◆8月4日(水)の子どもたち
2021年08月04日 水曜日
◆プールに(つぼみ)

たのしいな!
今日はプール遊びをしました。今日初めて水着を着てプール遊びができる子もいて、着替えた時には「かわいい~」という声が飛び交っていました。プール遊びも初めはプール外から様子を見て慣れてきたら入水と、自分のペースで楽しんでいました。
園庭で遊んでいた〇ちゃんは今日は△印だったためプールは入れなかったのですが、プールから園庭に流れてきた水に反応し、ぴちゃぴちゃと水の感触を楽しんでいました。
体調が万全ではない子もいるためみんながプールにはいれるのが楽しみですが、それぞれ楽しめるよういろんな感触のものも用意していけたらなと思います。
(K.E)

初めてのプール!

園庭でものんびり!
◆きてきて、みてみて(ふじ)
みて、みて。アリ発見!
砂場の横で地面に絵を描いていると、◯くんが木を指差して「みてみて!みてみて!」と言ってきました。◯くんが指差す方を見てみると、木の幹をたくさんのアリが列のようになって行ったり来たりしています。「わぁ〜アリがたくさんいるね」保育者の声に絵を描いていた子たちもアリに注目。ここにもいる、ここにもいる…とアリを指差します。
保育者が木の枝を使ってアリの居場所を示していたので、○くんは「自分も」と木の枝を拾ってきてアリをつつき始めました。すると、近くでアリに注目していた◇くんが「◇も、◇も」と自分も木の枝が欲しいことを伝えてきました。◇くんも木の枝が欲しいことに気づきた○くんは、自分の持っていた木の枝を◇くんに差し出し渡してあげていました。二人のやりとりにほっこりしました。
アリの観察を十分に堪能すると、「きて、きて」と◇くん。保育者の手を引っ張り玄関の近くにある滑り台まで連れてきてくれました。「かいだん、かいだん」と言いながら階段をのぼると嬉しそうに保育者の顔を見てきます。見ててね、と言っているような表情です。滑り台を滑り降りると満足そうに次の場所へと移動していました。
暑かったのでプールでも遊びました。今日が初めてのプールの子は「こわい」と言ったり、やりたくない気持ちを伝えるために泣いたりしていましたが、何度か経験している子は少しずつ慣れてきた様子です。プールの中に入ると好きなおもちゃを掴んで遊んだり、お風呂のようにつかっていたり…可愛い笑顔がたくさん見られました。
”じょうろ”の使い方も分かってきて、☆ちゃんは「みて、みて、みて」と水を出すのを見せてくれました。しかも、両手持ちの二刀流です。保育者に見せてたくて、”じょうろ”を差し出してくるので、保育者のズボンはべちゃべちゃです。
少しずつ言葉が増えてきて、何かを伝えようとしてくれる姿がたくさんあります。
「きてきて」「みてみて」がとても愛おしいです。(M.S)
アリさん、ここにもいるね~

