◆3月11日(木)の子どもたち
2021年03月11日 木曜日
◆これしよう(つぼみ)

]今日は昨日に続いて天気が良かったのでミッキー体操と朝の集まりが終わると園庭に出て過ごしました。園庭に行く準備をしているときに「今日は園庭で何して遊ぼうか?」「砂場する?滑り台する?」と保育士が○ちゃんに話しかけるとうんうんと笑顔で頷いていました。そんなお話をしたからか、○ちゃんは園庭に出てすぐに滑り台に向かい何度も滑った後、砂場道具を取りに行き型抜きに砂を入れて遊び始めました。
型抜きいっぱいに砂を入れるのはじょうずになりましたが、ひっくり返して抜くことがまだ上手く出来ずに抜く前に砂が出てしまい、またその砂をシャベルですくって戻そうとし、何度もその繰り返しでしたが、諦めずに挑戦する姿はとても頼もしかったです。いつか出来るようになった時には共に喜びを分かち合いたいと思います。
そして、暖かい日だからかいつもよりも良く動き回るつぼみ組の子ども達。保育士が「よーい、どん」と走ると後を追いかけて走り出します。園庭にあるウッドデッキの周りを一周すると疲れたのか水が入ったジャグを指差して「飲みたい」と伝えてくれました。順番に渡していくとジャグの周りは休憩所に早変わりで、何人か集まって「ふー」と一息つきながらの一休みタイムとなっていました。
固定車の近くではフェンスに顔を近づけて道路を走る△くんと◆くんの姿がありました。そばで見守っていると二人の会話が聞こえてきました。「あっ、バス」「バスいたねー」「あったー」と二人で嬉しそうに指を差して言っていました。保育士の存在に気がつくと「バス、あったー」と教えてくれました。「バスいたね。見れてよかったね。」と伝えると「うん」と頷き、また道路の観察が始まりました。道路を行きかう車はきっと子ども達にとったらキラキラしていて、とても惹きつけられる存在なのだろうと感じました。
日々の中での子ども達の発見や成長をこれからも大切に見守っていき、その瞬間を一緒に楽しみたいなと思いました。
(K.H)


◆太鼓橋挑戦 コンビネーションの上は賑わって(ふじ)
太鼓橋、登れました。
移行して4日目。お部屋が変わったことも、そろそろ理解してきた頃でしょうか。朝も嫌がらずにお部屋に入り、逆に帰りはまだ帰らないと訴える姿も見られたり。頼もしいみんなです。
今日も園庭に出ました。誰かが外へ行く支度を始めると、それに気づいた子も次々と支度を始めます。ブーティーの置き場、自分のロッカーもわかってきて、「ブーティーおいてきまーす」などと言って自分のロッカーに置き、靴下を履いたり、準備をしていました。ベランダへ出ると、たんぽぽ組の子達も靴を履こうと外へ出てきました。「◎ちゃんいた」などとお友だちが見えるとうれしそに言っていました。
園庭に出ました。太鼓橋を登れるようになった〇君。今日も少し手伝ってもらいながらも、自分の力で登りきり、嬉しそうでした。〇君と仲良しの△ちゃんもそれを見て挑戦。▽ちゃんも少し手伝ってもらいながらも登ることが出来、先に登っていて上から見守っていた〇君と目を合わせ笑い合い、喜びを分かち合っていました。
すると、更に挑戦者が続出。「うー」と声を出しながら登ろうとしますが、なかなか登れなかった子も多く、太鼓橋に顔を伏せて悔しがっている子もいました。そして、もともと登れた子もどんどん登っていき、何だかコンビネーションの上は子ども達が集まり、賑やかになっていました。
きく、たんぽぽとクラスは分かれましたが、外では今まで仲良しだったお友だちとも遊ぶ事が出来、懐かしがってか、自然と集合して、同じことをしたり、より一層仲良く遊んでいます。また、今まで個人で遊んでいた子達も、交わりのなかった子達と一緒にいたり、何やらお話をしていたり、今まで以上にクラスを超えて関わり合っている姿が本当に多く見られるようになりました。
ふじ組でいっしょにいたことも懐かしく感じられますが、またこれからどんな友だち関係を持って遊んでいくのかも楽しみです。(T.Y)
みんな集まってきて、満員です。
みんなで枯葉あさり
◆「楽しい!」が響き渡っていました。(うみグループ/きく・たんぽぽ)

