◆5月27日(木)の子どもたち
2021年05月27日 木曜日
◆色々なところに行こう(つぼみ)

今日は朝から雨が降っていたので室内で過ごすことになりました。
ふじ組の児との関わりも少しづつ増えてきたつぼみ組の子ども達。
つぼみ組だけでなくふじ組の方にも行くことにしました。
ふじ組に入ると最初は戸惑う姿が見られましたが、様子を伺いながら、少しずつ行動範囲が広がり、自分でおままごとや磁石のおもちゃのところやおひさま広場まで行くことが出来ました。
おままごとコーナーでは片手鍋を見つけ、保育士が食べ物に見立てたお手玉を入れてみると保育士がやっていたように鍋を持って、膝を動かします。まるで料理人さんが鍋をふるっているように見え、マネっこがどんどん上手になってきました。
磁石のおもちゃのところでは、ホワイトボードについているものを取ろうとしている〇くんの姿がありました。ひとつづつ外していくと最後に一番高いところにあるものが残り一生懸命つま先立ちをして手を伸ばします。しかし届かないことに気付くと近くにいる保育士の方を向いて声を出します。取れないということを必死に伝えてくれていました。しかしもう少しで届きそうだったので、保育士が「もうちょっとだよ」と声を掛けるともう一度手を伸ばして無事におもちゃを手にすることができて良い笑顔を見せてくれました。
おひさま広場ではトンネルやボールなどがあり、ボールをつかんで投げたり、トンネルをハイハイでくぐって楽しむ姿が見られました。トンネルをくぐろうとする★ちゃんの姿があり、保育士が「こっちにおいでー」と声をかけ、出口にいると傍にいた〇くんと△ちゃんが保育士と同じように出口に来てトンネルの中を覗き込みました。まるで「待ってるよー」と言っているようでした。しかし★ちゃんは他のことに興味が向いてしまい、くぐらないことが分かると〇くんと△ちゃんは列になってトンネルをくぐり★ちゃんを探しに行っているようにみえました。
つぼみ組では、好きな遊びを見つけようと自分で探しに行ったり、棚につかまって伝い歩きの練習をしたり、マットの上に寝そべって遊んだりとのんびりとした時間を過ごしました。
これからも子ども達一人一人の遊びたい気持ちを大切にしていきながら見守っていきたいと思います。
(I.H)


◆好きな場所、遊びを選んで (ふじ)
廊下で遊動車
今日は朝から雨が降っていたので、1階保育室、廊下を開放して、ふじ、つぼみ組みんなで自由に好きな所へ行き遊びました。廊下には遊動車、おひさま広場にはボール、トンネル、机上スペースには粘土を用意し、いつも置いていないものを設定してみました。
最初に殺到するのはやはり廊下の遊動車。廊下へ出ると、気に入った遊動車の色などあり、好きな車体の物を選んでそれぞれ乗ったり押したりして遊んでいました。中には、遊動車を横に倒し、タイヤをくるくる回してみたり、整備?しているかのように、車自体を楽しんでいる子もいました。
おひさま広場では、低い平均台のように渡れるものを円く設置し、その中にボールを入れ、ボールプールのようにしてみました。中に入ってボールをバシャバシャ、ボールを出したり入れたりボールを持ち運んでいましたが、そのうち、ボールに飽きてしまうと、電車や車の玩具を持って来る子がいました。低い台を線路にイメージしたようで、その上を車を走らせて遊び始めていました。トンネルはやはりふわふわの子達が主に行っていて、立ち寄るついでにトンネルに入っていく感じで、ニコニコ笑って通って楽しんでいました。
机上の粘土コーナーは、きらきらわくわくグループの子達が主に行っていました。粘土をちぎったり、丸めてみたり、指でつついてみたり、集中して楽しんでいました。〇ちゃんは小さくちぎって細くしたり、ハートを作ることができ、目的をもって形作ることができていました。個人差はありますが、それぞれに粘土遊びを楽しんでいました。
遊動車にずっと乗っていることを楽しむ子、ボールを大事に持っている子、様々ですが、気になった所で気になった遊びを選んで、それぞれが遊びこむ姿がたくさん見られました。またこれからも、その子の個性を大事にし関わっていきたいなあと感じました。(T.Y)
おひさま広場でボール遊び
机上コーナーでは、粘土、パズル遊び
◆雨二モマケズ(きく・たんぽぽ)

