◆3月17日(水)の子どもたち
2021年03月17日 水曜日
◆二人だけの秘密 (つぼみ)

とっても嬉しそうな笑顔です。
今日は元気に全員集合です。園庭で遊びました。
昨日、順番に園周辺をお散歩に行ったことを覚えていたのか、すぐフェンスに向かって外をのぞく○くん。
外を指さしながら「ん!ん!」と保育士になにかを伝えようとしていました。
お散歩楽しかったね、また行こうね、と話していると、うんうんと大きく頷いてくれました。
するとちょうど荷台にたくさん手押し車を乗せたトラックが。わ!あれすごいね!と興奮気味に話していると、△くんもやってきました。
二人で肩を寄せ合い外を見ながら何かごにょごにょ話しています。二人にしか分からない秘密の会話です。
今は保育士の介入は必要なさそうだなと思い、少し離れた所で二人の様子を見守ることにしました。
二人でニヤニヤしながらフェンスに沿って早歩き。
草をかき分けながら、二人で狭い道の探検へ。
△くんは後ろにいる○くんをチラチラ見て気にしているので、○くんもとっても嬉しいようで足をバタバタ。
△くんが立ち止まると二人でまた顔を近づけきゃはっと笑い合い、「だーだーだっ!」「ん?あー!」とまた秘密の会話。ぐるぐると木の周りを何周も追いかけ合ったりと楽しそうな二人の世界ができあがっていました。
近くで写真を撮っていることがバレてしまい、なんだか恥ずかしそうに顔を背けた○くん。ササッと逃げてしまいました。(でも逃げることも楽しそうです)
保育士の介入が必要な場面とそうではない場面。入ることで広がってゆくこともあれば、逆に止まってしまうことも。その子によっても様々なのでその見極めは難しいですが、子どもの世界観を大切にするためにも時に黒子のような存在でもいれたらいいなと思います。
I.S

あ!みーつけた!

お水でひといきブレイクタイムです♪
◆遊びのおやくそく(ふじ)
今日もおだやかな良い天気です。太鼓橋に一番乗りしたのは今日も〇ちゃん。今は太鼓橋に夢中なようです。と、思ったのですが、思いはその先の吊り橋にあるようでした。
橋の上を渡ったら滑り台で降りる、というルールがあるのですが、〇ちゃんは吊り橋を渡りはじめていました。吊り橋はクライミングの壁から登り、渡るという一方通行のルールがあります。〇ちゃんに、そのことを伝えると、わかってくれたようでした。しかし、渡りたいという思いや、渡れたことがあるのに、という思いからか、泣き顔になってしまっていました。
園にある遊具や玩具には、ルール、約束があります。使う子どもや、その周りの子どもにも安全で、楽しむことができるようにするためです。もしも吊り橋に一方通行のルールがなかったら、両方から渡って来た子どもたちがぶつかり合い、先に進むことも戻ることも危険になってしまいます。
遊びにもルールがあるから楽しいものもあります。今のふじ組が遊んでいるオオカミさんごっこは、オオカミ役の保育者に追いかけられることを楽しんでいる段階ですが、遊びや、生活の経験から、こうやったらおもしろそう、更にこうしたらもっとおもしろそう、と、アイディアを加えたり、逆に、これはおもしろくない、嫌だ、こっちにはいかない、やってはいけないことにしよう、などの考えもでてくるのだと思います。子どもたちのなかで、そういうルールを考えられるようになるのは、まだまだ先になると思うので、繰り返し伝え、知らせていかないといけませんが、子どもたちの納得のいかない気持ちもわかります。それぞれの思いに寄り添いながら、すこしでもわかってもらえたら、と思います。
固定遊具の車の運転席では、☆ちゃんが爽快にハンドルをきっています。隣では□ちゃんが「替わって!」と、自分もやりたくてウズウズしていました。しかし☆ちゃんはさらにスピードをあげているようです。替わってもらえそうにありません。その場を離れ、諦めたかと思われたのでしたが、□ちゃんは、フープを持ってきました。後部座席に座った□ちゃんは、フープをハンドルにして☆ちゃんと一緒にドライブに参加したのでした。
やりたいことができず、無理やり思いを通すのでもなく、あきらめてしまうのでもなく、気持ちを上手く置き換えた、□ちゃんの発想には驚きでした。順番を待つというルールを守りながらも、一緒に楽しむ事ができる考えを発見した□ちゃん。子どもたちから飛び出す柔軟な発想にはこれからも期待したいです。(F.S)
◆桜満開 (うみグループ/きく・たんぽぽ)

