◆8月25日(水)の子どもたち
2021年08月25日 水曜日
◆水遊びは楽しいな(つぼみ)
今日は、園庭でタライに水を溜めて水遊びをしました。
園庭に出る前に、〇くんは靴箱から自分の靴を持ってきてくれました。他の子ども達も、靴を履く際に足をあげてお手伝いをしてくれます。少しずつ色んなことができるようになってきて、日々成長を感じます。
園庭に出ると水遊びや滑り台、砂場遊びなど思い思いに遊ぶ姿が見られ、一人ひとりが
遊びに夢中になっていました。
△ちゃんは、両手を水の中にいれて、バシャバシャと水しぶきを立てて遊んでいました。水が顔にかかっても気にすることなく、ニコニコした表情で水遊びを満喫していました。△ちゃんが楽しそうに水遊びをしているのを見ていたつぼみ組の子達も水遊びをしにやってきました。手を入れてバシャバシャと水しぶきを立てたり、水の中で左右に手を揺らしたりしてとても気持ちよさそうでした。
おもちゃを出すと水遊びは子ども達にとってどんどん楽しいものになっていきました。水の中にカラーボールを浮かべたり、カップに水を溜めて出し入れしたり、色んな遊び方をしていました。
水遊びも少しずつ慣れてきて、楽しそうに水で遊ぶ姿が多く見られるようになってきました。水遊びの楽しさをこれからも伝えていきたいと思います。(s.m)
◆優しい気持ち(ふじ)
今日も、おやつの後に園庭に繰り出していった子どもたち。
準備をしながら「セミ探す」と張り切っていたのですが、実際に園庭に出てみると、いつもより園庭は静かです。
「セミ、いないね」と言いながら、地面に空いたセミの出てきた穴を覗いたり、花壇を覗いたりしていました。
それでもやっぱり見つけられずにいると、保育室からみんなで成長を見守っているカタツムリのカゴを持っている保育士を見つけ、みんなが集まっていき、フタを洗ったりしてお世話がスタート。
中には、動くカタツムリに触りたいと手を伸ばす子もいて、カラの中に入り込んでしまい、カタツムリ動かなくなってしまいました。
「うごかないね」と心配そうに見ていた子どもたち。
「みんなが触ろうとしてビックリしたのかもね」と伝えると、「びっくりだね」と言いながら、カゴの中を見続けていると、ニョキとカラから出てきて、みんな一安心。
「出てきたね」と嬉しそうに話してくれる子もいるほどでした。
昨日プールに入らなかったきらきらの子どもたちはプールにも入りました。
大きなプールにいつもより多めに水を張り、水着に着替えて水遊びを始めました。
初めのうちは水着を嫌がっていた子どもたちも、回を重ねるごとに水が好きになり、水の掛け合いや水の中で寝転んでみようとするなど、大盛り上がりで、終わりの時間を伝えても嫌がってしまうほどでした。
プールの中でも、おもちゃを取ってあげたり、水をかけてしまって相手に泣かれてしまうと、頭を撫でたりと子どもたち同士のやり取りも見られました。
色々な場面で、色々な関わりを通して『優しい気持ち』が芽生えてきている子どもたち。
だからこそ、子どもと関わる保育士も、色々な人や物への優しい気持ちを大切にしながら、保育をしていきたいなと、改めて思いました。(E.Y)
◆夏を満喫(きくたんぽぽ)
今日はたんぽぽ組がプール遊び、きく組は園庭で遊びました。
きく組の朝の会では只今ブームのセミの「アブラゼミのあぶちゃん」という紙芝居を読みました。あぶちゃんが生まれ、生まれてから大人になるまで…。身近な存在のセミだけに、子供たちも興味をもって最後までしっかりお話を楽しんでくれました。今日は園庭でどんな出会いがあるのか、楽しみにしながら園庭へと遊びに行きました。
たんぽぽ組はプール遊びです。2グループに分かれて入りました。
プールにも慣れてきて、それぞれの楽しみ方で楽しんでいます。
昨日までの色水遊びのなごりか、ジュース屋さんを始める子、そこに「ジュースくださーい」と買いに来る子もいて、ジュースコーナーが盛り上がりました。
後半のチームはダイナミック。子供達VS保育士の水の掛け合いが始まりました。水鉄砲で応戦したり、「きゃー!うぉー!」と大声で応戦したり、なぜか水の入っていない空のボトルを持って応戦する子もいます。
それぞれ子供たちも対抗する術を考えて参加している姿が、楽しい水遊びになりました。
「泳げるんだよ」とはりきってわにのポーズで泳ぐ◯ちゃんを見て、顔を水につけて見せてくれた△くん、足をバタバタさせてばた足を披露してくれた□ちゃん…。次々に出来ることを教えてくれました。みんなの表情は自信たっぷりのとてもいい表情でした。
たっぷり遊んで、プールの終わりの時間になると、決まって「いやだー」「もっと、遊ぶー」という子供たち。
プール遊びが本当に楽しいんだなぁと嬉しくなります。
暑い夏、もっともっと水の楽しさを味わいたいと思います。
I.Y
◆セミVS子ども達(うみグループ)

