◆8月23日(月)の子どもたち
2021年08月23日 月曜日
◆滑り台で遊ぶ子ども達(つぼみ)
今日は、園庭で遊びました。窓を開けると自分からハイハイをして外に出ていきます。靴を履いたら、楽しい園庭遊びの始まりです。
滑り台はつぼみ組にとても人気があり、外に出ると滑り台の方に向かって行きます。両手を手すりにしっかりつかまり、両足を上手に動かしてゆっくりと登っていきます。階段を登るのもとても上手になってきました。滑るのも上手になり、途中で止まると自分でお尻を動かして滑る姿も見られました。滑ることを楽しんでいますが、中には滑り台の上で日向ぼっこをする姿も見られます。友だちが滑るところを見ていたり、立って滑り台からの景色を眺めている子もいます。低月齢の子も滑り台が気になり始め、自分からハイハイで向かって行ったり、つぼみ組やふじ組が滑っている姿をじっと眺めたりしています。
一つの遊びが長く続くようにもなってきて、砂遊びや滑り台など遊び始めると夢中になって遊んでいます。また、行動範囲も広がってきたので、気になる場所や物を見つけると色んな方向に歩いていきます。自然物に触れ合って色んな物を見つけたり、お気に入りの場所を探したりして園庭遊びがより良いものになるように援助していきたいです。今日も自由に遊んで過ごして、とても楽しそうな子ども達でした。(s.m)
◆気づけば集まっています(ふじ)

一週間が始まりました。朝、保育者の姿を見つけたり目が合うと”おはよう~”と言っているかのようにギューッと抱き着きに来てくれたり保育者の近くまで来て顔を見つめて”ぼくここにいるよ”と熱い視線を送ってくれる児が増えてきました。それは保育者に限らず子ども同士でもそういった姿を見せる時もあり、子どもたちなりのおはようの挨拶を繰り広げてくれています。
日々一緒に生活している存在を意識すると共に、親しみを感じてくれているのだなぁと嬉しくなる瞬間をここ最近はより強く感じます。相手を見て自然と笑顔になる関係性は素敵だなと嬉しくなりました。
園庭では至る所に数人の子ども達で集まっている姿が目に入りました。
他児の行動はとても目を引くようで、誰かが何かを始めると自然と集まってくるのが今のふじぐみ。『何してるの~?』と声を掛ける児もいれば自然とその遊びや空間に入っている児もいたりと様々な場面での”楽しそう”を見つけるのが上手な子どもたちです。
先週、ひょんな事からお店屋さんごっこが始まったとお伝えしましたが、その時にいた〇くんが今日もカップに砂を入れてごはんを作っていました。出来上がったごはんを前回お店屋さんごっこを一緒にやっていた保育者の元へ運び、『どうぞ~』と手渡す〇くん。「わぁ!〇くん、おいしいの作ってくれたの?ありがとう」と言って食べようとすると”こっち来て”と言っているかのように手招きして前回と同じログハウスへ案内してくれました。
前回と同様に〇くんはログハウスの中、保育者はカウンターの前で出来上がるのを待ったり食べる構図になり、カップに砂を入れては『はい!』『どうぞー』と言って次々にごはんを持ってきてくれ、先週の楽しかった経験が〇くんの中にはしっかり残っていたことを感じました。そして、そのやり取りを見て新たなメンバーも仲間入り。何をしているのかよく観察していた児達は、〇くんと同じようにシャベルと容器を持って来て、容器いっぱいに砂を入れては〇くんと同じく『どうぞ』だったり『あい(はい)』と渡してやり取りを楽しんでいました。〇くんがきっかけとなり、これからお店屋さんごっこのやり取りが広がっていきそうな予感がしました。
ウッドデッキの周りには同じ体勢でウッドデッキに向かってしゃがみ、木と木の隙間に枝を入れて楽しむ数人の男児。△くんがきっかけで枝を入れる行動が連鎖し、みんな夢中になっていました。『でった(できた)!』と一人が喜べばその声に焦って『できないー!』と保育者に助けを求める児も。また、そんな声はお構いなしに黙々とやり続ける児もいました。でも、それぞれみんな友だちの姿は気になるようでチラチラと横目で様子を伺っています。隙間に一本入れられればすぐに枝を探しに旅へ出て、見つけては自分のポジションに戻る…自然とそんな流れが子どもたちの中で出来ているのが不思議でしたが友だちの姿から楽しい・やってみたい・やってみようを見つけているようでした。
あっちもやりたい・こっちもやりたいと子どもたちの心は忙しそうですが、自分で見つけた楽しいはとことん楽しんでいる子ども達でした。
どこを見渡しても楽しそうな子どもたちの姿があります。
笑顔がいっぱいの時間をたくさん過ごしていきたいです。
K・E


