◆8月17日(火)の子どもたち
2021年08月17日 火曜日
◆興味の示し方(つぼみ)

楽しいな!
雨が降っていたため室内で過ごしました。時間があったので朝のちょっとした集まりをしてみました。タンバリンを鳴らして「つ~ぼみさ~ん」と呼びかけ何となく集まってきた子ども達。何かが始まることを察知したのか保育士の前に座って待つ子もいれば、興味を示さない子もいます。まだまだそれぞれのペースがあって、その瞬間の興味の持ち方も変わってきます。
絵本を読み始めると興味を持ってじっとみつめて聞いたり、興味がなかった子は保育士の声にちらちらと様子を伺って見ていました。
始めは興味がなくても少しずつ興味を示したり、絵本や歌などの言葉をこれから吸収していく子ども達なので、これからも絵本や歌を聞かせる機会を増やしていきたいと思います。
室内では廊下で巧技台の滑り台やトンネルで楽しみました。
気分が優れない子もいて涙を流している子もいましたが、ご飯の時間が大好きな子どもたちは嬉しそうにモリモリ食べていました。
(K.E)

避難訓練もありました!

のんびり〜!
◆遊びの変化 (ふじ)
しっかり手足を使って!登る
今日は、雨降り お部屋でのんびりと過ごしました。
以前にも増して、よじ登ることが楽しいと感じてる姿が見られるので、おひさま広場には、肋木滑り台を設置しました。
滑り台斜面を四つん這いになり、踏ん張りながら、登る姿が多いのは、ふわふわの子どもたち。以前は、登る姿に不安定さが見られドキドキしたものですが、今は登る姿に力強さも見られます。
斜面を使わずによじ登る事にチャレンジするのはわくわくの子どもたち。
上手く体を使い登ろうとします。
何度もチャレンジする中で登る感覚をつかんだ子どもは、あっという間に登ります。
その姿に刺激を受けて、初めてチャレンジしてみる子どももいます。
きらきらの子どもたちはその両方の姿が見られます。
遊びの中で自分に必要な力をどんどんつけていく姿がありました。
自由画遊びをした子もいます。じっくり描く姿にも変化が出てきました。
紙の上をトントンと描くことから少しずつ手を回転させながらグルグル丸にしたり直線を何度も描いたり、紙の上に出てくる色や線に嬉しくなり、保育士に見てというように視線を送ってきます。
なかには○○と何を描いたのか教えてくれることもあります。
電車遊びでは、電車を長く連結させて、線路の上を走らせることを楽しむ姿はもちろんありますが、少し遊びが変わり始めた子もいます。
小さな人型も加え、「トコトコ、、、、」とつぶやきながら電車の周りを歩かせてみたり、乗せてみたりしています。
少しずつイメージの世界にも入り始めたようです。
ひとり一人あそぶ姿を大切にしながら過ごしていきたいです。(O.A)
人型を使って歩いたり、電車に乗せたりが楽しい
トントン描きからグルグル描きへ
◆ちょうちん作りと順番待ち (きく・たんぽぽ)

何色使おうかな、、どんなのができるかな、、
10:00。
「緊急地震速報の試験放送を・・・・」 地震の放送が入りました。
すぐにお部屋中央にあるテーブルに集まっています。
今回、「机の下に隠れて」と掛け声もしました。呼びかけに反応して数名の子が隠れていました。覗いてみると、ニヤニヤした表情をしている子がチラホラ・・。かくれんぼをしているかのようでなぜ、隠れるのかがまだピンと来ていないようでした。
「上から危ないものが落ちてくるかもしれない」
「頭を守るために地震の時は机の下に隠れる」 と伝えました。
この2つを引き続き訓練の時に伝えていき、意味をしっかりと理解して行動できるようにしていきたいです。
以前から、さかな(ボール)すくいや的あて。
法被を着てお祭り気分を味わってきましたが、もっと雰囲気がでるようにちょうちん作りを用意しました。
「祭」の字が後ろ。表は絵の具でフィンガーペイントをして装飾しました。
絵の具の色は、ピンク・水色・黄色・白・薄紫の5色。
どんなちょうちんが出来上がるのか楽しみです。
〇ちゃんはチョキの指をしてそれぞれに違う色を付け、トントン・・と模様をつけています。
スピード命、効率の良いやり方を見つけたようです。
いつも制作よりも遊びを優先しつつあった△くん。今日は、絵の具の準備の時から気にするそぶりを見せ、始める時には真っ先にやりたいアピールをしています。
一番のグループでやり始めると、黙々と制作に取り組んでいました。
△くんの視野の広がり、成長を感じます。
一回にできる人数は4人まで、その他の子は順番を待ちます。
順番待ちの椅子を作ると、そこもすぐにいっぱいになる程大盛況です。
順番が来るまで黙ってジッと座って待つ子。隣に座ったお友だちと向かい合いやり取りをして楽しく待つ子。座ったけどなかなか順番が回ってこないからあきらめて違う遊びに移る子。空いたころを見計らって後半に座りにくる子。
順番待ち一つにしても個性が出て面白いです。
廊下に出てみると、お祭りの音楽を流しながら太鼓をたたいています。
そこにも、順番待ちの列がありました。
満足したら、待っているお友だちにどうぞと貸してあげています。
こういう制作や遊びの中から、「順番」というものを学んでいければなと思います。
コロナ禍になってから、お祭りも中止が相次いでいて、今年の夏もないのではないでしょうか。中には、まだお祭りに行ったことがない、知らない子もいると思います。
・お祭りってなに?
・どんなことするの?
・たのしいの?
きく・たんぽぽなりのお祭りごっこ用意して、雰囲気を味わったり経験が出来たらいいなと思います。(I・K)

