◆5月25日(火)の子どもたち
2021年05月25日 火曜日
◆どこに行くのかな?(つぼみ)

出発進行!
今日も5人がお休みで全員が揃いませんでしたが、天気も機嫌も良かったので園周辺へ散歩に行くことにしました。
色んなものに興味を示して手を伸ばしている子ども達は、どんなものに興味を持つか楽しみでした。出発すると散歩カーに乗った安心感で静かになる子もいれば、散歩カーから顔を出し周辺をのぞいて様子を伺っている子もいました。
自動車がたくさん通る道路にも興味を示すかなと思えば、私たちが思っていたより興味を示さず「バス来たよ!」と必死な大人に対し冷静な子ども達の場面には少し笑えます。
色んなものにも興味を持っていても、子どもたちなりの興味の持ち方やタイミングがあるようで、「乗り物をみる」というより、「気持ちの良い時間」と言った方が適しているのかもしれません。
子ども達の世界はこれからもどんどん広がっていくので、散歩を通して心地良い時間を過ごしたり自然を感じたりいていければいいなと感じます。
園に戻ってからは園庭でのんびりし、機嫌よく遊べていました。
(K.E)

こちらも出発!

園庭でも遊べたよ!
◆ワクワクしています (ふじ)

今日も押し花作成中〜 一生懸命押しています!
以前行った押し花が出来上がりました。出来上がった押し花を一緒に作っていた□ちゃんに見せると目を見開いて喜ぶ姿があり、その姿から押し花の事を覚えていてくれた事が伝わって来ました。優しくそっと三つ葉の押し花に触れ、とても気に入っている様子が見られましたので「またやってみる?」と聞いてみるとうんうんと頷き、保育士の手を引いて以前三つ葉を取った場所へ自ら連れて行ってくれました。
今日も三つ葉を押し花にするのかと思いきや、三つ葉の手前に沢山落ちていたピンク色の花びらが□ちゃんの目に入り『これでもいい?』と言っているかのように花びらを拾ってこちらへ見せて来ました。「こっちにする?」と聞くと待ってましたといった様子で花びらを拾ってティッシュペーパーの上に乗せる□ちゃんはやり方も覚えていて、一度経験した強みで以前とはまた違った意欲的な行動が印象的でした。絵本に挟んで「いーち、にー…」と数を数えている間ずっと押しをしてくれたりと、経験したという自信が大きく気持ちの変化につながるのだなと感じました。
新しい押し花をやり終えた頃に以前一緒に行った☆ちゃんや何かやっている事に気づいていた◉くん達数人がやってきて『一緒にやりたいな〜』と言う雰囲気に。押し花をするスペースが無くなってしまったので押し花ではなく今度はまだ沢山落ちているピンク色の花びらを拾ってビニール袋に集まる事にしてみました。
「ピンク色の花びらが沢山落ちているからこれを拾って袋に集めてみよう」と声を掛けると、何か始まるぞ〜と期待を膨らませながらせっせと集め始めました。たまに葉や土を入れる姿もあったので「今日はこの(花びらを見せています)ピンク色のお花を入れて欲しいな〜」と伝えると、『あ、これじゃない』といった様子で持っていた葉を背中に隠してみたり花びらに付いている土をはたいたりとよく話を聞いているなと感心しました。
みんなのおかげで沢山集まった花びらが入った袋に今度は水を入れました。何しているの?と不思議そうに覗き込んでいる子ども達に、袋を揉むという作業をお願いしました。今日は暑かったので手から感じるひんやりとした冷たさや、ぽよんとした掴めそうで掴めない不思議な感触が気持ち良いようで揉む作業は大人気。
初めて触った時のなんだこれは!というなんともいえない表情が可愛らしく、触るたびに笑顔が溢れていました。
一人が揉むと気持ち良くて笑い、また一人が揉むとまたまた気持ち良くて笑い、気づけばみんなで大笑い。揉まずに『ちょん!』とつつくのも楽しいようでとにかく大賑わいでした。
このまま終わりにするのはもったいないので、せっかくならみんなで使えるものにしようと思い、みんなが揉み続けてくれた花びら入りの水を小さなペットボトルに移し替えてジュースにしてみました。ペットボトルを手にした子ども達は自然と乾杯が始まり、飲む振りも見事でした。自分で作った喜びは大きく、その後の園庭遊びでは手に小さなペットボトルがしっかり握られていました。
体を思いっきり動かして遊ぶ楽しさとはまた違った視覚や感触を楽しむ遊びも楽しい時間でした。実は花びらの入った水を揉み続けた結果、花びらの色のピンク色に水の色が変化していました。子ども達はそこには気づくことはありませんでしたが(色が薄かった事も一つの原因かもしれません)、今後も続けていき、次は目で見て違いを発見する楽しさを感じてみたいと思いました。
K・E

もみもみもみもみ とにかく揉み続けています。この作業が大人気!

