◆8月19日(木)の子どもたち
2021年08月19日 木曜日
◆気になる気持ち (つぼみ)
今日もプール遊びができる子たちでプール遊びを楽しんでいます。
園庭遊びでは、1歳児の子の遊んでいる場所に自分から傍に行く姿を見かけました。じっと見つめては、使っているおもちゃに触れてみようとしてみたりしています。
1歳児の子もまんざら嫌ではなさそうにしています。しばらく、同じ空間を楽しんでいた〇ちゃん。大好きなプール遊びは今日は出来ないようです。他の子たちのプールが始まるとわたしもーと言うかのように、傍にやってきた〇ちゃんですが、今日は、はいらないのよーと保育者に誘われ園庭遊びに行きますが、ほどなくまた覗きに来ます。そのうちできないことに気が付いたのか泣き始めた〇ちゃん。そんな姿を見かけた園庭遊び中一緒に過ごしてくれていた1歳児の子が覗きに来てくれました。じっと見つめています。何かアクションを起こすわけでもないのですが、気にかけてくれた気持ちが嬉しいです。
〇ちゃんが、他の子の遊んでいる姿に気が付きやってみたいと感じる姿に、集団で過ごしていることの素晴らしさを改めて感じました。子どもたち同士の刺激を生かしていけるような存在になることができたらと思いましたU・A
◆青空クッキング(ふじ)

この夏、何度か園庭で収穫したきゅうりをその場で食べてきました。
もう、きゅうりの収穫も終わってしまい、もう出来ないかと思っていたのですが、昨日数人で園庭の大葉を収穫してくれたので、急遽きゅうりを調達して、青空クッキングをすることにしました。
給食室から必要なものを借りて園庭に出てみると、「きゅうり?」と声を掛けてきてくれる子どもたち。
「今日は、いつものきゅうりとは違うかもよ。」と話しながら準備をしていると、いつの間にかたくさんの子どもたちが集まってきていました。
まずは、実際の大葉を刻んで子どもたちの鼻に近づけてみると、匂いに顔を横に向けたり、大きく深呼吸したりと反応は様々。
中には、「葉っぱの匂い」「くさい」と言葉で表現してくれる子もいました。
一通り大葉の匂いを感じたところで、いよいよきゅうりを切り始めると、手を伸ばして切ったきゅうりを手にしようとするほど、子どもたちは園庭のきゅうりが大好きです。
いつもならここで終わりですが、今日はここに刻んだ大葉を投入。
大人からすると、大葉のいい香りがして美味しそうに感じるのですが、子どもたちにはどうなのか、少し不安がありました。
少量の塩を入れ、みんなで「おいしくなあれ」とおまじないをして、早速実食。
始めは、様子を見ながら大葉の少ないところを渡していたのですが、子どもたちからの「もっと」のアピールが多くなってきたので、大葉がたくさんついたものも渡してみると、いやな顔をせずパクパク食べていて、「おいしい」「もっと食べる」がたくさん聞こえて来て、きゅうり2本分あったボールの中身はすぐに空になってしまいました。
給食では野菜を残してしまう子も、自分から手を出してたくさん食べていて、保育室から園庭に場所を変えただけですが、その子にとっては「ここでのものなら食べられる」という気持ちが芽生えたのかもしれません。
これから秋、冬と、夏野菜のように頻繁に収穫してその場で食べるという事は出来なくなるかもしれませんが、機会を見つけて、その時期の食材で青空クッキングを子どもたちと楽しめるよう考えていきたいと思います。(E.Y)


