◆3月29日(月)の子どもたち
2021年03月29日 月曜日
◆思いやり(つぼみ)

みんなでドライブ
今日は昨日の大雨の影響で、園庭には沢山の水溜りやぬかるみがあったので、おひさま広場と廊下で過ごすことにしました。
その前にミッキー体操と朝の集まりがあり、ミッキー体操の曲が流れ始めると手に持っていたおもちゃを床に置いたり、振り付けを思い出しながら保育士と一緒に踊ります。膝を叩く振り付けのところは片足をあげるのでバランスを取るために早く叩いていた○くんでしたが、バランスを取るのが上手になって来たので叩く速さも曲に合わせてゆっくりになってきていて○くんの成長を感じる場面となりました。
朝の集まりの際には、今日どこで遊ぶかを伝えると、話をしたところに向かい、早く行きたいとアピールする△くんと◆くん。
用意が出来、保育士が「行きたい人ー?」と聞くとすぐさま手を挙げる△くんと◆くん。持っていたおもちゃを片付けておひさま広場へ走って入っていきました。
するとボールに目もくれず廊下に向かう△くんの姿があり、すぐに目的のコンビカーを手に入れて乗り出すとおひさま広場にいた子達が廊下に続くドアが開いていることと、コンビカーらしき音がするのを聞き取り、「あっ」と驚いた表情をして気がつくと全員が廊下でコンビカーを楽しんでいました。
遊んでいる中で、コンビカーにも沢山の種類があるので自分の好きなものを選び、他の児や保育士が乗っているものが欲しいと「かーしーて」と手を叩いて言っている姿があり、以前まで無理矢理取ろうとしたりする姿が少しずつですが減って来たように思いました。
そして、お友達が泣いていると「□ちゃーん」とすぐに駆け寄り、手を繋いで保育士のところに連れてきてくれようとする姿も見られるようになり、お友達への優しさを感じることも増えてきました。
一年を通して過ごした中での子ども達同士の思いやりや優しさがどんどん育まれていることに改めて今日を過ごす中で感じることができました。
子ども達のやりとりをより大切にしていきながら見守っていきたいと思います。
(k.h)

バランス取れるかな?、

大丈夫だよ
◆お部屋廊下を自由に(ふじ)
廊下では、登ったりジャンプしたり
桜が満開になってきましたが、昨日は雨も多く振り、今日はその雨で散ってきた桜の花びらが地面にたくさん落ちていました。園庭も昨日の雨で地面一帯が水浸し。水路も溢れるくらいの水がたまっていて、これで出ては絶対に泳いでしまうとの事で、晴天ではありましたが、お部屋で過ごすことにしました。
2歳児クラスになって、だいぶんお部屋に慣れてきた頃です。今日はきく、たんぽぽ組の部屋と廊下を開放して自由に行き来をして遊びました。開放すると、今朝会っていたのに久しぶり感を感じてか、抱き合って再会を喜ぶふわふわの2人の男児。その場で寝そべってみたり嬉しそうにニコニコ笑い合っていました。
廊下では、登りたがり屋さんとジャンプしたがり屋さんがたくさん集まっていました。ロッククライミングはいつの間にできるようになったのでしょうか。わくわくの子はもちろんスイスイ登り、ふわふわの子もでっぱりにしがみついて登ろうと必死になっていました。ロフトの下の部分はオオカミからの逃げ場になっていて、「おおかみ、どこかなあ?」と小窓に顔をつけ、つぶやいて遊んでいる子もいました。
たんぽぽ組の部屋を覗いてみました。中央の丸テーブルを囲み、ビーズ通し、花はじき落としなど、更に細かい手作業の遊びをしていました。同じ色のビーズを集めて通したり、お盆にビーズや花はじきを並べてみたり、集中して行っていました。
きく組を覗いてみました。他の子たちが他の遊び場へ行っている所、運よくおままごとコーナーを独占出来た◎くん。流しの前でずっと野菜やらたくさん出してお料理をして遊んでいました。中央丸テーブルで、メダカの水槽をじっと見ている子たちがいました。餌をあげてみると、「おさかなさん、うれしそう」と言う〇くん。もっと何かあげたくなってか、おままごとコーナーのマヨネーズを振ってみたり、おなべをひっくり返して「ジャー」と汁物をあげようとしたり。今度はもっとよくメダカを見ようと、△くんは双眼鏡を持って水槽の中を覗いていました。
みんなの気持ちがとてもあったかく、また発想がとてもおもしろく感じられ、今日もまた違った成長を感じる事が出来ました。(T.Y)
たんぽぽ組の部屋 花はじきやビーズ通しを
メダカ見えるかな、双眼鏡で覗いたり餌をあげたり
◆気持ちを込めてプレゼント(うみグループ/きく・たんぽぽ)

