◆6月15日(火)の子どもたち
2021年06月15日 火曜日
◆真似っこどんどん(つぼみ)

にぎにぎ
今日は朝から天気が良い日となりましたが、つぼみ組の出席は6名と半数でお部屋がとても広く感じ、寂しい気持ちになってしまいました。
来ている子どもたちは朝おやつを食べ、園庭に行き、遊びはじめます。
歩いたり、ハイハイが出来る児は自分で気になるところに向かいます。園庭のどこに何があるかが分かってきたからか、向かうときにも笑顔です。〇くんは、大門近くまで一人で歩くことがブームになっています。向かう途中でにプランターの花を指さし、「ほら、お花きれいに咲いているよ」と伝えてみました。すると大門に着くまでにプランターひとつひとつを「うー」と言いながら同じように指を差して教えてくれました。「うー」というひと言ですが、トーンが違っていたり、表情も違うので「あったよ」「ここにもあったよ」と様々な言葉に聞こえてきました。
滑り台近くでは、ふじ組の☆ちゃんとつぼみ組の□くんが一緒にいて、地面の砂や小石、枝を拾っては捨てたりして遊んでいました。ふと様子を見守っていると☆ちゃんが枝を拾って地面に線を描き始めるとそれを見ていた□くんも枝を拾って同じように線を描いていました。同じことをして楽しんでいる姿は姉弟のように見え、とても微笑ましいものでした。
砂場近くでは★ちゃん、◆くん、◇くん、◎ちゃんが青いマットの上に座って遊んでいました。砂場でふじ組の児や保育士が遊んでいる姿を見て自分で砂場に向かう◇くん。保育士が型抜きで作ったものを何度も触っては砂の感触を確かめようとにぎにぎして楽しみます。◆くんも保育士に砂場に連れてきてもらうと嬉しそうに手で砂を握りしめては離しの繰り返しを楽しんでいました。
子どもたちが一人一人楽しめるものが見つかり、お友だちや保育士がやっていることを学び、真似っこしていく中でどんどん遊び方も広がってきています。真似っこをどんどんしていきながら子どもたちの遊び方がどう変化していくのかさらに楽しみになってきました。これからも子どもたち一人一人の成長を見守っていきたいと思います。
(I.H)

