◆5月21日(土)の子どもたち
2021年05月21日 金曜日
◆シャボン玉遊び(つぼみ)
これは何だろう?
今日は、健康診断がありました。泣きながらも頑張っている子や終わって安心したのか泣き出してしまう子もいました。しかし、少しずつではありますが慣れてきたのか着替えが終わると気になる玩具で遊び始める姿も見られました。
今日は雨が降ったりやんだりだったので、外遊びではなくテラスで遊ぶことにしました。
マットに上に玩具を置くと気になる玩具に手を伸ばして遊び始めました。振ってみたり、転がしてみたりしていろんな方法を試しながら遊んでいるようでした。初めは玩具に夢中になって遊んでいましたが、保育士がシャボン玉を出すと玩具を手放し飛んでいくシャボン玉を不思議そうに眺めていました。テラスに行かずにお部屋で遊んでいた△くんも飛んでいるシャボン玉に気が付いたのかハイハイをしてやって来ました。その様子はまるで、「僕も仲間に入れて~」と言っているようでした。
保育士がシャボン玉を指で触れると「パンっ」と割れ、その様子を見ていた〇ちゃんが真似を始めました。〇ちゃんは、シャボン玉が割れるということが分かると夢中で遊び始めました。周りでみていた子ども達も真似をしてシャボン玉割を楽しんでいました。
テラスに吹き込む風がとても涼しく、みんな気持ちよさそうに遊んでいました。
今日は、シャボン玉遊びの楽しさを知ることが出来たのではないでしょうか。これからも日々色々な体験をして、楽しいことを沢山見つけていってほしいと思います。
(s・m)
さわってみようっと!
おもちゃで遊ぶの楽しいよ
◆ドキドキした後は・・・(ふじ)
やっぱり水溜まりは大好きです。
今年度1回目の健康診断があり、園医が保育室まで来て診察をしてくれました。
いつもなら、登園して来ると順番に朝のおやつになるのですが、今日はその気配が全くなく、子どもたちも少々不思議そうに扉越しに食事スペースを覗いて、呼ばれるのを待っていました。
しかし、名前を呼ばれるとなぜか洋服を脱がされ「まっててね」と声がかかり、その先には園医と園の看護師の姿があり、子どもたちのドキドキは大きくなっていきました。
つぼみからの進級児にとっては引き続き、新入園児にとっては初めての健康診断でしたが、ドキドキは大きかったものの、大泣きする子も少なく、あっという間に健診は終了しました。
自分から園医に近づいて受診する子もいて、園医も驚いていました。
ドキドキの健康診断の後は、おやつの牛乳を飲んでひと息ついてから、気分転換に降り出す前の園庭に出て思いっきり遊びました。
昨日の雨で所々に水溜まりがあり、びちゃびちゃと水しぶきをあげて楽しんだり、シャベルで水を掬って周りにかけたり、中にはマットの上に溜まった水の上に寝転んでしまう子もいるほど、子どもたちは水遊びが大好きです。
もっと遊びたかったのですが、残念なことに雨がポツポツと降り出してきたため、急いで保育室に戻り、給食までの時間をゆっくり過ごしました。
子どもたちにとって、短時間でドキドキの時間と楽しい時間を味わい、気持ちが忙しい一日となりました。
週末は、ゆっくりすごして、週明けはまた笑顔がたくさん見られるといいなと思います。(E.Y)
ドキドキの瞬間でした。
健診が終わりホッと一息
◆健康診断(きく・たんぽぽ)
木の下で雨宿り
今年初めての健康診断がありました。
朝の集まりでお医者さんがきてお腹ポンポン診てくれることを伝えると一瞬緊張感が走った子ども達。今日は痛い事(注射等)はしないと伝えるとホッとした表情をしていました。怖くて泣いちゃいそうな子の変わりに今先生が泣いておくねと保育士が泣きまねをすると大笑い。「先生なんで泣いてるの」と突っ込みをいれる余裕も出てきました。
○ちゃんはお医者さんが保育室に来ると少しドキドキの様子で普段は色々な事に「やる」と一番に参加する○ちゃんですが、健康診断だけは「まだいいよ」や「◇君の次」と消極的な様子でした。自分の番が終わると出来たことに満足感を感じたようで「▽ちゃんもやってきなよ」と友だちに進める余裕が出て来ていました。
数名普段と違う雰囲気に泣いてしまう子もいましたがみんなとても上手に受けられお医者さんにも「すごい上手だった」と褒めてもらいました。
健康診断が終わり園庭へ。雨が降ったりやんだりする中でも子ども達は園庭に出来た水溜まりに夢中で泥遊びをしたり、虫探し。てんとう虫を見つけ捕まえられる子が友だちの肩に乗せたり手に乗せたりきゃっきゃっとくすぐったいと言って観察していました。
雨が強くなりきく組と数名のたんぽぽ組の子はホールへ避難。
大太鼓やハンドベル、鈴、タンバリンで楽器遊びをしました。初めてのハンドベルに両手に持ってフリフリする◎君。「きれいだね」と音を楽しんでいました。
(K☆H)
大きな太鼓ど~んど~ん
泥んこ遊び大好き~!
◆制作意欲 (うみグループ)

