◆5月13日(木)の子どもたち
2021年05月13日 木曜日
◆広い世界へ(つぼみ)

自分で食べれるもん!
今日は雨が降っていたため、室内で過ごすことにしました。そして、月に一回の身体測定もしました。
この一か月で園にも慣れ様々な姿を見せてくれるようになった子ども達は、少しずつ身長も伸び成長を感じます。
保育室の中の遊びも「こんなものがあるんだ!」と発見し手を伸ばしています。いろんなものがあることがわかってきたり、寝返りが出来るようになったり、つかまり立ちをしたり視野が広くなっているため、新たな空間にも気づき興味を持っているように感じます。
最近はよくふじ組の方を気にしている様子も伺え「行ってみる?」と誘い、ふじ組やおひさまひろば(ボール遊びやソフトマット、肋木すべり台がある身体を動かして遊べる場所)にも行ってみました。
玩具もつぼみにはないものもたくさんあるため興味津々で遊んでいたり、ふじ組の子たちのペースにのまれ助けを求めたり、色んな姿がみられました。
つぼみで遊んでいる子たちにも小さなボールを用意してあげると、とても喜び手を伸ばして遊んでいました。
できることが増え、雨の日の室内も楽しんでいました。
(K.E)

揺らしてあげるね!

ボールだあ!
◆お部屋でのんびりと(ふじ)

今日はお部屋で過ごすことにしました。
ミッキー体操の後に、5月の身体測定をふわふわチームから行っていきました。
その間、わくわくチームときらきらチームは絵本コーナーに集まり紙芝居を見ました。
子どもが参加できる内容だったこともあり、ほとんどの子が最後まで座って観ることができました。
紙芝居の後は、身体測定の順番を待ちながら、室内でゆっくりと過ごしました。
おひさま広場にはトンネルを用意すると、いつもはないものだからか、みんなが集中してしまう場面もありましたが、声を掛けながら進行方向を伝えていくことで流れがスムーズになり、トンネルがネット状になっているため、外側から中の様子が見え、「おーい!」と声を掛けたりしていました。
ふわふわチームの子どもたちも合流し、おひさま広場は更に賑やかになり、ソフト積み木や肋木に挑戦し、活発に体を動かしていきました。
もちろん、電車やマグネット、ままごとなど、いつものコーナーも使い、子どもたちは自分の好きな場所で自分の遊びを楽しみ、わくわくチームは友だちとの関わりも少しずつ出始め、「どうぞ」と物のやり取りをする場面も見られてきました。
きらきら・ふわふわチームも、自分の遊びが中心ではあるものの、保育士や友だちのやっていることが気になり、真似をしてみたりと、遊びの幅が広がってきています。
久しぶりに、室内でゆっくりと過ごしたことで、子どもたちの成長をより感じることができたように思います。
戸外で元気いっぱいに遊ぶことも大事ですが、たまには今日のように室内でのんびりと過ごすこともいいなと改めて感じました。(E.Y)

◆笑顔で元気に遊びました(きく・たんぽぽ)
大きな紙に皆でお絵描き
今日は、たんぽぽの〇くんのお誕生日です。皆でお誕生日の歌を歌い、〇くんに好きな食べ物と好きな遊びをインタビューして皆でお祝いをしました。恥ずかしいようで照れながらも喜んでいました。
今日は雨だったので園庭遊びはありませんでした。きくとたんぽぽの皆できく組と廊下で遊びました。きく組の部屋では、大きな紙にお絵描きをしたりアンパンマンやパプリカを流して元気に踊っていました。細長いスポンジのブロックを2つ頭に乗せてカタツムリになりきってカタツムリの歌を歌っていました。
廊下では、滑り台や跳び箱の上に乗ってジャンプをして遊んでいました。久しぶりに廊下で遊んだので皆、楽しく元気に遊んでいました。皆、滑り台が大好きで何回も滑っていました。クライミングにどうしても登りたい子がいて保育士が「自分で登れるように頑張ろうね」と応援をしたら「うん」と言って諦めずに挑戦していました。
ジャンプが出来なかった子どもが自分でやろうとしている姿が見られました。また、子どもたちの努力や成長が見られるのが楽しみです。(Y.H)
カタツムリになりきってカタツムリの歌を歌う

廊下で滑り台をしました。
◆昨日から、魔法使い(うみグループ)

