◆6月30日(水)の子どもたち
2021年06月30日 水曜日
◆美味しいもののおすそ分け(つぼみ)

今朝までの雨で園庭がぬかるんでいる為、園庭とテラスに分かれて遊ぶことにしました。
園庭に行くといろんなものに気づきます。きれいに咲いている花を見つけ、「あ!!」と反応して保育士に教えてくれます。
ふじ組やきく・たんぽぽの子達がやっている事も興味を示して近づいて覗きにいく姿もあります。
そんな中、今日もきく・たんぽぽの子達がきゅうりを収穫し食べようとしてました。そこに○ちゃんと一緒にいって一つもらってみました。初めは「なんだろ?」と不思議そうでしたが、口に持っていってあげると、パクッと食べることができました。反応はあまりなかったのですが、どことなく微笑んでいたような表示だったかなと思います。
テラスで遊んでいた子達にも「どうぞ」と持ってきてくれました。□くんにもあげると美味しそうに食べてくれました。
ぺろっと舐めてダメな子もいましたが、とれたての新鮮な野菜を食べれるという経験も、上のクラスのお兄さんお姉さんたちとの繋がりも、これからたくさん経験していってほしいと思います。
(K.E)

たのしー!

もぐもぐ
◆泥だらけ (ふじ)
足は泥水につかり、目先は工事の様子を見て
園庭に出て遊びました。園庭の築山はまだ工事中で、オレンジの柵で仕切られた中には入れませんでした。園庭へ出ると、その辺りが気になってか、真っ先にオレンジの柵の方へ行く子ども達。そこには水溜まりがありました。水が大好きな子ども達は、早速その中へ足を入れ、ビチャビチャ。泥混じりで足元はぐちゃぐちゃですが、汚れなんて気にせず楽しそうに遊んでいます。すると、グイーンと大きな工事をする音が聞こえてきました。泥水の中に入っていた〇くんは、大きい音に敏感です。工事の音にびっくりして泥水から逃げていきました。音がおさまるとまた泥水へ戻る〇くん。遊びたいし音が怖いし、複雑な心境です。
逆に音に興味を示しやってくる子もいて、その工事の様子をオレンジ網越しにじっと見ていました。水溜まりにも気づいて、他の子達もやって来て、泥水遊びをする子が増えてきそうになり、泥水遊びは楽しいのですが、泥水があまりにドロドロでもあり、別に水を入れたタライを用意し、遊ぶことにしました。
タライにお水を入れていると、すぐにみんな寄ってきて、タライの中に手を入れてバシャバシャ遊んでいました。そして、砂場用のシャベルやコップなどを自ら持ってきて、タライの水をすくったりして遊んでいました。
水遊びへの興味はそれぞれで、好きな子もいれば、あまり関心のない子、また、水遊びが好きでも、濡れ方が、ビショビショになっても気にならない子、ビショビショまでは行きたくない子など、様々見られます。今後の水遊び、楽しみです。(T.Y)
◆採りたてって甘いね(きく・たんぽぽ)
大きく育ったきゅうりを発見。自分たちの手で収穫しました。
今朝はなんとなく雨が降っているようでしたが、園庭に出るとすっかり雨が上がっていました。
園庭に出る時、自分の靴をもって各々が履き始めると、今では子ども達が自発的に「合ってる?」と靴の左右の確認しています。合っている事が分かると安心して自分で履いています。
日々、確かな成長を見せてくれる頼もしい子ども達です。
雨上がりでたっぷり水を蓄えた作物のきゅうりが2本、大きく育ち収穫の時期を迎えていました。採って食べようという事になり、子ども達の手で収穫を始めました。1本、2本と上手に採っていくと、ツルの上方にも大きく育った姿を見つけ全部で3本の大収穫。雨の恵みにも感謝です。
給食室へまな板等を取りに行き園庭に戻り、切りたてのきゅうりをみんなで食しました。1つ口に運ぶと1点を見つめ、口をもぐもぐしてきゅうりの味や食感をよく味わっていました。甘味とポリポリした食感は新鮮な証拠、採りたてならではの味わいです。
第2弾は、ごま油と塩で味付けです。ゴマの風味も加わり味変も楽しみました。
採りたての自然の恵みを子ども達と「おいしいね。」と味わう経験はいつもとっても幸せなひと時と感じます。
今日は更に☆くんがテラスのスイカが小さく実っているのを見つけました。これから次々と迎える収穫を子ども達と楽しみにしています。
S・K
「合ってる?」みんな靴の左右を意識して履いています。
昨日、用意したプール(ふせてあります)に水が溜まっているのをすかさず発見!手でバチャバチャと叩き、水しぶきを楽しんでいます。
◆ゴシゴシ(うみグループ)

「本当の星みたい」
今日は、選択できる遊びの中に天の川制作(絵具遊び)を取り入れました。
今回、制作に用いた絵具の技法は、ブラシに絵具をつけ目の細かな網を擦り、飛んだ粒子で色をつける「スパッタリング」です。
絵具を使った遊びが大好きなうみグループの子どもたち。
初めての子から経験したことのある子まで、たくさんの子が期待を膨らませ参加していました。
スパッタリング初体験となる年少の〇〇くん。はじめは、じっと身構えるような表情。ブラシを動かす手もゆっくりと慎重に行っていましたが、画用紙に色がついていくたびに笑顔も増え「すごーい!楽しい」と時間を忘れてしまうくらい夢中になって取り組んでいました。
絵具遊びが大好きな△△くんも「次は、違う色にする!」「赤もう一回やる!」と笑顔で取り組んでいました。
「すごーい、本当の星みたい」「魔法の世界みたい」
楽しみ方や感じ方、表現の仕方は様々ですが、一人ひとりが満足のいくまで楽しめる時間となりました。
今後、七夕が近づくにつれ子どもたちの期待も高まってくると思います。
これからも子どもたちの興味や関心、遊びの変化にしっかり目を向け、一人ひとりが満足できるよう関わっていきたいと思います。
(T.N)

