◆7月15日(木)の子どもたち
2021年07月15日 木曜日
◆あ~してこうして(つぼみ)

間に散歩にも行きました。
梅雨明けも間近に迫ってきました。もうすぐ夏本番です。つぼみ組の子どもたちは気持ちよくのびのびと遊べています。
日々成長している子どもたちですが、自己主張も強くなってきたように思います。気持ちを泣いたり声に出して表現してくれる子どもたち。「あれじゃない」「これじゃない」と様々な場面で見られるようになり、気持ちが通るまで泣いてみたりと保育士に対して心を開いてくれていると思うと、信頼関係が築けていると実感します。
嫌な時も甘えたいときも、保育士を求めてくれることは嬉しいことです。話せなくても子どもたちの「言葉」をしっかりキャッチし、楽しく過ごしていければなと思います。
また、いろんなことをしたくなる時期でもあるため、遊びの中でよくないことやいいことも伝えていきたいと思います。
(K.E)

お気に入り!

ご飯後も楽しんでます。
◆かたつむりお世話隊出動(ふじ)
今度はお家にかたつむりを入れてあげます…が、やっぱり怖い。笑ってはいますが顔が引きつっている●くん。悩んだ結果、触るのは今度にするとのことでした。
園庭で見つけたかたつむりを飼い始めて一週間が経ちました。かたつむりを見つけた日から園庭に出ては毎日のように何かしらかたつむりの存在に触れていた子どもたちは、今では実物や絵を見ると『かっつりー』『かつむり』等と言って認識する児が増えてきたように感じます。それぞれの言葉でかたつむりだと教えてくれる姿は可愛いもので、子ども同士で『かつむりねー』『ねー』と顔を見合わせながら楽しそうに共感している姿はほっこりするものがあります。
かたつむり捜索隊が日々出動する中、今日はかたつむりお世話隊が出動しました。お世話隊とはかたつむりの家の中を清潔に保つ事が任務。かたつむりの家(虫かご)を洗い、古くなったエサを取り出し、更に新しいエサをあげる等やることは多く、大忙しです。
いくつかの工程はかたつむりの引っ越し(カップから虫かごへ)の際に既に経験済みなので虫かごを洗ったりエサを給食室までもらいに行く事はお手の物ですが、今日は初めてかたつむりの移動を子ども達に任せてみました。
家の中を掃除するのでかたつむりは他の場所で待機。蓋に移動して欲しいとその旨を子どもたちに伝え「誰かかたつむりさん持ってここ(蓋)に置いてくれる人いるかな?」と聞いてみました。〇ちゃんがすかさず『〇やる!』と積極的に名乗り出てくれたので「ありがとう、じゃあここね!」と言うと○ちゃんは笑顔をこぼしながら手はどんどん後ろへ…「〇ちゃん、(かたつむり)ここにいるよ。怖くないから大丈夫よ」と笑顔で促す保育者の様子に少しずつ手が伸びてくるものの最後の一歩が出ず笑ってやっぱり後ずさり。やりたい気持ちとは裏腹に恐怖心が少しだけ勝っているようです。すると、その様子を見ていた△くんが『おうおう』と”ぼくできるよー”と言っているかのように名乗り出てくれました。「△くん触れるの?やってみる?」と聞くと”うんうん”と激しく頷き、かたつむりをキャッチ。でも、持ってみたはいいものの”ちょっと怖い”と感じたようで勢いよくポーンと投げてしまい、大慌てで探す保育者。一方で何が起きたのか気づいていない冷静な子ども達の姿との温度差が激しい状況でしたが、飛んで行ったかたつむりはすぐに救出されホッと一安心です。
かたつむりを触るにはまだ躊躇する子ども達ですが、古くなったエサを取り除いて欲しいとお願いすると”これならできる”と驚くほどの速さで手が伸びてきて家の中は綺麗になりました。みんな早過ぎて『(エサが)なーいなーい!』ともっとやりたかったと訴える児が出る程にやりたい気持ちが大いに溢れている子ども達、お世話隊は大活躍でした。
更に、園庭ではかたつむり以外の虫さがしも継続中です。昨日も一昨日もミミズ探しに夢中になっている□くんはあるものを見つけ、保育者と一緒に見せに来てくれました。□くんと一緒にいた保育者の話によると、かたつむりの中身が砕けた殻から出てきたと…一見ナメクジにも見えましたがよく見るとツノが2本生えていてナメクジよりも細い形をしており、これはかたつむりなのではないかと。しかし、□くんは『ミミズ!』と言ってミミズを見つけたと誇らしげになっていますが、とにかくこの殻無しかたつむりも飼って殻が再生するのかどうかも子どもたちと経過を楽しみたいと思います。
石集めに続き、かたつむりとの触れ合いが始まっているふじぐみの子どもたち。いつも良い表情を見せてくれ、見ているこちらも楽しくなってきます。
かたつむり(様々な虫)探しやお世話を通して生き物の存在を受け入れ親しみを持って関わっていけたらいいなと思います。
お水あげたい
エサあげたい
虫かご持ちたい
虫かご洗いたいetc…
沢山のやる気を見せてくれているので、これからも子ども達とかたつむりの触れ合う時間を大いに持っていこうと思います。
子どもたちがかたつむりを触れる日はそう遠くないかも?と期待しています。
K・E

