◆8月3日(火)の子どもたち
2021年08月03日 火曜日
◆たのしそうだな~(つぼみ)
絵本を読んでいると、最近ハイハイが進むようになった〇くんが一生懸命絵本を読んでいる保育士のところまでやってきました。絵本の前で四つん這いになってもこもこ体を動かします。「よんでよんで」と言っているかのようです。読み始めると、口をパクパクさせながら見つめています。とてもうれしそうな顔をします。
絵本はまだ早い年齢ともおもいますが、〇くんはすごく楽しそうにしているように感じました。これがいいと自分で訴えない分、大人が子どもたちの様子を見つめながら、興味・関心に気が付いていける自分でありたいと改めて感じました。
月齢差で大きく発達も変化するクラスですが、月齢的な発達は基盤に持ちながら子どもたちの姿を大切に、集団で過ごしているからこその興味や関心を大切に広げていけたらと思いました。U・A
お水、きもちいいな~
おしてあげる!
◆セミの抜け殻探しからカタツムリ発見 (ふじ)
泥んこ遊び
今日は登園時、大雨に当たってしまった方もいて、びしょぬれになって登園して来る姿も見られました。朝のおやつ時には雨は止んでいましたが、園庭の地面の具合はどうかなあと気にしていると、太陽が出てきました。やはり園庭に出ることにしました。
園庭に出ると、先程の雨による水溜まりが所々にあり、早速興味を示した子達が水溜まりの周りに集まっていました。シャベルで水をすくってバケツに入れたり、靴で入ってピチャピチャ跳ねていたり、泥など構わずそこへ座っていたり、それぞれに泥遊びを楽しんでいました。
木の周りにも子どもたちが集まっていました。プール横の木に、セミがとまっていたようです。ちょうど低い位置にとまっていたので、子ども達からはよく見えていて、みんな夢中になってセミを見ていました。「これなーに?」と聞いてみると、「ちょうちょ」と答えるきらきらの〇くん。知っている虫の名前を言ってみたのでしょうか。
セミを知っているワクワクの●くん。セミを見つけようと他の木を見に行きました。耳を澄ましてセミの鳴き声のする方へ。でもなかなか見つからず、セミの抜け殻を探すことにしました。落ちていないか探し回りましたがこちらもなかなか見つからず、しばらく探してからまた少し遊び出しました。
すると、何か石のようなものを持ってきて「かつみさん」と言って見せてきました。カタツムリのようでした。セミの抜け殻を探しながらかたつむりを見つけることができたようです。●くんとってもうれしそうでした。お部屋にいるかたつむりの家に入れてあげました。お友だちが増えました。
その後はベランダでたらいに水をいれ、水遊びを順番にしました。服のままですが、たらいの中に入ったり、水鉄砲はいつの間にか出来るようになっていて、みんな楽しく遊んでいました。(T.Y)
セミいた!
たらいで水あそび
◆おまつりごっこ(きくたんぽぽ)