しゅ〜っと築山の滑り台。
◆ぶくぶくうがい、始めました。(きくたんぽぽ)
上手にできたー!と満面の笑み。
表題の通り、今週から少しずつ、食後のぶくぶくうがいを始めました。はじめは、できそうな子たちに保育士から声かけてやってみました。すると、新しいことにすぐにアンテナが反応する数人の目がキラーン。なんだか楽しそうだぞと、まだ給食を食べている途中なのに、さっと立ち上がり、コップを持って水道へやってきます。おうちでもやっているのか、上手にぺっと水を出す子もいれば、口に含んだ水がどこかへ行ってしまい、保育士の方をあれ?という顔で見てくる子、ひたすらやり続ける子・・・と様々な姿で、楽しませてくれます。
外遊び後の着替えも、何人かは自分で引き出しから服を持ってくるようになっているのですが、それを見ていた〇ちゃんも最近は準備してある服には目もくれず、自分で引き出しから取り出して、着替えるようになってきました。お父さんにもそのことをお伝えして、着替えセットは卒業です。
給食では、最近苦手な食べ物に挑戦する子どもたちの姿があります。家では食べないという子もまだいますが、たくさんの友だちに見てもらったり、一緒に喜び合ったりと、友だちパワーの助けを借りることで、少しずつ。。最後のとっておきの言葉は「ママとパパ、喜ぶねえ!」「ママ、パパみたいに大きくなるね!」です。
様々な発達段階の子がいる保育園ならではの姿、兄弟姉妹がいない子も、子ども同士での学び合いの中で成長していくことができます。大切に見守っていきたい子どもたちの姿です。
うがいは、今日改めて全員の前で保育士が見本にやってみせ、「ぶくぶくぺーをすると、お口の中がピカピカになるよ。」とお話ししました。ぜひ、ご家庭でもチャレンジしてみてください。
園庭では、今日も虫探しに精が出ます。「テントウムシ、いるかな~。」とはりきって階段を降りていった△ちゃんたちと一緒にてんとう虫を探しに。。そして、黄色い花が咲く木に見つけました。持ってきたバケツにてんとう虫を入れ、ご機嫌で持っていたのですが、突然、「むし!」とバケツを放り出しました。てんとう虫が上まで登ってきたので、びっくりしたようです。興味はあるけど、まだちょっと怖い、そんな可愛らしい気持ちが見えました。
にじグループにてんとう虫の可愛い絵本があったので、外遊び後に借りに行きました。大喜びの※くんたち、「もう1回!」と3回繰り返して読みました。ますます虫探しが盛り上がりそうです。
(T.M)
「てんとうむしのてんてんちゃん」 園庭にいたのとおんなじだねえと見ています。
園庭に給水の準備をするお手伝いをしてくれました。カップとトレイをそれぞれ渡すと、重ねて二人で力をあわせて運んでいました。素敵な考えです。
◆「あったとさ あったとさ…」 (うみグループ)

ドライブ楽しいね!
朝の集まりで『きょだいなきょだいな』という絵本の読み聞かせを行いました。
広い野原の真ん中にピアノや石鹸、トイレットペーパー、扇風機など子どもたちの身近にあるものが巨大になって現れるお話です。巨大になったものの上では、子どもが100人やってきて鬼ごっこをしたり滑ったりして遊び出します。
ページをめくるたびに、巨大になったいろいろなものを見て子どもたちは「えー!おっきい!」と驚きの連続です。だんだん読み進めていくと、「あったとさ あったとさ ひろい のっぱら どまんなか」という繰り返し出てくるリズミカルな言葉が気に入ったようで、数人の子どもたちが一緒に声を出して読んでいました。
読み聞かせ後に、「みんなはどんなものが巨大になったら嬉しい?」と投げかけてみました。
「くまさん(可愛いから)」と答えくれた年中〇ちゃん。
「絵本」「本」と答えてくれた年少△くんと年長◇ちゃん。
「こんにゃく(好きだから)」と答えてくれた年少☆くん。
年長※くんは「シンカリオン」と答えてくれました。※くんにはもう一歩踏み込んで、どうして「シンカリオン」が良いのかという理由も聞いてみました。すると、まずシンカリオンについての解説をしてくれた上で「ぼくがシンカリオンを運転して街を守りたいから」と教えてくれました。※くんの優しさと正義感に心打たれてしまったのと同時に、自分の意見に理由も付け加えて考えていたところがさすが年長児だなと感じました。
…など、他にもたくさんの手が挙がりました。こちらが思っていた以上にさまざまな意見が出てきて、子どもたちの豊かな想像力に驚かされました。これからも、子どもたちの想像を掻き立てられるようなお手伝いをさせていただきます。
(M・Y)