ふたりで『ばぁー!』と楽しそう。

ふわふわさん。気づけばぎゅーっとくっついています。
◆4色のジュース?(きくたんぽぽ)
水を入れた時点での、この笑顔。本格的な水遊びが楽しみです。
朝の集まりで、「クーイズクイズ♪」。4色の絵の具を用意して、コレは何色?と質問しました。「あかー!」「あおー!」と元気にこたえてくれる子がいます。色の認識もだいぶすすんできました。今日は園庭の一角に色水コーナーを用意して、遊んでみたいと思います。
ベランダに出ると、「あっ、なんか聞こえる!」「セミだ!」と耳に手を当てる子どもたち。園庭でセミが鳴いているのが聞こえ、即座に反応しています。そして、いつもの野菜チェックもかかしません。「きゅうり、大きくなってるよ!」「スイカもシマシマだよ!」と発見したことを教えてくれ、一緒に喜び合います。
転んで泣いている子がいると、服についた泥を払ってあげる○くん。自分の周りの様々なことに興味を持ち、意識を向け、自ら関わっていこうとする力がぐんぐん伸びているのを色々な場面で感じます。
園庭に出ると、たらいに水を入れ(この時点で子どもたちは水をバシャバシャかき混ぜたりしながらキャアキャア笑い合って大喜びです)、「それでは今から水に魔法をかけます!」と絵の具をとろとろーと入れ、保育士が「ジュースになあれ~。」と水を混ぜると、青いジュースがあっという間に出来上がり、子どもたちからわあーと声があがります。今度は赤い絵の具、子どもたちに「ジュースになあれ~。」と混ぜてもらいました。上手に魔法をかけることができ、黄色、白と続けて、4色のジュースが完成しました。
透明のカップに赤い水を入れた▽くんたち、顔の高さに持ち上げて、赤い半透明の色水を嬉しそうにじっと見ています。「りんごジュースだよー。」と見せてくれました。
片手にカップを持ち、もう片方の手に持ったカップで、色水をすくい、どんどん入れていく※ちゃんは、いっぱいになると、大切そうに持ち歩き、中身が減ってくるとまたすくって入れ・・・。真剣な表情で何度も繰り返しています。
色を混ぜると、違う色ができることになんとなく気づいた●くんは、赤に白を足してピンクになったり、青と黄色を足して、緑になる様子をじっと見たり、保育士にみせてくれたりしました。
今日は、今年初めての色水遊びということで、園庭の一角で軽く楽しみましたが、次回は、さらに様々な容器を用意したり、ベランダを使うなどして、よりじっくり楽しめる環境を用意したいと思います。
(T.M)
青いジュース!綺麗でしょ。
ログハウスにセミを発見!「ちょうちょだ!」と☆ちゃん。なるほど、「セミ」「セミ」と口にはしていたものの、実際に見るのは今年初めて。蝉の姿に実感がなかったようです。
◆笑顔の花火(うみグループ)

スクラッチ花火
今日は、室内と園庭に分かれて遊びました。
室内遊びでは、各ゾーン遊びの他、季節の制作を行える場を用意しました。
今回、子どもたちに提供した制作は、画用紙に隙間のないようクレヨンで色を塗りその上から黒いクレヨンで上塗り、そして先の尖ったもので削り、下の層の色を出す「スクラッチ」という描画技法を用いた花火制作です。
友だちが楽しそうに取り組む姿や作品に興味を示した子がたくさんやってきます。
時間のかかる作業ですが、互いの作品を見せ合ったり、褒め合ったりと完成するまでの過程を思う存分楽しんだ子どもたちです。
園庭遊びの時間になると「セミ探してくる!」「氷オニやろうよ」と笑顔で園庭遊びの準備を始める子どもたち。なかには「おままごとする」「今日は、お部屋で遊びたいんだ」と室内遊びを選択する子もいました。
目的、意欲を持ち主体的に遊びを展開させる子どもたちを見ていると温かく嬉しい気持ちにさせられます。
これから夏本番。子どもたちが充実した日々を送れるよう保育を展開していきたいと思います。
(T.N)

