あり探しの輪
2021年04月21日 水曜日
暖かな春の陽気になり、園庭の子どもたちは気持ちよさそうに遊んでいます。
春と言えば、虫です。
子どもたちの大好きな季節なのかもしれません。
駐輪場の前に、ふじ組のAくんとBくんがキャッキャッ言いながら楽しそうに何かやっています。
近づいてみるとありを追いかけていました。
ありが隠れてしまうと悲しそうな顔をしたり、見つけるときゃーっと嬉しそうな声を出したり2人の色々な表情が見られました。
2人で見ているだけでは満足いかなかったのか、Aくんは、近くにいた看護師を呼びに行きアリがいることを一生懸命指を指して伝えました。
大人から見ると、なかなかアリに触ることが出来ずもどかしい2人でしたが、2人は、逃げられても追いかけて探すことを楽しんでいました。
2人の楽しそうな声が響き渡っていたので、その声につられたのでしょう。
2人から3人4人と2人の周りに子どもたちが集まりました。
年齢に関係なく、虫の好きな子どもたちが集まり、あり探しを通じ、遊びの輪が広がっていきました。
言葉が通じなくても、好きなことを通じて楽しめる子どもの力を感じました。
副園長
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