◆5月14日(金)の子どもたち
2021年05月14日 金曜日
◆楽しいお砂遊び (つぼみ)
ボール遊び楽しいよ
今日は天気が良かったので園庭で遊びました。
マットの上で玩具に手を伸ばして遊び始める子ども達。音が鳴る玩具を振って遊んだり、玩具をコロコロと転がしたりして楽しんでいました。
○ちゃんを砂場に連れていくと、シャベルと型抜きに手を伸ばしました。自分の手の中にある玩具をじっと見つめる○ちゃん。保育者がシャベルでお手本を見せるとその様子を見ていた○ちゃんが一生懸命真似をし始めました。見てみるとそのシャベルには少しではありますが、砂が乗っていました。大人の行動をよく見ているんだと感じました。遊びなどの様々な場面で色々なことを伝えていけたらと思います。
○ちゃんが楽しそうに遊んでいる姿を見ていたのでしょうか。△君が自分の力でハイハイをして砂場までやって来ました。保育者が「△君、来たの~。」と言うと、にこっと微笑みました。まるで、「来たんだよ~。」と言っているかのようでした。
△君が〇ちゃんの隣に座ると砂遊びを始めました。まだ、一人遊びではありますが二人並んで遊んでいる姿は一緒に遊んでいるかのようでとても可愛かったです。友達と一緒になって遊んでいる姿を見るのが今から楽しみです。子ども同士の関わりを大切して日々保育していきたいと思います。
(s・m)
楽しい時間
僕も来たよ~
◆園庭大好き(ふじ)
水路に砂を落として楽しんでいます。
今日はミッキー体操が始まる前に園庭に出たので、たっぷり遊ぶことができました。
昨日に比べ気温が高くなりましたが、たくさんの木々達が木陰をつくってくれるので、とても心地よく遊べます。
ふじ組の子どもたちは、園庭に出ると自分の好きな場所に移動し始めます。少し転んでも起き上がり、手の砂をパンパンとはらって目的の場所に進む姿や、服がどろんこになることなんて気にせずハイハイをしている姿はとってもたくましいです。
ふわふわグループの2人が立ち止まったのは、水路の中がのぞけるこの場所。はじめは水路の中をじーっと見ています。昨日の雨が溜まり、いつもよりも水が近くにありました。葉っぱが浮いていたので、自分たちも近くにある石や葉っぱを掴んで隙間から落とし始めました。すると、なにかに気づいた様子・・・。次は、自分たちが持っていた砂場の玩具を左右に動かし、またまた水路の中をじーっ。玩具にくっついていた砂がパラパラ水路の落ちると、水の表面が動くので面白かったのでしょう。どんどん玩具を動かすスピードが速くなりました。
途中でミッキー体操の音楽がかかったので、この遊びは終わってしまいましたが、1歳児のちいさな子どもたちでも面白いことに気づくのだなと感心しました。
きらきら・わくわくグループの子どもたちは、お部屋で読んでいた本を持ってアリ探しをしていました。アリを見つけるとみんなが頭を寄せ合います。アリの動く速さに負けないくらい夢中になっていたふじ組の子どもたちでした。
早いものでもう金曜日。週の終わりにのびのびと園庭遊びが出来て良かったです。
来週も元気いっぱいの子どもたちに会えるのを楽しみにしています。(M.S)
アリ博士がたくさんいます。
疲れたらお水を飲んで一休み。
◆いろんな出会い(きく・たんぽぽ)
テントウムシ、のぼってきたよ
昨日の雨から一転、今日は良い天気になりました。
雨上がりの今日は、園庭でも何か楽しいことが起こりそうな予感がします。
朝の集まりでは、一人ずつ名前を呼んでみました。
「○ちゃん○ちゃんはどこでしょう?」と歌に合わせて聞いてみると
「○ちゃんだよー」「ここよー」「・・・」(無言のまま目で合図)などなど・・・。
友達の名前もバッチリ憶えられていて、友だちへの意識が高い事が分かります。
ダンゴムシの絵本を読むと、子ども達は興味津々です。食い入るように見てくれました。
チョンと触ると丸まる事、そっとするとトコトコ歩きはじめる事、くらいところが大好きな事など、子ども達もよく分かっています。
今日は何の虫に出会えるか、楽しみにしながら園庭へと向かいました。
園庭へ出ると、走り出してそれぞれ虫に出会えそうな所へ探しに行きました。
○君は、この前見つけたミミズが気になるようです。「ここにいるかなあ?」と隅を探していると、「そうだ、△君を呼んでこよう」という子ども達。△君は虫を捕まえるのが得意です。虫を上手に捕まえる事をみんな知っていて、△君に頼んでみようという事になりました。
皆に依頼された△君も張り切ります。
花壇の所でまずはアリに出会いました。さっと捕まえてみんなに見せてくれた△君、みんなもじっと見つめて観察です。◇ちゃんの足にアリが登ってきました。怖がるかな?と様子を見ていると、じっとして耐えている◇ちゃん、「アリさん、◇ちゃんの事が好きなんだね」と声をかけるとニコッと嬉しそうな表情を見せてくれました。アリと仲良くなれた瞬間でした。
すると、近くの花にクロアゲハが止まっていました。「あ、ちょうちょだ」と興奮気味の子ども達。「お花のジュースを飲んでいるからそっとしてあげてね」と声を掛けると、捕まえずそっと見守ていてくれます。しばらく蜜を飲んでいたちょうちょはまるで「ありがとー、またねー」というように子ども達の周りをぐるっと回って飛び立っていきました。「ばいばーい」と子ども達も手を振って見送っていました。
もっと散策していると、ふじ組の☆ちゃんも保育士と一緒に虫探しをしている所に出会いました。☆ちゃんはてんとう虫を探しています。なかなか見つからないとの事で、みんなでてんとう虫を見つけに走り出しました。色々探し、大きな木の下でてんとう虫を見つけました。「あ、いたいたー」「どうする?」「つかまえよう」と子ども達の相談の結果、◎ちゃんが捕まえることになりました。ちょっぴり怖いものの勇気を振り絞って捕まえます。捕まえたテントウムシはトコトコと◎ちゃんの腕を登っていきます。◎ちゃんも「うふふ」と嬉しそうです。てんとう虫と仲良くなれました。
見つけたテントウムシはふじ組の☆ちゃんに見せてあげられました。お兄さんお姉さんとしてふじ組の役に立てて嬉しそうな子どもたちでした。
他にもカタツムリ、ミミズ・・・といろんな虫と出会うことが出来ました。
緑の多い園庭で、これからもっともっと虫探しを楽しんでいきたいと思います。
I・Y
ふじ組の☆ちゃんにてんとう虫を見せてあげている所です。

