◆8月16日(月)の子どもたち
2021年08月16日 月曜日
◆一歩一歩(つぼみ)

自分で出すよ
今日は久しぶりに登園してきた児も合わせて9名の子ども達がつぼみ組保育室と園庭で過ごしました。
久しぶりに登園してきた〇ちゃんは最初こそ担任の顔をみてキョトンとした表情をしていましたが、泣くこともなく、近くにある玩具に手を伸ばして遊び始め、腹ばいで動いたり、足を動かそうとしたりと休み中に沢山動いてできることが増えてきたことが見てわかるほどの成長を遂げていました。
他の児達も園庭に出る準備の時に保育士が靴下を持ってくると足をあげて、履かせてとアピールしてきたり、自分で保育室からテラスへ移動してきたり、靴箱から自分の靴を出して、「うっ」と言いながら保育士に渡したりするのをできるようになってきました。
園庭に出ると大好きな砂場や滑り台に向かい遊び始める子ども達。
滑り台も階段から登って滑り降りるとにっこり。もう一度階段に向かうを繰り返して楽しんでいました。
砂場では型抜きやバケツに砂を入れて、型抜きをすると「おー」と良いリアクションをとって、拍手をしてくれる☆くん。「もう一回」といいながら保育士がバケツに砂を入れて、ひっくり返しておくと、☆くんがバケツをぱかっとして、うまく型抜きができました。
今は何度も何度も繰り返して遊び方を習得していく時期なので、同じ遊びが繰り返されますが、些細な動作の中にも子どもたちの成長を感じることが増えてきました。
そんな子どもたちの成長をこれからも見守っていきたいと思います。
(I.H)

行こう

今日も大人気の砂場
◆一緒だと楽しいよね(ふじ)

いつのまにかお店屋さんごっこになっていました。ちょーだいな どうぞ が上手でした。
かたつむりを飼い始めてだいぶ経ちました。
『かつみさん』『かっつりー』と相変わらず可愛らしいかたつむりの呼び名が子ども達から聞こえて来る中、今日新たに『でんでっしー(でんでんむし)』という呼び名も増え、子ども達のかたつむりへの関心が増しているのを感じました。
かたつむりにもだいぶ慣れ、親しみも増した子ども達は触ることを嫌がり怖がっていた事が嘘のように今では積極的に触れ合いを求めるようになり、我も我もとかたつむりを持ったりつついたり移動させてみたりとても楽しそうにしています。
そんな様子を見て引き寄せられたのかあまり興味を示さなかったふわふわの子ども達も一緒にのぞき込んだりかたつむりを触ろうとしたりと意欲的な姿が見られるようになりました。
かたつむりがかごをよじ登って出てくると『でたー!』『キャー!』『こわいー!(笑っています)』とはしゃいでいるきらきら・わくわくの子ども達の隣で一緒に顔を見合わせて笑うふわふわの〇くんや『(ほんとうだ)ねー!』と同調して楽しむふわふわの△ちゃん。お友だちの行動を意識する中で、心の余裕や活動の幅が広がって来ている姿がたくさん伺えてました。
また、かたつむりのフンが付いた蓋の掃除を数人のわくわくメンバーがやりたいと名乗り出てくれたので任せてみました。自分たちで蛇口をひねり、スポンジ代わりのあじさいの葉でゴシゴシゴシ。『うんこいっぱいねー』『(水が)きもちいい~』『これこれ(洗っているよとアピール中)!』とそれぞれの感想を述べてくれています。お世話の数をこなしていく内にやり方も覚えて自ら行動する姿もあり、経験の力を感じました。
別の場所ではお店屋さんが繰り広げられる一幕がありました。
ログハウスのカウンターにスコップで砂を数か所置いている◇くんに「何作ってるの?」と聞いてみました。『これこれ、おいしい』と◇くん。隣にいた◎くんが『ごはんだよ』と教えてくれ、二人でごはんを作っていたことが分かり「じゃあそのごはんくださいな」と頼んでみると『いいよ~』とシャベルですくって保育者の口へ運んでくれました。
「すごくおいしいね」とやり取りをしていると、その様子を見ていた☆くんも『ちょーだい』と一言。お店側の二人は、”どうぞ”とあげるそのやり取りが楽しいようで気前よく砂をすくって渡してくれます。保育者には直接口に運んでいましたが、☆くんや●ちゃんは”ちょうだい”と手を出したので二人はその手に渡すと思考を巡らせ、手のひらに砂を置いて『どうぞ』の一言を口にしていました。
お店屋さんごっこをするつもりはなかったであろうふたりですが、ひょんな事からおみせやさんに発展して友だちとのやり取りが盛んになった瞬間。お互いの気持ちがズレそうな時だけ保育者が介入して意思疎通を図ってみましたが、それ以外は子どもたちでのやりとりとなり、ここでもいい表情が見られほっこりする様子が続いていました。
様々な所で様々なやり取りが見られ”一緒”を楽しむ子ども達の姿が日々増え、その行動もどんどん成長を見せてくれています。そんな”友だちと一緒が楽しい”と思う気持ちを沢山感じられるような瞬間を引き出していけたらいいなと思います。
K・E

