◆4月10日(土)の子どもたち
2021年04月10日 土曜日
◆土曜日保育 (全年齢)
泣き声のない1日の始まり。
まだつぼみ組や新入園児の土曜保育が始まっていません。
嵐の前の静けさ…とも言える土曜日保育でした。
新生活(新年度)が始まったのはこどもだけではありません。
いつの間にか季節が変わったと季節の変化についていくのに必死な大人も日々、忙しいかと思います。
保護者の皆様、忙しい日々で体調を崩されませぬ様何卒ご自愛ください。
こども達は育子園でゆったりと過ごしております。早番の朝、大家族の朝の様な雰囲気で保育者とこどもが過ごしていました。
その中で、年上のこどもが年下のこどものお世話をしてくれます。
ちょっとした事ではありますが、1歳児クラスのこどもはまだスタイ(よだれかけ、ビブ)をしています。楽しい時や笑う時に良くよだれが垂れてしまいます。隣にいた4歳児の男の子がじっと見つめ、そっとスタイを口元に当ててヨダレを拭いてあげました。
自分の弟の様に思えたのかも知れません。
「僕にも赤ちゃんが欲しいな」と言っておりました。
朝の時間はほとんどが何気ない会話です。
玩具はありますが、こども達の人数や部屋の狭さもあってか保育者との距離も近いです。
「今日何食べた?」
と聞くと、
「ご飯と海苔と醤油かけたやつ。うまいかった」と言います。
「私はパンだけど、ママはエビキムチと納豆とご飯。日曜日だけは私と一緒」
「パン。カニパン。」
そんな会話の中、
「今日先生がいたから僕嬉しくなっちゃったよ。帰らないでね。」と言われました。
※早番なので昼過ぎに帰ります。
「ねぇ、ねぇ、先生はさ一人でお留守番出来る?」
とも聞いていました。
改めて文字におこすとこども達との面白い会話は山ほどあります。保育者としてこどもとの会話が日常という事もあり聞き慣れてしまっていますが時折、フラット(冷静)に考えてみると思わず笑みが溢れ事もあります。
午前中は幼児Gと低年齢で分かれ、園庭で合流しました。
お兄さんお姉さんに手を引いてもらうこどもやゆりかごスイングをするこども、泥遊びや追いかけっこも楽しみました。
兄弟のこどもは影の様にずっとくっついていたり(影の方が大きい)、暖かい日差しの中でシャボン玉も行いました。
保育者と低年齢のこども達にとっておきの料理を振る舞うもも組のこども達がいます。
作ったそばから壊される、ひっくり返される、いじられる…etc事もあり、丼チェーン店の様にてんやわんやする場面もありました。
毎週土曜日は普段とはひと味もふた味も違いますが、アットホームである事は変わらないやっぱり土曜日だと改めて感じます。
k★y


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