◆8月2日(月)の子どもたち
2021年08月02日 月曜日
◆触れ合い(つぼみ)

僕もやるー
今日は8名登園し、お部屋がなんだか広く感じてしまい少し寂しい気持ちからのスタートです。朝おやつを食べ終わり園庭にいく準備をすると網戸につかまっていく気満々の児もいて「早く園庭にでたい」という気持ちが強く伝わってきました。
園庭に出ると今まで太陽が雲に隠れていましたが、子どもたちの姿を見てひょっこりと顔を出し始めました。
じわじわと暑さを感じつつ、子どもたちは今日も元気に動きます。
滑り台を滑りに階段の方へ向かい、登って滑り降りてきます。小屋のところでは☆くんがつかまり立ちをしながらお兄さん、お姉さんがスコップとバケツを持ってお店屋さんごっこをしているのを真似て一緒に並び、その雰囲気を楽しんでいました。
砂場では大好きなスコップや型抜きを手に取り、カチカチと音を出すのを楽しんだり、少しずつですが砂をスコップで型抜きに入れたりと遊び方も更に上手になってきました。
お友達が近くに来ると顔をじーっとお互いに見つめ、手を伸ばし腕や手をにぎにぎ。お友だちの手や腕の感触を確かめているようでした。確かめ終わると気持ちよかったのか、思いが通じあったのか「うふっ」とお互いに喜びの笑顔。子どもたち同士のコミュニケーションの取り方も上手になってきました。
毎日の積み重ねを経て今の姿があることをしみじみと感じる一日でした。
保育士と子どもたち、子どもたち同士の関わりの時間をより大切にしていきながら、これからも見守っていきたいと思います。
(I.H)

集中

にぎにぎ
◆青空の下で食べるきゅうりは格別においしい(ふじ)

週末に太陽のエネルギーをたっぷり浴びたきゅうりはすくすくと大きく育ちました。
大きく…いや、大きすぎかもしれません。長さ・太さ共に1.5倍はあるのではないかという立派なきゅうりを野菜作り名人の保育者が世話しているプランターで育っていたので収穫させてもらいました。子どもたちに見せると『おっきー』と大きさに驚く声や『きゅりー』とその存在自体に喜んだりと様々な反応が返ってきたので「みんなで食べようか?」と声を掛けると待ってましたと言っているかのように飛び跳ねて喜んでくれました。
食べる為には包丁等、様々な器具が必要になるので数人の児と給食室に行って器具や調味料の調達です。ウッドデッキに調達してきたものを並べると徐々に他の子どもたちも集まって来ました。ここでも「これなーんだ?」と見せるとその大きさに驚く子どもたちですが、ここではきゅうりという名前はなかなか出てきませんでした。しかし『おっきい~』と言ったり『みどりー』と色に関心が出てきている子どもたちならではの反応が見られました。中には『だいこん!』という児もいて、食べ物という認識はバッチリのようでした。
きゅうりを切る様子を食い入るように覗き込み、早く食べたいとウズウズしている□くんや☆ちゃんは切られたばかりのきゅうりに思わず手を伸ばそうとしてみたりと子どもたちの期待が大きくなっている気持ちが伝わってきます。切り終わってボウルにきゅうりをドボン。『おぉ!』と小さく呟く◎くん。魔法の粉(塩)を入れ揉み込んで完成です。保育者の「よし、出来た!」の一言に子どもたちの手は驚くほど速く伸び、ちょうだいの嵐が降ってきました。
今までは丸(輪切り)のみで切っていましたが今日は長い(短冊切り)のも切り、渡す際に「丸いのと長いのどっちがいい?」と見せながら聞いてみることに。今まで輪切りで食べていて見慣れていたこともあってか一つ目はなぜかみんな『こっち』と輪切りを選んでいましたが、二個・三個と食べていく内に”食べられるなら何でもいい!”という勢いで形など気にせず保育者の手からどんどんきゅうりが奪われていく程でした。
『ちょうだい!』
『◇ちゃんも~(自分の名前)』
『あ!あ!(ちょうだいの仕草)』
『・・・(座って待っています)』
おかわりの表現はそれぞれですが、もっと食べたいという気持ちはみんな同じ。きゅうりが入ったボウルを持っている保育者の後をずっと追いかけています。追いかけてはおかわりをもらい「これでおしまいね」と言われても諦められない子どもたちはもらえるまで追いかけてついにこちらが根負けし、おかわりをもらうと満足気な様子で食べていました。終いにはまだまだ食べ足りない◆くんはボウルに入ったきゅうりの汁を飲もうとまでする程、きゅうりの味に魅了されている子どもたちでした。
また、不思議なことに普段給食に出たきゅうりはなかなか食べることのできない●くんは園庭で食べるきゅうりは何度もおかわりをする程によく食べます。今日も『きゅうりちょうだい』と自ら手を伸ばし『おいしいねー』と良い笑顔を見せていました。みんなで収穫・みんなと外で・みんなで囲んで・みんなで食べるという普段と違う環境が何か気持ちの変化を起こさせるようです。この青空の下、みんなで食べるきゅうりは特別な味がするのでしょう。
普段している事をいつもとは違う環境で取り組むことで新たな姿がたくさん発見できるこの楽しさをこれからも味わって行きたいと思います。まずは、塩もみで食していたきゅうりの味を次回は違うものに変えて、子どもたちの新しい姿を見つけてみようと思います。
そして早いもので8月に突入し、セミの鳴き声も響いて暑さが更に増しています。夏ならではの遊びもたっぷり楽しんで行きたいと思います。
K・E