ゴキブリさんの家族が住んでるの。シャボン玉もやってるんだよ。独創的な絵を描いていました
「今日は、見えない雨が降ってた。けど、濡れたんだ。」ともも組の△君。
「ざぁ~っていう雨じゃなかったの。ポツポツだったから、全然濡れなかったよ」とゆり組の◎ちゃん。
感じ方はそれぞれです。
見えない雨なのに濡れた・・・すごく不思議で面白い。
小さなペットボトルに入れた透明な水。
魔法をかけていちごジュースにしようと思います。
☆君の提案で「いちご、いちご、いちごジュースになぁれ」
みんなで魔法をかけました。
なんと、真っ赤ないちごジュースに。大歓声。
続いて、紫色のぶどうジュース、青色のソーダが出来上がり。
すべて☆君の魔法のかけ方で行いました。
すごいすごい。子どもたちは不思議な顔でいっぱいでした。
なんと、☆君。「おれ、昨日から魔法が使えるようになったんだぁ」とのこと。
ペットボトルがもう少し手に入ったら、みんなで☆君に魔法をかけてもらってジュースを作ろうねという事になりました。
魔法使い☆君。
なかなか出番のない白いクレパスを使って、はじき絵も行いました。
紙一杯に白いクレパスで描いた絵が、絵の具を塗るとくっきりと浮き出てきました。
こちらも不思議でいっぱいでした。
「これってなにかな?」
「これってどうなるの?」
「なんでそうなるのかな?」
子どもたちの感じるたくさんの不思議に共感していきたいと思います。(M.C)

大作です。ポケモンセンター

葉っぱを集めてるんだぁ。フラフープを使って、何往復もしていました。
◆泡を凍らせるとどうなるか(にじグループ)

4回戦目。年少児も頑張って勝ち残っていました
朝の集まりで『やきいもグーチーパー』のじゃんけん対決からはじめました。年長、年中児は、ピアノの音が流れるとじゃんけんするお友だちを見つけていきます。年少児も音楽に合わせてお友だちと楽しそうに手拍子。
今日は年少児同士でじゃんけんをしてみたりと参加しようとする姿がありました。じゃんけんは4回戦やりました。チャンピオン対決は年長対決。「勝ちたい気持ち」「頑張りたい気持ち」と意気込みを言い勝負へ。☆ちゃんがチャンピオンに輝きました。「やったー!」とジャンプで喜ぶ☆ちゃん。☆ちゃんにチョキの神様が味方してくれました。グー・チョキ・パー。勝ち、負け、あいこ。遊びを通してじゃんけんの楽しさを感じていけると良いな思います。
集まりの後は、保育士と絵本を読んだり、カーネーションの色を付けたり、LaQや電車で遊んだりと好きな遊びを見つけ思い思いに遊ぶ姿がありました。
ランチルームでは、前回の続きで泡遊びをやりました。
今日は作った泡を凍らせてみることにしました。
「凍らせるとさ、外は氷で中は石鹸のままじゃない」と予想してみる年長◇君。
先日、絵の具が届いたため今日は絵の具で色付けをしました。
「生クリームみたいになってきた」
「いい匂い」
「おお!光ってる(蛍光絵の具)」
「いい色じゃん」
「きれい」
赤、青、オレンジ、ピンク、緑、黄緑、水色さまざまな色の絵の具を混ぜ合わせてオリジナルの色が出来上がりました。
泡遊びでは、泡を作る道具に限りがあるため順番待ちがあります。「やりたーい」という年少児に「※ちゃんやる?いいよ」と代わってくれたり、「お姉さんがお手本見せてあげるね」と優しく教えてくれる姿が見られたりと子ども同士のやりとりが微笑ましく感じられます。
普段は、消極的な児も「△ちゃんもやりたい」と自分の気持ちを出してみたりと、遊びの中で自分の気持ちを伝えられること。大切に受け止めていきたいなと感じる時間でした。凍らせた泡はどうなるか・・・。
出来上がりを楽しみにしたいと思います。(O.Y)

絵の具で色つけ。色んな色を入れて実験気分のようでした。泡を凍らせるとどうなるか。

腰に巻いていのは命綱かな。「木の上にあるの取りたいんだよ」と必死な□君と△君。本当は登ってはいけない木だけどしばらく2人の行動を見守ることにしました
◆劇、散々 (そらグループ)