◆暑さに負けず元気に遊びました(きく・たんぽぽ)
今日は、子どもたちみんなが楽しみにしていたプールでした。
部屋で遊んでいたおもちゃを片づけて水着に着替えて大好きなプールに入りました。水に潜って泳いだり水鉄砲で遊んだりなど、とても楽しんでいました。保育士の手や足にも水をかけてくれました。プールに寄りかかって水が気持ちよさそうでした。
「お野菜にお水あげる」と言い、お友だちと一緒に育てている野菜の葉っぱと土にじょうろで水をあげていました。「大きくなあれ」と言いながら水をあげている可愛い姿が見られました。プールの終わる時間になると、〇君がプールの中に残っているおもちゃを片づけてくれ、「片づけてくれてありがとう」と保育士が言うと〇くんは、「またプール入る」と言いニコニコな笑顔でした。
部屋では、少しパーツの多いパズルを子どもたちが頑張って挑戦しています。一人で全部出来る子や保育士と一緒にやっている子もいます。子どもたちは、パズルが大好きで毎日やっている姿が見られます。全部出来て完成をすると保育士に「出来たよ」と喜んで伝えてくれます。一回やるとずっと真剣にパズルをやっている子もいます。クラスで飼っているカブトムシを見て、「カブトムシいないね」、「カブトムシさんご飯食べているかな?」などカブトムシを大切に飼っています。
給食では、最近野菜を嫌がらずに食べている子どもが増えてきました。お皿の中がきれいになると「ぴかぴかだよ」、「お野菜たべたよ」と教えてくれます。野菜のお代わりをしている子もいます。野菜が食べられるようになった子どもたちも嬉しいし、保育士も嬉しくなりました。
毎日、子どもたちの楽しい、嬉しい、喜ぶ姿を見るのが楽しみです。(Y.H)
◆セミ大会(うみグループ)
やっと晴れた、今日は園庭で思い切り遊べます。
汚れることは気にしない、思いっきり遊びましょう。
朝の集まりで読んだ新しい絵本は この音は何だろう?という内容でした。
チリンチリンと聞こえる涼しい音、風鈴。庭に咲く花が開く音、犬、花火、公園の噴水、セミ・・・
そうだ!セミを捕まえよう。
虫取り網を作ろうか・・・準備品~針金ハンガー・棒・ゴミ袋 あります、全部そろっています。
お手製の虫取り網を作るところから始めました。
ハンガーを広げて先を曲げるところは先生たちにお任せください。
布ガムテープをビーっとひっぱって指先でつまんでピッと破く、でもこの作業はなかなか難しいです。
10㎝くらいに切ったガムテープで針金の周囲にかぶせたゴミ袋を貼りながら取り付けていきます。
みんなで少しずつ、丈夫に仕上げていきます。
貼り付けていく時、他の子達は棒をしっかり押さえています。
もも・ゆり・ひまわり・おまけの1本 計4本出来上がり。
1つ約束を決めました。
自分で捕まえる、そして手に持って観察、逃がす。何匹捕まえたかしっかり覚えておく。
そしていざ出陣。
今まで見たこともない勇ましい姿で捕獲が始まりました。
次々見せる満足な顔、恐る恐る手に取って逃がす姿、何より「あそこにいるよ。あそこあそこ・・・」
みんなで木を見上げ、次は誰の番 と協力し合ったたり手伝ったり、もっとこっちこっち・・・と誘導したり、
自分の為だけではない、みんなで協力し合う様子がとっても良かった、みんないいね!って思う姿でした。
しばらく持ち歩いている子もいましたが、最終的にはみんなが「じゃーねー・・・」と逃がしてあげるすがすがしい表情に虫取り網を作った時からの達成感を感じました。
セミの他に、蝶々、ヤモリと他のものを手に入れた子もいました。
でも、最後は逃がしてあげました。
虫取り、今日はみんなで協力しながらまるで大会のようでした。
お水沢山飲んで、シャワーですっきりして、給食モリモリ食べて、ぐっすり休憩。
今日はいい日だ!と思いました。(N・S)
◆色水遊び(にじグループ)