「いってきまーす」
今日は、子どもたちから「久しぶりに迷路遊びやりたい」という声があがったので、朝の集まり後に迷路遊びを行いました。
迷路の準備を始めると「やったー、今日はどんな迷路になるんだろう」「ゴールはどこかなー」と嬉しそうにスタートラインに並ぶ年少、年中の子どもたち。
周りの明るい空気に何が始まるのだろうと興味津々に見つめる二歳児クラスの子に「迷路始まるんだよ。楽しいよ!」と自ら寄り添っていく姿も見られました。
二歳児クラスの子も「楽しいのはじまるの?」と安心して笑顔で遊びに向かうことができました。
「やったーゴールできたー」「〇〇ちゃん!こっち通れるよ!」「行き止まりだった」などと終始、迷路のなかから子どもたちの嬉しそうな声が聞こえてきます。
二歳児クラスの△△くんも初めての迷路遊びに大喜び満面の笑みです。
そんな△△くんの喜び達成感に共感するよう、年中の□□ちゃんが「△△くんゴールできてよかったね」と優しく声をかけてくれました。
思いやりの気持ちや遊びへの意欲、主体性を子ども同士育み合う、そんな素敵な瞬間でした。
これからも子どもたちが、主体的な活動を通し成長していけるよう保育を展開していきたいと思います。
(T.N)
だるまさんが転んだをしています。気づいたら後ろの傍まで来ていて顔を見合わせて、お互いの目を見てケラケラと笑ってお互いの存在を確かめるように笑っていました。
◆ドキドキの誕生会 (にじグループ/きく・たんぽぽ)

今日は◯君の誕生日。朝の集まりでは皆で3才のお祝いをしようと思います。
早くから集まってくれたももゆり組の子供達には「◯君はドキドキしているだろうから、暖かい目で応援してあげてね」と事前に話していると言うと、目を細めるゆり組の△君。「暖かい目」のイメージのようでした。
誕生日の◯君もパパとインタビューの練習をしてきてくれたようですが、何しろ40名ほどいるにじグループ、皆の視線が集まると圧倒されるのは無理もないこと、やはり緊張してしまいました。
保育士と手を繋いで皆の前に登場し、冠をかぶって皆に3才になった姿を見せてくれました。小さいからだでしっかりと立ち、◯君なりの頑張りを見せてくれてとても嬉しく思いました。見ている皆も暖かい目で静かに応援してくれるのを感じます。インタビューに答えるのは難しかったものの、「何の歌でお祝いする?」と尋ねると「おめでとー」とちゃんと答えてくれました。皆から祝福されて、とても暖かい雰囲気の誕生会になりました。
◯君、おめでとうございます。
その後きくたんぽぽ組は身体測定へ。お部屋で受けるのではなく、測定してもらいに特別な部屋へ行くことを伝えると目がキラキラ。張り切って出かけていきました。
ももゆり組は10年前の東日本大震災について話をしました。もちろん皆が生まれる前の事。でも真剣に話を聞いてくれました。その時の育子園の様子も、経験した保育士が話してくれて、より身近な話に感じたようで、真剣に話を聞いていました。ご家庭でもまた話し合っていただけるといいなと思います。
今日のゲーム遊びは昨日に引き続き大根抜き。今日はももゆり組皆で行いました。手を繋ぎ合うももゆり組(大根役)を見て、その結束力を強く感じます。この移行期間で、よりももゆり組の仲の良さが増したように思えます。手を繋いで「◯◯ちゃん頑張れ」「抜かれないでー」と声を掛け合う姿も頼もしく思えました。その頑張りのおかげか、3回のうち2回も大根役が耐え抜きました。
頼もしい姿が今日も見られたにじグループでした。
I.Y
宝探しゲームも楽しみました。

