縁の下の力持ち
2021年06月04日 金曜日
育子園には『リアン』という役割を持つ保育者がいます。『リアン』は一般的に言うフリーの立場でクラスは持たず、どのクラスにも入ります。そのため園全体の様子が分かり、クラスとクラスの架け橋にもなってくれます。『リアン』はフランスで使われている言葉で、日本語に訳すと『絆』になります。
育子園で見守る保育を導入したのは平成19年ですので、もう15年目に入りました。振り返ると新しい保育として導入してから、保育を様々な観点から見直をしてきました。その中の一つが『リアン』でした。子ども主体・子ども中心の保育をするためには、大人も主体的に活動できなければならず、フリーとして様々なクラスに入っても言われたことだけをやっているのではなく、しっかりと自分の役割を確立して周囲に貢献していくことを意識できるようネーミングにこだわりました。
歴代の『リアン』たちは意識をもって保育に入っているため気づきも大きく、その気づきを話してくれたり、自分の内省点なども教えてくれることが私の学びになっています。縁の下の力持ちとして担任と情報共有しながら絆を結び、これからも活躍してくれることと思います。
保育主任
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