お友だちと協力しながら作ってくれました
昨日、桜の木の制作をしました。
今日も桜の木の制作を絵の具を使ってやってみました。
朝の集まりの後、準備を始めると「やりたい」ともも組を中心に集まってきました。
制作に必要な、絵の具、パレット、スポンジ、筆と子どもたちも必要だなと思う色や道具を準備してくれました。保育士が桜の木を描き始めると「◎君もやっていい?」「☆ちゃんもやりたい」ときく・たんぽぽ組の子どもたちも興味を示してくれました。
途中から子どもたちに絵の具をバトンタッチ。協力して色を塗ってくれました。
木の色がはみ出してしまうと「※君ちがうちがう。そこは塗らないの!・・・もしかして、枝を描きたかったの?」と優しく伝え、※君の気持ちを受け止めてくれるゆり組の★ちゃん。「ダメだよ」と否定するだけでなく相手の気持ちを受け入れようとする★ちゃんの姿に心が温まる瞬間でした。木が描けた後は、いよいよ桜の花を咲かせていきます。
今日は筆は使わずに、スポンジでスタンピング。「ぬりぬりじゃなくてポンポン」と保育士が伝えていると、ゆり組の子どもたちも「●君、ぬりぬりじゃなくてポンポンだよ」と伝えくれます。「先生、指でやってもいい?」と指に絵の具をつけながらもやってみました。
満開の桜の木がまた一つ出来上がりました。
新しいうみぐるーぷの生活がスタートして2週目。今日は38名全員が揃いました。
今日の給食はみんなが大好きなカレーライス。きく・たんぽぽ組の子どもたちもよく食べよくお替りをしています。たくさん遊び、モリモリ食べるうみグループの子どもたちが微笑ましく感じる毎日。一日一日を大切に過ごしていきたいなと思います。(O.Y)

3本の桜の木が出来上がりました
今日も園庭ではきく・たんぽぽ組が顔を合わせると一緒に好きな太鼓橋やトランポリンを楽しむ姿がありました。
◆空中菜園の雑草抜きしました。(にじグループ/きく・たんぽぽ組)

今日はひまわり組のお別れ遠足の日。
子どもたちは羨ましがる様子というより、午前中はひまわり組に会えないと寂しがる子どもたちです。
今日はいい天気。
半袖で登園する子どもたちも目立ちました。
集まりではミッキー体操を始め、『エビカニクス』『おばけのばけちゃま』『パプリカ』など沢山身体を動かしました。
しかし、「おどりたくない」ともも組の3人がおりました。
理由を聞くと「つまらないんだもん」と教えてくれました。
今までは楽しく踊っていた子どもたちです。
もも組からゆり組に上がるにつれ心も身体も大きくなる子どもたち。
できなかったことができたりするのが成長であり変化でもありますが、できていたことができなくなることもあります。それも成長であり変化だと感じます。
楽しくみんなができるように保育者も一緒になって楽しんだり、気分もノリノリになれるような環境であったり、声かけなど意識できたらと思います。
その後ベランダにでました。
三輪車を楽しんだり、シャボン玉を楽しんだり、ごっこ遊びなどして遊びました。
少し早めの園庭では空中菜園の雑草抜きをもも・ゆり組の子どもたちと行います。
来年度もサツマイモを掘りたい、そのために畑を綺麗にと志願者が集ってくれます。
雑草を楽しく取れるよう保育者と子どもたちどっちがたくさん取れるか勝負です。
子どもたちは10名ほどおりました。
雑草を抜く子、どこに集めればいいか話し合う子、階段の場所にしようと提案する子、ヒッキーのためにミミズを見つける子、保育者の雑草の山からニヤニヤしながら取っていく子、雑草を抜くという作業一つにも子どもたちのそれぞれの個性やもも組ゆり組の立場などで違いが見れます。
結果は子どもたちの雑草は山のように盛り上がっておりました。
その後土を耕し、園庭では氷鬼を楽しみました。
保育者の雑草の山から取った人手挙げてと聞くと全員が申し訳なさそうに手を挙げてくれました。
その後笑い会う子どもたち。
素敵な人間関係だなと感じました。
(a.y)

幼虫がおりました。

ダンスタイムではお兄さん達を見ながら楽しんで踊っています。パプリカのこの指止まれ〜で保育士の指に集まる子ども達でした。
◆お手伝い (そらグループ/きく・たんぽぽ)