◆ボクたちの番?! (きくたんぽぽ)
準備体操中♪
たんぽぽぐみはプール、きくぐみは園庭で遊びました。
前回2回は、きくぐみからプールに入り、たんぽぽぐみは「明日ね。」と順番待ちでした。うらやましそうにしながらも、自分たちの番が来るまで、がんばって待っていました。今週はたんぽぽぐみから。。朝、「発表があります!」とプールに入ることを伝えると、「おー!」「うおー!」「やったー!」ともはや雄たけびのような歓声が上がりました。(保育士の盛り上げにノッてくれたところもあるかもしれません)
2回に分かれて入りますが、その順番も今日はいつもと逆にしました。今日は月齢が小さい子たち中心のチームを後半にしてみたのですが、「最初は遊んで待っててね。」と言っても、前半チームが水着を着たりしていると、気になって仕方ない様子。自分の水着を持ってきたり、気づけば既に裸になっている子もいたりして、水遊びが大好きな思いが伝わってきます。結局、水着をしっかり抱えたまま遊んでいました。
前半チームは着替え終わり、準備体操。「いち にい さん しー」と声に合わせて、足を伸ばしたり、ジャンプしたり、手足ブラブラと、保育士の真似っこをして、元気に楽しく準備体操しました。(気づけば、ここにももちろん、後半チームの子たちが混ざっていました。)
今日も豪快にたっぷりの水に入っていき、「きもちいいー!」と声があがります。腹ばいで歩き回ることもどんどん上手になってきました。前回初めて入り、小さめのプールでたのしんでいた〇ちゃん、今日は大きいプールに入っています。ほぼずっと腹ばいで、ニコニコの笑顔。表情やゆったりした仕草からも心地よさ、気持ちよさが伝わってきます。
今回初めての▽くんは、水着を嬉しそうに引き出しから持ってきました。しばらくはプールサイドで楽しんでいましたが、おおきいプールに誘って、手をつなぐと、大きいプールにゆっくりと足を入れ、入ることができました。こちらもにーっこりの笑顔を見せてくれ、ご満悦の様子でした。
それぞれのペースでプール遊びを楽しむ子どもたちの豊かな表情や仕草が印象的です。そして、楽しい経験の中で、自然に順番を待つことや、我慢することもちょっとずつ学んで成長している子どもたちです。
(T.M)
昨日作ったペットボトルの水てっぽうで遊びました。ギューッと押すと、水が穴からシャワーのように飛び出します。
セミがいるねえ。ダンゴムシやカタツムリ探しで地面ばかりを見ていたのですが、この頃はセミを探して上を見上げている子どもたちです。
◆おばけトンネル(うみグループ)

設計図を見ながら迷路を組み立てています。
室内遊びの時間に、子どもたちが大好きな迷路遊びを行いました。
今日の迷路は、以前、年長児数人が作成した迷路設計図をもとに、子どもたちと組み立てたものです。
自分たちが考えた迷路ということで期待や喜びが高まる年長児。
「迷路始まりますよー」「みんなー、楽しいからやってごらん」などと、嬉しそうに周りの子に呼びかけていました。
今までは、誰よりも先にスタートラインへという姿が多く見られていましたが、ゲームに参加するだけではなく、皆が楽しめるようにと率先して迷路の作成、修正を行ったり、年少、年中児にルールの説明をしたり。
協同的な遊びの展開から責任感や頼もしさなど、たくさんの成長に触れさせていただくことができました。
友だちと遊ぶことの楽しさや思いやりの気持ちをもって他者と接すること、遊びへの働きかけ方等、年少、年中児にとっても素敵な経験、学びの時間になったことと思います。
「あー楽しかった」「年長さんが作った迷路すごかった」「〇〇も作ってみたくなった」
遊びが終わり、嬉しそうにお話ししてくれる年少、年中児。
年長児は、満足感を得たことはもちろん
「次は、もっと凸凹の道増やそうよ」「私も設計図作る人になる」「うん、やろう!」
と、次への意欲、期待を高め合っていました。
今後どのように遊びが発展していくか、また、子どもたちがどのような姿を見せてくれるか楽しみです。
(T.N)

「ゴールできたー」

色水氷の宝探し
◆ひまわり畑(にじグループ)

少し前から向日葵を作りはじめています。
「ベランダに向日葵咲いてるよ!」
「向日葵がお花の中で1番好き!」と、教えてくれる児もいます。
先日、トイレットペーパーの芯を使って花火を描きましたが、今日は向日葵を描いてみました。
まずは年長児だけで描きました。
トイレットペーパーの芯を潰し、向日葵の花びらの形に。
中心部分(筒状花)は、トイレットペーパーの芯で円を描き、その中を綿棒を使ってトントンたたきます。
何度か描いている児はコツを掴み、アレンジを加えたり、葉っぱの形が上手になったりしています。
集まり終了後、年長児が年中児・年少児を誘い、今度は教える側になりました。
「○ちゃん一緒にやろ?」「先に□ちゃんの方から来てくれた!一緒にやりたかったみたい!」と嬉しそうな声も聞こえてきました。
以前、同じように年長児が年中児・年少児に教えるような活動をしましたが、その時より数倍、教え方や関わり方が上手くなったように思えました。
「ここはね絵の具でやるよ!ここは絵の具とクレパスどっちがいい?」
「一緒にやってみようか」
「見本見せるからやってみてね」
「あーちょっと違うけど、大丈夫だよ!ね?先生!」
「おー上手にできたじゃない!今度は1人でやってみる?」
「すごいよ!上手!すごくきれい!」etc…
子ども達の優しい声かけと鳴り止まないセミの声で穏やかな時間が流れていたように感じます。
年中児・年少児も年長児の素敵な関わりで自信を持つことができ、「今度は1人でやってみる」と2枚目に挑戦する姿も少なくありませんでした。
全て並べてみると何十本もの向日葵が咲き、ひまわり畑のようでした。
今日から夏休みの年長児もいたため、昨日年長児数名と大きな向日葵を作りました。
本当は今日の活動にしようと思っていたのですが、年長児数名のやる気に圧倒され、昨日のうちに活動が終わってしまいました。
花びらは一枚一枚絵の具とクレパスを使って模様を描き、筒状花の部分はクレパスでたくさん点を描き、はじき絵にしました。そして全て貼り合わせて大きな向日葵が完成しました。
大きな向日葵を中心に、広いひまわり畑になりました。K.Y