蟻も飼いたい。名前つけた、あっちゃん。
今日は室内と園庭で遊びました。
室内では雨の日用の活動も考えていた為、普段集まりを行うスペースを身体が動かせるような広さにします。
少しずつ広くなっていく集まりスペースに気づきこども達も次第にその場所に集まりだし手伝ってくれます。
「もう集まりやるみたいだよ」とこども同士が声をかけていました。
時計を見る事、アラーム音(音楽)に気づく事、保育者の声かけで気づく事、さまざまなこども達の反応がありますが自分達で声を掛け合う姿や目で見て考える視覚的な判断、こども達や保育者達の声やセッティングの音で想像する聴覚的な判断が出来るこども達に成長を感じます。
目や耳で得た情報からその場面を想像し、それに必要な行動を取るこども達がいます。
・集まりだから行かなきゃ
・何かしてるみたい
・手伝わなきゃ
・手伝ってあげようかな
・僕はまだ遊んでいよう
・集まりって言われてないから行かない
・楽しそう
・関係ない
どれも全て目や耳で得た情報からその場面を想像し、それに必要な行動を取るこども達の姿です。
側から見れば、
今から集まりが始まるんだと想像し遊びに区切りをつけ手伝いをするという行動をとったこども達が一見そう出来ている様にも見えますが実際はそうでない様に感じます。
都合の悪い時は右から左に受け流す様なこどもの姿はもしかすると判断した上での行動なのかもしれません。
一概に、頭ごなしに決め付けるのではなくこどもの姿や気持ち、感情を汲み取っていかなければならないと改めて感じます。
そして、その上で必要な声かけと必要な事がわかるのかも知れません。
朝、おはようの次に出た「めでたよ」の声が嬉しく感じました。
※先日、にんじん、ルッコラ、大根、ネギの種を植えました。(野菜の種類は今年の栽培担当の保育者のチョイスです。)
プランターは2階にある為、3階にいるそらグループのこども達がプランターに植えて終わり…にならないようリードペーパで発芽するシーンを見る工程を設けてみました。
ルッコラ(複数)と大根(一個)は芽が出ていました。芽が出た事への喜びをこども達と共有すると目をキラキラさせているこども達と口をポカーンと開けて見上げているこども達もおります。どちらが正しくてどちらが間違いという事ではありませんが、心が動く様な情動・感動に対しては、大人の姿とリンクする所があります。我々、大人が感動している姿を見てこども達が感動していくシーンはこれまで何度も見てきました。今は何のことか分からないこども達も一緒に感動を共有出来る日が来れば良いなと保育者として願っています。
そして、タネの不思議について話してみました。
何故、にんじんとネギは芽を出さないのか?
芽を出すためには何が必要だと思うか?
尋ねてみると…
・水
・光
・砂
・土
・歌
・音楽
・シャベル
が出ました。
歌や音楽はこども達が「えー?」と笑っていましたが、保育者がそのジンクスを説明するとこども達は疑いの目で話半分聞いていました。
※光〜太陽光。あいにくの雨なので後日、種にスポットライトを当てて実験してみることにしました。
室内で飼っているサイちゃんも見てみるとこども達から「もう死んだんだよ」と声があがりました。観察するとお尻をウネウネと動かします。「あ、いきてるー」と驚くこども達。少し表情は暗いです。
その後は運動遊びやゲーム遊び、集団遊びを行いました。
※数のゲームや仲間見つけのゲーム、簡単なルールのあるゲーム、勝ち負けのゲーム…etc。
身体を動かしながら身体の場所を見つける遊びや、動きを真似しながら身体の中にどう働きかけているかも話しました。
先日のエプロンシアターから、身体の中へのイメージが出来ています。
この動きはお腹に効くよ、この動きはウンチが出やすくなるよと話をしていく事で食べるだけではなく運動する事、身体を動かす事とお腹の調子の結びつきが出来たかもしれません。
運動や遊びの中で、「今の運動はどこに効いてるの?何の役に立つの?」と尋ねるこどもがおりました。
意識して行う事もとても重要です。
朝ごはんで目を覚ます、運動で目を覚ます、音楽で目を覚ます、心をリラックスして目を覚ます…etc。
様々な身体の不思議と繋がりを見つけていけると面白いかもしれないと感じます。
園庭に行く時間にはちょうど雨が上がり、晴れ間も見えました。
園庭に出ると、「しちひきのこやぎやろう」とこども達が保育者を誘ってきます。
去年の懇談会で発表してからというもの、ゆり組の表現遊びの熱は冷めやらぬまま、もも組のこども達にも飛び火してしまい今日は園庭で約1時間…ごっこ遊びをしました。
・しちひきのこやぎ〜3回
・さんびきのこぶた〜2回
・ももたろう〜2回
・てぶくろ〜1回
※参加者〜やってみたい児〜全年齢、他グループ混合
リアルさを求めるこども、雰囲気を味わいたいこども、役をこなしたいこども…様々です。
小道具でも用意してみようかと思っています。
k★y

ドアを開けておくれ。それなら手を見せて茶色い手だ。お前はオオカミだな、開けるもんか。

劇を散々やらされました。いつか自分達で出来るその日まで、劇、散々。

Posted in 園のこだわり