◆5月20日(木)の子どもたち
2021年05月20日 木曜日
◆かわいいね (つぼみ)
かわいいなー
園庭ではつぼみの保育室にいるだけでは出会えない、2歳児の子ども達や保育士たちにも出会えます。ベビーカーを覗きに来たのは2歳児の〇くんです。
「これってなにー」
「〇ちゃん。赤ちゃんなんだよ」
「いつから赤ちゃん?」
「・・・生まれてまだ少しだからかな・・?」
「へー」
「かわいいいんだね」と〇くん。赤ちゃんって、なんだろ・・見つめてみてかわいいと感じたのでしょうか。優しく微笑んで見つめていました。保育園だからこそ、身近に小さな年齢の子たちに出会うことが出来ます。
〇くんは、砂場の傍にある築山を登ろうとしていました。その姿にが付いたの2歳児の▽ちゃん〇くんの少し手前にしゃがみこんで、両手を広げて「ばー」と言ってくれます。〇くんは、そんな〇ちゃんを見てニコニコしています。
マットにつぼみの子たちが座っているといろいろな学年の子が覗きに来ます。
「かわいいねー」と言われて大きくなってきた子どもたちが、育子園の一番小さいつぼみの子どもたちを大事にしてくれます。沢山の人に出会って大きくなっていくことは、たくさんの経験をしていくことにつながっていくと感じました。一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います。U・A
おいでー
◆行っちゃった~(ふじ)
静かに 見つめる
今日は園庭で遊びました。
ふじ組の子どもたちは遊びの広がりも見られますが、生活の場面でも少しずつ自分でしたいの気持ちがむくむく育ちつつあります。
園庭に出ると、それぞれ何か楽しいことはあるかな~ あの場所で遊ぼう!と出かけていきました。
今日はどんなことを発見しているのか・・・。
きらきらの〇くんは、今日もいつものお気に入りの場所にいました。
いつもの場所で、金網越しに車の往来をじっーと眺めています。
バスが通ると「バス!バス!バス!」「おー!△◇〇」と嬉しい気持ちや覚えた言葉、名称を振り向きながら教えてくれます。
その時、信号待ちをしている赤い大型車を発見した保育士が「赤い車が来たよ」の声に近くにいた子どもたちも、金網の方を向き赤い車を正面からじっーと見つめています。
信号が青に変わり、車体の全貌が見えるとその赤い車は、はしご車でした。
〇くんは「あっ!来た」と小さくつぶやきました。
その後もじっーと金網に顔を近づけ、車体が見えなくなるまで見続け、見えなくなると「行っちゃった」と再びつぶやいていました。
なんだかその様子に〇くんの心の動きを感じました。
築山では、斜面登りに挑戦中のふわふわの△くん。
四つん這いで登りきれるかな~がんばれと応援していたのですが今日は足を踏ん張ってよろけながらも登り切っていました。
登り切った時の表情は素敵でした。
毎日の挑戦が今日の姿につながりました。
いろいろなことにやってみたい、楽しそうだ、の気持ちに寄り添いながら過ごしていきたいと思います。(A.O)
靴を履くんだ~
なんだか楽しそう!砂を重ねると 大きくなってきた
◆おおきくなってね。(きく・たんぽぽ)
スイカさんおおきくなってね。とんとんするよ。
今朝、スイカの苗をいただきました。
先日はたんぽぽ組がピーマンの苗を植えて、水をあげて育てているので、今度はきく組が植えることにしました。
スイカの苗を見せ、これを植えるとどうなるか、、、スイカの実を描いてみると、半分くらいの子どもから「スイカ!」との声があがりました。4分の1に切った赤いスイカを描くと、みんなの大好きなスイカだとイメージできたようです。一緒にお手伝いをしてくれる人?と呼びかけると、元気な返事と、エイ、エイ、オー!!という頼もしい掛け声が返ってきました。
ベランダの日当たりのいい場所にプランターがあり、となりのプランターではたんぽぽ組のピーマンが元気に育っています。プランターの真ん中に穴を掘り、スイカの苗を植えて、みんなで土をかけ、優しくとんとんと、苗のまわりをかためました。力加減も上手です。「おおきくなってね。」と優しく声をかけていた子ども達でした。水やりのお世話をしながら、スイカの成長を楽しみにしていきたいです。
園庭への外階段をおりると、今、まずは拾いたくなるものがあるようです。○くんは「バナナ」と名付けてビニール袋にいっぱい集めていました。みどり色のバナナのようなかたちのものの正体は、モクレンの実でした。☆ちゃんも、一緒に拾っては○くんに「はい。」と差出し、「ありがとう。」と受け取る○くんとの二人のやり取りが微笑ましかったです。「バナナ」をいっぱいもらった〇くんも、「ありがとう。」といっぱい言ってもらった☆ちゃんも嬉しかったのでは、と感じました。
砂場の大きな木にテントウムシを発見しました。今日は3匹もみつけました。手にとると腕まで登ってきたテントウムシに、ドキドキしながらも動かさずにじっとしていた◇くん。テントウムシが羽を広げて飛び立つまで見守っていたようでした。
テントウムシのあかちゃんに、「おおきくなってね。」「がんばってね。」と声をかけている△ちゃんと▲ちゃんの姿もありました。
「おおきくなってね。」「ありがとう。」「がんばってね。」
やさしい言葉がふえてきました。そんな言葉に癒されているのは、保育者のほうかもしれない、と感じました。(F.S)
いらっしゃいませ~!