砂の感触を確かめてみる

上まで登れるかな?
◆ホースからお水でるかなあ?(ふじ)
お水でるかなあ?
梅雨に入りましたが、今日は朝から快晴。朝のおやつを食べて、早速園庭に出ました。
園庭に出ると、まず手前の砂場で遊ぶ子が多い中、大門の水道の前に数人の子達が何やら引っ張っている姿を発見。よく見ると、ホースリールを何人かで運び出し、次にそこからホースを引っ張りだしている姿が見えました。水が出ると分かっているのか、ホースをぐいぐい引いたり、ホースリールを触ったり覗いたりしています。
ホース元の水道のところへ行き、別の蛇口から普通に水を出し水を触ってみたり、ホースから水が出てこないことに苦戦している様子でした。ホースから弱くですが水を出せるようにしてみました。一番張り切ってホースを引っ張っていた〇くん。いざ顔に水がかかると、逃げ回っていて。それでもまたホースを引っ張りにやってきました。
今日もタライにお水を入れ、ちょっとした水遊びを。タライを囲み、お水に手を入れ最初はピチャピチャ。ボール好きの●くん。ボールを持ってきて次々と浮かべていました。また、△ちゃん。シャベルが側にあることに気づき、持ってきて水をすくい、ジャーと流したり、水の流れを楽しんでいました。
◎くんは、小さいシャベルでお水をすくうと、どこかへそのお水を持って行こうとしていました。その先は、築山の水路です。少ない水を大事に持っていき、水を水路に流していました。そしてまたタライの方に戻ってくると、今度はバケツにお水を入れてそれを水路へ運んでいました。バケツの方が水がたくさん運べると思ったのか、何度か繰り返し、遊んでいました。
水遊び、もう少し先に本格化しますが、ミストを出したりして、今の時期を、また涼んで楽しめればと思います。(T.Y)
お水かけちゃうぞ~
ボールを入れたり、シャベルやバケツですくったり
◆チョコレートの泉?(きく・たんぽぽ)
天気予報では、関東地方は昨日梅雨入りしたそうですが、今日はお天気です。「今日は雨ふっていないよ。」と園庭遊びを楽しみにしている○くんでした。
今日のきくたんぽぽ組も、昨日に引き続きお休みの子が多く、いつもより少人数での朝の集まりが始まりました。
園庭に出る時の支度では、帽子と靴下に加え自分で作った双眼鏡も必須アイテムになっているようで、自分で首にかけて準備オッケーという表情で席に座っている子どもたちです。
一人ひとりの名前を呼ぶと、「はあーい。」と元気な返事が返ってきました。◇くんはちょっと自分のタイミングをはずしてしまったようで返事がありませんでした。◇くんはいないのかなー、と呼びかけてみると、周りの子どもたちが双眼鏡で探し、「ここにいるよ!」と教えてくれました。双眼鏡を使いこなしています。毎日とびだす新しい発想が楽しいです。
園庭では藤だなの下の山にダムができていました。そこにシャワーで水を流すとどろどろ~っと川ができ、流れてきて下にもダムができました。上のダムには□くんが中に入って浸かるように座り、カップでドロドロな水をすくい、高く上げてはジャバジャバ~と滝のように流していました。なめらかなドロドロ具合が、チョコレートフォンデュにもみえてきて、□くんのまわりが、湧き出るチョコレートの泉のようでした。
靴をはいていた△ちゃんでしたが、チョコレートの魅力に引き寄せられたようで、急いで靴を脱ぎ、そおーっと足をいれていました。チョコレート職人になって、板チョコをつくったり、カップにとろんとしたチョコプリンをつくったり、いつものままごとのメニューも増えました。
「できた!」☆君が出来上がった板チョコをみせてくれました。じっくりと試作を重ね、自分の気に入ったチョコレートができあがったようでした。それから、チョコレートドリンクを作り氷を浮かべてみたり、チョコレートのケーキのトッピングにする花を集めてきたりと、チョコレート職人☆くんのアイディアはどんどん飛び出し、お店が開けそうでした。
これから雨の日が多くなり、外に出られない日もあると思われますが、そのぶん外遊びの時は思いきり体を動かしたり、水あそびや泥んこあそびで、触感や感覚を気持ちいいと感じながら、身体も心も開放でき、梅雨時のジメジメとした気分をふきとばしていきたいです。(F.S)
できた!チョコレート。
ふじ組が収穫したキュウリを試食させてもらいました。部屋にもどってから「もみもみキュウリ、おいしかったよ。」と教えてくれました。
◆凹んだ気持ちに寄り添って(うみグループ)
何色にしようかな~
お部屋の前の廊下に傘を装飾しました。
雨粒もちょんちょん、降っています。
先日作ったてるてる坊主の制作から『雨』に繋がりをつけて活動を続けています。
今日は染め紙。
先日同様コーヒーフィルターが活躍します。
~工程表~
・濡らす
・絞る
・広げてから好きな感じに折る
・絵の具に付ける(今回は好きな3色)
・広げて新聞の上で乾かす
色の変化は先日園庭での色水遊びで経験済みです。
それでも広げた時の色のグラデーションはうっとりしてしまいます。
角ハンガーに吊るして天日干し、可愛いミニ傘ができそうです。
今日はプランターできゅうりも収穫しました。
見ると黄色い花が鈴なりです。
これから毎日大きくなって新鮮な味が楽しめそうです。
季節が移りかわる瞬間は目で見ることが出来ません。
でも、感じる力があります。
ジメジメ暑い、シャリシャリ美味しい、ジトジトする・・・
うみグループの中でも季節の移りかわりを感じています。
今日は園庭で2件のトラブルと遭遇しました。
1件目
ごっこ遊びをしている中、「男役はやだ。」という訴え。
2件目
最近鬼ごっこばかりしているけど、違う事もしたいんです。
それぞれの立場で考えるチャンスです。
自分を軸に考えると行きつく思いは(やだな~・・・)というマイナス思考。
その軸を違う相手に置き換えると答えは(いやだな~)以外にいろいろ思いつきます。
今日はそんな風に考えてみるという経験をしました。
自分だけの想いにとらわれず考えを色んな風に膨らませると窮屈な気持ちが楽になったようです。
男役は順番に、そしてプリンセスは何にしようか~・・・と和解しました。
給食の時、鬼ごっこじゃないこともしない?って誘ってみました。
考える力、しっかり育っています。(N・S)
自分でギザギザを描いてハサミの練習です。
◆くしくんとたまちゃん(にじグループ)