これ(ボウルの中の汁)飲みたい…どうしようかな…

大きなきゅうりに静止する丸くんと興奮する△くん。「食べよー!」とやる気満々です。
◆みんなで育てたきゅうり(きく・たんぽぽ)
まだかな?まだかな?と調理を見守ってくれています。
8月になりました。いよいよ夏本番。園庭のセミも大きな声で鳴いています。園庭ではセミの抜け殻集めに夢中になる子がチラホラ。両手いっぱいに集める子。一つ見つけるだけでも嬉しくて「ママに見せる」と大切に保育室へ持って帰ってきています。
子どもたちが毎日の日課にしている植物への水やり。先週末に収穫時期を過ぎてしまいそうなものがあり休み前に収穫し冷蔵庫に保管してあったものを園庭で調理しました。ふじ組も園庭できゅうりを調理していてきくたんぽぽの調理準備している間にふじ組の調理の所に集まり調理の様子を見学。この夏で子ども達の野菜に対する興味が断然強まっているように感じます。
きくたんぽぽ組のきゅうりの調理を始めると大きな輪が出来、「大きいね」「早く食べたい」という声が聞こえてきました。くるんと丸まったきゅうりがあり何の形にみえる?と尋ねると「かたつむり」と答える子がいたり輪切りにすると「おつきさま」と言ったり。発想力が発揮されています。塩で味付けスティックきゅうりは味噌で味をつけ試食。「美味しい」と沢山おかわりしてくれる子が沢山いました。〇君は「もっともっと」ときゅうりの入った入れ物を持っている保育士の傍から離れず一緒に行動しいつでもきゅうりのおかわりが出来る状況を作りだしていました。普段は野菜が苦手な□ちゃんもパクリと食べ「おかわり」と伝えてくるほど。自分たちで育てたもの、収穫したものをその場で食べるという素敵な経験が子ども達をグングン成長させてくれているようです。
(K☆H)
きゅうりを食べたら元気もりもりになってトランポリンも高くジャンプできるようになったよ。
せみのぬけがら、取ったよ! はじめはドキドキして触れませんでしたが、自分で取ることができました!
◆成長のよろこび (うみグループ)
今日もみんな元気に登園、ホッとして一日が始まりました。
朝からセミが凄い勢いで鳴いています。
夏がきた!
日焼けした顔が並んでいます。
暑い!という事で、myうちわ を作ろうと思いました。
涼しげに、障子紙を染めて貼り付けます。
園庭で使おうと思っています。
朝から嬉しい情報が届きました。
もも組の〇君がお兄さんパンツになったとの事。
移行期間を含めうみグループのお部屋で過ごしてちょうど半年が過ぎます。
色々な事を見て、聞いて、たくさんの衝撃とたくさんの戸惑いと、大きくなった嬉しさと出来るはず・・・と思う気持ちと色んな事がめちゃくちゃにあって、でもうまくいかない、納得できない、言葉では言えないけど違うんだよーって思って意地を張って、引っ込みがつかなくなって思わずドーンってしちゃったり・・・
そんな気持ちが手に取るように伝わってくる○くんの新しい挑戦が本当に心から嬉しいです。
自分でしっかり納得した時期がきたのでしょう。
そっとお尻に触れると今までとは違う感触、お兄さんパンツ。心持ちズボンがぶかぶかして見えます。
それぞれにちょうどいいタイミングがあります。
発達の歩幅はそれぞれで、遅いも早いもない、自分のタイミングがあります。
その一人ひとりのタイミングを私たちは見守ります。喜びの時です。
ちょっと誇らしげにしている○くんは輝いていました。
朝うみグループのメールボックスに「バトンのかみさま」から手紙が届いていました。
これは年長児のお楽しみ会の続きです。
バトンの神様から渡されたリレーのバトンとたすき。
練習していますか?というものでしたが、教えてもらいたいことがあります・・と書いてます。
※『みんなでちからをあわせるために たいせつなことはなにか』
※『どうすれば はやくはしれるのか』
年長児だけで考えてみました。
なかなか意見が出てきません。 ちからをあわせるとは?・・・自分一人の力ではないってこと。
合わせるってどうやって?・・・一緒に頑張るってことかな・・・
まだ始まったばかりのリレーの練習ですが、日を重ねるうちに答えにたどり着いてほしいと思います。
ゴーヤが大きく育っていました。
今日はフライパン一杯に出来上がりました。(N・S)
涼しいところでおままごと ちゃっかり飲み水まで用意しています
練習の表情が変わりました、真剣!
◆花火制作(にじグループ)

