ち(そらグループ)

今日のそらグループは34人。8月もあと2日で終わってしまうことに驚きますが、今日も元気に登園してきています。お休みしていた子どもたちも久しぶりに登園してきました。
お休みしていた子どもたちは、身長と体重を測りました。「大きくなったかな」と、ドキドキワクワクした気持ちで乗ります。大きくなっていたことを伝えると、嬉しそうにしています。
(1週間しかお休みしていない子どもでも、とても大きくなったと感じるのはなぜなのでしょう…)
毎月の測定日は、子どもたちも担任もドキドキワクワクしながら測っています。来月はどのくらい大きくなっているのか楽しみです。
先週は沢山水遊びを楽しんだので、今日は水遊びをせずに園庭で遊びました。朝の集まりでそのことを伝えると、「えー」「やだ〜」「やったー」など、賛否両論です。特にもも組女の子からは「園庭行かなーい」「暑いから行かなーい」などの声が多数聞こえます。
死んでしまったセミを持って、園庭に行きました。セミをどこに埋めてあげようか考えます。「日が当たると暑いから、日陰に埋めてあげよう」と言っていたので、日陰を探しました。良い日陰を見つけて穴を掘り、セミを入れて優しく土をかけてあげます。合掌をして、「そらグループに来てくれてありがとう。おやすみなさい」と感謝の気持ちを伝えました。
セミやカブトムシなど、色々な虫がそらグループに来てくれました。嬉しい出会いも沢山ありましたが、お別れするのはやはり寂しいものです。子どもたちも虫を通して、嬉しさや寂しさを学んでくれたと感じます。
いつもより園庭に来た子どもたちは少ないですが、各々好きな遊びを楽しみます。他のグループのお友達と一緒にセミ探しをしたり、砂場でお店屋さんごっこをしたり、木の根っこをじっと観察していたり…様々です。セミ探しはみんなで協力プレイをしていきます。上から探したり、バラバラで色々な木を見たり、セミの声が聞こえる方に行ってみたり。今日は1匹も捕まえることが出来ませんでした。子どもたちが部屋に戻ると沢山のセミの声が。セミと子どもたちのタイミングが今日は合わなかったようで、残念です。
まだまだそらグループの子どもたちはセミを諦めません。セミだけでなく、他の虫も出てくる季節になります。まだまだ増えていく虫でそらグループがいっぱいになるのが楽しみです。そして、最後までお世話をやりきってくれるもらえるように育てる大切さなどを伝えていきたいと思います。
F・A


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