◆4月6日(火)の子どもたち
2021年04月06日 火曜日
◆お気に入り、見つけよう(つぼみ)
どれにしようかな~
また肌寒くなり今日は、保育室でゆっくり過ごしました。まだ、泣いて登園する姿がほとんどですが、いつもと違うとわかることはすごいことです。
泣いてる姿はどうにかしたくなるものですがちゃんと変化に気が付いているということだと思って関わっています。
保育室の中に入ってからは、泣きながらもあやされながら寝たり、玩具に触れてみたりしています。
〇くん、今日は泣きながら登園となりましたがいろんなおもちゃに手を伸ばそうとします。
沢山入っているおもちゃの中をじっくり見つめて、手を伸ばしているように見えます。
お気に入りのおもちゃが見つかったら嬉しいです。おもちゃに限らず、人でも場所でもなんでもいいのです。大人が子供たちのお気に入りを見つけてあげられたらと思っています。
まだまだ、出会って間もない私たちですので子どもたちは緊張しているかもしれませんし、様子を伺っているのかもしれません。どう思っているのかは、子ども達にしかわかりませんが、いつか仲良くなれると信じて共に時間を過ごしています。
明日はどんな姿を見つけられるか楽しみにしています。U・A
これなんだ~
いい顔してくれました
◆外は開放的 2歳児クラスとの関りも (ふじ)
慣らし保育が始まり、ふじ組の子どもたちも大分そろってきて、保育室もにぎやかになってきました。親御さんとお別れし、早速朝のおやつを食べ、外へ行く準備。泣いていた〇ちゃんは、外へ行くのが大好きなようで、自分のジャンバーを見つけると、泣き止み、ジャンバーを着せると、すいすいと外へ出ていきました。
園庭ではすでに2歳児クラスの子たちが遊んでいました。大きいクラスの子の遊びに興味を持ってか近づいていき、砂場では横に並んで遊んでいたりする姿も見られました。
大門前のところでは、ありを探すために、地面にうつ伏せになっている子たちがいました。「アリさん、出てこーい」と叫ぶ2歳児の子。その横で、どこだどこだと探しているふじ組の子。また、その隣の土山では、山を登ろうとするふじ組の◎ちゃんの姿が見られました。
地面に這いつくばって登ろうとしていましたが、登れず、じっとして助けを求めていました。起こして、手をつないで一緒に上ると、先に上っていた2歳児の子が、もっていた長いシャベルを、登り切った〇ちゃんに差し出して渡そうとしていました。〇ちゃんも、すぐにそのシャベルを受け取り、砂をすくおうと地面をこするようにシャベルを動かしていました。
外は開放的で、泣いていた子たちも外ではとても良い表情で遊んでいます。自分から遊びたい所、物を目がけて、ハイハイの子でも、どんどん進んでいきます。進級児の子たちは、草の上を寝転んでゴロゴロしていました。また、2歳児クラス、一つ大きいお友達からの刺激も受けて遊べたり、慣れてきて、またこれからが楽しみです。(T.Y)
アリさんいるかな?
シャベルをどうぞ
◆やってあげるー (きく・たんぽぽ)
可愛いお手伝い隊です。
昨日の雨も止み、少し肌寒い気候ですが、今日は園庭で遊べそうです。
おやつを食べたあと、準備をして園庭へ向かいました。ウッドデッキに乗ってミッキー体操を行います。外で体を動かす気持ち良さを感じつつのびのびと体操をしました。
今日も砂場を準備していると、お手伝い隊の子供達がやって来てくれました。小さな体でおもちゃの車を力強く押してくれます。
その後は皆それぞれに遊びたいものをめがけて遊び始めます。
太鼓橋やウォールクライミングは大人気です。
出来る子を見て、まだ難しい子のやる気に火がつきました。「見ててね」と太鼓橋のお手本をしてくれる◯君。ボクだって!とロープをぎゅっと握りながら力一杯頑張る△君。いつか出来る日がくるよう、日々△君を応援していきたいと思います。
新入園児の☆君は、園庭遊びが大好きです。丸太小屋に一緒にいたお友達と砂を盛ってはかきだし、また砂を盛ってはかきだし…。工事のお仕事を再現しているようです。
と思ったら、ウッドデッキをバケツ片手にものすごいスピードで走り、保育士に「ただいまー」と元気よく声をかけるとまた忙しそうに走り去っていきます。そしてまた帰って来て…。
4日目とは思えないほど、遊びを楽しんでくれている姿を見ると、こちらも嬉しく思います。
進級児は、毎日優しい姿をみせてくれます。新入園児が困っていると、「やってあげるー」と代わってくれたり、言葉は無くてもニコッと笑いかけてホッとする時間を与えてくれたり…。
少しずつ慣れてきている新入園児の子供達。
これからが楽しみです。
I.Y
粘土で何作ろうかな?