◆吹いた子と拭いた子 (そらグループ)

園庭ではミストが自然と水遊びを誘発してくれます。
地面に出来る川や虹、水滴の不思議やその不思議を使って水を集めたり創意工夫が凝らされる園庭で過ごす事は有意義な時間であるとまた改めて実感出来ます。
園庭の真ん中でミストを浴びながら遊ぶ。
たったこれだけでもこども達にとっては立派な水遊びになり、立派な水遊びを展開していくのではないかとすら思えます。
今日は先日の色水遊びで作った色水を凍らせておいたもの(色水氷)で遊びました。
姿形がまるで宝石の様です。
この時点であの遊びかと気付く保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
そうです、宝石探し(宝探し)です。
色とりどりの宝石(色水氷)を見て一人のこどもが言います。
「うゎぁ、エメラルド」
「金」
「ラピスラズリ」
「アメジスト」
「鉄」
「銅だ」
「これはレッドストーンだ」
Minecraft (マイクラ)というゲームで得た知識の様です。
ツルハシで一生懸命掘った宝石達(一生懸命凍らせた氷)を数名の保育者と隠します。
異G混合で行いました。
「見つけたよ〜、つっめた」
肩を上げて縮こまりながら持ってくる姿は思わず笑ってしまう程素敵な光景でした。
夏とは正反対の手元だけ冬。
嬉しいけど冷たくて冷たいけど嬉しくて。
持ちたいけど冷たくて冷たいけど持ちたくて。
持っては置き、置いては持ち…と頭と体が上手く繋がらない姿も素敵です。
見つけた後は一人一個好きな物をプレゼントしました。
そして、築山で宝石転がし。
これはすぐやめていました。
その理由は、「すぐ溶けるから」です。
おままごとに使ったり手で磨いたり、涼んだり友達と比べっこしたり、水につけたり集めたり…こども達の興味と関心が沢山垣間見る事が出来ました。
冷たすぎて手で持てないと気付き玩具を使って氷を入れるこども達。
次第に溶けていき「ちっちゃくなった」「無くなった」というこどもが続出。
もう一つ続出したのは泥棒でした。
「誰かに取られた」
「この中に入れてたのに盗られて無くなった」
※本当は溶けたのに
見えない誰かのせいにしたくて出てきたのは「泥棒」です。
あるこどもはハートの形にしたいと氷と氷で磨きハートの特徴的な窪み部分に息を吹きかけて溶かそうとしていました。
またあるこどもはティッシュを何枚も欲しがりました。
一枚あげるとまた一枚、今度は大きいティッシュが欲しいと言い出します。
水が滴るのが嫌で氷を拭いていたのです。
拭けば冷たさが消える、拭けば拭き取れると思っているという理由があった様です。
そうこうしているとランチタイムになりました。
「これどうするの?持って帰りたいんだけど」とこども達が言います。
保育者同士話し合い「良いよ、袋持って来るね」と伝え袋に入れて渡しました。
すでに「あれ?」と部屋に戻って異変に気づくこどももいました。
このまま持って帰ってママを喜ばせたい、驚かせたい、僕私の大発見。そんな宝物だからこそ袋を用意した事、袋に入れて水になる変化の不思議を知る事を大切にしました。
子どもたちの思を汲みながら、ご家庭でこっそり処分して頂ければ幸いです。
k★y


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