「たんぽぽ」の絵本を持って、たんぽぽ探しに出発!「これは?」「ちょっと違うみたい」を繰り返し見つけました。絵本と見比べてじっくり観察しています。みんなと同じたんぽぽ、ランチのテーブルに飾りました。
◆内緒がいっぱい(うみグループ)

「みんなが小さい時、プシュ~っていう音でびっくりしてたよね」「もう、ゆり組だからこわくないよ」と話している途中で「プシュ~」「わぁ~っ」 やっぱり、小さい時の反応と同じでした
すっきりとした晴れ間にはなりませんが、午前中は曇り予報だったため学年ごとの活動を取り入れることにしました。
もも組は、ゆっくりのびのびと室内遊び。そして、園庭へ。
ゆり組は、久しぶりに地下鉄を見るために散歩へ。そして、園庭へ。
ひまわり組は、室内遊び後空中菜園でさつまいもの苗植え。
もも組は、一番に室内遊びを始められると知り「やったぁ」と大喜び。
ゆり組は、自分たちだけ散歩に行けると知り、みんな聞こえないようにと小さな声で「やったぁ」
ひまわり組は、さつまいもの苗植えにみんなの力が貸してほしいと頼まれて「いいよ。まかせて」と大張り切り
それぞれの学年の子どもたちが、自分たちだけというちょっとした優越感に浸りながら活動がスタートしました。
ゆり組の子ども達は、久しぶりの地下鉄にうきうきは止まりません。
けれど今日は、別の目的もありゆり組だけでの散歩です。
『友だちとしっかりと手をつなぎ、前を歩く児の後ろを、交通ルールを守りながら歩いていく』
昨年、散歩の機会が少なく友だちと一緒に歩いていくことが少なかった子どもたち。
楽しみながらも、安全にという意識を持ちながら歩くことを少しづつ意識してもらえたらと思っています。
少人数だからこそ、一つ一つ丁寧に確認していくことができる良い機会でした。
また、地下鉄を見たときのあの嬉しそうな顔。「プシュ~」と電車から聞こえたときの歓声。
まだまだ可愛らしいなぁとこちらも思わず笑顔になってしまいました。
ちょっと遠回りもして、育子園の裏側の給食室のドアから給食を作るところも見せてもらいました。
「今日のフルーツ、見ちゃったね」「電車見たこと、みんなには内緒?」
内緒がいっぱいの散歩になりました。
次、内緒の散歩に出かけるのは・・・どこのクラスになるでしょうか。(M.C)

「虫がいる」「こわくて掘れない」「さつまいも、いっぱいできるかな」楽しく植えました

この数日流行っているペロペロキャンディ作り。チョコレート味がいいなぁとキラキラがいっぱいのキャンディ作りに夢中です
◆周辺探検(にじグループ)