「こんな感じ?」と丁寧に作ってくれました
今日は年少☆君の誕生日会からはじめました。
「好きな色は何色ですか」
「好きな洋服の柄は何ですか」
「好きな風船の色は何色ですか」
「好きなキャラクターは何ですか」
どの質問にも笑顔で応えてくれた☆君。
魔法のバッチを貰い一つ大きくなった☆君。
4歳のお誕生日おめでとうございます。
今日は花火の制作をしてみました。
トイレットペーパーの芯にハサミで切り込みを入れていると「何やってるの?」と年少児が覗きにきました。
「一緒に作ってくれる?」と誘ってみると快く応えてくれたので、みんなでチョキチョキ。
「先生こんな感じ?」と丁寧に作ってくれました。
「タコのあしみたいだね」
「花火作るの?」と勘の鋭い年長児。
「おともだちと一緒に作っていいの?」と共同で制作に取り掛かる姿も見られました。
一人で取り掛かっていた年少※ちゃん。
途中疲れてしまったようで、手が止まっていると「一緒にやってあげようか?」と年長の○ちゃんと◇ちゃん。
お姉さんに声をかけられて嬉しそうな※ちゃん。
最後は3人で花火を作り上げていました。
たくさん出来上がった色とりどりの花火。
お部屋に飾って夏の雰囲気を感じられたらいいなと思います。
8月入り、一段とセミの鳴き声が大きく感じられます。
暑さも増していますが、水分補給、着替え、手洗いうがいなどを通して体調管理にも留意していきたいなと思います。(O.Y)


セミを捕まえようと棒の代わりにシャベルを手渡していました。それを見ていた△君。「届かないなら抱っこしてあげようか?」「いやいやいいよ。届いたし」と3人で笑い合っていました
◆水鉄砲 (そらグループ)

電車博士が教える電車遊び。
今日は登園人数が少なくこども達は「○○ちゃん(くん)は?」と登園の有無を気にしていました。
先週末に退園した年長児の事を探す姿もあり、こども達にとっての日常の中に退園した○くんの存在は確かなものだったと改めて実感させられました。
朝の時間は少人数での保育となり室内で過ごしました。
園庭では水遊びが行える様、水鉄砲遊びの準備をしてあります。
朝の時間に保育者が廃材の紙に的を描いていると「何してるの?」と保育者の作業にいち早く気付き隣で見ていました。
水鉄砲遊びの的を作っているという事を伝えると「やりたい」と水鉄砲遊びに期待を抱いていました。
でも、的が無いと出来ないから楽しみに待っててねと伝えましたがしばらく経っても見守ってくれているので「じゃぁ、一緒に的描いてくれませんか?」と尋ねると「僕もやる私もやる」とこども達が集まってきました。
「それ知ってる、鉄砲で打つやつだよね?」と的のデザインを見て言ったこどもがいます。
的当ての的作りが始まりました。
四角や星や三角、模様や絵や記号など重い思いのデザインで描かれていました。
「もっとやって良い?」と何枚も作るこどもがいます。
出来上がった的を園庭に設置しにいきました。
小さいお友達もいるから手の届かない所に設置してあげると間違って壊されないかもしれないよと伝えるとこども達は考えながらガムテープで貼り付けていきます。
同じ場所にいくつか貼られていました。
年長児の後をついて貼った年中児の行動でした。
年長児の貼る所に行けば間違いはないだろうという予測やどこに貼って良いかわからないからお兄さんお姉さんの所に貼ろうと考えたのかもしれません。
保育者が試しに小さいクラスのこども達でも手が届く所に貼ってみました。
すると「先生、そこは最初にダメって言った場所だよ、小さい子も届いちゃうよ」と言った年中児がおりました。
その年中児は年長児の後をつけて貼っていたこどもです。
貼ってはいけない場所はわかっていた様ですが、ではどこに貼れば良いかと言われると難しかった様です。
無事に全て貼り終えて園庭で色水の液と手押しの水鉄砲で的当てゲーム開始です。
※沢山のこども達が参加しました。参加しなかったこども達もその場所(園庭)におりました。こども達は様々な場所に設置された的を狙ったつもりではいましたが、その場所を通ったこども達、その付近で遊んでいたこども達に故意的ではなくかけたりかけられたりしました。声かけで止められる部分もありましたが、そうでない部分もあり大切な洋服に絵の具の色がついてしまったお子様が多数いる事、それによって機嫌を損ねたお子様、手揉みお湯揉みのお洗濯が必要となったお子様に関しましては真摯に対応させて頂きました。
また、保護者の皆様には改めてお洗濯の程お手数お掛け致します。
k★y


Posted in 園のこだわり