完成〜〜!!!!可愛いMY水鉄砲が出来ました!プールで使うのが待ち遠しいです☆
今日は朝から天気が変わりやすく、朝保育からいた子は曇りからザーッと大雨に変わる様子を見て「あめ、ふってきたー」とあまりの降りの強さに驚いて、しばらくの間じーっと雨の様子を見つめていました。「そと、いけないね・・・」「プール、入れないね」という声が聞こえてきます。
しばらくすると空が晴れてきて、それをチェックしていた子ども達が「せんせー、はれたー」と教えてくれました。子どもたちなりに天気の移り変わりを気にかけているようです。意識が高い様子が感じられた朝の一コマでした。
一変して晴れた空ですが、今日も気温や湿度が上がりそうです。今日は部屋で楽しい遊びを行う事にしました。
前回はっぴを着てお祭りムードの魚すくいを楽しみました。その雰囲気を今日も取り入れてお祭りごっこを楽しみたいと思います。
魚すくいゲーム。
オバケやオニの絵を的にして、ボールを投げる的あてゲーム。
水遊び用にマイ水鉄砲作りのゾーン。
それぞれ自分で遊びたいものを選択して、遊びました。
制作が好きな子が多く、大人気はマイ水鉄砲作り。
ボトルに油性ペンで模様を描き、最後にシールを貼って出来上がりです。
カラフルなペンやシールを貼って出来た水鉄砲、子ども達もお気に入りです。
プール遊びなどで活用したいと思います。
魚すくいは何度か経験している為、すくい方も上手になっています。
何匹も魚を釣ってご満悦な表情の子ども達でした。
的あては、ボールを使って投げているものの、ちゃんと当てたくてどんどん前に出てしまい、しまいには手で的を倒すというハプニングもありながら、雰囲気はちゃんと楽しんでくれていました。
今年もお祭りはあるのかどうか。
少しでも楽しいお祭りの雰囲気が味わえてもらえたら・・・と思います。
I・Y
魚すくい。上手にすくえるかな?
廊下ではオバケやオニに向かって的あてゲーム。
◆スライム作りに挑戦 (うみグループ)

一生けんめいに混ぜています。
朝、突然の大雨に愕然としていたもも組の女児三人。
「たくさん降ってきたぁ」
「今日園庭行けないのぉ~」
「これじゃあ濡れちゃうね」
「今日長靴履いてきたよ」
天気の変化にいち早く気づき、そこからうまれた子ども同士の会話についつい耳を傾けてしまいました。大人には見せない子ども同士だけの姿を見れたようで、嬉しい気持ちになりました。
今日は、スライム作りに挑戦しました。
作り方は、コップに水と洗濯のり(1:1)、魔法の水(ホウ砂をお湯で溶かした液)を少しずつ入れ、素早く混ぜるだけです。色付けに食紅(赤・青・黄・ピンク)も準備しました。始める前に約束事をみんなで確認しました。
① 口に入れない
② 顔や洋服に付けない
③ 友だちに向けて投げない
④ 終わったら手を洗う
やってみると、それぞれの分量(液体)が難しく、とろとろなスライム・ほどよく伸びるスライム・固めのスライム…などさまざまな硬さのスライムが出来上がりました。
これまでスライムを触ったことも作ったこともある児がたくさんいましたが、何度やっても楽しいようで液がだんだん固まっていく様子や伸びていく様子を混ぜながら体感し、「見てみて~!固まったよ!!」と大はしゃぎ。ある程度固まってきたところで、スライムを直接触りたい児のみ触って感触を楽しみます。ぷにょぷにょ、ぶよぶよ、とろとろした触り心地に心奪われていました。もみもみしたり、潰しておせんべいにしたり、丸めてお団子にしたりと、思い思いにスライムの感触、形の変化を楽しんでいました。
夏ならではのさまざまな感触遊びを子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。
(M・Y)

「魚釣りしているんだよ」と年少○くんと△くん。

スプリンクラーで水遊び。
◆見立ての名人(にじグループ)

