疑う勇気を持つ
2021年04月30日 金曜日
先日、障害児保育の研修にZoomで参加しました。様々な学びに中から心に刻まれたワードがありました。それは『自分がこれまでやってきたことに対し、疑う勇気を持つ』ということです。
私たちは研修等で保育の質を高めつつも、今までの経験や知っているノウハウのなかで保育に携わっています。しかし本当にそれが子どもにとって良いものなのかと改めて謙虚に振り返るきっかけをいただきました。
日々の保育の中で「これが出来るようになってほしい」「ルールを守れるようになってほしい」「この考えに合わせてほしい」と大人の常識ばかりを押し付けていなっかただろうか。子どもの見えている世界をしっかりと理解しようと努力していただろうか。どの子も自分らしく、自分を発揮できる環境になっているのだろうか。やりたいことをかなえさせてあげられているだろうか。
人や環境のせいにするのではなく『自分はどうだったか』と自分の心に矢印を向けて考えてみるというまさに育子園の実践と重なりました。
子どもたち一人ひとりが、本当の意味で幸せな人生を送るための保育ができているのだろうか・・・、真剣に自分がこれまでやってきたことを見つめなおしてみようと思っています。
保育主任
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