◆6月1日(火)の子どもたち
2021年06月01日 火曜日
◆たのしいこと、みつけた~(つぼみ)
よいしょよいしょ。手も足もしっかり使って登り切ります
行動範囲がさらに広がって、すべり台に登ろうとしている姿も出てきました。やってみたい気持ちが園でも見ることが出来るようになって嬉しく思っています。保育者の膝の上で楽しんでいた〇ちゃん。最近は保育室でも、保育者から離れて遊ぶようになりました。
今日は、朝から泣かずに登園したものの・・・園庭に出るころにはちょっと眠気も手伝って、涙の顔になっていました。しかし実際に出掛けてみると、ワクワクの顔に大変身。砂場にどんどん向かっていきます。色々、砂場の玩具を傍に置いておくと自分で触りに行っています。
少し一緒に遊んでいると、私のそばを離れていきました。夢中で遊んでいます。もっと離れてみました。振り向きました目があいました。泣いてしまうかな。と思いつつ笑顔で手を振ってみました。〇ちゃん、片手をグーと上にあげてニコニコしています。手を振っているようでした。入園してから、たくさん泣いた〇ちゃんですが、たくさんの人に出会いながら、どれだけのことを受け入れてきたのだろうと考えると、尊敬します。
世界をぐーっと広げて、行動範囲を広げています。信頼関係を「深めていくことは基本としながら、子ども達の探求心や充実感を広げていきたいと思いました。U・A
シャボン玉を見てたのです。悲しい気持ちもとんでった~
お尻を振り振りしながら一所懸命座ってます。
◆チャレンジ (ふじ)
よいしょ、よいしょ。友達に見守られながら頑張ります。
園庭真ん中にある綱渡り。
そこで遊んでいる2歳児の子をずっと見てきたのでしょう。
どうしたら上の綱のところまで行けるのか……
考えたであろう〇くんは、ローラー滑り台に目を付けました。
保育者の目を盗み、履いていた靴と靴下を脱いで登ります。
上まで到達し、ご満悦。
綱のところまできたところで、担任に声を掛けられてしまいました。
昨日の出来事です。
昨日の経験から、今日もローラー滑り台を登ろうとしていた〇くん。
保育者が、「下から登るのは危ないの。上に行くにはここから登るといいよ。」と太鼓橋を案内すると、少しやる気になった様子。一生懸命に綱を握りますが……足の踏ん張りが足りず登れません。どうにかして登りたい…すると、近くにいた保育者に「ん~。ん~。(登らせて~)」とアピール作戦を始めました。そこで、「こうやって登るんだよ。」と保育者が登り方をやって見せてみました。その様子を見て、手と足の使い方が少し分かった様子。自分の力で、さっきよりも高いところまで登ることができました。
「そう、そう。凄い、凄い。」
保育者に励まされ、ニコっと笑うとまたまたチャレンジを始めます。
この盛り上がりを感じ取り、近くにいたふじ組の子達も太鼓橋のところに集まってきました。〇くんの姿を見て、ちょっとやってみようかな…と綱を握ろうとする子もいました。
粘り強く挑戦した〇くんは、太鼓橋を登りきることができました。
(少しお尻を支えてもらうというサポートがありましたが)
登ることが出来た達成感と、普段よりも高い景色を見ることができて満面の笑みです。
その後は、クライミングの方にもチャレンジ。
またまた、「ん~。ん~。」と登らせてアピール作戦を始めますが……失敗。
ちょっと足を掛けては、保育者のところに戻ってきて、また足を掛けてみては、戻ってきてを繰り返します。「さっき出来た、太鼓橋行ってみない?」と声を掛けますが、「ん~~~。」とクライミングのところから離れようとしません。その後も何度もチャレンジしましたが、頑張っても登れないことが分かると、自然とその場を離れた〇くんでした。
”粘り強くチャレンジすると出来るようになること”と”時には諦めることも大切”という2つのことを学んだ時間でした。
昨日から石集めが始まりました。今日は、石集めをするメンバーが増えた様子。
明日はどのような姿を見せてくれるのか楽しみです。(M.S)
次はこっちものぼりたい。2歳児や保育者がのぼる姿を見てチャレンジします。
石を集めているところです。保育者が指差しをするとその先を見つめます。
◆園庭にはいろんな楽しみがあります (きく・たんぽぽ)
大きな蛾が飛び立とうとしています。「がんばれー」
朝の集まりでは、久しぶりに一人ずつ名前を聞いていきました。元気な返事が返って来ます。中には恥ずかしがる子もいますが、そんな時はみんな温かい目で
見守ってくれているのが感じられ、子ども達の優しさが伺えます。
雨上がりの今日も、園庭でいろんな虫に出会えそうです。
皆で今まで見つけた虫たちを振り返り、今日は何に出会えるかワクワクしながら園庭へと向かいました。
階段を降りてすぐに何かを発見した子ども達。
それは大きな蛾でしたが、子どもたちにとっては「なんだこれ?」「ちょうちょじゃなくて・・・」「セミでもなくて・・・」と今まで生きてきた中(2,3年ですが)で出会った虫の中から何の虫かを考えているのが感じられます。「これは蛾っていうんだよ」と教えてもらうと、観察会が始まりました。自然と輪になって座って観察しています。
バサバサっと飛び立とうとするたびに「うわっ」とビックリしたり、「がんばれ」という声も聞こえてきました。
そっと見守り応援する子ども達の優しさに触れた一コマでした。
たんぽぽ組の数名はお部屋にあった手作り望遠鏡や虫の絵本を手にやって来ました。
何かを見つける度に望遠鏡をのぞき込み、じっくり観察しています。
また、友だちが探しているものを望遠鏡をのぞき込んで探してくれたりもしていました。
おかげでテントウムシ、ダンゴムシ、カタツムリ・・・と今日も沢山の出会いがありました。
そして園庭を散策していると、プランターに葉っぱがあり、抜いてみるとニンニクが出来ていました。匂いを嗅ぐと・・・「うわっ」「うひゃー」とニンニクの匂いに驚く子どもたち。面白い反応でした。
また他のプランターではキュウリが少しだけ実を付けていました。
「やったー」と喜ぶ子ども達。ベランダのプランターにも実がなっていて、「大きくなってねー」と水やりも手伝ってくれました。ベランダのプランターにはきゅうりの他にピーマンやスイカもあります。
今日の給食のデザートはスイカです。
「スイカだー」「お家で食べたよ」「だーいすき」とまたまた大喜びの子どもたちです。
プランターのスイカや野菜達も大きくなったら・・・と期待を高めながら栽培を楽しんでいきたいと思います。
I・Y
水やりのお手伝い、みんなでしてくれました。