裏にはメッセージを書きました
今年度も残り3日となりました。
「もうすぐ○○ぐみだよ」と期待溢れる声が朝の集まりでも聞こえてきました。
移行期間に入ってから、なかなか一緒に遊ぶことができないひまわり組の
子どもたちとも残り3日と知った子どもたち。
何かプレゼントをあげようということになりました。
折り紙の本を見ながら
「これが可愛いと思う」
「こんなお花、喜ぶんじゃない?」
相談した結果、折り紙で作ったお花を一人ひとりにプレゼントすることにしました。
誰にプレゼントしたいか、相手はどんな色が好きか、どんなメッセージを送りたいか。
一人ひとりがひまわり組の子どもたちのことを考えながら作る姿はとても微笑ましいものでした。喜んでくれるかな・・・想像している子どもたちの顔は笑顔でいっぱいです。
昨夜の大雨の影響で、園庭はびしょ濡れです。
それを、喜んでいるのは子どもたち。
部屋に戻る子どもたちの姿を想像したら・・・と内心どうしようかと思ってしまう保育士。
そして、やっぱりうれしい子どもたち。
築山の水路に溜まった葉っぱを「工事だぁ」とかき出す児。
「ここの下(地面)ぬるぬるしていておもしろい」
様々な視点で、楽しみを見つけている子どもたちの姿がありました(M.C)

がんばってねって書きたいんだ。

◆にじアスレチックpart2 (にじグループ/きく・たんぽぽ)
難易度アップのクモの巣ゾーン
今年度もあと3日となりました。
「あといくつで年中?年長?」という声があちこちで囁かれています。皆進級することに期待が高まっているのを感じる毎日です。今日も一日、大切に過ごしていきたいなと思います。
「今日は何をして遊びたい?」と子ども達に問いかけてみました。すると、先週行ったアスレチックが楽しかったようで、「アスレチック!」という答えが続々返ってきました。「クモの巣をもっと難しくして…」「今度は手裏剣もやりたい」と次々構想を練る子ども達。
子ども達のアイデアを取り入れながら、手分けして準備を進めていきます。2回目ということもあり、テキパキと準備をしていく姿がとても頼もしく思えました。
今回は手裏剣ゾーンも作ったので、手裏剣の的になる悪者を絵に描いてくれる年中女児達。気がつくとその中にきくたんぽぽ組の子も混ざって絵を描いてくれていました。お姉さん達のしていることをよく見ていて、真似て描いているのです。描けると「はい」と嬉しそうに渡しに来てくれました。「おばけ」を表現してくれたようです。異年齢ならではの刺激を受け合う良さを感じました。
今回はクモの巣ゾーン→迷路ゾーン→手裏剣・ボールで悪者退治ゾーンを作りました。
作りながらワクワクが抑えきれない子ども達、「こうしたら…?ああしたら…?」と試しながら作っていたものの、待ちきれずに遊び始め、気がつくと始める前から汗びっしょりで楽しんでいました。でも、子ども達の達成感は味わえたようです。
無事完成し、皆を呼んでアスレチックゲームは開始しました。きくたんぽぽ組の子達ものびのびと楽しんでいました。ボールで悪者退治のゾーンにはまった2人、片手投げ、両手投げ、コロコロ投げ(?)といろんな手法を試しては投げてみていました。
「皆のために」と作った子ども達は一通り遊んだら満足げな様子で、次の遊びへと向かっていきました。
自分達で「楽しい」を作り上げていく頼もしい姿、これからの成長が楽しみです。
I.Y
迷路を抜けると…怖いお面が待ち構えています。

お姉さんと一緒に滑り台を作りました。色々アドバイスをもらって上手に出来上がり!
◆異年齢 (そらグループ/きくたんぽぽ)

