子ども同士
2021年05月24日 月曜日
1階玄関前でFちゃんが靴下を手に持ってYちゃんと階段を下りてきました。Fちゃんが自分で靴下を履こうとしていましたが、なかなか履けません。少し困り顔でした。一緒に降りてきたYちゃんは、離れた場所にいました。Fちゃんが「Yちゃん! くつした、手伝って!」と呼んでいましたが、Yちゃんに届きませんでした。「大丈夫?」と声掛けすると「Yちゃんに手伝ってもらうの! Yちゃん、Yちゃん!」今度は、靴下をもってYちゃんによって行きました。
Fちゃんにとって「靴下を履く」ことは、「Yちゃんに手伝ってもらう」ことによって成り立っていたのでした。2歳児、3歳児になるとお友達同士でできないことを助け合っている光景をよく見ます。
Fちゃんは「自分でうまく靴下をはけない」状況を大人ではなく、「お友達にやってもらう」ことに意味を持たせていました。
保育園の集団生活をすることによってお友達同士で関わることの楽しさを学んでいました。Fちゃんの成長している姿を見せてもらいました。
園長
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