◆5月28日(金)の子どもたち
2021年05月28日 金曜日
◆自分と別な存在(つぼみ)

なにする〜?
園での生活の中でもアクティブに遊ぶつぼみ組の子どもたちの姿が多くなってきました。
棚に足を掛けたり、きわどいところに乗ってみたり、「も~そんなところにのって~」とたくさん身体を動かせるようになってきた半面、まだ危ないこともわからないため気を付けながら見ていきたいと思います。
昨日の天気とは打って変わって、とてもいい天気になったので園庭に出ました。月齢が低い子たちも起きている時間が長くなってきたので、マットに下りて遊びます。自分で動けないため近くにあるものに手を伸ばしたり、隣に友達がいる事に気付きじっと見てみたりと、気持ちの良い時間を過ごせるようになってきました。〇くんは腹ばいで方向転換し、はじめて園庭の地面を触っていました。
大きい子たちも自分から移動して遊んだり、友だちが気になり顔にふれてみたり、「あ~あ~」と声をかけているような瞬間も見られるようになりました。
まだまだ一人遊びのつぼみぐみですが、少しずつ友達の存在も大きくなり一緒に遊べる日が楽しみです。
(K.E)

砂場もいきました!

ばぁ〜!
◆それぞれの楽しいもの(ふじ)
踏むとおもしろいね
今日は朝からよく晴れて、とても気持ちのいい日でした。
園庭のあちこちで、いろいろな感触を楽しんだ子どもたち。
砂場では、容器に砂を入れてひっくり返す型押し遊びやそれを崩すのをおもしろがったり、ぎゅっーと握ったりしていました。どのような素材であっても、形が変わるのは刺激があり、子どもたちは楽しいものです。
園庭奥の水路には昨日の雨で水がたまっていました。
保育士が水を流そうとシャベルで落ち葉や砂をすくっているところへ、シャベルを持って探索中の△くん、◇ちゃんが出合いました。
もちろん水路の状況は知らずでしたが、保育士の姿にそれぞれの心が動かされ、同じようによいしょと始まりました。
そのあとも続々と子どもたちはそれぞれの楽しみ方を始めました。
靴のまま入り、足で踏みつけるとバシャバシャと音で反応が返ってくることや手で直接水面を叩くと飛沫が飛ぶこと、叩いた時の感触に思わず笑顔になります。
藤棚下の泥山では、○○くんが持っていたバケツを使い、水道から水を何度も運び、川流しの遊びのようなことを始めていました。
その○○くんの姿に興味をもった数名の子どもたちは近づき様子を見ます。
その中の※ちゃんは、溜まった水の方に興味をもち、持っていた型抜きとシャベルを使い、水をすくう遊びを楽しみます。
同じ水に触れての遊びでも、一人ひとりが経験して、感じることは異なります。それぞれの子どもが何をどのように心を動かされいるのかを感じて、関わって
いきたいと思います。(O,A)
同じようにお互いにすくって、入れて、 面白いから何度でも
運んで流すの楽しい!
◆これもカタツムリ?(きく・たんぽぽ)
ブクブクうがい、練習中です。
今朝、○ちゃんが着て来た黒いシャツに注目が集まっています。シャツには、あの、おばけが、、、。みんなに人気の おばけなんてないさ の絵本のおばけです。
おばけって何者?何だかこわそう、、、でも大好き、な子どもたちです。
園庭に出る前に、ベランダで育てているスイカに気がついてプランターに集まっているこどもたちの姿がありました。大きくなったかなあと、成長を楽しみにしているようです。葉を触りながら「パサパサだねえ。」と心配をしあっている◇ちゃんと、△ちゃん。土を触ってみると乾いていました。昨日雨が降ったので、今日は水やりをしなくても大丈夫かな、と考えていたので、子どもたちの気づきのおかげで、すいかを枯らさずにすみました。
子どもたちの目線や考えには、繊細であったり、柔軟であったり、厳しかったりと、大人では見逃してしまうことに気付かせてくれていると思います。子どもたちの気づきに寄り添い、大切にしていきたいです。
雨の翌日の園庭には、お楽しみがいっぱいです。いつもはアスレチックにまっしぐらの子どもたちも、今日は虫探しに夢中になっていました。
「何だ?」と、声がすると、そこにはあっという間に水色の帽子が集まり、おしくらまんじゅうになっています。ダンゴムシ、カタツムリ、テントウムシの幼虫など、湿った草をかきわけるといろんな虫をみつけることができました。アオムシをみつけた☆くんは、はらぺこあおむし をおもい浮かべたようで、葉っぱを食べさせてあげようとしていました。絵本と同じです。
「カタツムリいたよ!」と見せてくれた●ちゃんの手の中には、白くて丸いものがありました。ちょうどカタツムリと同じ大きさと形で、ちゃんとうずまきもあります。しかしひっくり返してみると植物の根のようなものがありました。残念ながら球根のようでした。でも、カタツムリと同じです。
保育室に入ってからも、「先生の服のシマシマと、■ちゃんのシマシマ、同じ。」とか、図鑑を持ってきて、さっき見た車と同じだね、など、いろんな「同じ」を教えてくれた子どもたち。本当だそうだね、同じだね。という保育者の反応がうれしそうです。「同じだね。」という気づきを、一緒に楽しんでいきたいです。
(F.S)
葉っぱ、パサパサだねえ、、、。
◆雨の次の日(うみグループ)
お肌プルプルです。
昨日雨がたくさん降りました。
「見てー、園庭が川になってるー!」と午後の発見です。
朝園庭のコンディションを見てみました。
なかなかの状態で今日はドロドロです。
昨日外遊びができなかったにも関わらず、給食の支度が始まると「あ~おなかすいた~。」とあっちでもこっちでも口々にしていました。
「お腹がぐーぐーなってるよ。」などなど・・・
それぞれの子が取り組む遊びに、どうしようかな~、こうしてみよう、こっちにかえてみるか、やっぱりやめよう・・・考えて工夫して遊んだからお腹がすいたようです。
「外で走ったりしていないのに不思議だね」と話していたのですが、答えは、一生懸命遊んだからです。
今日はいい天気。園庭でばっちり遊べます。
「ドロンドロンになるぐらいいっぱい遊びましょう」と今日は決めました。
「え~ドロドロやだー」と言いつつ手の平はかなり泥んこです。
服を汚さず気を付けながら遊んでいる子、足元がずぶ濡れになるほどやってる子、見ていて気持ちがいいほどよく遊びました。
プランターでカタツムリを発見しました。
「あっ!またいた。」「あっ!またいた。」「あー!またいたー。」と4匹見つけました。続けてダンゴムシも次々発見。
砂場のカップに入れて観察すると、ガサガサ動き回って大混雑でした。
びじょやなぎの花がきれいです。
花を集めてお水をいれて、化粧水の出来上がり。
ポンポンポンと顔に付けてうるおいたっぷり、ぷるぷるです。
今日もまた「お腹すいた~。」と聞こえてきました。
雨の次の日、園庭はすごく楽しいです。(N・S)
小さい子を助けるかっこいい子達。
カタツムリとダンゴムシ
◆小麦粉ねんど(にじグループ)