転んでしまった△くん。上にいた☆ちゃんが助けてくれました。助け合いの心、ステキです!
◆1年後はきっと(うみグループ)

私たちが押してあげるね。今までは、押してもらうことの多かったゆり組の子ども達。押してあげる側になりました
「ももぐみさ~ん」と呼ぶと、「は~い」と答えるたくさんの声。もも組は13人のはずですが、それ以上の返答が来ます。
つい先週まで、ももぐみさんと呼ばれていたゆり組の子どもたちの声が混ざっているようです。
「まちがえちゃった・・・」と恥ずかしそうに呟く◎ちゃん。
間違えたことすら気が付かない△君。
そんな二人。うっかり返事はしてしまっても、部屋の中に自分よりも小さい友だちがいることはしっかりと理解している様子。
△君、朝の集まりで前を向いていないもも組の児に「前を向くんだよ。」「ちゃんとしてね」と声を掛けます。
◎ちゃん、園庭遊び後肩のボタンが出来ずに困っているもも組の児にそっと近寄り手伝ってあげています。
1年前は逆の立場。毎日過ごすうち自然と出来るようになりました。
お兄さんお姉さんに教わり出来るようになりました。
きっと1年後、もも組の子どもたちが教える側、優しく手伝う側になっているのでしょう。
ひまわり組になった子どもたちは、さらに周りのたくさんのことに目が行き届きます。
まだ、片付ける場所に戸惑う(片付けをしない)もも組のお手伝い。
「ぼくは(わたしは)つかってないけど」
「誰がグシャグシャにしたの」
そんな気持ちが心の中にはあると思います。
けれども、手伝ってくれます。
保育士に「たすかるよ。」「ありがとう。」「さすがだね」「だいすきだよ」
そんな言葉を掛けられてさらにお手伝い。
きっと1年後、ゆり組の子どもたちが張り切ってお手伝いしているのでしょう。
異年齢保育だからこそ育っていく姿があります。
優しさ、我慢する力、憧れ。
子どもたち一人ひとりの育っていく姿、しっかりと見届けたいと思います。(M.C)

毛糸でポンポン作り。

みててね。大きなお口だよ。
◆お花作り(にじグループ)

昨日から折り紙でお花を作っています。
きっかけは年長児の「お花畑やってみたい」という随分前のつぶやきからです。
立体のたんぽぽを作ってみました。
折り紙に細い切り込みを何本も入れ、その折り紙をくるくると巻いていくと立体的なたんぽぽができます。
年長・年中女児がやっていると年少児も興味を持ち、一緒に参加してくれました。
年少児にはさみの使い方や切り方、巻き方を教えるのは年長・年中児。
丁寧に教えてくれます。
葉の部分はなかなか難しい折り方ですが、根気強く取り組む子ども達は、集中して葉っぱ作りにも取り組んでくれました。
2つの折り紙を組み合わせて1つの葉っぱになるため、全部で80枚ほど折ってくれました。疲れたかと思いきや、今日も子どもたちから「昨日の続きやろうー!」と言ってきてくれました。
今日はチューリップと茎、チューリップの葉っぱ作りもしました。昨日から参加してくれている女児たちは、自信たっぷりでどんどん折り進めていきます。
「みて〜!私がチューリップ♡」と、葉っぱを顔の横に持っている女児。満面の笑みでみんなに見せている姿がとても可愛かったです。
園庭の時間になり、片付けていると「形は違うけどチューリップ作ったからあげるよ!」と年長男児。
平面のチューリップでしたが、一生懸命折ってプレゼントしてくれました。
一緒に活動していなくても、のぞいてみたり、遠くから見ていたり、全く違う遊びをしていても耳だけこちらに傾けてくれていたり、参加の仕方はそれぞれですが、同じ空間にいるだけで遊びの共有ができていることを感じます。
そして、形は違っても参加しようとしてくれているその気持ちに嬉しくなります。
園庭での泥団子作りも同じように違う場所で泥団子を作っていたり、サラサラ砂を作る場面をよく目にします。
子ども達で刺激し合いながらいい雰囲気の中で遊びが広がっていくといいなと思います。K.Y

◆やりすぎず、やらせすぎず (そらグループ)