「先生〜見て、おたまじゃくし」と年長の☆君が大事そうに瓶の入れ物に入ったおたまじゃくしを見せてくれました。
「名前は、くしくんとたまちゃん」
「くしくんが男で、たまちゃんが女」
「おたまじゃくしってお米食べるんだよ」
「よく食べる方がくしくん。あんま食べないのがたまちゃん」と☆君がどんどん情報を教えてくれます。
隣で☆君の話を聞いていた○君。
「男ってよく食べるよね。よくさ、おじさんとかもお酒いっぱい飲んでご飯食べれないとかあるよね」とどこで観察していたのか嬉しそうに話してくれました。
おたまじゃくしを抱えながら図鑑を広げる☆君と○君。でも見ている図鑑は昆虫図鑑。それでも楽しそうな2人の姿が微笑ましく感じました。
朝の集まりでもおたまじゃくしを紹介してくれました。「蛙になったらまた持ってくるね」と☆君。
「ヒッキー(ヒキガエル)のお友だちになるじゃん」とにじグループで飼っている蛙の仲間になることを意識した子どもたち。その時を楽しみに待ちたいと思います。
昨日のどんより天気とは打って変わって今日は太陽が主役。
なるべく外で身体を動かそうと集まりの後は、ベランダ遊びと室内遊びに分かれて遊びました。
外で遊ぶときには子どもたちと次のことを確認しました。
・熱中症になっちゃうからお水を飲む。
(熱中症は頭がクラクラしたり目が見えなくなっちゃうこと。よく理解していました)
・肌着も一緒に着替える。
・手洗いとガラガラうがいをする。
ベランダでは、三輪車で遊ぶ一方で、年長、年中児は恐竜ごっこやジャンケンをして遊んだりと子どもたち同士で遊びを展開する姿が見られました。
30分程ベランダ遊びをした後は、水分補給をして園庭へ。園庭では、ミストシャワーもあり楽しそうにミストを浴びにいく子どもたち。また、園庭で育てているキュウリやトウモロコシの生長にも目を配っていました。「園庭にキュウリ2本あったから採りたい」と年長児中心に意気揚々にプランターに行くと収穫された後でした。「あれ!ない!取られちゃってる」「ここにもあるけどまだ小さいね」と意気消沈。小さいキュウリが大きくなったら採ってみようと今日は見るだけになりました。
にじグループで育てているカボチャにも花が咲き、益々栽培への興味や関心を持って生長を見ている子どもたち。育てる楽しさ、収穫する楽しさ、食べる楽しさ。子どもたちと一緒に味わっていきたいなと思います。(O.Y)


◆年中無休で遊べるから (そらグループ)

昨日のもも組懇談会にご参加頂き誠にありがとうございました。改めて今後とも何卒宜しくお願い致します。
※本日、ゆり組懇談会です。
宜しくお願い致します。
どっちつかずの天気予報に活動内容もどっちつかずで、こども達が今日園庭行ける?と確認してきます。
飼育〜
今日もアリは元気です。
去年から育子園で育てていたカブトムシが羽化しました。
小さいカブトムシのメスでした。
各々、登園するなり生存確認、エサ、霧吹きなどお世話も定着しつつあります。
何となく僕も育ててみようとやってはみたものの、本当はそこまで興味がないこどもがカブトムシの日々の世話や観察を通して顕著に現れてきます。
大切にしている事はカブトムシに興味を持って欲しい、好きになって欲しいという事ではなく「命」を大切にする難しさと大変さを味わってもらう事だと思っています。
園庭に行けば「虫」「野菜」「水」の様に感じます。
菩提樹の花にミツバチ、クマバチ。
地面にはアリ、ダンゴムシ。
プランターの下にはダンゴムシ、ハサミムシ、カタツムリ、ナメクジ。
木にはカメムシ、てんとう虫。
気づけば栽培中のきゅうりも2本実り収穫時です。
とうもろこしは力のみなぎる緑をここぞとばかりに誇張しています。
その隣の葉も茎も萎れた野菜はニンニクです。抜いた瞬間、半径一メートルにニンニク臭が充満します。
この様に園庭の変化が著しい為こどもの目線が地面に向き、この梅雨時期にこども達はよく水やりもやりたがるようになります。
あげなくとも雨が降るから…と思う事もありますが、これがこども達の興味のタイミングである為見守りと声かけの内容を背景を見据えて考えていかなければなりません。
今日もこども達は忙しそうです。
室内ではゲームやフォークダンス、園庭では色水遊び。
園庭に行かずに室内で制作やごっこ遊び。
好きな場所で好きに過ごす時間が育子園には保障されています。
k★y


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