太鼓と順番待ち

可愛く作っています!
◆『話す事』『聞くこと』(うみグループ)

ご挨拶が始まります。背筋が伸びて、ビシッとした立ち姿です
今日は32名。夏休みを終え、少しづつ人数が増えてきて一段と賑やかになりました。
朝の集まりに参加する子どもたちは、ちょっぴり背が伸びて、日焼けして、逞しくなったように感じます。
「どんなおやすみを過ごしましたか?」
「プールと川と海に行きました。温泉でも泳いじゃった」
「お魚のところ言って、カエルと鳥と魚見たんだ」
「・・・(恥ずかしくなってしまいました)」「何見てきたんだっけ?」「黄色いお魚」
もも組の子ども達。
みんなの前に出て話す事にドキドキしながらも、一生懸命自分の言葉で伝えてくれました。
「お父さんがお買い物行ってて、○○ちゃん(お兄ちゃん)とテレビ見てました」
「お父さんとセミを沢山捕まえました」
「家族でクレヨンしんちゃんの映画をみてきました」
ゆり・ひまわり組の子ども達。さすがです。
誰とどんなことをしたのか。相手に伝わるように、しっかりと話をしてくれました。
話す側と聞く側についても確認です。
『話したい』ばかりではなく、『聞く』ことも大切であること。
話す人の方を向く。
おしゃべりしたい気持ちは押さえて静かに聞く。
話す友達が前に行くと、一瞬静かな時間が流れます。
少しは意識してくれたようです。
地震・火事の訓練もありました。
『聞く』ことの大切さが試されました。
サイレンが鳴り、今何が起こっているのか。どこから火災が発生しているのか。
しっかりと聞いていた子ども達。
雨の為、ベランダへの避難になりましたが安全に避難を終えることができました。
午後は、防犯訓練も行う予定です。
ここでも、聞くことを大切にしてもらえたらと思っています。(M.C)

火事です。しっかりと口を押さえて避難できました

マーブリング。「何しているの?」年長児が、行う姿をしっかりと見ています。よく見ていたので、自分の順番が来ても来ても迷うことなく楽しめました。
◆楽しいこと (にじグループ)