「大きいね〜」「6両編成だ」目の前の電車に子どもも大人も釘付けでした
雨続きの毎日。今日は空を見上げると雲の隙間から少し薄日が差していました。
今日は思い切って散歩に行くことにしました。
先月、大聖堂に散歩に行きましたが、道の真ん中を歩いたり、前のお友だちと間隔が空いたりという姿がありました。
目的は、交通ルールを守ってしっかり歩くこと。
いつもは行先を子どもたちに伝えますが、今日は探検に行くということで出発。
いつもとは違うコースに、「あ、ここの道通ったことある」「あの車かっこいいね」とやっぱりお喋りも楽しくなってきます。列が崩れてくると「あっ」と修正しながらしっかり歩いていました。
橋を渡り道を曲がると見えてくるものが。
「あー!電車だ!丸の内線の新型車両だ」と電車好きの年中☆君は大興奮。丁度、電車が車庫に入ってきたところでした。
電車が見えなくなってからは、線路を眺めながら次の電車を待ちました。
「信号が4つもついてる」
「駅員さんバイバーイ」
「湘南新宿ラインも来る?東海道線も来る?」と年少○君の素朴な質問。
「湘南新宿ラインは来ないよ、JRだから。」と☆君がすかさず教えてくれていました。
次の電車を待つ間、電車の音がする度に「来る?来る?」と子どもも大人も耳を澄ませます。
待ちに待った電車が来ると「わー、きたきた」「おーい」と手を振る子どもたち。目の前に止まった電車に釘付けな姿が微笑ましい光景でした。
電車が動き出すと「バイバーイ」と手を振ってみんなでお見送りしました。
園に戻ってからは園庭遊び。
久しぶりの園庭遊びも思いっきり楽しみました。
「お散歩楽しかった」「また行きたい」と何よりも嬉しい言葉です。短い距離でも子どもたちの刺激になる散歩。また行けたら良いなと思います。(O.Y)

電車のプシューという音にびっくり。「バイバーイ」とお見送りました

探検へしゅぱーつ
◆王様ジャンケン(そらグループ)

勝った!
今日は朝の集まりの後、王様ジャンケンというゲームをしました。王様と家来という設定とし、座っている王様に家来たちがジャンケンを挑み、勝ったら王様に、負けたら家来になるというルールです。今回はもも組、ゆり組、ひまわり組の3つに分け、各1人ずつ最初の王様を決めてからジャンケンをスタートしました。各組、白熱とした戦いが繰り広げられています。
もも組はジャンケンが難しい子もいるので、ゆっくり担任と一緒に行います。ゆり組とひまわり組からは、「やったー!」「勝ったー!」や、「あーあ、負けちゃった」などの様々な声が聞こえてきます。「○ちゃんジャンケン強いんだよ」と悔しそうな顔をするひまわり組の△君。「次は絶対負けない!」と意気込んで○ちゃん王様に勝負を挑みます。すると、「やったー!やっと勝ったー」と、とても嬉しそうな顔をしている△君。「やっと○ちゃんに勝てたんだよ」と満面の笑みで報告しに来てくれました。ゲームを用意した身としては、悔しい顔や嬉しい顔をしているのを見て、用意した甲斐があったと感じました。
園庭に行く時間になりました。久しぶりに園庭に行く子どもたちはどことなく落ち着きがありません。「園庭行くの楽しみ?」とひまわり組に聞くと、「だって、全然園庭行ってないから楽しみに決まってるじゃん!」と言われました。今週は雨が多く、園庭に出て思いっきり遊ぶことが出来ていなかったので、子ども達も相当フラストレーションが溜まっていたのだと思います。そらグループ全員が園庭に元気良く遊びに行きました。
園庭では、ひまわり組がさつまいもの苗を植えに畑へ行きました。先生から植え方を教わり、虫に驚きながらも一生懸命優しく苗を植えることが出来ました。「どうやって大きくなるんだろうね」「たまに見に来ようね」という声も聞こえました。これから子どもたちと一緒に育てながら観察したいと思います。
ゆり組は鉄棒に縄跳びをつけてブランコをする遊びに大ハマり中で、縄を持ってきては、「ブランコにして」と言いに来ます。今日も大盛況で、違うグループのゆり組も一緒になって列ができるほどでした。
もも組は各自好きな遊びを今日も楽しんでいます。砂場でお兄さんたちと遊ぶ子、ゆりかごブランコで激しく揺れている子、アスレチックに登り綱渡りをしている子など、満面の笑顔で楽しそうに遊んでいます。
同じ組の友達同士で遊ぶことが多くなり、どんどん仲が深まっていると感じることが多いです。「☆ちゃん一緒に遊ぼう」や、「何して遊ぶ?」など会話がとても増えました。段々と周りとコミュニケーションを取りながら遊びが広がっていくと、子どもたちも楽しさを倍増させていくのではないかと思います。私たちも日々の子どもたちの変化、成長を見逃さぬように関わりたいと思います。
F.A

王様じゃんけん楽しいからもっとやろう!

一生懸命さつまいもの苗植えました。

Posted in 園のこだわり