◆7月8日(木)の子どもたち
2021年07月08日 木曜日
◆大切な時間(つぼみ)

滑り台だー
今日は☆くんのお誕生日。朝おやつが終わってから☆くんに王冠をつけてもらい布製のケーキを前にみんなでお祝いしました。「おーめでとう、おーめでとう、☆くん、おめでとう」と保育士が歌うと☆くんや他の子どもたちもキョトンとしていてとても可愛い表情でした。最後に保育士が拍手をすると真似をして拍手でお祝いしていました。
園庭やテラスに出る前には身体測定を行いましたが、今だに慣れている子は数名で測定の場所に行くと泣いてしまう児が多いのですが、◇ちゃんは保育士の「ここに乗ろうね」という声掛けで体重計や身長計に静かに乗って待っている姿があり成長を感じました。
園庭に出る際にも自分の靴下や靴を出して、保育士に手渡そうとする姿も少しずつ見られるようになり、自分の物への認識や自分でやるという気持ちも芽生えてきたようです。
園庭に出ると嬉しそうに滑り台に向かい、階段の手すりにつかまって保育士に微笑む◇ちゃん。階段の上り下りもおてのもになり、スイスイと上がって滑り降りると◎くんも滑り台に向かい同じように滑り始めました。お友達の遊びの模倣も上手になりました。
砂場では△ちゃんがシャベルを使って砂をすくい、少量ずつでしたが型抜きに砂を入れ、入れられたことが嬉しくて拍手をしていました。
テラスでもタライに砂を入れて小さな砂場を置くと嬉しそうに砂を手でにぎにぎして楽しむことが出来ました。
子どもたち一人ひとりの興味を大切にしながら見守っていくと一人一人の成長が見え、大切な時間をともに過ごしているということを改めて感じました。これからもその時間を提供していきたいと思いました。
(I.H)

砂場も好き

小さな砂場
◆水かけて、砂かけて(ふじ)
アリ、いた!
今日は園庭に出てあそびました。おやつを食べた後帽子を出すと、帽子を取ろうとみんな寄ってきて。順番に支度をして園庭に出ました。久しぶりの園庭、みんなとても嬉しそうです。
園庭に出ると、まずはいつものように目の前にある砂場、滑り台に向かって遊んでいく中、〇くん達は大門の前の辺りへ向かって行きました。大門の前の草が、〇くん達のお腹辺りの高さまで成長していて、草を触りたくなってか、二人でその草を「ちょんちょん」と言いながら楽しそうに触り合っていて。触ると、今度はアリ探し。アリを見つけると、その行方を追って楽しんでいました。
おしろい花も咲いてきて、採って◎ちゃんに渡してみました。採っていい花。嬉しそうにずっと持ち歩きあそんでいました。△ちゃんは持っていたバケツに花を入れて。こちらも大事に持ち歩いていました。すると、同じ花が別の場所にも咲いていることに気づいた〇くん。「いっぱい」と言ってそのおしろい花を採ろうとしていました。
他の場所ではかたつむりを発見。頑張って園庭中を見回って見つけました。頭が出てこないかなあと、お水を掛けることに。▽くん、渡されたコップにあふれるくらいにお水を入れ、カタツムリにかけようとした瞬間、にゅうっと頭が出てきて。顔を見ることが出来ました。カタツムリの認識がまだあまりないようで、反応は静かですが。そして、せっくなので水もかけてあげました。
別の場所ではミミズを発見。ミミズを見て怖がる▲くんですが、みんなで見ているうちに決心をしたのか、枝でミミズをつんつんとつつくことができました。そのうち、砂をかけ、みんなも砂をかけます。葉っぱに乗せてあげると、それを持ち歩いていろいろな先生に見せて回っていました。最後には、ミミズをぎゅ~と横に引っ張りました。成長?です。
久しぶりの園庭で、いろいろな発見がありました。植物や生き物に出会うだけでなく、トランポリンも両足飛びが出来るようになっていたり。外遊びでの発見を改めて楽しむことができました。(T.Y)
カタツムリだよ
ミミズ発見!
◆おばけ!? (きくたんぽぽ)