ペロペロキャンディ作り
ここ数日、子どもたちが意欲的に行なっているのが折り紙を使ったペロペロキャンディ作りです。
保育士からの遊びの提供、アプローチに興味を示した子数人から始まった制作ですが、今では、年少から年長までたくさんの子が「やりたーい」と自発的に行なっています。
今日も、机上遊びの1スペースがペロペロキャンディ制作ゾーンとなっていました。
「色塗りたーい!キラキラつけようかな(ビーズ等)」
「何もつけない。このままでいいの」
嬉しそうに折り紙を折る年長の〇〇くんと△△くん。
今日が初めてのキャンディ作りとなりましたが、分からないところを教えあったり、互いの作品、一つひとつの行程で褒めあったりと、個性を認め合いながら楽しんでいました。
年中の□□くんは、形になったキャンディに「ふっ」と息を吹きかけニッコリ笑顔。「プロペラみたーい」と想像を膨らませながら楽しんでいました。
楽しみ方、感じ方はそれぞれですが子どもは、このような主体的な活動の中で学びや気づきなど様々な経験を経て成長していくのだなと、改め「子ども主体」の大切さを感じさせていただきました。
「ハロウィンのときに配ろうかな」「お菓子屋さんに並べようかな」
子どもたちの期待、想像がどんどん膨らんでいきます。
これからも「やりたい」「やってみよう」という気持ち、主体性を大切にしていきたいと思います。
(T.N)

「教えてあげるね」

カメラ作りも行われています。
◆紫陽花 (にじグループ)

今日は紫陽花を描きました。
実物は持ってくることができなかったのですが、画像を使って色や形の違う紫陽花を見比べ、子ども達の一人ひとりが自由に描きました。
絵の具・スポンジ・筆・クレパス・折り紙・和紙・半紙・画用紙・・・造形棚のもの全てを使っていいルールです。
スポンジをポンポンして花びらを表現する年長男児。スポンジに染み込ませすぎたのか、絵の具が水のように流れてしまいました。水色・青・紫・ピンクを使っていましたが、最終的には全てが一つになり、綺麗なグラデーションの紫陽花になっていました。
「折り紙で紫陽花折ってみたい」と折り紙が得意な保育士の元へ行き、折り紙で紫陽花を折る男児もいました。小さなパーツをいくつも作り、組み合わせるのですが、根気強くやっていました。「6個終わったー!よし、あと6個。」と頭の中で引き算をしながら取り組む姿も見られました。
紫陽花の形を見たまま表現する児もいれば、頭の中にあるお花のイメージや外のイメージが強く、紫陽花を描いているつもりでも、地面、茎、葉っぱ、花、そして太陽まで描き、紫陽花とは別のものになってしまう児もいます。それが悪いことではなく、花が咲いている場面を考え、自分のイメージを表現できている証拠だなと思います。年長女児は特に画用紙いっぱいに風景も含めた紫陽花を描いていました。
年少児は「ピンク?水色?」とじっくり観察し、その色を使いつつ、他の色も混ぜて表現していました。形よりは色に注目していたように思えます。
今日の活動は「自由に紫陽花を描く」というテーマでしたが、自由だからこそ一人ひとりが表現したいものが伝わり、いい時間になったように思えます。
園庭に行けない日が続きますが、今の時期ならではの気候や自然を感じられるような活動を提供していきたいなと思います。K.Y


