◆3月18日(木)の子どもたち
2021年03月18日 木曜日
◆春の訪れ(つぼみ)
朝の集まりで、「きんぎょがにげた」という絵本を読みました。
絵本の中に隠れているきんぎょを探すのですが、絵本を見つめ真剣に探す子ども達。
きんぎょが見つかると、パーっと明るくなり「あったー」と嬉しそうに教えてくれます。
内容もしっかり理解してきており、小さなところで成長を感じます。
その後園庭に出ました。すると、偶然にも「きんぎょがにげた」の洋服を着ていた保育士がいました。横を通り過ぎた〇くん。分かりやすい二度見で「あっ」と指をさし、気づいたのです。朝の絵本を覚えていたようで、思いがけない所で発見して嬉しそうな〇くんでした。
ジャンパーもいらないほど園庭は暖かく、本格的に春が近づいてきています。暖かくなると現れるのが、虫です。昨日アリを発見したので今日も何人かと目線を下にして探してみました。
花が植えられてある花壇の下に何匹か忙しそうに動いているのを発見。△くんに「アリいたよ」と伝えようと顔をのぞくと△くんの目線は花壇の花へ。目の前の綺麗な花を観賞中でした。
園庭にはたくさんの春があります。子どもたちから先に発見する場合もあります。これから訪れる春を子ども達と一緒に楽しみたいと思います。
暖かいと一段とアクティブになる子どもたち。今日も青空のもとたくさん体を動かしました
H.A
春を観賞中
ふたりでモグモグ
◆アリとの出会い (ふじ)
日に日に暖かさが増し、春の訪れを感じます。
アリの姿もありました。春は虫の季節。育子園にもたくさんの虫がやってきます。子どもたちと虫の関わり楽しみが増えました。
アリがいるみたい。近くにいた男の子のグループにお知らせをしてみました。そこから始まったアリ探し。どこにもいない、、となってきた頃に暖かいところにいるみたいよ。とヒントを少し。
すると1人があっちだ!と走り出します。着いた先は駐輪場の入口。そこにはアリの姿がありました。暖かい場所をちゃんと分かっていることにビックリです。普段の遊びの中で様々な事を感じながら過ごしているんだなと感じました。
地面に這う勢いで観察をしています。どうやら、鉢の下にアリの巣があるようです。
「あれ?動けないみたい」弱ったアリを見つけた〇くん。
続けて、「どうしたのかな、ケガしちゃったのかな」と心配をしています。
捕まえたアリを見せると、今度は△くんが、「ちょっと寒いかも。。」と落ち葉を掛け布団のようにかけてくれました。
小さくても同じ命です。2人の優しさに触れることができました。
毎年、クラスの中に虫探検家が誕生します。どの子が虫に興味を持って園庭遊びの中に取り入れていくのか、、今から楽しみです。
トランポリンにも子どもたちのグループが。
シチュエーション遊び風なものをやってみました。
・夜になりました、、、ゴローンと寝転がり寝る真似
・コケコッコー、、、朝が来た合図。起き上がってジャンプ
・雨が降ってきたよ、、、手のひらを頭に置いたり傘をもつ真似
・オオカミきたよ、、、逃げる
シチュエーションに合わせてそれぞれが思い思いの動きをしています。初めてやってみましたが、なかなか上手に合わせていて、面白かったです。(I・K)

朝が来た!みんなでジャンプ!

夜になりました。みんなおやすみなさい、、、
◆宝を探そう (うみグループ/きく、たんぽぽ)

宝を見つけたよ~
ゆり組の☆君が何日も前からリクエストしていた『宝探し』
きく・たんぽぽ組の子どもたちもうみぐるーぷでの生活に少しづつ慣れ、遊びを自分たちで見つけたりもも・ゆり組の児に混ざりながら落ち着いている様子も出てきたため、今日こそは、と宝探しを行うことにしました。
今日の宝は『マグフォーマー(様々な形をしたマグネットの玩具)』そして、大当たりは『ルービックキューブ』。
「宝を見つけたら椅子に戻ってくること」「一人1つだけ見つける事」
「みつけたよ~」
「あったよ」
「座ってるね」
次々と見つけていきます。あっという間に全員見つけてしまいました。
けれど、大当たりを見つけたのは一人だけ。
残り2つは見つからないまま。
そこで、全員で大捜索です。
なかなか見つかりません。探す事7~8分。
やっと見つかり「やったぁ」と大歓声。
「また、やりた~い」と楽しい時間になり、大満足の☆君でした。
気持ちの良い天気の中、ほぼ全員で園庭へ。
「ここで見ててね」
「これ見つけたの」
ときく・たんぽぽ組の児もうみグループにいる保育士めがけて話しかけてきたり、心を開いてくれてきているようです。
子どもたちの安全基地をしっかり保障していきたいと思います。(M.C)

はじまるよったらはじまるよ。うみグループバージョンの手遊びを、みんなの前で披露してくれました。

ロフトの上にある、おままごと遊びに夢中です。出来たよーと料理が運ばれて、みんなで仲良くいたいだきます。
◆制作意欲(にじグループ/きく・たんぽぽ)