◆色々ジュース、出来ました!(きくたんぽぽ)
お休み明けの虫チェックは、先週末から新しく加わったアゲハの幼虫からです。園庭のみかんの木にいるのを見つけました。子どもたちと一緒に見守りながら、お部屋で育ててみることにしました。
蓋を開けてみると、大きくなっています。そして、周りには小さく黒い粒粒がたくさん。「お砂がいっぱい。」と●くん。保育士が「これはね、アオムシさんのウンチなんだよ。」と言うと、「えー、うんち?」と顔を寄せ合って見ています。保育士がその場を離れた後も、子ども同士でのぞき込んでは、「くさーい!」と言っては、笑い合って楽しんでいます。「はらぺこあおむし」や「あげは」の絵本を持ってきて、見比べる子もいます。アオムシの成長を通して、子どもたちと小さな発見や驚きを楽しんでいきたいと思います。
日中は、色水遊びをしました。始めに、保育士が作ってきた色水をペットボトルに入れたものを見せ、「みんなも作ってみる?」と聞くと、もちろん「つくるー!」の声。「何ジュースを作ってみたいですか?」の質問には、「イチゴジュース。」「リンゴジュース。」など色々なジュースの名前が出てきて、期待が膨らみます。もちろん、「本当のジュースじゃないから、飲めません。」のお約束をしっかりしてから、ベランダに行きました。
ベランダに出ると、たらいに4色の色水が用意してありました。「これは何色?」の質問に「あか!」「あお!」と元気にこたえてくれます。まずは、保育士がペットボトルに色水を入れて見せました。続いて、違う色の水を入れてみると、色が変わりました。「わー、むらさきになった!」と、目をキラキラ。早く自分でもやってみたくて、ペットボトルやカップを手に持って、こっそりすくってみる子があちこちにいます。「じゃあ、みんなも作ってみよう!」の声かけで、待ってましたとばかりに色水に向かっていきました。
何かの実験のように真剣な表情で、容器に色水をどんどん入れていく子どもたち。入れてはジャーと出す子もいれば、さっそく色を混ぜてみる子、カップを使って、ペットボトルの中に上手に入れていく子もいます。ペットボトルを水に沈めて、ぼこぼこと直接入れていく技を見つけた子もいました。
置いてあったベンチに色水を置いて、「いらっしゃいませ~。」とジュース屋さんが開店しました。それを見た他の子も、これは楽しそうと一緒にジュース屋さんに参加しました。大きなペットボトルからついでくれる姿は、一升瓶からつぐお酒のようにも見え、笑ってしまいました。青やお茶の色、紫・・・と、なかなか斬新なジュース屋さん、たくさんもてなしてくれました。
段々と減ってきた色水を最後までペットボトルのふたなどですくって、楽しんだ子どもたち。色水遊びは水が苦手な子でも、思わず遊びたくなってしまうほど楽しいようです。たくさん作ったジュース、「お迎えの時におとうさんおかあさんに見せてあげようね。」と今日はお部屋に並べてあります。ぜひ、お子様と一緒に見て下さい。
(T.M)
◆自分の好きな魚を作ろう(うみグループ)

新しい週が始まりました。
今日の出席は30名。「今日は9人のお友だちがお休みです。さて、誰がお休みでしょうか?」
回りを見まわして、「○○ちゃん」「△△くん」3人目まではスラスラ出てきました。
あと、6人。「だれだろう?」「わからな~い」と言いながらも、お休みの9人の名前がしっかりと出てきました。
同じ場所で過ごしている友だちの事をよく知っていました。
先週行ったマーブリングで魚作りをしました。
☆ちゃんのアイデアです。
『うみのいきもの』の本を見ながら、それぞれが好きな魚を選び、鉛筆で描いてハサミで切って、糊で貼る。
台紙の色は青か水色。
最後に、シールで目をつけ、海の中をイメージして飾り付け。
それぞれのイメージ通りに仕上がったようです。
朝の雨も上がったので、園庭でも遊びました。
ひまわり組の中にゆり組も混ざっての氷オニ。
ルールも理解してきているため、最後までトラブルなく楽しむことができました。
『※君、早いから捕まえられないんだよ』と2回戦目オニになったゆり組の3人。
憧れの気持ちも持ちながら、みんなで協力すれば捕まえられそうと意気込む姿は逞しいものでした。結局、捕まえることはできませんでしたが、笑顔でいっぱいの氷オニになりました。
(M.C)