この前作った、望遠鏡を持って園庭に出ました。望遠鏡を覗いてダンゴムシ探し。「いないなぁ。寝てるのかな」「いたよ、みて!寝てなかったよ!」楽しそうな会話が聞こえてきます。
◆〇・△・□で何が出来る?(うみグループ)

たくさんの□を見つけてきました
〇・△・□・♡・☆。
みんなの身の回りには、様々な形があります。
『〇』にはどんなものがあるかな?
ボール・風船・おせんべい・ドーナツ・・・
まずは、うみグループの中にある『〇・△・□』を探してもらいました。
〇・・・オセロ(多数)、ドーナツカード、魚釣りゲーム、マジックペンの蓋、アルファベットパズルのオー(О)、コマ
△・・・積み木・折り紙(△に折ったもの)、ラキュー
□・・・ラキュー、折り紙、ルービックキューブ、絵本(多数)
みんなで必死に探したら、部屋にはたくさんの〇・△・□がありました。
そして、ひまわり組を中心にこの〇・△・□を使って何が出来るかな?と挑戦。
△と□を使っておうち。
〇の中に□を貼ってお花。
〇・△・□をうまく並べて車、トラック。
たくさんのアイデアが出てきました。
お月様に顔を描いてあげたの。と☆ちゃん。
想像しながら貼っていくことで、更に想像が膨らんでいく☆ちゃん。
自分のイメージを膨らませ、白い画用紙に素敵な作品が出来上がりました。
(M.C)

車を作りたいんだぁ・・・自分のイメージ通りの車にするために、糊を付ける前にまずは並べていました

みんなで氷鬼。氷になったら、その場所から動いてはいけません。しっかり約束を守っています「だれか~タッチして」
◆はじき絵(にじグループ)