「みてー、きれいでしょ」

◆大きいね(にじグループ)

今日は散歩に行きました。
行先は、先週と同様に大聖堂です。
前回、年少児が「みほとけ様にご挨拶いかないの?」と言っていました。その為、今日は御仏様にご挨拶を兼ねて散歩に出発です。
年長児は年少児と、年中児は年中児同士で手を繋ぎ出発しました。出発の時「○君、お散歩行かない」と呟いていた○君。○君の気持ちを受け止めつつ「虫さんいるかな」と声を掛けてみると散歩スイッチがオン。
「お兄さんと手を繋ぐ!」と元気に出発できました。
いつもの散歩コースですが、今日は所々道幅が狭くなっていたり、注意しなければならないポイントがありました。また横断歩道を渡る時には、「右、左、右、音を聞いて、手をあげて渡る。」と子どもたちと再確認。
「音を聞く」というのは、車の音です。
ムーミンの紙芝居でヘルム署長が言っていた言葉。
子どもたちにも紙芝居を通して意識が広がってきています。
大聖堂に着くと「競争したい」と年長児。
今日は年少児、年中児、年長児の順番で波羅蜜橋を競走しました。
笑顔でかけてくる年少児。
お友だちに負けまいと必死にかけてくる年中児。
負けない気持ちが一番強い年長児。
それぞれの思いが垣間見れるかけっこでした。
御仏様へのご挨拶では、久しぶりに大きな御仏様を目の前に「大きいね〜」と子どもたちの声が聞こえてきました。
挨拶をしたかった年少の☆ちゃんは「大きい」「嬉しい」と笑顔を見せてくれました。
ご挨拶の後は、少しだけ遊びました。
「氷鬼する人集まって!」と遊び始める年長、年中児。
ダンゴムシやアリ探しが楽しい年少児とそれぞれの遊びを楽しんでいました。
散歩に行く機会も増え、だんだんと歩き方も上手になってきたように思います。
お友だちのペースに合わせながら優しくフォローする姿も見られます。歩き慣れた道でも交通ルールを守りながら園庭とは違った園外の環境にも触れていきたいなと思います。(O.Y)


◆山手線の窓が増えました (そらグループ)

朝の集まりの前にこども達から「発表したい」と最近よく言われます。
※発表とは〜自分(達)で作った作品やお願い事項、聞いて欲しい事などを皆の前に立ち披露する事
子「私達は宇宙船と動物達の保育園を作りました。」
至ってシンプルな内容です。
先生やこどもはどこにいるのか?
難しかった所や、工夫した所はどこか?
今度はどんな風にしていしたいか?
様々なやりとりを保育者と行い周知していきます。
せっかくなので、発表という活動を広げていく事にしました。
テーマは特に決めず、嬉しかった事、嫌だった事、困った事、驚いた事、皆への注意喚起など聞いて欲しい「自分の思い」を吐き出す時間を設けると様々な発表が見られました。
〜驚いた事〜
・「山手線の優先席の窓が2枚になったそうです」
・「保育園に来る時後ろを振り向いたらミミズが後をついて来ていた事です」
・「保育園に来る時後ろを振り向いたらてんとう虫がいた事です」
〜困った事〜
・「宇宙船で遊んでいたら◯君が僕の背中を何回もタッチしたんだけど意味が分かりませんでした」
〜注意喚起〜
・「おままごとの片付けがバラバラです。ちゃんと並べたり揃えたり分けたりしてください」
・「LaQをやる人は机の下に落ちます。LEGOをやる人も机の下に落ちます。片付けは机の下もお願いします」
〜嬉しかった事〜
・「保育園でダンゴムシを見つけて家で育てています」
ずっと聞いていられる様な内容ばかりですが、全員に発表をしてもらい全員の発表を聞いてもらう事はこども達にも負担がありますし、園の活動時間では無理があります。
日々の会話やこどもの呟きにしっかり耳を傾け、何気ない日常の中で胸の内を吐き出して貰えたらと思います。
朝の集まりを遅めに行った為、集まり後は園庭に出ました。
うみグループにカブトムシ数匹を引き渡し、持ち方や育て方を教えているこども達がいました。
保育者がいなくとも様々な特性や注意喚起、持ち方のレクチャーなどまるで独り言の様にうみグループのこども達に伝えています。
砂場にはゆり組とひまわり組が集まっていました。
雨上がりの砂場は固まりやすく遊び勝手が良いです。
山を作りトンネルを掘る年中児と、完璧な曲線美の山を作る年長児が隣り合わせにいます。
チャコールグレーの山が二つ並んでいましたがカラーの違う山に見えて仕方がありませんでした。
もも組のこども達がLaQやLEGOで作る作品のシルエットが目で見てわかる様になってきました。
バラバラの色でバラバラの形を合わせて歪な作品でもテーマや題名はしっかりあった作品が、統一された色と形でテーマや題名を感じる事の出来る作品になったのは見ていて嬉しくなります。
それに合わせて2人、3人で同じ作品、似た様な作品を作って遊び出す姿も増えています。
時折、とったとってないなどのすったもんだも出来る様になりました。
その為、LEGOやLaQ付近で保育者が寄り添っているシーンも増えています。
こども達の姿と声に寄り添いながら適宜その時にあった関わりは何か考え振り返りながら関わっていきたいと思います。
k★y


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