お水で手を洗おう!
登園した子どもたちが部屋で遊んでいると、突然パラパラと雨が降ってきました。窓から外を見て、「雪みたい」「ヒョウみたい」「嵐になったらどうする…」「〇くん大丈夫かなあ」と大きな音と共に沢山の雨粒が落ちてきたことで、これから来る友だちのことを心配する姿が見られました。雨の一場面でも、子どもたちに思いやりの心があることを感じられ、朝からほっこりさせてもらいました。
集まりでは新しい玩具を紹介しました。
大きめのタッパーの中に入った、沢山の色とりどりのおはじきです。これをおままごとで使うことを提案してみました。
以前から、おままごとのお玉でラキューをすくい、器に入れる姿が年少児を中心にみられました。ラキューは組み立てて使って欲しい、でもすくったりできるのも楽しいよね、とルールを守りつつ、子どもたちの“やりたい”気持ちを大事にしたいという保育者の思いがありました。
そこでおはじきです。花の形、様々な色、真ん中には穴…
(おままごとで)ラーメンになるね、うどんもね、クッキーもいいね、ドーナッツはどう、みそ汁もいいんじゃない、サラダも…と子どもは見立ての名人です。次々におはじきがどんな食べ物に変身するか、アイデアが浮かびます。
おままごとコーナーでは早速、年中児がおはじきでお料理です。
皿にはピンクのおはじきだけが集められ、鍋の中では各色のおはじきたちが火にかけられています。笑顔で「たのしいー」と今までとは違った楽しみ方が広がったようです。
身体測定のあとは、ベランダで採れたゴーヤの試食をしてみました。
今日のは先日食べたものより苦かったようで、少しずつ食べてるなと思っていたら、「食べられなかった」という児や苦すぎて涙してしまう児もいました。でも苦くてギブアップしたのは3人ほどで、他の児は苦いのなんてなんのその!もも、ゆり、ひまわり関係なくおかわりをして、さらに「まだ食べたーい」と苦みも美味しいと感じられたようです。
水遊びは今日は園庭でしました。スプリンクラーを回し、園庭に立っているだけで水が飛んできます。初めは様子見で遠くにいた子どもも最後には水に向かって行ってました。部屋に入るときは「見てーびしょびしょ」と満面の笑顔です。
夏ならではの収穫や味、遊び等、工夫していければと思います。
e.y

スプリンクラー楽しみにしてたんだ!

スプリンクラーから避難。
◆水祭り (そらグループ)

今朝はまさかの土砂降りでこども達は笑顔、保護者の皆様は曇り顔のスタートでした。
部屋に入ってきた保育者の髪が濡れているのを見て「髪面白い」と素直なコメントを呟くもも組のこども達がいました。
朝の集まりでは、他グループが育てているゴーヤを譲ってもらい調理をしました。
野菜のおなかという本を見た事があるこども達に話をしながら縦切りと横切りのお腹を見せ、違いや特徴、同じ所を探していきました。
※この活動も○○探しに繋がっている様に感じます
ゴーヤを切っていくと赤いタネがありました。
このタネはどんな種か?何が違うのか?
辛い?甘い?など質問すると甘いに手を挙げた保育者が二人おりこども達は「え?なんで?」と驚いています。
保育者にどうして甘いのかと尋ねてみると、熟した種だからだと答えが返ってきました。
それでもピンと来ないこども達はなおも質問しました。
保育者も考えながらこども達に伝えていきますが難しかった様です。
それでもその赤いタネを撒けば芽が出るよと伝えてくれたのです。
熟したタネ。
こども達にはまだ難しかった単語でしたが、種の赤ちゃんが大人になった事でちゃんと芽が出る種になったという事を知りました。
ゴーヤの調理では塩と味醂と味噌と醤油を使用しました。
普段と違い、味醂や味噌が加わりました。
調理中に保育者の得意料理などの話になり、ある職員の得意料理はケーキである事を知ったこども達は驚きを隠せません。
どんなケーキかを尋ねると「シフォンケーキ」と返ってきます。
別の保育者が実は違うGの担任だった時、緑のケーキを作ったよと伝えると驚きは更に増していました。
それはもちろんゴーヤのケーキです。
当時のこども達は美味しいと食べていた思い出が蘇りました。
そんな会話をしているとゴーヤも食べごろとなります。
甘い匂いや甘い味が食欲をそそる様でこども達は「美味しい」と何度もおかわりをしたこどももおりました。
※すぐに水を飲みにいくこどももいました
調理と実食を終えた後、園庭では「水祭り」を行いました。
※水祭り〜スプリンクラー、ミスト、ホースシャワー全てを全開にしてズブズブに濡れる
勿論、シャワーは可でも水遊びを選択できないこども達もいる為濡れない場所へ避難してもらい遊びを行ってもらいましたが、周囲の楽しそうな姿に思わずひょっこり出てきてしまい濡れてしまう場面も多少ありました。
もうおしまい?もっとやりたい。
そんな声が蝉の様に聞こえてきた水祭りでした。
k★y


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