かえるのうたに合わせて楽しそうに楽器を奏でます。
今日は雨天に加え肌寒い一日。室内で過ごしましたが子ども達は元気いっぱいで室温は上昇中という状況でした。
2歳児はホールでリズムあそびをしました。タンバリン、カスタネット、トライアングル・・・。人気はやはり和太鼓、洋太鼓。近くに用意されたバチを両手に持ち太鼓に向かい、始めは力いっぱい叩き、しばらくして今度は小さく叩いてみたり、音の響き、強弱の違いを楽しんでいるようです。また、友だち同士で顔を見合わせて叩きワハハ大盛り上がりにもなりました。
皆が別の楽器へと移り、和太鼓に一人残った〇くんは大振りにバチを操り両腕を高く掲げると頭上でバチをカチカチ鳴らし、そのまま太鼓へ振り落とし見事な演奏を披露してくれました。
トライアングルを上手に鳴らしていた☆ちゃんはひもを持って鳴らすときれいに音が鳴り響く事を知っていて、トライアングルを直に持ち音がこもっている友だちに気づくと、「このひもを持つんだよ。」と教えてあげていまいた。教わった◇くんはその通りにひもを持つと鳴らした音色が綺麗に響くのを聞いて嬉しそうでした。
様々な楽器の音、その楽器の強弱による音の違いなどリズムあそびを子どもたちは楽しみながら研究、学習をしていました。
S・K

ブクブクうがいがじょうずです。
両腕に鈴をつけて・・・。ブレスレットのようでもあり、ちょっとオシャレでしょ。腕を振ると、リンリンと音がするよ♪
◆Dear 妹(うみ)
だ・い・す・き・♡・3・♡・ありがとう♡
今日は〇ちゃんの感動秘話を載せたいと思います。
〇ちゃんにはきく組に大好きな妹がいます。(♡ちゃん)
〇ちゃんが2歳の時に生まれた♡ちゃん、ケンカもするけど可愛くてかわいくて大好きです。
その♡ちゃんのお誕生日が近づいてきました。
先々週から秘かにプレゼントを作り始めていました。
刺繍糸を使って作ったブレスレット。
細かい作業で何日もかかりました。
途中わからなくなったところは少し手伝いました。
こんなに苦労して作ったから自分のものにしたくなってないかなと思いましたが「♡ちゃん、喜んでくれるかな~」口ずさむ言葉に揺らぎがないことを感じました。
週をまたいでやっと出来ました。
次はお手紙。小さい「ゃ」とかちょっと難しい「わ」とか「ね」とか教えながら書き上げました。
そして封筒も手作りです。
早めに持ち帰り誕生日当日までママに預かってもらいました。
実はもうすぐもう一人妹が生まれます。
でも「♡ちゃんは赤ちゃんいらなーい。って時々いってるよ。」と〇ちゃんは心配しています。
♡ちゃんの複雑な気持ちを〇ちゃんはわかっているからです。
2歳の時♡ちゃんが生まれたときのことはよく覚えており嬉しかったと教えてくれました。
今日も追加のプレゼント作りをしていました。
大きい袋にいっぱいです。
こっそり手紙を見てみると、「だいすき ありがとう」と書いてました。
♡ちゃんが妹で嬉しい、ありがとう、という気持ちに胸がいっぱいになりました。(N・S)
着せ替え遊びに火がつきました。
ファッションショーも考えようかな・・・。
◆いもころがしみたい(にじグループ)

