◆5月11日(火)の子どもたち
2021年05月11日 火曜日
◆園庭の冒険(つぼみ)

伝い歩きでどこに行くのかな?
今日も園庭に出て過ごしました。テラスの前に出てみると滑り台が見え、ふじ組の児達が次々に滑っていくのも見えました。○ちゃんはハイハイで滑り台に向かい、滑り台に向かってつかまり立ちをし始めました。つかまり立ちをして滑り台の階段に向かい、ふじ組の児が階段を登っている様子をじーっと見て、少しすると○ちゃんも階段を登ろうと階段に手をかけますが、足が上手く上がらないので登ることができません。
出来ないとわかると諦めて滑り台の周りを伝い歩きして、小屋の方に向かいました。小屋の周りにつかまり、伝い歩きをしてたどり着いたのは砂場です。砂場にはシャベルと型抜きが置いてあり、嬉しそうにシャベルを持って砂をすくう○ちゃん。保育士が「上手だね」と声をかけると微笑みながらすくうのを改めて見せてくれました。
そして、そんな様子を見ていた△ちゃん。滑り台のところから○ちゃんの後を追って伝い歩きをしていました。階段のところまで来ると○ちゃんと同じ様に登ろうと何度も挑戦していました。
はじめて園庭に出たときには驚いて泣いたり、保育士の側から離れようとしなかった子ども達でしたが、段々と自分で移動して楽しい場所や遊びを見つけることが楽しくなってきた様です。遊び方も以前はシャベルを舐めようとしてしまう姿が見られましたが、シャベルの使い方を遊んでいく中で学び、上手に少しだけですが、すくえる様になってきました。日々の生活の中での関わりがより大切なものであるということを子ども達の成長を通して改めて感じました。
これからも関わりを大切に子どもを見守っていきたいと思います。
(I.T)

砂に触れたり、玩具を使ったり

コロリン
◆ふわふわもお散歩へ(ふじ)
バス車庫の前で
今日はふわふわグループがお散歩に行きました。いつものように外へ出る準備をし、お散歩カーを出し、お散歩カーへ乗せられるふわふわグループ。その様子を見ていたきらきらわくわくの子達は、自分たちもお散歩へ連れて行ってもらえると思って、お散歩カーの周りにたくさん集まってきました。ふわふわの子達が全員乗り、出発。あきらめきれないわくわくの〇くんは、小門までお散歩カーを押してついてきました。保育士に手を引かれ、お散歩カーのについて行くように園内を金網に沿って歩き、最後は金網の網跡が顔につくくらい金網に顔をつけて見送っていました。
お散歩の方は、外気に触れ気持ちよさそうに景色を見ているふわふわの子達。手を振られ手を振り返す余裕も見せてくれました。バス車庫まで行き、バス見学。バスの認識はまだ薄い様で「バスだよ」の声掛けに対し反応は静かでしたが、それぞれに目に映ったものを見てそれぞれが楽しむことができました。中にはお散歩カーのネジや網が気になったりする子もいましたが、ふわふわグループふじ組になって初めてのお散歩は無事に終わりました。(T.Y)
アイスをみんなで食べて
滑り台で追いかけっこ
◆夏のお楽しみ(きく・たんぽぽ)

ピーマンを植えています!
帽子と靴下のお仕度が出来た子からテーブルに座って絵本を見ながら皆がそろうのを待ちます。揃ったら朝の集まりをしています。
保「たんぽぽさ~ん」
子「は~あ~い~」
大きな返事が聞こえます。
保「朝の挨拶してみようか。たんぽぽ組の皆さんおはようございます。」
子「(保育者の声に合わせて)おはようございます!」
ここでも大きな挨拶が返っていました。
挨拶をする気持ちよさ、大切さを伝えていき、習慣になってくれればと思います。
今日、やることを伝えました。それは、「野菜の苗植え」です。
野菜の苗クイズをしてみました。
保「このお野菜なーんだ?」
子「(即答で」ピーマン!」
苗にピーマンの絵が刺さっていました・・。
保「大正解」
「このお野菜なーんだ?」
子「・・・」
保「緑のお野菜で、細い形してるよ」
子「緑のお野菜!」
(保育者の真似をしてます。なかなかイメージがつかないようです)
保「きゅ?」一文字目を言ってみました。
子「きゅ?」「きゅうり~!」
保「大正解!」 正解がでました。
ピーマンとキュウリの赤ちゃん(苗)であることを伝え、大きくなるとピーマンとキュウリが採れるんだよと話しました。
「みんなで植えにいこう」とお部屋を出ました。
土をくぼませて、ここに入れてねと伝えるとボンッと投げ入れる子、ゆっくり丁寧にあること様々でしたが上手に出来ました。小さいゾウのジョウロでお水もたっぷりとあげました。
「太陽の光をたくさん浴びてお水もたくさんあげるともっともっと大きくなるよ」と伝え園庭に降りました。
園庭遊びを終えると真っ先にさっき自分が植えたきゅうりを確認しに行く〇くん。
苗を見て「大きくなってる・・」と言っています。
〇くんには、大きくなっているように見えたのでしょう、そして早く大きくなって欲しいという願いもあったのではないでしょうか。
野菜が苦手な子もいて、給食の時も苦戦する姿もあります。
自分たちだけの野菜。
自分たちで植えた野菜。
自分たちで水をあげて育てた野菜。
自分たちの、だけの〇〇。特別感があります。より身近にも感じます。
大きく育ってたくさん実って欲しいです。そして美味しく調理してたくさん食べたいと思います。
まだプランターが余っているので今度は、野菜のタネをまきたいと思います。
夏の楽しみがまた一つ増えました。
(I・K)