園庭に降りた途端に虫探しが始まりました。レンガの畑を探すとそこにはカタツムリが!しかも7匹も、、。かごに入れたカタツムリが△くんの手元まで、、「たすけて下さい」パニックで何故敬語に。面白いです。
◆心温まる時間 (うみグループ)

友だちからの質問コーナー
今日は、朝の集まりで年長〇〇くんの誕生日会を行いました。
「今日、誕生日!6歳になったんだよ!」「何の絵本にしようかな」と誕生会に期待を膨らませる〇〇くん。
周りの子も「今日〇〇くんの誕生日だ。おめでとう」「今日は、何の絵本見れるんだろう」などと〇〇くんの誕生日をお祝いすることはもちろん、期待を持ち参加していました。
友だちからの質問に堂々と笑顔で答える〇〇くん。プレゼント(色紙)を見返し「ふふっ」と微笑んだり、少し身体を揺らしてみたり。友だちに見守られるなか安心して一つ大きくなったことの喜びを表現していました。
皆で心一つに何かを行うこと、喜びや思いやりの気持ちを育むことのできる経験、学びの空間を、大人のアプローチなくしてつくりあげていく子どもたちの姿に感動させられました。
〇〇くんにとって育子園で迎える最後の誕生日。今日という日が素敵な思い出の1ページとなったら幸いです。
〇〇くん、誕生日おめでとうございます。
朝の集まり後は、室内ゾーン遊びと園庭遊びを行いました。
室内では、おままごと、制作、塗り絵や粘土などの机上遊び。園庭では、鬼ごっこや泥遊びが主体的に行われていました。
今日も、好きな遊び、友だちとの関わりを満足のいくまで楽しんだ子どもたちです。
(T.N)

ボール遊び。反対まで届くかな?