◆雨、散々 (そらグループ)

生き物を通して学ぶ事は命や不思議だけではありません。それを探究する為に必要な調査方法や道具の使用方法を学ぶ「方法」や「手段」を知り得て漸く実験に辿り着きます。
こども達の日々は実験の様です。
最近、園庭では様々な生き物が活発に動き出し、姿を見せてくれています。
カメムシやミミズ、オオスカシバの幼虫、ハサミ虫、ヤモリ、てんとう虫、ハナムグリ、蜂…etc。
※保育者がヤモリも捕獲して虫かご(サイちゃんのいる虫かご)には新たな生き物が入っています。
様々な生き物を通して心の運動を行なって欲しいと感じます。命の重さや大切さはその中で育んでいきたいと思います。
※現在、逃走中(ヤモリ)
園庭ではカブトムシの虫かごの中のケアも行いました。
土が乾燥しているとダニや小蝿が発生しやすくなります。
その虫かごは保育者が自ら持参し、飼育している為、保育者がケアの仕方(答え)、理由(答え)をこども達に伝えます。
この場合はこども達の責任と保育者の責任の違いでこども達には答えを伝える形となっています。
保育者も責任を持って飼育していきます。
その姿がこども達にどう映っているか分かりませんが図鑑には載っていない何かがこども達の目に映っていればと思います。
金曜日の室内は朝から整理整頓が始まります。
玩具の消毒もあり、こども達には大人都合に合わせてもらう他ない事にもどかしさを感じつつ都度その理由を説明しています。
頷くこども達は今この様な状況だからこそ保育者の言葉と行動が伝わりやすく理解しやすいのかもしれません。
それでも室内では様々なゾーンを解放し過ごしています。
朝の集まり後はもも組のこども達は室内で広々と自由遊びを行いました。
ゆり組、ひまわり組は集まりの場所で別の活動を行っていた為久しぶりのもも組だけの時間と空間で思う存分楽しんでいました。
※おままごとゾーンは食材が全て机の上に並べてありました
※重ねてありました
※何段も
ゆり組、ひまわり組は最近ジャンケンやゲーム遊び、エプロンシアター(体の仕組み)などを通して「○○はこれだよね」「これは○○だよね」「こうなったら○○だよね」「○○だからこうなるよね」「こう見えるけど本当はこうだよね」「長いけど曲げると短くなるよね」「細いよね、太いよね」「真っ直ぐだよね、曲がってるよね」…etc
この様な認知能力を使う活動に意欲を持っています。
今日は「色々な形」「色々な線」を描いてみました。
その中での提案もあります。
「大小」好きな方、もしくは指定
「数」好きなだけ、もしくは指定
「色」好きな色、もしくは指定
「場所」好きな場所、もしくは指定
宝探しゲームや色探し・形探しなどのゲームと似た活動です。
数、形、大小、色、場所などの勉強をさせるのではなくゲーム感覚でご家庭でも楽しめます。
※自分の好きなものが見つかったり得意なものが見つかったり苦手なものが見つかったりします
実際に聞き取った言葉のイメージだけのものと実際に見た実物のイメージを付け足したものとではこども達の表現は異なっていました。
例)真ん中に三角を描き下に横に長い四角を描いてみてください。
これだけでもこども達のイメージは勿論バラバラになります。
※勿論大人もです
これが我々大人が気をつけないといけないこども達に対する声かけの重要性(視点)だと感じます。
今現在の何気ない声かけがこども達に本当に伝わっているのか、届いているのか、聞こえているけど本当の所は伝わっているのか。
それがこども達の発達段階でもあり、個性でもある時もあります。
引き続きこどもの今に合わせた活動から様々な視点を見出していきたいと思います。
園庭では天気の悪戯に苛まれました。
雨宿りをしたり遊んだり…。
おかげさまで「しゅろ」の木が大人気でした。(こども達が傘に見立てていました)
※取りすぎてどうしようかと思いましたが…
わざと濡れるこどももいました。
濡れてる俺かっこいい…そんな○君に自分の幼少期を思い出させてもらいました。
k★y


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