今日は久しぶりに30名以上が登園し、少し賑やかになりました。
「久しぶりにドッヂボールやろうよ!雨だけどやりたいなぁ」と年長児。
1人が保育士と話していると他の年長児も「○○やりたい!」と、やりたいことを教えてくれます。
まずはダンスからスタートです。
「HandClapからやりたい!」と女児。
今日は子ども達の好きなダンスを踊っていきました。
どんどん汗が滲んでくる子どもたちですが、疲れを見せることなく、4曲踊り切りました。
集まりを始め、年中児の○ちゃんの5歳の誕生日をお祝いしました。
「大きくなったら何になりたいですか?」と聞かれると小さな声で「美容師」と答えてくれました。
緊張が伝わる○ちゃんの小さな声を年長児がすぐに拾い「美容師さん!?大人になったら切ってもらおっかなぁ」とつぶやきます。
年長児のおかげで緊張が和らいだのか次の質問から少しずつ声も大きくなり、嬉しそうに質問に答える姿が見られ、温かい気持ちになりました。
集まり後はゲームをしました。
風船渡しリレー、ボール運び、雑巾掛け。
風船渡しリレーはチーム替えをしたり、渡し方を変えながら何度もおこないました。
勝ったり負けたり、風船が飛んでいってしまったり、ルールがイマイチ理解できずに順番がきてしまったり、一つのゲームでも様々なことが起こりますが、子どもたちで解決したり、喜びあったり、励ましあったり、素敵な姿もたくさん見られます。
ボール運びは慎重に進んでいく児、急いでボールを落としてしまう児など、個性が出るレースとなりました。
ボール運びは年長児vs年中児でおこないまいした。
年長児は年中児より人数が少し多かったのですが、いい勝負を繰り広げていました。
最後は年中児が勝つと、年長児に勝てたことが何より嬉しいのか今までで一番喜んでいたように思えました。
最後は雑巾掛けと布団の準備をしました。
「お手伝いが1番楽しいよね」「なんでこんなに楽しいんだろうね」という会話が聞こえてきます。気を遣ってくれているのかもしれませんが、どんなことでも「楽しいね」と言ってくれると嬉しい気持ちになります。
様々な活動を提供していく中で、お手伝いを超える「楽しい」を探していきたいと思います。K.Y


避難訓練中
◆いかのおすし(そらグループ)

朝の集まりで、「いかのおすし」についての話をしました。
「いか」…知らない人についていかない
「の」…知らない人の車に乗らない
「お」…連れてかれそうになったら大きな声をだす
「す」…危ない時はすぐ逃げる
「し」…なにかあったらすぐ知らせる
この5つは誘拐などから子どもたちを守るための行動をまとめた標語です。
子どもたちにいかのおすしを知っているか聞いてみると、「お寿司?」「美味しいよね!」と予想通りの反応を示してくれました。ひまわり組は「違うよ」と分かっているようです。ゆり組も何人かの子どもは分かっています。話を始めると、いつにも増して真剣な表情でこちらを見て話を聞いてくれていました。
説明後、クイズにして確認すると即答するひまわり組の子どもたち。ゆり組も説明を聞いて理解したのか、クイズに答えることができます。もも組はクイズには答えないものの、ゆり組ひまわり組が答えているところを静かに聞いていました。いつ、子どもたち自身に起こる事なのか分からないので、今回だけでなく定期的に話していこうと思います。
話が終わり、子どもたちと手遊びをしていると、「地震です」「地震です」と避難訓練が始まりました。話をしていた子どもたちもすぐに静かになり、しっかりと放送を聞いて机の下に入ります。机の下でも喋る子どもたちの声は聞こえません。地震の後は「火事です」「火事です」と次は火事の放送が入りました。どこから出火したのか静かに聞きます。外は雨が降っていたため、下駄箱に避難することになりました。
階段を降りている時も、「早く行って」という声も聞こえません。口と鼻を手で覆い、煙を吸わないようにする姿もありました。とても静かに避難でき、今日の避難訓練は終始静かに取り組むことが出来ていました。避難訓練が無事に終了し、部屋に戻って防災頭巾を返します。その際も「ありがとうございました」と全員がお礼を言ってから返すことが出来ていました。今日の避難訓練が今までで1番上手に出来ていたことを伝えると、少し照れてる様子を見せる子や、嬉しそうにニコニコしている子どもの姿も見えました。
避難訓練後、園庭に行って遊ぶ気満々だったのですが、なんと雨が降ってきておりました。園庭遊びはまたしてもお預けです。ということで、ランチルームではゲームをして、もう一方ではいつも通り、ラキューやブロック遊びをすることにしました。ランチルームでは、ドンジャンケンポンやボール運びなど様々なミニゲームを楽しんでいます。今までより少しだけ難易度を上げた遊びを一生懸命考え、全力で楽しみ、ニコニコの笑顔でした。
ラキューやチビブロックなどはいつも通りの盛況で、最近は塗り絵にハマっている女の子たちが、「塗り絵やってもいいですか」とひっきりなしにやってきます。集中して塗り絵を行い、日に日に塗り方が綺麗になっていく成長を見るのが楽しみです。
今日は少し忙しく、沢山考えた1日でした。避難訓練を通して、子どもたちの成長を感じさせられる1日になりました。
F・A

ジャンケンポン

真剣に紙コップを積み上げています
Posted in 園のこだわり