チーズみたいでしょ
小麦粉粘土をしました。
朝の集まりで、にじグループの子どもたちみんなに小麦粉を紹介し、それを使って粘土をすることを伝えました。(今日はちがう遊びをすることを選択した児もいました)
小麦粉でなにができるか聞いてみると、
ケーキ、天ぷら、うどん、お好み焼き…
と次々に子どもたちから答えが返ってくるなぁ、と関心していたら「絵が描いてあるよ」と袋の隅に、できる料理の絵があることを教えてくれました。子どもたちの観察力のほうが優っています。
水と小麦粉をちょうどいい具合に混ぜて、こねてこねて。こねるのは大得意な子どもたち。少し水の量が多かったのですが、ねちょねちょの感触が楽しかったようで、両手に粘土をつけてのばして楽しんでいました。
「色まぜたい!」
子どもたちからの言葉に絵具を用意しました。粘土に色を混ぜたらどうなるのか、子どもの自然と湧いてきた好奇心に大人の心も踊ります。
始めは一色で楽しみ、だんだんと色を増やし、こねる具合によってマーブリング模様のように色が重なっていきます。
子どもたちも色が変化するごとに「みてみて」と友だちや保育者と見せ合います。
「ギロ色みたい」
様々な色が混ざりあった色を○ちゃんが表現してくれました。なんとも面白いです。
色の変化だけではなく、もちろん粘土としても、ドーナツや団子を作ったり、白鳥を作って楽しんだ児もいました。
顎につけて「コブができた」。「これ弟の頭みたい」
子どもの発想は無限大です。
今日は晴れ。園庭あそびも思いっきり楽しみました。
e.y


水遊び大好き
◆大根の移し替え(そらグループ)

大根の移し替え完了!
そらグループでは、ゆり組の〇ちゃんが誕生日を迎えました。5歳になったので、5つの質問をしてもらい、「好きな色は?」「好きな形は?」などのに一生懸命考えながら質問に答えていました。
朝の集まりの後、ゆり組とひまわり組と一緒に少しゲームをしました。服の色を使ったゲームで、指定した色の服を来ていた子どもから遊びに行けるというゲームです。子どもたちの服は「黒」や「青」などの原色とは限りません。言葉では表すのが難しい色も中にはあります。「白の服を来ている子は前においで」と伝えると、柄のない白い服を着た子どもの他に、白と黒の縞模様の服やとてもうすいピンク、うすい灰色の服の子どもも前に出てきます。
すると、「□くんのはねずみ色だよ」という子がいます。みんなに聞いてみようということになり、「□くんの服は白で〇?×?」と聞いてみました。数えてみると×の子が多いので、□くんはもう一度座ることになりました。自分は白だと思っていた服が、実は周りから見ると白ではないことに少し驚いているようにも見えましたが、納得した顔で席に戻っていきました。
ゲーム後は「僕のズボン何色?」「私の服って青で合ってるの?」と色の質問をする子どもが多くいたように感じます。緑なのか青なのか判断が難しい子どもは、周りの友達に聞きながら、自分の服の色を確かめている姿も見られました。
園庭では、そらグループで育てている大根を牛乳パックに移し替えました。ひまわり組の数人と、もも組の☆ちゃんが手伝ってくれます。畑に行き、良さそうな土を牛乳パックに入れ、大根の根をすくって移します。大変な作業ですが、子どもたちは丁寧に移し替えてくれます。移し替え終わったら、水をあげていきます。小さいじょうろで子どもたちが協力しながら水をあげてくれました。
水をあげると、土が濡れて高さが低くなるので、もう一度畑へ。2回に分けて土を入れて、作業終了です。途中で疲れてしまい、終わりにするという子もいて、全部の牛乳パックの準備は難しかったのですが、少しずつ子どもたちと一緒に移し替えを行いたいと思います。
F・A
みんな靴は白いね
〇?×?
Posted in 園のこだわり