おばけきゅうりGET!!
今日もお休みが多く、合同保育です。
なかなか揃わず、心配です。来週にはみんなが元気に登園できればいいなと思います。
今日は久しぶりの園庭で遊ぶことにしました。
雨や体調不良で園庭に降りることが出来ない日々が続いていましたが、
気分転換の意味も込めて久しぶりの戸外あそびです。
「お水であそぶ~」と言っていた子もいましたが、「鼻水とかお咳が出てるから今日はお水あそびはやらないようにしよう。」と話をしました。
その代わりにきゅうりを食べることを提案してみました。
みんなが育てているきゅうり。園庭に出られず、見に行くことが出来なかった間にどんどんと大きくなりおばけきゅうりに大変身。
「あってる?」「こっち?」と靴の左右を確認して、急いでキュウリのもとへ走っています。
気になるもの、興味のあるものが物事の先にあるといつもより動きが速くなる子どもたちです。
きゅうりを見に行った子たちから、「あたったよ~!」「おっきいの!」と目をキラキラさせています。
見つけた後は、採りたいコールがあちこちから・・。「〇〇がとりたい」「〇〇がとるんだよ」と誰がとるかでちょっとした言い争いがありました。今日はきゅうりを見つけてくれた子にとってもらう事にしました。「とりたかったぁ~~」と涙する子もいましたが、次とろうねと約束をしました。自分たちで育てたものに愛着がある証拠だなと嬉しく思いました。
「ほうちょうくださーい!」と大きな声で給食室の先生に言うことが出来ました。
包丁とまな板、ボール、塩、を持ってウッドデッキに。
クッキングの曲を流しながら調理スタートです。
おばけきゅうりが4本、以前収穫して冷蔵庫に入れていた2本、今日は大量です。
丸い形・半月の形・楕円型・スティック型にして切り方を変え、
丸・半月・楕円は塩味のしそきゅうり。スティックはみそ味。楽しさをプラスしてみました。
いつもよりたくさんおかわりもして沢山たべました。それでも余ったのでつぼみ・ふじの子たちや保育者にも配り食べてもらいました。小さい子が食べている姿をじっと見つめる子や「おいしいね」と声を掛ける子もいて誇らしげな気持ちになったようです。
おばけきゅうりパワーでみんなの風邪も吹き飛ばしてほしいです。(I・K)

いろんな形に切るよ

お部屋では☆釣り
◆「朝の集まりまだ??」 (うみグループ)

みんなでダンシング!
どんよりした天気の木曜日。
今日は、年長○くんの誕生会を行いました。
数日前から、「早く誕生日こないかなぁ」と今日を待ちわびていた〇くん。
「もう誕生日プレゼントもらったんだぁ!」「チョコレートケーキも食べたよ」と嬉しそうに教えてくれました。そんな○くんのワクワクした気持ちがクラスのみんなにも伝わってきたのか、まだ朝の集まりの時間になっていないにも関わらず、ランチルームに一人二人集まると、次々と他の子どもたちも遊んでいた玩具を片付け、ランチルームの席に座り始めていました。○くんの誕生日を早く祝いたいという気持ちの表れなのか、他の友だちにつられて集まってきたのか理由はわかりませんが、朝の集まりに対する気持ちの変化・時間への意識が高まってきているのかなと感じ、嬉しく思いました。
朝の集まり後は、子どもたちの要望でダンスをすることに。年中・年長女児を中心にそれぞれが踊りたい曲を次々とリクエストしてきました。一人ひとり好きな曲がしっかりあるようで、子どもたちの好みを知る良い機会となりました。音楽を流し始めたら踊りだすのかと思いきや、ちらちら周りを伺っている子どもたち。あれほど「ダンスしたい!ダンスしたい!」と言っていたのに…と思って見守っていると、曲のサビ部分に入ったところで一斉に踊り始めました。子どもたちなりにタイミングがあるのだと感じ、思わず笑ってしまいました。見ていた年少女児や年長男児も次第に加わってきて、みんなで汗を流しました。
雨の日が続きますが、室内でも身体を動かせるようなあそびを今後も提供していけたらと思います。
(M・Y)

「虫がいるよー」という声を聞いて集まってきた年少児。

「天の川ができたよ!」と嬉しそうな年中・年長児。
◆ダンスメドレー (にじグループ)