今日は朝から元気いっぱいのこども達がおりました。
「これ見て〜超回るコマだよ。この色凄いんだよ、紫になるんだよ」と赤と青のLaQで作った平たい作品を目を輝かせながら説明してくれます。
そして保育者の顔を覗き込んで「先生、僕髪切ったの気付いた?」と今度はくるくるとした目になります。
週明けの今日は髪を切ったと教えてくれるこども達が非常に多く、一人に素敵だね、どこで髪切ったの?と聞くと「僕も」「私も」とあちらこちらでこども達が遊び場から顔を出してアピールをします。
そして保育者からの一言をもらうと満足したのか遊び場へと向かっていきます。
「僕はね〜お風呂場でテレビ見ながら髪切ったんだよ。パパがね〜切ったんだ〜」とこっそり教えてくれたこどももいます。
朝の遊び場(プレイルール)はこども達がそれぞれ遊び込んでいる為、保育者は遊び場を回遊して見守っています。
ある場所ではUNOのやり方の違いを保育者に訴えているこどもがいました。(保育者とこどもの二人でやっていた様です)
こどもが保育者にそのやり方は違う、ルール違反、ルール知らないんでしょと言います。
保育者は説明書にはそう書いてあるみたいよと伝えますが、こどもは目を赤くしながら更に違うと訴えました。保育者もきっとここでひけば円満になるとは思っていたと思いますが、二人きりでの話し合いである為とことん話し合っていました。
次第に目に涙を溜めて強い口調で保育者を否定している姿を第三者としての立場で見ていた私はこの後どうなるのだろうか…と見守っていました。
そして、今日は遅めの朝の集まりをしました。
手遊び歌や手遊びをして大型絵本を読みます。指を使った手遊びや数を数えたり指の折り曲げが難しい手遊びはこども達にとってもやりがいがあります。あれ?あれ?と指を必死に曲げる姿が可愛くもあります。(2歳児クラスのこども達)
大型絵本では「きょだいなきょだいな」を見ました。
ストーリーは様々なものが大きくなっており、そこにこどもが100人やってきたら…という内容です。
巨大な泡立て器が出てくるシーンがあります。
「ママが卵を割ってかき混ぜてた」
(私なんて箸です)
「ママがケーキを作る時に使っていた」
(ケーキを作るママは私の憧れです)
2歳児クラスのこども
「それ、ママはロボにしてた」
(え…?)
きっと何か違う事を思い出したのかなと次のページをめくろうとした時にハッとさせられました。
その2歳児クラスのこどもが言った「それ、ママがロボにしてた」は電動泡立て器の事を言っているのだと気付きました。
着眼点とそれを言葉にする表現が2歳児ならではです。
園庭では泥が薄く張ってある地面に靴の跡が付きます。
「うわ、すっげー」と靴の跡を何度もつけるこども達の笑顔は太陽よりも輝いていました。その分、飛び散る泥と靴の裏にこびりつく泥が衣服や玄関を汚します。
※こども達が楽しんだ証です。
雨の次の日は砂場の山作りが捗ります。
程よく湿った砂は硬くなり成型しやすいのです。
木の枝や葉っぱをさす2歳児クラスのこども達。
発想が豊かで美しいです。
そこに「それダメだよ」と教える3歳児クラスのこども達。
そこに「後で片付ければ良いよ」という5歳児クラスのこども達。
何も言わない4歳児クラスのこども達。
異年齢の素晴らしさがこのシーンにぎゅっと詰まっている様に感じます。k★y


◆幸せな1日 (ひまわり)

和式トイレの使い方はどうやるのかな?
今日は30人の登園となりました。先週が最後の登園だった子もいます。
残すところあと3日になりました。今、子どもたちと触れ合えるこの時間を大切にしたいと強く感じます。
今日は集まりを行わずのんびりと過ごしましたが、子どもたちは自然と集まり「こわいお話して」と期待に目を輝かせます。そこで、ちょっとゾクッとする昔話と手品をしました。するとその後、何人かの子たちが自分たちで考えたお話を披露し、その発想の豊かさに驚かされました。話の組み立てや皆の前で話す勇気を含め、また1つ成長した姿が感じられたひと時でした。
室内では以前行ったジェスチャーゲームをやっている子たちがいました。
表現力の豊かさや次々出てくる回答にまた驚かされました。。
絵本の付録の小学校の和式トイレ等身大のポスターを見て、「どうやるんだろう?」と練習する子たちもいました。和式トイレに不慣れな子どもたちですが「こうするんじゃない?」「これだと難しいからこっち向きかな」」と知恵を出し合っていました。
園庭ではカニ鬼やホッピング・竹馬・大きな山作り等、伸びのび好きな遊びを楽しみます。カニ鬼でも協力し合う姿や負けても向かっていく姿勢、相手が敵・味方関係なく励まし合う声が聞こえました。
そんな様々な場面に、子どもたちがこれまで育んできた絆や経験が垣間見え、大きな喜びと共に少し寂しさも覚え、子どもたちの巣立ちを感じる1日となりました。
O・Y

ジェスチャーゲーム

カニ鬼
Posted in 園のこだわり