今日の朝の時間は、もも組のこども達と、きくたんぽぽ組のこども達で過ごしました。
※ゆり組のこども達はお楽しみの時間(ホール)を設けました。
そうなるともも組のこども達が一番上のお兄さんお姉さんになります。
ドア前までもも組の男児四人が手にお気に入りのLaQを持って見送りをしてくれました。
「どこ行くの?」
「頑張ってね」
と嬉しそうです。
エールをもらったゆり組のこども達も「行ってくるから」と力強く答えていました。
きくたんぽぽ組のこども達は少しずつ楽しさとドキドキの比率が逆転しつつあります。
好きな遊びや玩具を見つけ朝からそこに目掛けて遊んでいます。午後になると、担任に抱っこをしてもらうこどもも増えています。
様々な玩具や素材や活動を幼児Gの保育者が提供すると笑顔で行なっているのですが、ふとした時に担任を目で追っているのです。
近くには優しくしてくれる年上のこども達がいるのですがそれでもどこか担任を求めている様です。
「○○先生はどこ?」と室内や園庭で幼児Gの保育者に尋ねる姿は可愛くもあり、進級した後の新もも組のこども達のフォローを保育者とこども達(新ゆり、新ひまわり)と協力する必要性も感じます。
そらグループの室内ではごっこ遊びの作品が増えていきます。
今は○○屋さんというテーマから連想する制作が楽しい様です。
それぞれのオリジナルの作品(ART)もありますが、工程のある制作(クラフト活動)も設けています。勿論、その工程の中にこども自らが自由に表現する部分はあります。あくまでこう作るとこうなるよという作品や、この素材はこの活動に使うものである事など一定のルールや縛りのある活動にする事で達成感が味わえる様にしています。
お店屋さんの中に沢山の商品が並ぶのでまるでスーパーやコンビニの様に見えますが、今、こども達が楽しんでいる事はあくまで作る作業とその作品でお店の雰囲気を味わう事がメインの様です。ハッピを着て豆絞りを頭に巻き、衣装チェンジをして売り子を楽しむこどももいます。(誰もお客さんが来ない時はお金を自ら作って渡しています)
遊びの中で今度はどんな所を楽しんでいるのか、何を提供すれば遊びの広がりが見られるかを見出していける様日々、再考察していきたいと思います。
もも組、ゆり組のこども達は着替えや園庭の行き帰り、休息などしっかり手伝いをしてくれています。
中には面倒臭いというこどももいます。
そして、手伝う事なく、僕には兄妹がいないから楽というこどもがいます。
全員が全員同じ方向を向くのは難しいです。
それでも「ねぇ、皆、なんでこんなにもも組さん(2歳)って可愛いんだろうなぁ」というこどももいます。
是非、お子様と年下のこども達のフォローについて話をしてみてください。
園では無理強いはしていませんので、ご家庭では前向きな声かけで園と家庭とで気持ちを盛り上げていければと思います。
k★y


お兄さんが手伝ってくれた!
◆お別れ遠足(ひまわり)

今日は、子どもたちが楽しみにしていたお別れ遠足です。
今年度は、コロナの影響で遠足の行き先を遠方に設定できませんでしたが、子どもたちは、喜びや期待を胸に元気よく登園してきてくれました。
行き先は、済美山運動広場です。
「僕のお家の近くなんだよ!」「○○のお家も近いよ!」「あーはやく行きたい!楽しみだね!」「はやくお弁当食べたいよ!」
と、朝の集まり前から大喜びの子どもたち。友だち同士心境を共有することで、さらなる意欲につなげていました。
御仏様にご挨拶をし元気よく出発です。
広場までは少し距離がありますが、「ぜんぜん大丈夫だよ!」「ぼく走ったことあるもん」などと、子どもたちから頼もしい声がたくさん聞こえてきます。友だちと期待を膨らませ合ったり、日常の話をしたり、草や木、花などたくさんの自然、季節の移り変わりを感じながら楽しく目的地に向かうことができました。
広場に到着後は、記念写真を撮り、芝生ゾーンでの自由遊び、ゲーム遊びを行いました。
氷鬼をしたり、尻尾とりゲームをしたり、ドッジボールをしたりとそれぞれが満足のいくまでたくさん身体を動かしました。
あっという間に時間が過ぎ、園に戻る時間となりました。遊びを止め、集まってきた子どもたちはとても満足気な表情、そして、お弁当の時間という期待で満ち溢れていました。
帰りの道中「疲れたー」という声も聞こえてきましたが、疲れよりもお弁当が楽しみという気持ちでいっぱいの様子の子どもたち。ママが作ってくれたお弁当のパワーはすごいです。
園に到着後、子どもたちの楽しみにしていたお弁当の時間です。
「わーすごい!○○のお弁当だ!」「もったいなくて食べられなーい!」「食べられないやつ入ってなかった!」と、友だちと見せ合いながら愛情たっぷりのお弁当を嬉しそうに食べる子どもたちでした。
「今日、楽しかったー」「またお散歩いって、園庭でお弁当たべたいね!」(手作り)
遠足後嬉しそうに喜びを共有し合う子どもたち。
このお別れ遠足が子どもたちにとって素敵な思い出の1ページとなったら幸いです。
また、是非ご家庭でもお話をきいてみていただければと思います。
お忙しい中、お弁当を用意していただきありがとうございました。
(T.N)
Posted in 園のこだわり