かたつむりの動きに夢中です。

最近、砂場のシートを率先して運んでくれる姿がみられています。『わっしょい わっしょい』の掛け声がお決まりのようです。
◆虫ヒーロー(きく・たんぽぽ)
虫ヒーローの周りに人だかり
急に涼しくなった今日、セミの勢いが弱まってきていました。「ここにもあった」「こっちにも」とたくさんセミや抜け殻が落ちていて大切そうに手に乗せたり、砂場玩具に入れて持ち歩く姿が見られました。セミが地面に落ちているのを見つけた数人の子ども達はセミの周りに集まり見よう触ろうとし輪が出来ました。
一人がツンツン触るとあとに続き数人ツンツン。そこで1歩先を行く行動をしたのは○ちゃん。しっかりと手で握り颯爽とその場を去っていきました。まさか掴んだの?とそのあとを追いかける子ども達。少し得意げに見せて回る○ちゃんでした。
□君も下に降りてきていたセミを上手に見つけ自分でパッとセミを捕まえジージーと鳴いていてもお構いなしでセミを手に持って見せて歩いていました。セミを捕まえられる子はみんなの憧れの的、ヒーローになれるようです。
フラフープを出し地面に並べケンパをして遊び始めると次々に子どもが持っていきケンパをしていた子たちは「あれれ?ない・・・」と困惑気味に。持って行った子たちは電車ごっこに使っていました。横並びになって一緒に押したり一列になってなわとびで連結させてみたり、一人で「しゅっしゅっぽっぽ」と自由に動き回ったり。電車になりきって電車ごっこを満喫していました。
急な気候の変化で体調を崩したりしやすくなっています。子どもたちの体調の変化を見逃さないようにしていこうと思います。
(K☆H)
フープ電車「ガタゴト」「シュシュッポッポー」
たんぽぽ、身体測定をしました。お着替え、自分で頑張っています!
◆うれしいお知らせ(うみグループ)

目線バッチリ⭐︎誕生日おめでとう!
先週お休みだった児も続々と復活し、今日は28名と賑やかなうみグループです。
久しぶりに友だちと会えるのが嬉しそうな子どもたち。お休み中にしたことを友だちに伝えたくて仕方ないというような表情です。
いつものメンバーで遊ぶ児もいれば、先週の少人数保育のなかで広がった人間関係をもとにいつもとは違う友だちと遊ぶ児もいます。仲良しな友だちと遊ぶ安心感を抱きつつ、どんどん友だちの輪も広げていってほしいと思います。
今日は、6日前に誕生日を迎えた年長〇ちゃんの誕生会を行いました(先週お休みだった為)。集まりの前、誕生会のなかで読んでもらいたい絵本を一緒に選びにいくと、じっくり絵本を読み始める〇ちゃん。こちらの声も聞こえないほど、集中して読み進め、どれにしようか悩んでいる姿に勝手ながら〇ちゃんらしいなと感じさせていただきました。
誕生会のみんなからの質問タイムでは一つひとつの質問にテキパキと答えていく〇ちゃん。6歳の誕生日を迎えたので、6つの質問に答えてもらいました。
「好きなケーキはチョコレートケーキ」
「好きな園庭あそびは鬼ごっこ」
「好きな動物はいぬ(ダックスフント)」
「好きなロウソクの色は青色」
「好きな色は水色」
「好きな花はひまわり」
少し遅れてのお祝いとなってしまいましたが、〇ちゃんにとって大切な思い出になればいいなと思います。改めて、誕生日おめでとうございます。
そして、今日はもう一つ嬉しいお知らせがありました。
今日から3日間、高校3年生のお姉さんがボランティアとしてうみグループに遊びに来てくれます。ちょうどお昼ごろ来てくれたお姉さんに、すでにべったりな子どもたち。給食を待っている間、何でも聞いてくれる優しいお姉さんにお喋りが止まらない子どもたちです。たくさんお話して、たくさん遊んでもらって楽しい時間を作れたらと思います。
(M・Y)

トランポリンで跳ねながら足ジャンケンをする年長児。

一緒にお山づくり。年少児に「こうやってやるんだよ」と教えてあげる年中◇ちゃんと△ちゃん。
◆雨の日のあそび(にじグループ)