8月の身体測定を行いました。
この夏で、逞しく大きくなった子ども達。背が伸びて、体重も増えました。
洋服の脱ぎ方、たたみ方も上手になりました。看護師にもしっかりと名前を言って計測してもらいます。
夏は、大きな成長を見せてくれる季節だなと感じます。
園庭では、まだまだセミを捕まえることに夢中な子どもたちがいます。
自分たちよりもはるかに大きな手づくりの虫取り網を持ち、セミの鳴き声がする方へと移動していきます。
「セミがいないんだよ」と眉毛が下がり気味の△君。
「どこにもいないんだよ」と☆君。
セミ達もどんどん賢くなっていくのか、子どもたちが園庭遊びをしている間は捕まえられまいと木の上の方へと行ってしまいます。
賢くなっているセミvsどうしても捕まえたい子ども達。
今日は、どちらが勝利するのか。
網を持って走っていくものの、木の下ではそ~っと網を近づける△君。そして、〇君。
「みてみて~」と捕まえることができました。
それでも、部屋に戻る時は「またね」と逃がしてあげる子ども達。
今日は、『捕まえたい・触りたい』だけの子ども達の勝利となりました。
だいぶ数も減り、弱り始めているセミ達。
残り僅かな期間、子どもたちに付きあってもらえたらと思う保育士たちです。(M.C)


◆セミ(にじグループ)


セミが大好きな子どもたちは今、園庭に行く目的のほとんどがセミ探しです。
そんな今日は室内でもセミの活動をおこないました。
まずはセミの種類からセミの写真でクイズを出しました。
「アブラゼミ」「ミンミンゼミ」「ニイニイゼミ」「クマゼミ」「エゾゼミ」「コエゾゼミ」「ツクツクボウシ」「ヒグラシ」「エゾハルゼミ」
「これはなんでしょう?」と質問するとセミが大好きな年長男児2名が「はい!」と自信たっぷりで挙手。年少児は種類ではなく「セミ知ってる!」とニコニコで手を挙げてくれます。
物知りな年長男児は、育子園で捕まえられるセミを教えてくれたり、それぞれのセミの特徴(どこに住んでいるかなど)を教えてくれたり、豆知識をたくさん教えてくれます。
すると「さすが○くん!虫博士ー!」と近くの年長児が声をかけていました。
○くんは照れた様子でとても嬉しそうでした。
年長児数名と絵の具で木を作りました。
そして何種類かセミの塗り絵を提供すると、図鑑を見ながら色を塗ったり、自分の好きな色を塗ったりしていました。
絵ではなく、LaQを使ってセミの形を考えながら立体的な作品を作り出す児も数名いました。
全員同じような作品になると思っていましたが、それぞれ少しずつ違い、驚きました。
LaQの作品は写真に撮って飾りたいと思います。
園庭で何匹もセミを捕まえる年長児の姿を見て、年少児はセミの抜け殻を集めるようになりました。
「□くん!セミだよ?」と抜け殻を持って年長児に声をかける年少児は、セミ探しの仲間に入れたようで嬉しそうにしています。
「セミあげようか?」と年長児に優しく声をかけられても、まだ触ることは怖いようで近くでじっと見せてもらっていますが、来年はきっと何匹ものセミを捕まえているんだろうなぁと思います。
まだセミの声は1日中聞こえてきます。
夏の終わりまでみんなで楽しめたらいいなと思います。K.Y


◆3色の泡(そらグループ)

今日のそらグループは30人、元気いっぱいに登園してきてくれました。
今日もとても暑く、水遊びをするかどこでするかなど悩んでいるとゆり組の〇くんが、「ベランダに行きたいな」と呟いていました。周りにいた子どもたちも「僕もベランダ行きたいな」と言っています。ベランダで何をして遊びたいのかまでしっかりと話し合っていて面白い光景でした。そこで、「何をして遊びたいの?ベランダで」と聞いてみると、「泡遊び!」と元気よく返ってきます。前回のベランダで行った泡遊びが楽しかったようで、また遊びたいのだと熱弁してきてくれました。熱弁のかいあって、今日はベランダで水遊びと泡遊びに決定しました。
朝の集まりで、水遊びと泡遊びをすると伝えると、みんな大喜びしてくれました。ベランダに行く時に必要な物などの「ベランダ行く前チェック」というものを行いました。
①分厚いズボンやジーンズをはいている人は薄手に履き替えること
②バックにはタオルだけを入れること
③必ずネームバッチをことはずすこと
この3つの約束をして、準備をします。もも組はトイレに行ってから、約束を思い出して準備をしています。ゆり組、ひまわり組は約束を口ずさみながら準備中です。そんな中、「帽子かぶるのー?」「靴と靴下はー?」という声が聞こえてきます。ひまわり組の子どもたちが聞いてくれたのです。伝え忘れたことを謝ると、「全然いいよ!先生も間違うことあるもんね」と励ましてくれました。あまりにも優しいひまわり組の子どもたちに素敵だなと感じました。
準備万端になり、ベランダに行きました。地面が熱くないように水をかけ終わったら遊び開始の合図です。ここでもひまわり組が「まだ遊んだらダメだよ」と言って水をかけ終えるまで声をかけあってくれました。
今日用意したのは、赤、青、黄色、3色の泡です。水を勢いよく入れると泡がたってきました。目の前にある壁に絵を描いてみたり、3色混ぜて何色になるのか実験してみたりと遊び方が沢山です。ひたすらスポンジで泡を作り出している子もいます。とても面白い光景で、子どもたち自身も変わっていく色や泡に楽しさを感じている様子がありました。
また、色水を作ってジュースにしてみたり、スープを作るなどをしているコーナーもあります。タライいっぱいに色水を作り、ペットボトルやお皿に移して、またそこに違う色の水を足してと様々な味のスープやジュースでした。
水鉄砲で楽しく遊ぶ子や数人で集まって実験をしている子などコーナーによって遊び方が異なり、移動しながら泡、色水、水遊びを全力で楽しみました。F・A


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