「やー!」と掛け声もばっちりでした
「先生、昨日夜嬉しいご飯だったんだ」と年長☆ちゃん。
その言葉を聞いて「僕の家は、手巻き寿司と餃子だった」と○君。
「※ちゃん家は、色のついた素麺」
「えーいいなぁ。僕の家は普通だった」と七夕の夜ご飯で年長児は盛り上がっていました。
「夜、空見たけど曇ってた」
「◇ちゃんは、天の川見えたよ」と七夕の夜をどのように過ごしたのか子どもたちのお話から想像するのが楽しい時間でした。
今日の午後には、七夕の笹をお焚き上げします。
みんなの願いが煙にのって、空の神様に届きますように。
今日はダンスメドレーで集まりを始めました。
「やんちゃ怪獣」「まじめ忍者」「キッズソーラン」「ジャンボリミッキー」「かえるの体操」「エビカニクス」「Baby Shark」「パプリカ」。
「キッズソーラン」では、「どっこいしょ!どっこいしょ!」と掛け声もばっちり。
だんだんと汗もかいてきます。
年長児、年中児はほとんどの児が最後まで踊りました。
年少児は、好きな音楽が聞こえると踊ってみたりと参加の仕方はそれぞれ。ダンスで汗をかいた後は、ストレッチ。身体の柔らかい子どもたち。
「足に届くよ」
「ぺたっとつくよ。柔らかいでしょ」と得意気でした。
集まりの後は、「キャンプだほい」「マイムマイム」
椅子取りゲームをしました。
今までゲーム遊びなどをすると、年中男児はLaQや恐竜遊びなどに向かうことがありましたが、主体的に参加する姿が見られるようになってきました。
途中で止めることなく最後まで参加していました。
子どもたちが主体的に参加する姿、選択できる環境を保障していけるよう関わっていきたいと思います。(O.Y)

ストレッチでひと休み

園庭あそびも楽しみました
◆空想と現実(そらグループ)

七夕クイズに正解し大喜び。
今日の集まりでは、昨日の七夕について話をしました。
子どもたちは「昨日天の川見えなかったね」
「織姫と彦星は会えたかな?」と話し、織姫と彦星に思いを馳せていました。
西洋の七夕の紙芝居を読み、七夕クイズもしました。
『七夕の日に織姫と彦星が渡る川は天の川・神田川どちらでしょうか?』等、2択式で正解だと思うゾーンに移動します。
年長児は少人数になっても自分が正解だと思う方を選び、年中男児は1人になってしまうと答えを変える子が多く、年少児は最初からみんなについて移動する子が多く見られました。
今日はもう1つアリの紙芝居を読みました。
その後、年長児全員と年中組の男児1名とでアリの巣を画用紙に描き、切り取って茶色の模造紙に貼り、アリの巣作りをしました。
自分がアリだったらどんな部屋があったら嬉しいか?本物のアリの巣を描いても良いし、どんな部屋でも何を描いてもOKです。
しばらく考えた後、描き始める子どもたち。
洋服や絵本の部屋を描く子もいれば実際のアリの巣に忠実に描く子、自分や兄弟アリが暮らす巣を描く子と、それぞれ個性が見られました。
印象的だったのは「ここはのんびりTⅤを観る部屋なんだ。ここは卵と女王アリがいて、こっちは働きアリが餌を運んでいるんだよ」と、空想と現実が入り混じった絵を描いていた事です。
完全にファンタジ-の世界に染まる事もなく、これまで調べたり聞いたり飼育した経験から、アリの生態を頭に起き、絵を描きながらアリの巣について語り合っていました。
描くと更にイメージが膨らみ、それを言葉にして伝える姿から、豊かな感性や柔軟な発想、知識を共有する楽しさが感じられます。
その後も何枚も描き続け、給食の時間まで取り組んでいました。
今日はアリの巣を描きましたが、たくさんの生き物に囲まれた空間で過ごす子どもたちから今後、どんな発想・発展が見られるか楽しみにしたいと思います。
O・Y

風船リレーやドンジャンケンもしました。その後は好きなゾーンで遊び、年長児たちはアリの巣作りへ。

イメージが膨らむとクレパスを持つ手が止まりません。「もっと描きたい」の声が何度も聞こえてきました。

Posted in 園のこだわり