給食も毎日モリモリ食べています。お兄さんお姉さんたちに負けない位、おかわりもしています。苦手なものも新しい環境になって少しずつ食べてみようとしています。毎日ほとんど完食のこが多いです。
◆きく・たんぽぽ組の子どもたちもみんなの中に入ってきました(そらグループ/きく・たんぽぽ)
ゆり組の子どもたちが、自己紹介をした後に、『虹』の歌と手話をやって見せてくれました。
きく・たんぽぽ組の子ども達がトイレをすませて、朝の会に参加する為に椅子に座って準備しているのを見て、慌ててお兄さん・お姉さんに声を掛けました。朝の会への期待を持ってきている事、嬉しく思いました。前回、絵本の『手を叩きましょう』にあわせて歌いながら動作したのを覚えていた子ども達がまたやりたいと言い出したので、唄いながらやりました。きく・たんぽぽ組の子ども達も2回目となると笑顔でやっていました。お兄さん・お姉さん達の動きの大きい事、ちょっとした動きもいい運動になりました。
約束していた絵本『かえるのたいそう』も見たいと言う催促もあり、みんなで見ながらカエルと一緒に元気に体操しました。『手を横に曲げる』『腹筋運動』『腕立て伏せ』『のびたり、曲げたり』などの運動を狭い机の間や空いている所を使って、みんなで「う~ん、力を入れて、1,2,1,2」とやると、意外に上手に体操していました。みんなとカエルと一緒にやる体操は、それはそれは楽しくて笑え声が響いていました。
きく・たんぽぽ組の子ども達には、自己紹介をしてもらっていたので、今日はもも・ゆり組の子ども達に前に出て来て名前を言ってもらいました。張り切り過ぎて何言っているのか分からない子もいて、「ゆっくり言ってね」と言うと、落ち着いて言っていました。そしてお近づきの印に、もも組には『歩こう』の歌と手話をやって見せました。そしてゆり組には『虹』の歌と手話をやってもらいました。ひまわり組からの伝授された歌と手話は、とても上手に出来ました。これからそらグループを盛り上げてくれるもも・ゆり組の子ども達の張り切り方から見て、そらグループも安泰のようです。
保育室では、今日も縁日ごっこが朝から繰り広げられていました。朝の会で何が売られているのかを紹介してからお店の準備を開始。するときく・たんぽぽ組の子ども達は、お財布を折り紙で作り出しました。お金はお兄さんに貰って、買い物です。欲しいものを買ってにっこり。嬉しそうに買ったものを見つめていました。もも組の子ども達は、ペンダント作り、折り紙をハートに切って飾りを付けて紐も付けます。お店屋さんで売るはずの品物が、作ったら売りたくなくなり自分の物になってしましました。
お店屋さん縁日ごっこもきく・たんぽぽ組の子ども達も入り込んできて、盛り上がっています。 M・K
絵本『カエルの体操』に合わせて運動している所です。机との間で『腹筋運動中』です。
きく・たんぽぽ組は各々折り紙で折った財布を持って縁日へ。チョコやアイスを買ったり魚釣りをしてその場で料理に変えてもらい楽しんでいました。
◆主体性(ひまわり)

今日は2度目のリハーサルでした。
前回のリハでこども達は感覚を掴んだようで程よい緊張感の中しっかり声を揃えて堂々と式に臨んでいました。
思わず涙を流した保育者がいたのは秘密です。
当日は雨予報が100%出ています。大雨の様です。
「てるてるぼうずつくったほうがいいんじゃない?」と心配するこどもがいました。
朝の時間に誕生日のこどもを祝いました。
大きくなったら発明者、パティシエ。
年長児では育子園最後の二人でした。
ひまわり組全員が6歳になたった事が嬉しそうです。
3.11.の話もしました。
テレビのニュースで流れているのでこども達はよく分かっていました。
質問タイムでは「地面は割れたの?」「赤ちゃんや病気の人はどうなったの?」「電気はついたの?」「ご飯はあったの?」・・・etc。
園庭では青空給食です。
給食後の園庭遊びはそれぞれ好きな遊びを選択しています。
育子園で培った人間形成が遊びの姿で如実に現れています。
残り少ないこども達との時間が1日1日減っていくのが寂しくて仕方がありません。
k★y

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