「みてー。できてきたよ」 目を輝かせ取り組む子どもたち。

年長児は、ホールで集まりを行いました。お楽しみ会に向け期待を高め合いました。
◆きゅうりの収穫(にじグループ)

みんなで育てている野菜がどのくらい成長したかな、収穫できるかな、食べられるかな、と園庭に出る一つの楽しみになっているように思います。
昨日も、年少児が立派に成長したきゅうりを見つけて、「とりたい!」と言ってくれました。
一人が取りたいとなると、その場にいる何人ものアピールが始まります。全員の希望を叶えることはできませんでしたが、採れたての匂いをかぎました。
「なんだろ」
「くさいね」
なかなかイイ匂いにはならなかったようですが、みんなで楽しみに匂いを感じました。
その昨日のきゅうりを今日はにじグループのみんなで食べてみることにしました。大きくて量があったのでまずは味付けなしで、“そのまま”の味を食べてみることにしました。感想は
まずい
ちょっと美味しいけど、にがい
おいしい
と様々でした。
今度は、しょうゆ、ごま油、鰹節で味付けです。きゅうりと一緒に袋に入れたものをみんなでもんで食べてみると、
あまい!
と言う児がいました。甘みはなにもいれてないのですが、野菜がもつ本来の甘みを感じてくれたのかな、と思い嬉しくなりました。
味付けしたほうが、おいしい!の声は多かったです。
また食べたい!
今度は砂糖で!
塩と鰹節とごま油で!
とリクエストも出たので、また次回みんなで楽しみたいと思います。
園庭では、セミの抜け殻を見つけた児がいました。周りの児は羨望のまなざしです。
○ちゃんはセミさわれる?
先生はセミさわれる?
とセミ取りの意気込みもバッチリです。
夏はもうすぐそこです。
e.y


◆ひまわり組のいない朝の集まり(そらグループ)
いつもと違う朝の集まりです
今日の朝の集まりは、どこか違います。ひまわり組の子ども達がいません。ひまわり組の子ども達は、今週の土曜日に開催されるお楽しみ会に向けてのお話をホールに聞きに行っています。
いつもより13人(ひまわり組の人数)少ない朝の集まりが始まりました。いつもはひまわり組の姿を見ているゆり組ですが、今日は自分たちがもも組にかっこいい姿を見せる番です。朝の挨拶では心なしかいつもよりゆり組の姿勢が良い気がします。もも組もそれにつられて、静かに姿勢よく立てています。挨拶の言葉も元気よくしっかりと言うことが出来ます。姿勢や立ち方がとても綺麗だったことを伝え褒めると、恥ずかしそうに照れていました。
今日は久しぶりに紙芝居を読みました。「アリのぼうけん」という紙芝居です。そらグループでは、アリを飼っているので、子ども達は興味津々です。アリの巣がどうなっているのかなどを話しながら物語が進みます。話を読み終えると子どもたちから「家の庭にアリの巣あるよ」「今日もアリの巣見つけたんだ」「園庭にもいっぱいいるよね」とアリに関するエピソードが止まりませんでした。今までよりもっとアリや虫に興味を持ってくれると良いと思います。
ひまわり組も帰ってきて、園庭に行く時間になりました。子ども達は遊んでいたものを急いで片付けて並びます。園庭では蝉の大捜索が他のグループが始めており、そらグループの子どもたちも参加しました。園庭にある木を全部見ますがなかなか見つからず、悪戦苦闘。声は聞こえてくるのに、とうとう部屋に戻る時間まで見つかりませんでした。参加していた子ども達はとても残念そう顔をしていました。
ゆり組の〇くんが鉄棒で前周りが出来るようになったと報告に来てくれました。見せてもらうと、それはきれいに出来ており、それを伝えると、嬉しそうにハイタッチをしてくれました。ほかの子どもたちも出来る鉄棒技を見せてくれ、ちょっとした発表会のようでした。
F・A

前周りの練習です


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