今日は室内と園庭で過ごしました。
先日園庭に出られなかった分、ほとんどのこども達が園庭に行くかと思っておりましたが室内にはゆり、ひまわり組のこども達が多数残っておりました。
朝の集まりの時間にこども達に「お兄さんお姉さんになってやってみたい事」を聞きました。(もも組には「楽しく遊ぼうね」とだけ伝えて室内遊びに移行しました)
すると、そこでは次から次にやりたい事が出て来ました。
ゆり組
・ケーキ屋さんを作ってお店を開きたい
・虹を沢山作ってお部屋を飾りつけしたい
・お部屋を公園みたいにして遊びたい
・お魚屋さんでお魚を作りたい
・釣りゾーンを作りたい
・お化けを作って手裏剣を当てる場所で忍者になりたい
・おもちゃ屋さんを作りたい
etc
ファンタジー溢れる活動もあります。
制作のクオリティよりも活動内容の質を高めていければと感じます。
ひまわり組
・お泊まり保育がしたい
・遠足がしたい
・園庭とお部屋で大きな造形遊びをしたい
・育子園でかくれんぼがしたい
・育子園で「逃走中」やりたい
・雪だるま作りたい
・焼きとうもろこしを食べたい
・園庭でご飯を食べたい
・お弁当を食べたい
・園庭でBBQをしたい
・もっと歌を覚えたい
・カラオケを作りたい
・園庭に手作りディズニーランドをやりたい
・ジェットコースターを作りたい
・部屋に迷路を作って、先生が天狗のお面をつけて追いかけるゲームをしたい
・お化け屋敷を作りたい
・氷を作りたい
・アイスを作りたい
・宇宙ゾーンを作って流星群作りたい
・赤い隕石を飾りたい
・宇宙服を作って宇宙ごっこをしたい
etc。
育子園生活最後の一年間だからこそ叶えられるものは叶えていきたいと思います。
この様な年上のこども達の姿を見て、もも組、ゆり組は来年度更に進級した事により意欲的な姿が生まれるのだと思います。
コロナ禍の一年ではありますが、もも組のこども達も必然的に活動に加わっていくかと思います。
目的や楽しめるポイントは違えど雰囲気を味わう事が成長発達に必要な「体験」の部分です。
すでにこれだけ出ていれば何をやっても何が終わっても次があります。
新たな活動に大人が置いていかれますが必死に着いていきたいと思います。
朝の集まりの時間には「どんな色が好き?」「この形って何だろう?」をテーマにした遊びを行いました。
◯、△、□に一番目を輝かせていたのは間違いなくもも組のこども達です。
「これなーんだ?」
の質問に、
「それまる〜」
「それしかく〜」
「それさんかく〜」
と答えます。
「この色なーんだ?」
の質問にも的確に答えていたので、おつかいゲームをしました。
もも組には「赤いもの」、ゆり組には「金と銀のもの」、ひまわり組には「虹のもの〜自分で組み合わせるのあり」を提供しました。
もも組〜
一斉に向かった先はロッカーです。
そして気付くのです。
「…どうして僕たち(私たち)ここに来たんだろう?」
保育者が「あれ?何色持ってくるんだっけ?」と尋ねると、
「あ、赤みっけってやるんだ」と部屋の中へ。
※ここで帽子を被り出したらこのゲームはまだ先のばしになる所でした。
1人が色鉛筆の赤を持つとそれに釣られて大体のこどもが赤い鉛筆を持ってくるのです。
そしてその中に自分の好きな色の鉛筆を取るこどもがいます。
※想定の範囲内
ゆり組〜
金と銀は難しかった様です。
持ってきたものはクリアイエローやクリアオレンジのお皿(IKEAの安い皿)でした。
透明の瓶を持ってきたこどももいます。
キラキラしていれば、これなら何となく銀だろう…と思ったのかもしれません。
しかし、蓋は金色でした。
※ラッキー判定
おままごと用のグリルを持ってきたこどもがいました。周りを赤いビニールテープで巻いている(安全の為)ので「それは赤だよ」というこどもがいました。
ひまわり組〜
絵の具、ブロック、玩具、色鉛筆を何種類も持ってきて並べて「虹」というこども、絵の具一本だけ持ってきたこどもはラベルのイラストに描いてある「虹」、白い紙を持ってきたこどもがそれにカラフルな線を描いて「虹」それぞれの視点や発想が素晴らしいものでした。
今日は嬉しい出来事がありました。
もも組のこども達が「先生、これやって?」
と言ってくれました。
それはジャンパーのチャックを閉めること、帽子のゴムを顎にかけること、帽子を被せること、髪ゴムにすずらんテープをつけることです。
たったこれだけの事かも知れませんが、我々にとっては大盛りメガ盛りギガ盛り程の事です。
自分で出来る事も大事です。
その前にまず頼る事が大事です。
赤ちゃんも時折ママに微笑みかけます。(生理的微笑)
頼られる内に丁寧に。
やりすぎず、やらせすぎず。
今、その土台に漸く足がついたくらいの状態です。
まだその土台に上がらせてくれないこども達もいます。
それでも丁寧に関わっていきたいと思っています。
k★y

もも組、ゆり組、ひまわり組のこども達にヒットした活動。

お手玉講師に釘付け。
Posted in 園のこだわり