お水あげるよ!大きくなぁれ!
ウォールクライミング、今日も列をなしていました。みんな頑張ってます。
◆「じょがいも」と「じいも」 (うみグループ)

じゃがいもって書いておいたよ。
朝、大好きなお父さんと離れがたくポロリと涙がこぼれた○君と一緒に選んだ大型絵本。
『シンデレラ』
「はじめてみる~。プリンセスの話なんて知らないよ。」と男三兄弟、次男の△君。
はじめてだから?魔法使いが出てくるから?王子さまが出てくるから?
みんな話に引き込まれていました。
どんな内容であれ、絵本大好きな子ども達。
これからも、絵本に触れる機会を多く作っていきたいと思います。
身体測定後、じゃがいもを植えました。保育士の家の芽が出てしまったじゃがいも。
「なんか、固いね」
「じゃがいもは、ちょっと柔らかくなってる」
「匂いは、まだじゃがいもだね」
「たくさんできたら、カレー味で食べたい」
いろんな声が聞こえてきました。
じゃがいもを植えるには…周りからの得た情報を頼りに。
まず芽が出ている部分を切り取ります。
切り取った部分が腐らないように灰を付けて植えます。
土を袋に入れたまま植えるので、下には水が流れるように小さな穴を数ヵ所にあけます。
たった2つのじゃがいもを巡り飛び交う「やりたい」という声。
「順番に。交代で」ひまわり組の頼もしい声も聞こえてきました。
水やりまでの行程をみんなで順番に。一人ひとりが満足する形でじゃがいも植えが終了しました。
最後にゆり組の子ども達がじゃがいもを育てていることがわかるよう、看板を作ってくれました。
たくさんのじゃがいもができますように。(M.C)

「大きくなぁれ。たくさんできて。」声を掛けながら水やり

「こわくないよ。大丈夫だからね。ここでお姉さんが見ててあげるから。こわくなったら言ってね」優しく語り掛けていました
◆たまいれ (にじグループ)

朝、お父さんとのお別れが寂しくてうかない顔をしていた年少児の○ちゃんに年長児の△ちゃんが気づいてくれました。
△ちゃんが折り紙をしていたので、○ちゃんにも勧めてくれました。折り紙の折り方の本を取り出し“これが作りたい“と指を差す○ちゃんに「それなら(本を)見ないでできるよ」と。△ちゃんはあっという間にカブトを作ってくれました。それを指にはめて○ちゃんの顔に笑みが溢れました。
それから次々に子ども達が登園してくると、年少児の2人が○ちゃんのカブトを羨ましそうに見つめます。そして、同じ色の折り紙を一枚ずつ手に取り、折り紙と見つめ合いっこです。
するとそれに気づいた△ちゃんが「作って欲しいの?」と嬉しそうに、また少し得意気に年少児に聞きました。そして2人は、こくりとうなづきます。
あっという間にカブトが完成し、年少児の指にカブトがはめられ、作った児も作ってもらった児もなんとも嬉しそうな顔です。
○ちゃんの登園時のうかない顔はどこかへ飛んでいき、カブトと一緒で友だちと会話し合う笑顔に変わりました。お姉さん、お兄さんの力を改めて感じた出来事でした。
朝の集まりの後に、みんなで玉入れをしました。
天井から吊るした傘に、ボールを入れます。男の子対女の子。2回戦しで、2回とも男の子チームの勝ちでした。歓声が上がる男の子。残念な表情の女の子。対照的ではありましたが、ボールを投げる瞬間は楽しさに溢れていました。
e.y

カブト作ってもらってます

◆猛反発 (そらグループ)

今日は散歩の予定でした。
朝の集まりでは、昨日に引き続きジャンケンに因んだ手遊びやジェスチャーゲーム、飼育しているサイちゃん(青虫)の話と栽培予定の野菜の種の話(飼育栽培について)を共有する時間となりました。
最後に散歩についての説明(周辺散歩である事)をすると嬉しそうにトイレを済ませ、帽子を被り列を作ります。
準備の早い、年長児と年中児は先に下に降りて年少児を待機します。
園庭に出てみれば雨がポツポツと降ってきました。
園庭の真ん中のウッドデッキに移動し年少児を待つのですが止みそうにありません。
年少児が出てきた所で苦渋の決断をこども達に伝えるのですが、納得のいかないこども達からの低反発ならぬ猛反発を目の当たりにしせめて年長児だけで周辺散歩を…と伝えると大喜びの年長児がいました。
最後のこどもの点呼を取り終えたと思ったらその後ろに赤い帽子のこども達が並んでいました。
「え?僕達も連れてってくれるんでしょ?」と言わんばかりのその行動に保育者も目を丸くしてしまいました。
やむを得ず赤い帽子のこども達(年中児)も連れて周辺散歩を行います。
周辺散歩途中に雨も止み「止んできたね、これなら全員で行けたよね?」と正論を述べるこどもがおります。
本当はそうしたかったのですが、基本のスピードが通常より早めだった為、年少児は園待機です。
年少児は広い園庭と早めの時間から使える事が嬉しい様子でいつもとはのんびりじっくり過ごしている様に感じましたが、実際はいつもと変わらず、園の活気を作っているのは年中児・年長児である事を再確認しました。
k★y


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