◆8月24日(火)の子どもたち
2021年08月24日 火曜日
◆どうなってるのかな?(つぼみ)

いろんな場面で成長を見せてくれるつぼみぐみの子ども達。歩けるようになったり、行動範囲が広くなったり興味を示すものが多くなり、より活発に動き回るようになりました。それと共に気持ちも大きくなってるため「〇〇をしてほしい」「〇〇はいやだ」といろんな意思表示をしてくれます。今日月齢の子たちは言葉もだんだんわかってきているため、首を振ったり身振り手振りでも表現してくれます。表情でも嬉しい、楽しい、嫌だ、何かな?と様々な表情を見せてくれます。
日々たくさんの事を感じ取っているんだなと子どもたちをみて思います。
ちょっとしたことでも共感しお互いに刺激し合い学んでいけたらいいなと思います。
(K.E)


◆だれのぼうしー?(ふじ)
コンビネーション遊具で遊んでいた〇ちゃん。
ふと、横を見ると、自分と同じオレンジ色の帽子が落ちていることに気づきました。
〇ちゃんは遊びをやめ、直ぐに拾いにいってくれました。(優しいなぁ…)
帽子を拾うと、名前が書いてあるところを確認。暫く名前の部分を眺めます。
分かりません…。
すると、顔を上げ、まわりをキョロキョロ。身近な同じクラスの保育者の姿を探し始めました。保育者を見つけると、「だれのぼうしー?だれのぼうしー?」と大きな声で言いながら走ります。
〇ちゃん「だれのぼうしー?」
保育者 「☆ちゃんのだね」
〇ちゃん「☆ちゃん?」
保育者 「どこにいるのかな?」
拾った帽子が☆ちゃんのだと分かると、「☆ちゃん…」と呟きながら探し始めました。
「あ!」と言って駆け寄ったのは、砂場でした。
後ろ姿だったので顔を確認します。
覗き込むように「☆ちゃん?」と声を掛けると、△ちゃんでした。
確かに、髪の毛の感じは似ていました。惜しい!
「これちがったねー」と保育者のところに戻ってきた〇ちゃん。
まわりをキョロキョロしますが、☆ちゃんの姿は見当たらず…
ゆりかごスイングで楽しそうに遊んでいるお友達が目にとまったので、そちらの方に駆けていきました。
拾った帽子を☆ちゃんへ届けるところまではいきませんでしたが、落ちている帽子を拾い、名前の部分を確認し、身近な保育者を探して☆ちゃんに届けようとする過程が素晴らしかったな、と思います。
落ちているものを届けるためにはどうしたらよいか…という知識も、普段の保育の中で自然と身についてきているのだな、と感心しました。保育者の姿をよく見ています。
そしてなにより〇ちゃんの優しさが嬉しかったです。(M,S)
◆引き続き色水あそびを楽しみました(きく・たんぽぽ)
今日は園庭で遊びました。昨日の色水あそびが楽しかったようで園庭に水遊びが出来るようにとタライを出すと○ちゃんは「ジュース屋さんするの?」と声を掛けてきました。ジュース屋さんしたい?と尋ねると「うん、前も作ったよね」と。子どもの方からの思いもよらない提案に嬉しくなり、急いで昨日使ったペットボトルを園庭に持っていき食紅で赤青黄色に水を色づけしました。
早速赤の水を容器に入れ「ジュースできたよ」と見せてくれる子、「青のジュース出来たよ」と色々な所から声が聞こえてきました。一つのタライの前に座り動かないで単色で遊ぶ子がいれば、自然と一つの容器に全部の色を混ぜて遊び始める子もいたり、何と何を混ぜるとこの色になるという昨日の経験が活かされていました。友だちの入れ物に「どうぞ~」とジュースを注いでくれている子もいれば、入れてもらった瞬間に地面にジャーと流す子もいたり、水遊び一つとっても個性が出ています。
▽ちゃん、□君は自分たちで混ぜて作ったジュースの入ったペットボトルをログハウスの中に持ち込み本格的にジュース屋さんになっていまいた。タライの周りは常に人だかり。色水遊びは大盛況のうちに保育室に戻る時間になりました。ふじ組の子たちも一緒に色水あそびを楽しむことが出来ました。
虫探しが大好きな子たちは保育士と一緒にセミ採りをしました。保育士が虫取り網を片手に、子ども達は木の上を見上げ目を凝らしセミの姿を探していました。上手くセミを捕まえ目をキラキラ輝かせていました。もうすぐセミの姿もなくなっていきます。夏ならではの経験を沢山してもらいたいです。
(K☆H)

◆友だちと過ごす楽しさ (うみグループ)

今日は、室内、園庭遊びを行いました。
「お休みのときに、クロアゲハ見つけたんだ!」と嬉しそうに図鑑を覗き込む子や友だちと夏休みの思い出を共有しながら遊びを楽しむ子など、様々な場所で子どもたちの笑顔が広がっていました。
園庭では、数人の年長児がリレーの練習を行っていました。
「○○ちゃんはやい!」「バトン渡すときは、ハイッ!だよ」などと、互いに声を掛け期待を高め合うよう主体的に取り組む姿には感心させられます。
周りでは、虫探しや水遊びを行う子が多くいましたが、真剣に行う年長児の姿、明るい雰囲気に興味を持った子がやってきて、一緒に走ったり、応援したりと気づくとたくさんの子が様々な形で参加、ありのままの自分を表現していました。
子どもは、このように友だちと一緒に遊ぶ喜びを味わう中で、社会性や豊かな他者理解等、互いに育みあっているのだなと心温まる気持ちにさせられた瞬間です。
これからも友だちと共に過ごすことの楽しさを十分に味わえる環境を大切に、温かく子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
(T.N)