転がし絵。みんな手は絵の具だらけ。床に付いた絵の具は年長児が掃除を手伝ってくれました
今日は年長☆くんの誕生日会。
みんなの前に出ると少し緊張した様子でいつもの笑顔はなかなか見られません。
それでも「大きくなったら何になりたいですか」「すきな車は何ですか」「好きなケーキは何ですか」「プレゼント何が欲しいですか」など沢山の質問があがりました。お友だちから質問される度に「うーん、〇〇!」と年長児らしく堂々と応えていました。
「今日、僕の席これ?」と椅子に掛けられたマークを嬉しそうに眺めたり、お友だちと一緒のテーブルで給食を食べたり、誕生日という特別感を味わっているようでした。6歳のお誕生日おめでとうございます。
今日も絵の具遊びを提供してみました。
使うものはビー玉と絵の具です。
画用紙の上をコロコロと転がしていく「転がし絵」をやってみました。準備をしていると「何やるの?ビー玉?絵の具?」と興味を示してきた年長児。
絵の具の中にビー玉を入れると「え、入れちゃうの!」と興味津々。お盆に画用紙を載せて、ビー玉をゆっくりゆっくり転がしていきます。勢いが良いとビー玉はテーブルや床をコロコロコロ。その度に「わー」「おっとっと」と子どもたちがビー玉に操られているようで笑ってしまいます。はじめは「ちょっと難しい」と言っていた年長児でしたが、「わかってきたぞ、楽しい」とコツを掴んでいるようでした。「いもころがしみたい」と年長◎ちゃん。子どもたちが大好きな紙芝居です。その表情から楽しさが伝わってきます。
徐々に、年中年少児も「やってみたい」と挑戦。
年少の◇ちゃん。保育士が誘った時には「長袖だから◇ちゃんやらない」と言っていたものの、お友だちの※ちゃんがやっているのを見て、腕まくりをし「◇ちゃんもやりたいなぁ」と言ってきてくれました。
2人で並んでビー玉をコロコロコロ。
※ちゃん「◇ちゃん、黄色あるよ。いつもトイレで黄色のサンダル履いてるから黄色好きでしょ!」
◇ちゃん「・・・。青がいい・・・。」
※ちゃん「そっか」
相手を思いやり声を掛けてくれた※ちゃん。
黄色も好きだけど、今は青が使いたいときちんと気持ちを伝えられた◇ちゃん。何気ないやり取りでしたが、自分の気持ちを伝え合うこと。遊びを通して身につけていくんだなと改めて感じる瞬間でした。
「先生、※ちゃんまたやりたい。準備してくれる?」と楽しかったようです。色々な絵の具遊びを楽しんでいけるよう準備していきたいと感じます。(O.Y)

年少児も少しずつコツを掴み、楽しそうに作り上げていました

絵の具遊びの一方では、カプラやLaQの遊びが広がっていました
◆お友だちからの手紙(そらグループ)
手が描けたよ。今から隠しに行きます。
絵本で『ゆかいなゆうびんやさん』を見て、みんなで手紙を書こうという事にしまいた。紙にクレパスで好きな絵や字を書きました。誰に届くか分からないけど、誰かの所に行くから素敵な絵を描いてみようと、やり出しました。ひまわり組の子ども達の殆どの子が動かなくなり「描けない」と言い出したには、びっくりでした。いつもなら張り切って描き出すのにどうしたのかと思ったら、本当に字で手紙をどうやって書いたらいいのかと悩んでいました。ゆり・もも組の子ども達の方が、楽しそうに絵を描き出しました。
「絵でもいいよ。字ではなくていいよ。名前は書けるかな」と言うと安心したようで描き出しました。それでも、書ける字をどうにか駆使して書いている子もいました。『また遊ぼうね』など手紙らしい内容が書かれていました。手紙の意味が分かるからこそ、悩んだようです。相手に伝えようと、絵や字を頑張って書いていました。もも・ゆり組の子ども達も絵を見せながら、「みんなで、遊んで、楽しい顔」と楽しかったという事を楽しかった顔を描いて知らせてくれました。描いた絵は、1人ずつ封筒を渡して、自分で折りたたんで封筒の中に入れました。
書けた手紙を保育室の中に隠しに行きました。宝探しゲームで、隠す事はやってきたので、要領はどの子も分かっています。もも・ゆり・ひまわり組みんな隠したところで、今度は手紙探しに行きました。1人1つの封筒を探してきます。最後に行ったひまわり組の子ども達は、殆どがみつけられてしまって、保育士も全部把握できず、一緒に「どこだ」と探しました。
無事に1人1封筒を持って帰ってきました。そして封筒を開けてみました。自分に来た手紙です。もも組の子ども達は、「何て、書いてあるの」と聞きに来ます。保育士は、絵を見ながらそれに合わせて手紙を読んでいきます。ちょっと言葉を含ませながら読み、「すごいね。素敵なお手紙だね」と言うと嬉しそうにしていました。
中には、自分のが欲しいと言う子も出てきました。今まで、自分が描いたものは、自分の物だったので、一生懸命に描いたから欲しいと言う気持ちも分かります。「この手紙は、ヤダ」と言う子もいました。もう1度、手紙は書いたお友だちが気持ちを伝えたくて頑張って書いてくれたことも話しました。どの子もこんなこと描いたという事はお話できていたので、絵を見ながら伝わるように保育士が伝えていきました。1人1つの手紙を大事に持って帰ります。
納得していない子どもたちも居ますが、気持ちを伝えるということを絵や字で表現していく事が出来ているので、それが伝わって行けるようにまた手紙を描いてみたいと思います。M・K
手紙さがし、どこにあるかな
こんな手紙きた。なんて書いてあるんだろう。

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