はじき絵。自由に描いてみました
今日から6月。カレンダーを捲ると新たに5つの誕生日バッジが付いています。そのバッジを見て「わぁはは」と嬉しそうに眺める年中、年長児。
今月も元気いっぱいに過ごしていきたいなと思います。
今日ははじき絵をやってみました。
クレヨンで好きな絵を描き、その上から絵の具を塗り、絵の具がクレヨンをはじく感覚を楽しんでもらおうと思いました。
集まりで、白画用紙に白いクレヨンで☆や♡の形など絵を描いておきました。
「アンパンマン見えてるよ」
「カレーパンマンも」
と子どもたちにはクレヨンで描いた絵が見えていたようですが、絵の具を塗っていくと「わぁすごい」「楽しそう」と反応を示してくれました。
年少児を中心にやってみようと準備してみましたが、「なに描いてもいいの?」と年中、年長児も何人か集まってきてくれました。
「白のクレヨンで」と呼びかけてみましたが、年少児は色んな色を使いたいようです。カラフルに自分の好きな絵や模様を描いていました。
絵の具も勢いよく塗っていく年少児に対して、クレヨンで描いた模様一つひとつに丁寧に絵の具を塗っていく年中、年長児。違いが現れていました。
絵の具遊び、さまざまな楽しみを子どもたちと一緒に味わっていきたいなと思います。
園庭遊びでは、バケツに水を入れて築山から水を流す年少児。
山の坂道を使って葉っぱを流してみようとする年中児。
遊び方もそれぞれですが、とにかく水を使って遊ぶのが楽しいのが伝わってきます。砂場に山を作りホースで水を流して遊びました。裸足にもなってみました。「裸足気持ちいい」と砂の感触を楽しんでいました。
ジメジメと蒸し暑く雨の日も多くなってくる時期ですが、晴れの日は思いっきり外遊びが楽しめるよう子どもたちの遊びに注目していきたいたいと思います。(O.Y)

砂場あそび。裸足になってあそぶのが気持ちいい季節がやってきました

今月からデザートにスイカが仲間入りです。「スイカ美味しい」「カレーも美味しいよ」今日もたくさん食べています
◆カブトムシの観察 (そらグループ)

僕のカブトムシカッコイイでしょ。
昨日小さい虫かごに移した5匹のカブトムシたち。朝、ひまわり組の子どもたちから1匹逃げてしまったと報告を受けました。「僕のカブトムシ逃げちゃった」と少し悲しそうな顔をしている〇くん。部屋の中を探してもいなかったのだと教えてくれました。他のカブトムシを育てる子どもたちは、〇くんを励まします。「僕の触る?」「一緒に育てる?」など友達同士で声をかけあっていました。
〇くんも元気を取り戻し、いざ園庭に行く時間になりました。〇くんは誰も手をつけていない虫かごを見つけ、「これ誰の?」と友達に聞いて回っています。誰のものでもなかったのを確認して、保育者に「この中のカブトムシすごく弱ってるから、僕がお世話してもいい?」と言いに来てくれました。「お願いしてもいいかな?」と伝えると、嬉しそうな顔をして、「うん」と言って、虫かごを手に握りしめ園庭に元気に行きました。
園庭では、虫かごを開け、手にカブトムシを乗せて観察しています。他のグループの子どもたちや、もも組ゆり組も興味を持って見に来ます。そらグループの子どもたちは「すごいでしょ」「カッコイイでしょ」と言いながら得意げな顔をしています。少し触ったら、「あまり触りすぎると弱っちゃうから休憩しようね」と子ども同士で言い合いながらカブトムシの事を第1に考えて行動をしています。保育者が「弱っちゃうから休憩しようね」と伝えることはとても簡単です。その中で、子ども同士で声をかけ合うことで、虫の命などの大切さを考えられるのではないかと感じました。
もも組、ゆり組の子どもたちもカブトムシに興味を持ち始めました。ひまわり組が触っているのを見ると、「私も触りたい」と言いに来たり、「怖いから見るだけにする」など興味津々です。触ると「硬いね」「つるつるしてるね」などニコニコして報告してくれたり、「ちょっと怖いね」と言う子もいたり、感触を楽しみながら不思議がる様子があり、怖いけど楽しいといった感情が顔から伺えました。
F・A

綱引きも楽しいんだよ。

着せ替えも大流行中。

Posted in 園のこだわり