◆助け合い(にじグループ)

今日は3階ベランダでの水遊び、園庭、室内遊びに分かれて活動をしました。
水遊びでは赤、青、黄色の色水を用意。
「いちごジュースできた」
「※ちゃんは、お薬作ったよ。これがバナナお薬で、これがいちごのお薬」
「赤と青混ぜたから、紫になったよ」
「青いっぱい並べるときれいだね」と透明の容器に色水を入れて楽しんでいました。
年中児は、年中児同士で水鉄砲で水鉄砲合戦。
はじめは笑顔で遊んでいた☆ちゃん。
狙われすぎて次第に涙が浮かびます。
そんな☆ちゃんを守ってあげるかのように、年長女児が参戦。年中男児vs年長女児の対決へと発展していました。そんなお姉さんたちの助けを見て、☆ちゃんの涙はなくなり対決を静かに見守っていました。
園庭の時間もあったため、30分程で水遊びはおしまい。
後片付けをやる年長児に混ざって、年少○君もお手伝いです。自分の使っていない物も最後まできれいに片付けてくれました。「年長さん(容器のキャップを)貸してくれたから」と○君。自然と助け合える姿に心が温かくなりました。
園庭では、セミ捕り、砂場、紙飛行機で遊んだりとお友だちを見つけてよく遊んでいました。
セミを捕まえた年長児は、年少児に「触ってみる?」と優しく声を掛けていました。
「いやー!」と逃げる年少児を「待ってよー」と追いかける年長児。微笑ましい光景でした。
異年齢が共に過ごす中で、子ども同士の関わり合いが遊びを通して学びになっていくんだなと改めて感じる日となりました。(O.Y)


◆泡(そらグループ)

そらグループは身体測定を行いました。
心身共に成長しているこども達の姿は身体測定にかかる時間、着替え方、自己紹介、お礼の仕方など慣れた手つきで済ませています。
まだ欠席しているこども達が数名いますが、日常を取り戻しつつあります。
「久しぶり〜」
「○ちゃんいるよ」
と伝えると嬉しそうな表情や安堵を浮かべるこども達の姿が印象的で、こども達同士の絆や信頼関係、友情を感じ取っているのだとこの時期からそういった言葉では表すことの出来ない心情を育む環境や関わりを意識していければと改めて保育者として実感しています。
一緒に遊ぶけどトラブルになる…その様なシーンも徐々に減り、泣いて訴えるシーンもまだありますが泣くまでに自分の思いを言葉にして相手に伝えるこども達の姿もあります。
もも組のこどもが室内の電車エリアを通ろうとして他児の作品を壊してしまった時、「やめてよ」と言われすかさず「通ろうとしただけなんだよ」と言い訳を出せるようになりました。しかし、相手も(ゆり組も)負けてはおらず「ここにコレ(作品)があるのにここを通っちゃ駄目でしょ」と正論を突きつけます。
それでも「違うよ、通ろとしただけだから壊そうとしたんじゃないんだよ」と答えるもも組のこども。
このままでは埒があかず優しかったゆり組のこどもの口調も次第に強くなっていきます。
このシーンを改めて考察していくと、ゆり組ともも組の位置関係が変化してきたと実感します。
以前はもも組だから…と壊されても何も言わずにそれを直す姿や「気をつけてね〜あるからね〜」と流していたゆり組の年下のこども達を可愛がる姿が主でしたが、今では対等に意見を述べ対等に接しています。
ゆり組のこども達も、もも組のこども達が成長している事や理解出来る事と理解できない事を身をもって感じているのではないかと感じます。
もも組は自分を自分の言葉で守ることに必死です。それだけでも成長ですが、ゆり組のこども達は相手の気持ちも考慮する前提で対話をする為、それはそうだけど君は間違っているよねと伝えても伝わらない事に憤りを感じている様でした。
暫く様子を見て、お互いに学びになる対話からズレてきたと感じ保育者が仲介に入りました。(内容や個々によっては仲介をしなかった方がいい事もあるかも知れません)
それぞれの気持ちを受容しながら、それぞれの気持ちを改めて代弁し相手の立場になってみる様な声かけで互いに何かに気づいた様でした。
ごめんね。
たった四文字が言えなくて、たった四文字で許せてしまうこども達がいます。
その四文字が言えないシーンこそ絶対に大切にしなければならない瞬間だと常々思っております。
心から、ごめんねの意味や使い方を知っているからこそ言えないのだとも思います。
ごめんねごめんねごめんねごめんねとその場凌ぎですぐさま無限に言えてしまうごめんねよりも、どんなごめんねをこども達に持ってもらいたいか(言わずとも)保育者として変わらない部分でもあります。
園庭ではタライで巨大シャボン玉遊びと泡遊びを行いました。
※シャボン玉は上手く広がらず…急遽泡遊びに変更しました
大量の泡の下にはカラフルな色水があります。
「すっげービール出来たー」
「ソフトクリーム」
「泡だけのビール」
「見てこんな色のビー…レモンジュース」
「ふわふわ〜」
「あ、シャボン玉できた」
「いい匂いー」
「柔らかいね」
「もふもふ」
「先生、どんなの飲みたい?」
「コレどこに飾ればいいの?」
こども達が沢山の泡水を作りました。
※前回よりも泡感強めです
素敵なカップが並びましたが、そこで時間が来てしまい途中で終了しました。
「またやりたい」
とこども達は意気込んでいます。
その声に「よし、分かったよ」と保育者は意気込みました。
k★y


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