先週とくらべると、今日は28名とみんなの顔がそろってきました。
朝から「園庭行けるかなぁ」と天気を気にしながら、外でセミ探しをしたいと張り切る年長男の子たちです。
今日は絵の具遊びを提供してみました。画用紙に数色の絵の具を垂らし、その上をくし(髪をとかすもの)or段ボールで滑らせます。滑らせ方で色が重なったり混ざったりしながら、様々な模様が生まれます。
自分の好きな色を選んで、上を滑らせると…自分でやりながらも「わぁー」と声をあげて、「すごいね、きれいだね」と感動を言葉と顔で表現してくれます。友だちと「〇ちゃんの見せて、上手だね」とお互いに認め合う姿、こちらも嬉しい瞬間です。
「色が混ざっちゃって汚くなっちゃった…」滑らせることが楽しくなり過ぎて、画用紙の色が全て混ざり茶色の単色になってしまいました。でもこれも経験です。「もう一回やってみる?」と声をかけ、色の模様がちょうどよさそうな頃、そこで手を止めることを勧めてみると「いいね~」と言い、出来上がりに満足な表情でした。
園庭の時間になると、ポツポツ雨模様です。残念ですが、今日は園庭は諦めて室内で風船あそびをすることにしました。
遊んでいると年中の◇ちゃんが泣いています。それに気づいた年長児…大人を呼びに来てくれる児、ティッシュを持ってくる児、◇ちゃんの手を引き仲裁に入ってくれる児と本当に見事な優しさのチームワークでした。あまりにも見事だったため、大人の出る幕なく、◇ちゃんも笑顔になり、楽しく遊ぶことが出来ました。
思いやりの成長がうかがえ、とても嬉しく思いました。
e.y


◆宇宙人の名前は、何を食べたうんち(そらグループ)
カラフルなうんちは、何を食べたのかな
朝の会にUFOが飛んできて、『壊れたUFOを直してきた』と現れました。みんな大喜びで宇宙人に話しかけます。『「遊びに来たよ」って言ってる』『「UFO直したよ」だって』とすぐに話が進んでいきます。『ご飯だべてないんだって』とはじまり、宇宙人はいったん戻ったかと思ったら、ペットボトルの小さな宇宙人が代わりに現れました。
前は、青かった体が、なんとシマシマになっていました。今度の宇宙人は、クルクルと回ってダンスをしているようです。みんなペットボトルを手に回る宇宙人に夢中。親しみが湧いてきたのか「名前付けてあげる」と言い出し、子ども達の中から出てきた名前が『さみー・りぼん・さりー・しまお・しまちゃん』があがりました。みんなで考えて決めた名前が『さみー』に決まりました。最後は、そらに向かって「さみー、バイバイ、また来てね」と宇宙に送りました。
そらグループの宇宙人の存在が益々大きくなってきています。
うんちの絵本『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』に出てくる4種類のうんちの絵を見て「ぬりえしたい」と言い出し、先週うんちの塗り絵をしました。みんなカラフルに塗りだし、綺麗なうんちになったので、みんなでうんちをぬってみようと思い、今日はうんちの絵を持ってきました。
見るなり、みんなで「やりたい」と言い出し張り切っていたので、『何を食べたらどんな色のうんちになるんだろうね』と、みんなで話てからクレパスで色を塗りました。みんな素敵な色になり、赤いうんちは、リンゴ・トマト・唐辛子を食べたから、紫はぶどうを食べたから、カラフルなうんちは、虹色ジュースをのんだからと沢山の食べ物が出てきました。深海の水を飲んで青くなったうんちもあれば、髪の毛のあるウンチまで出て来て、明治時代のうんちと時代を超えたウンチまで登場しました。
もも組の子ども達の中には、カラフルに塗ってしまったら、後どうしていいのか分からなくなり周りもカラフルで塗って紙面全部カラフルになる子もいました。でも、みんな楽しそうにうんちを好きな色で塗っていました。
身体に中の話から色々なうんちの話をしてきましたが、こんなにうんちに親しみを持ち、綺麗な色で塗り、楽しそうにうんちや食べ物の話をしてくれるようになるとは思ってもいませんでした。うんちは、臭くって汚いものと言うイメージとはほど遠い、大事なものという存在になって来ています。また、子ども達とうんちの話を広げていき、身体の仕組みについても楽しく知っていけたらと思います。M・K
宇宙人さん、動いてる。
チェーンリングを長くつなげられるようになり、みんなで長さ比べ、そしておままごとコーナーに飾りました。

Posted in 園のこだわり