◆キウイのようなスイカ(にじグループ)

窓の脇で育てているスイカが少し膨らんだ気がする月曜日。くるりとスイカを回してみると、裏にヒビが入って中が少し見えていました。すぐに食べなければ…と、急遽スイカの試食会を開くことにしました。
子どもたちが割れ目から中身をのぞいてみると、「みどり」「きいろ」といつも食べているものとの違いに気づきました。食べたい気持ちがいっぱいで「あまいのかな~」と期待が膨らみます。みんなのカウントダウンの掛け声と同時に包丁を入れ切ると、中から黄色と緑が混じった種もしっかりある“スイカ”が現れました。
子どもたちは「メロンみたい」「キウイみたい」と率直な感想です。大きさはキウイより少し大きいくらいなので、確かにそう見えます。
みんなにいきわたるよう小さく切って味見です。「おいしい」「あまい」「ちゃんとスイカの味がする」自分たちで植え、育てたスイカがこんなに小さくても、赤じゃなくても“スイカの味がする”ことに感動してくれたようです。
カボチャ、スイカとこの夏育てたものが成長し、実となり味わえるまで経験できたこと嬉しく思います。
園庭では、小さな蝶々を追いかけている年少児です。花にとまると、捕まえようとします。あと少しのとこで、逃げられてしまいます。それを何度か繰り返しているうちに、年少の児たちは、“捕まえる”ことが目的ではなく、捕まえようとしたときにパッと逃げることに楽しみを見つけていたことに気づきました。その証に、逃げたときに最高の笑顔をみせてくれました。
セミやナメクジ、ダンゴムシ、蝶々…沢山の生き物とふれあいますが、楽しみ方はそれぞれのようです。e.y


◆カブ抜きとこれよりものゲーム(そらグループ)
そらグループのキャンプでバーベキューを子ども達がやっているので、今度は畑を作ってそこから人参を抜いて食材に出来るようにと作り始めました。そこでエプロンシアターでも『大きなカブを抜こう』をしてカブ抜きをしました。おじいさんは、『ホイ』と言う掛け声で抜いていきます。おばあさんは『あいよ』ミラクルマンは「ヤア」忍者は『ニン』。そこに呼ばれたもも組の子ども達、どんなポーズでどんな掛け声にするのかを決めてもらいました。両手で大きく丸を作って「カルピース」。ゆり組の子ども達は、写真を撮るようなポーズに「カチン」。ひまわり組の子ども達は、両手を広げて上げて「ワーイ」かけ声とポーズをしてカブ抜きをすると、大きなカブが抜けました。大騒ぎして抜いたカブは、スープにして食べました。「もっと」と言う声があがり「おかわりまでしたからないよ。またカブ抜きしようね」というと「うん」と張り切っていました。
ゲームをしました。もも組の子ども達には、「この箱よりも大きいものを探してきて」という、探しに行ったものの、いつも小さいものを探して持きていたので、どうしていのか分からなくなってウロウロ。大きいものは分かっているけど、箱より多きものが見当たりません。何とか探してきたものが、図鑑、網、カゴ、どれも一部分は大きいけど厚みが足りなかったりしましたが、一部分でも大きかったので「すごいね。見つけて来たね」と褒めると、持ってきた子は得意顔。自信を持った様です。
ゆり組の子どもたちには、重いものを用意して、それを1人ずつ持ってみてから「これよりも重い物を探してきて」と言うと張り切って出掛けて行きました。セロテープ台、物がいっぱい入った箱、3人でベンチ、3人で机を運んできました。ひまわり組の子ども達に持ってもらってどちらが重いのかを判断してもらいました。「こっちが重い」とみんな、意見が一致。ひまわり組の子ども達の判断も正確でした。
ひまわり組の子ども達には、保育士が持ってきた瓶の中にはビーズがいっぱい入っていて、「このビーズよりもいっぱいになるように持ってきて」と言うと、探してきました。チェーンリングがいっぱい入った箱、鉛筆をいっぱい握りしめてきた子が、瓶の中のビーズを見た途端「あ、まだだあ」と言ってもっと持ってきました。ブロック、お手玉、ドミノなどいっぱい握りしめて来たので、1人ずつ数を数えてもらいました。瓶の中のビーズは、20個。足りなかった子、1個多かった子、数えている途中でも多い事が分かるぐらい沢山持ってきた子、それぞれでしたがみんな良く考えて持ってきました。
残念ながらクリアできなかった子もいますが、みんなで確認して納得していました。「もう1回やりたい」と言い出す子もいたので、次のお楽しみとして取っておきたいと思います。M・K
Posted in 園のこだわり