やっと天気が戻ってきたので水遊びをしました。
保育士が布を準備していると「染め物やるの!?」と嬉しそうに聞いてくれた年長児ですが、今日は染め物をする予定ではなかったため、少し残念そうにしていました。
ベランダに大きな布を設置していると「海賊船の旗〜?」「なんだろうね」と毎度お馴染みの予想タイムが始まっていました。
今日は珍しく全ての予想が外れました。
今日は色水を水鉄砲に入れて布に色をつけていくというスプラトゥーンというゲームのような遊びを提供してみました。
隣には3色(赤・黄・青)の色水実験も設置しました。
風が強く、布が飛ばされてしまいそうでしたが、布全てに色がつくまで楽しむことができていました。
年長児は少し経つとすぐに色水実験へ。
何色も違う色を作り出し、でき上がるたびに友達と見せ合って楽しんでいました。
1人の色水遊びが大好きな年少児が年長児と一緒に色水実験をしていましたが、広い心で優しく対応してくれる年長児にはいつも感心します。
年長児は小さなペットボトルとプラスチックカップに色水を作って入れていましたが、年少女児が空のペットボトルを持ち、スプラトゥーン用のピンクの色水をペットボトルに詰め、年長児が並べていた色水にそっと置いていました。仲間に入れたようで嬉しそうな表情でした。
最後は「走りたい」という要望があったので年長児数名でベランダダッシュをしました。
一度保育士が一緒に走ると「後ろから先生が追いかけてくると思って走ろうー!」と女児。一段と足が速く動いていたように思えます。
お楽しみ会後から「あ、リレーの練習」とつぶやいている年長児の姿が見られることがあります。走る楽しさや足が速くなる嬉しさ、そしてみんなで一緒に頑張る大切さを感じながら気持ちを高めていけたらいいなと思います。K.Y


◆昨日の続き(そらグループ)

今日もまた園庭に行くタイミングが見つからない程こども達が室内のテントを使って遊びを展開しておりました。
遊び方や遊びの内容も進化しているのですが何よりこども達の輪が広がっている事が印象的です。
テントが生み出す隠れ家的なワクワク感やリラックス効果はくつろぎゾーンとしても活用されています。
※ハンモックもあります。
先日から続いているキャンプごっこは「バーベキューコンロはあるけどお肉がない」と朝イチでBBQをしているこどもが言っていました。
段ボールで作成したステーキを渡すと「これじゃないお肉を焼くんだよ?」と言われました。(焼肉用の肉)
玩具の不足を感じた為簡易的にイカやエビを作成しているとこども達が僕もやりたい、今度はこんなものが作りたいとリクエストが途絶えません。
「サメ」のリクエストからこどもが何かを閃いた様に「俺、水族館作るわ」と魚やカメなどをコレクションしていきました。
隣では「俺は川の生き物作るよ。キャンプにいそうな生き物」とカエルやザリガニ、トカゲなどをリクエストします。
キャンプごっこのBBQに必要な食材作りが、川の生き物作りになり、後に釣りの魚に目的が変わっていきます。
こども達の遊びの発想を活かしながら興味関心を育んでいけたらと思います。
テントでは引き続き様々な遊びが展開され、机上遊びの方では水の中の生き物作りが展開され…このままでは園庭に行かずとも室内でランチタイムまで遊んでしまう事が予想された為、一度途中にし午後の活動から続きを再開しようと試みましたがまだ遊びたいというこども達が多く園庭には半分のこども達だけが向かいました。
※室内で遊びたいというこどもも多かったです
園庭ではうみグループのこども達と共にセミ取りをしたり、ノコギリを使ってジンギスカン鍋に使用する土台の木材切りやBBQコンロの火の演出様に使用する棒切り(薪に見立て)を行いました。
ももゆりひまわりのこども達が様々な姿を通して遊びを共有しています。
使い方や遊び方をじっと見るもも組。
見様見真似でやってみるゆり組。
遊びをリードするひまわり組。
それぞれの発達や個性のこども達が室内の環境にそれぞれに働きかけています。
それぞれの輪が広がる活動やそれぞれのこども達が自分の好きな事を楽しめる環境を大切にしていきたいと思います。
k★y


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