たくさん走って一休み。
◆苗木を植えました(にじグループ)

肥料を混ぜています
にじグループの窓から見える場所にプランターを用意しました。そこで“なにを育てたいか“…先日みんなで話しました。
出てきた案は
メロン
すいか
トマト
きゅうり
かぼちゃ
いちご
バナナ
みかん
ひまわり
…
期待いっぱいの気持ちでたくさん提案してくれました。その中から、今の時期にあったもの、プランターの大きさで育てられるものを吟味し、すいかとかぼちゃを育てることにしました。
種からではなく、苗木から育てます。
苗の栄養になるものとして、土だけではなく牛糞、鶏糞、コウモリの糞を用意しました。
子どもたちは、牛のうんち、鶏のうんち、コウモリのうんちがどんな匂いなのか、嗅ぎたくてウズウズです。
恐る恐るそれぞれを一人ずつ嗅いでみました。
「うわっ、くさっ!」と声があがったのは鶏糞でした。みんなすぐに鼻をつまんでいました。
牛糞とコウモリの糞は「土みたいだね」と感想です。
その肥料を小さなバケツに分け子どもたちでかき混ぜます。“いい土になぁ〜れ〜“と願いながら。
プランターに入ってる土の上に肥料を撒き、その上にまた土をかけ、土と肥料のサンドイッチの完成です。
そこに苗木が入るほどの穴をあけ、苗木を入れ、再び土を被せます。苗木を植えたら、たっぷりの水やりをしました。
ここまでの行程、時間がかかりましたが、もも、ゆり、ひまわりのみんなでできたことを嬉しく思います。
ちょっとやるのが恥ずかしいもも組も、“お友達がやってるなら““先生と一緒なら“”お兄さんと一緒なら“と頑張りました。
やりたい気持ちは溢れるほどあるけれど、一歩が踏み出せないゆり組も、最後まで興味を持って参加してくれました。
なんだってできる、だから今日は先生の手伝いもするよ、とひまわり組。
それぞれが少しずつ、でも意欲的に取り組めた時間となりました。
だからこそ、大切に育てていければ、と思います。
e.y

くさいー

やさしく土をかける
◆ピーマンの苗(そらグループ)
ピーマンの苗を植えに行きました。
朝の会にお寿司の紙芝居を用意しました。みいちゃんと言う女の子がお寿司の中に隠れて鬼や河童、キツネが食べに来るというとても面白い紙芝居でした。子ども達はすぐにみいちゃんの隠れている場所を発見、保育者に教えてくれます。ちょうどピーマンの苗を植えようと用意してきたのでかっぱ巻きのキュウリ繋がりで緑の野菜を子ども達の考えてもらいましたがなかなかピーマンが出来ませんでした。あまりピーマンは好きではないのかもしれませんが栽培していく中で自然に興味を持って好きになっていてくれるといいなと思いました。
もう一つ子ども達が昨日、元気にオオカミから逃げている姿を見て「七ひきのこやぎ」の絵本も読みました。話の内容をよく覚えていて、読み終わった後にクイズをしてみました。「一番小さなやぎの洋服の色は」「はい」と元気にほとんどの子が手を挙げてくれました。みんなで答えてもらうと「赤」と正解。楽しくクイズ遊びに参加していました。
園庭に出る時にはひまわりの〇くんが室内で水耕栽培で育てている種を日光に当てるために種の入ったトレーを持って園庭に出ました。実験の続きのようで日の光に当てたかったようです。どこが一番日が当たるか園庭を探していました。一番日が当たりそうなところは置けないようなところだったので日が当たって置くのにも安定した場所を選んでいました。昨日みたいに雨が降ってくると種が流れてしまうねと声を掛けると〇くんは最初から部屋に持って帰るつもりだったようです。これからも日に当てるのに持ってくるそうで実験の継続が楽しみです。
木陰に隠れている児を発見したので「なにしているの」ときいてみると「おおかみからにげてるの」とももの◇ちゃんと△ちゃん。「おおかみは」と聞くとどこだっけと探すように左右を見て笑顔になっていました。「七ひきのこやぎ」の劇遊びや絵本からの流れで空想でオオカミを作り出してオオカミから隠れて逃げるのを楽しんでいるようでした。
その後はピーマンの苗を植えるのを伝えると興味がある児が集まってきて2階ベランダでピーマンの苗を植えきました。苗は2本なので交代で苗を触ってみました。最初は遠慮していた児も「ぼくもさわってみる」と興味を持ってくれて両手で優しく土の中に置いてくれました。みんなで触ってみた後は優しく苗の根元が隠れるように土を掛けてあげました。水は掛けてあげたがっていましたが昨日の雨でたっぷりと水がしみ込んでいたので今度あげることにしました。
これからは、子ども達から「ピーマンにお水あげたーい」(2階のベランダのプランターなので気づきにくいかもしれませんが)と忘れずに声を掛けてきてくれることを楽しみにしています。(y.n)
日の当たる場所を探して
オオカミからかくれて

Posted in 園のこだわり