年長♡ちゃん「はさみ気を付けて使うんだよ」と年少◎ちゃんにはさみの使い方を教えています。

てんとう虫の幼虫がいたよ
◆水のタイミング(にじグループ)

カップケーキやさん。様々な種類がならんでいます。
部屋の窓から見えるプランターの苗が少しずつ大きくなってきました。すいかの苗は、昨日も今日も花が咲きました。子どもたちも嬉しそうです。
先日、一つの苗の葉がポキンと折れてしおれてしまっていました。するとすぐに気づいた子どもたち。次々と観察しに行き「だいじょうぶかなぁ」と心配していました。
最近は雨の日も多く、水をあげるタイミングが子どもたちもわからず「今日はあげていい?」と聞きに来てくれます。水やりのタイミングを子ども自身がわかる方法がないか。
土を触って湿っていれば…でも、窓からプランターが離れていて、子どもの腕の長さでは届きません。
そこで、水やりチェッカーを取り入れてみました。
なにも説明せず、子どもに見せると、大きなつまようじ?大きなペン?と、箸のような形(箸よりも少し長いです)をした物体がなにか考えます。
ヒントで苗を指さすと、
土にさすんだ!と○くん。
そして、つぎには
水だ!と△くん。
水が足りていると青色になり、水やりが必要になると白色になります。
集まり後に、数名の児と一緒にチェッカーを土にさしました。
子どもが主体的に植物に関わるキッカケになれば、と思います。
e.y

ぼくだって、お兄さんだよ。

表を見ながら、字が上手になってきました
◆楽しい遊び(そらグループ)

お家作りにロボットまで作るよ。
今日も元気いっぱいのそらグループの子どもたち。朝から、各々好きな遊びを室内でしています。ブロック、マグフォーマー、ラキュー、ぬりえ、UNO、おままごとなど友達と一緒に遊ぶ子もいれば、1人で黙々と色を塗ったりラキューを作る子もいます。細かい作業が必要なラキューでは、もも組とゆり組で満員です。最初は長く繋げるだけだったもも組も、今では友達やゆり組ひまわり組と協力しながら一緒に作品を作ったりしています。
最近、数人のひまわり組の子どもの中ではUNOが流行しています。登園してから担任に声をかけ、3人ほど集まって一緒に遊びます。ルールがまだ曖昧な部分はありますが、一緒に確認しながら遊んでいます。負ける悔しさ、勝った嬉しさを全面に出しながら、「もう1回!」と負けず嫌いな面も見ることが毎日楽しいです。
園庭に行く時間になりました。今日はとても天気が良く、絶好の園庭遊び日和です。子どもたちもテンション高めで帽子をかぶって並びます。今まで1人で帽子を被れなかったもも組の数人の子が1人で帽子をかぶっています。「やったね!1人でできたね!」と伝えると、顔が赤くなり「うん!」と少し照れくさそうに返事をしてくれました。
園庭でも子どもたちは元気に各々好きな遊びを楽しみます。クライミングを登り、女子チームで遊ぶゆり組。秘密基地のようにして、何やら秘密のお話をしていました。ゆり組男子チームは砂場で何かを作っています。型に砂を入れたり水を入れて、「これ育てるんだ」とひまわり組が育てている野菜たちを見て、自分たちもお兄さんお姉さんたちのようにやりたいという気持ちが芽生えてきたのだと嬉しい気持ちになりました。
もも組の子どもたちは好きな友達と一緒に、ボールで遊んだり、山から水を流してみたり、砂場でお店屋さんごっこをしたりなど様々です。お部屋に戻る時間になり、「よーいドン」と声をかけると楽しそうに走って戻ります。お部屋に帰るまでが園庭遊びであり、楽しんでいるように感じました。
ひまわり組はそらグループで育てているカブトムシの観察中です。今日、オスのカブトムシが土の上へと出てきてくれました。手に乗せて観察する子や、触るのは怖いけど見ていたい子、飛んでくるのではと怖がっている子もいました。どうやったら自分の手に乗ってくれるのか、担任に聞きながら、たのしくカブトムシとふれあい、観察することが出来ました。
これから梅雨を迎え、園庭で遊べない日も増えてくると思います。今のうちにいっぱい園庭で遊び、虫や花などにも触れながら、子どもたちが楽しめるように工夫して楽しみたいと思います。
F・A

カブトムシってくすぐったいね。

水がながれまーす!

Posted in 園のこだわり