2021年05月17日 月曜日
子ども同士の関わり
お帰りの時間、玄関あたりがお迎えの保護者や子どもたちの声でにぎやかになってきました。今日はK君が、机に向かっている私に声をかけてきました。「先生、今日は大変だったよ!だってOくんが僕たちの作っているブロックを壊すんだよ。」「そうなんだ…」「それも、何度もなんだよ! やめてって言っても、やめてくれないんだ!」「だからJ君とGくんとYちゃんで何回も作ったんだよ!」
と今日の大変な出来事を話してくれました。
Kくんの話を聞きながらO君が何回も壊しに来ながらも作り直しているK君たちの姿が思い起こされました。一つ下のO君に何度も壊されては作り直すのは大変だったろうなと思いつつ、怒りたくもなったでしょう。それでも再び、三度と作るK君たちの我慢強さに感心しました。
異年齢集団の中で生活していると思わない出来事に出会います。今日のKくんがそうでした。自分より年下の子が遊びの邪魔をしに来たわけです。口で言っても通じなかったのでした。いろんな子どもがいて楽しいことも、都合のよくないことにも出会います。様々なことに経験できる場になっています。関わり合いながら、しっかりと成長しているK君でした。
園長
Posted in 三感ブログ