移行期間に入ってから年中女児の制作ブームが起こりました。保育室にいるときには必ずと言っていいほど肩から下がっている紙のバッグ。日に日に中身が増え、もう破れそうです。バッグの中にはおままごとで使えるようなものも入っており、園庭でも紙製の食べ物を使ってごっこ遊びが繰り広げられているようです。
その影響を受けたからか、2歳児でも制作に取り組む姿がよく見られるため、今日は造形ゾーンのものについて集まりで話してみました。
造形セット(ハサミとのりのセット)、折り紙、画用紙、絵の具、色鉛筆、鉛筆削り・・・
2歳児クラスにはなかった物も幼児クラスには手の届くところに置いてあります。
使っていいもの?
触っていいもの?
使ってみたいけどどうやって?
たくさんの?が浮かんでいる2歳児。
年中・年少児が優しく教えてくれる姿もありますが、まだまだ経験の浅い年少児は教え方がわからず戸惑っていることもあります。
年中児・年少児にも改めて造形セットの使い方や、ルールなどを確認しました。見本を見せながら説明しても、いざ使ってみないとわからないと思いますが、興味を持って手に取るきっかけになったらいいなと思います。
集まり後は、汗だくになるダンス、そして目隠しゲームをしました。目隠しゲームはスイカ割りのようなゲームです。
目隠しされている○くんを助ける周りの子どもたちは
「前!進んで!」
「そっちそっちそっち!」
「そっちじゃないあっち!!」(どっち??)
「布団の方だよ!」(目隠ししてるから見えないよ)
「もっとこっちだよ!」(こっちとは?)
と、必死に指示を送りますが、全くと言っていいほど伝わらず、目的地と反対方向に進んでいく○くんの姿を見て「ちがーーーう!」と大盛り上がりでした。K.Y


お兄・お姉さんたちのダンスに興味津々。楽しそうに踊る姿に、見ている方も自然と笑みがこぼれます。
◆ストローとフルーツバスケット(そらグループ/きく・たんぽぽ)

〇〇屋さんの活動が盛んになってきているそらグループ。
今日は色鮮やかなストローを提供してみました。ストローで作るものはネックレスです。ストローをある程度小さくハサミで切って、そこにテグスや毛糸を通していきます。年少・年中児だけでなく、2歳児も挑戦していました。こだわりを持って全部ピンク色にする児や、3色を規則正しく順番に通していく児と様々です。出来上がったものも、首につけたり、頭につけたりと、一つの活動でも個性が光る作品となりました。
朝の集まりで、作品を作った児に前にでてきてもらいました。なにで、どうやって作ったのかを子ども達に質問しながら説明してもらいました。とくに2歳児には、出来上がったものをみんなと共有する喜びを感じてもらえたらと思いました。
子ども達のリクエストから、フルーツバスケットもしました。
1つのフルーツに人数が偏ってしまい、保育者が悩んでいると、「わたし他のでもいいよ」「ぼくも」とすぐに声をかけてくれるのは年中児です。快く違うフルーツに変わってくれました。また、椅子がうまく並べられず困っていると、すぐに動いてくれるのも年中児でした。2歳児が椅子を見つけられなくて、困っていた時も「ここ、ここ」と手で合図してくれ優しく教えてくれたのも年中児でした。この優しさが年中児だけではなく、それを見たグループ全体に広がっていくと思います。
子ども達の日々の中での沢山の優しさや気遣い、それだけではなく楽しいと感じる瞬間を一つでも多く見つけていけたらと感じました。
e.y

縁日ごっこも楽しんでいます。お金がないと売ってくれません。ブロックをお金代わりに持っていくと、魚が買えました!
◆いもむしの気持ちに… (ひまわり)

応援に力が入ります。
昨日のお別れ遠足が子どもたちにとって心に残るものとなったようで、朝から「楽しかった!」「また行きたい!」という喜びの声がたくさん聞こえてきました。
今日は、朝の集りで改め、残りの育子園生活をどのように過ごしたいか、どのようなことをやりたいか、を子どもたちと共有しました。
「先生対子どもで尻尾取りゲームしたい」
「みんなで絵の具をやりたい」
「段ボールをたくさん使って何かを作りたい」
などと次々と「やりたいこと」があがります。目を輝かせ発表する子どもたちを見ていると、残りの育子園生活で一つでも多く素敵な思い出をつくれるよう関わっていきたいと感じさせられます。
今日は、さっそく皆で「やりたいことリスト」の中の一つ、わくわくうぃーくで行ったゲーム遊び(いもむしの気持ち)を行いました。
ホールの中は「がんばれ!」「がんばれ!」と子どもたちの応援の声で大盛り上がり。
グループ対抗で行いましたが、自分のグループだけを応援するのではなく、他グループにエールを送ったり、個々に励まし合ったりと、わくわくうぃーくの時よりも仲間を意識する姿、他を思いやるといった姿が多く見られました。
本当に心も体も大きく成長しているのだなと心温まる瞬間でした。
ホール生活がはじまり、より一層子どもたちの絆も深まってきています。これからも、友だちとの時間を大切に、一日一日が充実するよう関わっていきたいと思います。
(T.N)

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