◆3月1日(月)の子どもたち
2021年03月01日 月曜日
◆お水、ちょっともらうね。(つぼみ)
園庭を出るときは肌寒く感じましたが、出てみると日向は暖かく、動くと暑くなるほどでした。子どもたちもそんな風に感じたのか、今日のつぼみ組は一段と水道に集まっていました。
〇くんと△くんはシャベルを持ち、水が出てこないかな…と水の出てくるところにシャベルを向けますが、蛇口をひねらないとさすがに水は出てきません。
そこに2歳児クラスの男児がやってきました。いとも簡単に水を出しカップにいれています。その存在に気付いた二人は、横からシャベルをスッと差し出し、おこぼれ頂戴状態に。
2歳児のお兄さんは何も言わず、水を入れ終わると蛇口を閉め、行ってしまいました。でも何度も水を汲みにくるお兄さん。〇くんも△くんもお兄さんが来ると、横にピタッとついてまたシャベルを差しだし、嬉しそうに水に触れあっていました。2歳児クラスの男児は、二人が横から水をもらっても嫌な顔をせず、「またもらいに来たの?」と言わんばかりに気にも留めず自分の遊びに没頭していました。なんだかクスっと笑える光景でした。
そんなお兄さんも水を汲みに来なくなり、どうしようかと考えたふたりは持っていたシャベルで蛇口の部分をコンコンと叩いてみました。すると、なんと水が出てきました。蛇口のひねりが甘かったようで水がちょろちょろ。自分たちで出すことに成功したのです。
すかさずシャベルに入れ、嬉しそうな二人。次に来たお兄さんにきゅっと蛇口を閉められてしまいましたが、満足そうな二人の表情が印象的でした。
お水遊びを存分に楽しむにはまだまだ早いですが、〇くん、△くんの姿を見て今後どんなお水遊びを展開していくのか、楽しみになりました。
H.A
園庭での靴デビュー。何かいつもと違うーと涙です。
◆自信(ふじ)
がんばれ~!あとすこし。
今日は新らしく太鼓橋の登頂に成功した子どもがいました。
〇くんは、お友だちが登る様子をみて「〇もやる!」と意気込むのですが、いざロープの前に立つと「・・・できない。」と、後ずさりをしていました。
それではと、ロッククライミングに挑戦してみようと、石に足を掛けるのですが、次の手がでません。やはり、太鼓橋が登れるようになってから、という段階があるようです。
以前から、やりたい、でもできない、、、を繰り返していたのでしたが、登り切ってすべり台から滑っておりてくる友だちからも目が離せないでいるようです。
一歩目の足の置き方を保育者に補助されると、自分の力で二歩目を踏み込みました。補助を離して三歩目です。ロープを掴む力もついてきているので、それを頼りながら全身をつかって
登り切りました。嬉しそうにポールに飛びついていた〇くんでした。
すべり台を滑り降りた〇くんは、そのまま太鼓橋のロープの前に並びました。一回目、二回目とくりかえすうちに、コツがつかめたようで、成功が続きました。成功を味わうことでどんどんと自信がついていくようでした。しかし、ロープからずるずると落ちてしまうこともありました。「できない、、、。」自信をなくしてしまったかと思いましたが、今日はいつもとちがいました。「〇、やりたい!」と笑顔で強く伝えてくれました。
自分の体で繰り返し学んだことは、字のとおり身に付き、そこから積み重ねられた自信は、また自分を応援してくれるのだな、と感じました。
園庭にでた時は、寒くて上着をしっかり着込んであそんでいたのですが、日差しが当たり始めると暖かな陽気です。上着を脱ぐと、ますます活発に動きだした子ども達でした。
(F.S)
おでかけしたいね。 しゅっぱーつ。
ぐ~るぐるまぜて。 いつもブロックでかきまぜていましたが、泡だて器登場!力加減が難しいです。
◆みんなは最強(きく・たんぽぽ)

穴の中にはウサギが寝ているようです。みんなでシーっと口元に指を立てて静かにしようと話しています。
早いもので三月を迎えました。きく・たんぽぽぐみで過ごすのも残り一週間となり、進級への期待・喜びと共にまだきくたんぽぽぐみとして過ごしていたいなという様々な気持ちが入り混じっている今日この頃ですが、子ども達は『もうお兄さん・お姉さんだから』と次へ気持ちが向いて楽しみにしている様子の方が多いように感じます。
朝の集まりで一日の活動をみんなと共有しているのですが、今日は①園庭で遊ぶ②みんなで幼児グループに行く(感染対策をしっかり行い、3つに分かれます)という内容を伝えました。
今までは少人数で幼児グループの保育室へ遊びに行っていたので『みんな』というワードに大喜びする子ども達は『今日はみんなでいくんだって!嬉しいね!』と笑顔で話す姿が印象的でした。今日はみんなが同じ時間に行くので、その分着替えスペースがわんさかと入り混じるので子ども達には「出来る所は自分でどんどんがんばってね」と言うと『出来るよ!』『すっごく速いんだから』と気合十分です。
園庭遊びを楽しみ、そろそろ幼児グループの部屋へ行く時間です。
それぞれに聞こえる範囲で「お兄さんお姉さんのお部屋に行こうか」と声を掛けると『もうそんな時間!?』と大人びた返事が。そして、片づけをさっと済ませて着替えに向かいました。朝の集まりの保育士の言葉をしっかり覚えていたようで『どんどん着替えちゃうからね!』という〇ちゃん。『できないよー』とジャンパーが脱げないと慌てる△くんの元へ◆ちゃんが『やってあげるよ』と助けてあげ、みるみるうちに着替えが終わってしまいました。
幼児グループへ行くにはブーティーが必要なのですが、履くのを忘れていた☆くんに『☆くんブーティー忘れてるよ』と女子のチェックが入ります。『ほら!遅くなっちゃうよ!』とも言っていました。
色々な事に積極的に取り組む子どもたちではありますが、『みんな』で一緒という事がこんなにも子どもたちの心を動かすとは驚きました。
きく・たんぽぽぐみとして過ごし始め、もう少しで1年が経とうとしていますが、『みんなで一緒』という事をうれしく、そして楽しく感じていてくれているのだと見ているこちらも嬉しく感じました。
みんなで行った幼児グループの保育室、とても楽しかったとの事でした。
K・E

次誰が乗る〜?と相談中
幼児クラスの線路は陸橋もあってみんなのお気に入り。
◆「次は、卒園式だ!」(うみグループ)

○○ちゃん、お誕生日おめでとうございます。
今日は、先日、誕生日を迎えた年少〇〇ちゃんのお祝いをしました。
少し恥ずかしそうにしながらも笑顔で皆の前に立つ〇〇ちゃん。「おめでとう」という友達からの言葉にもニコッと笑顔のお礼を返していました。
「好きな形はなんですか?」「ハート」
「公園で遊ぶときの好きな遊びは?」「お姉ちゃんと滑り台」
〇〇ちゃんが質問に答えるたび皆が笑顔になります。一つ大きくなる喜びを皆で分かち合うことのできる温かい時間となりました。
〇〇ちゃん、お誕生日おめでとうございます。
朝の集まり後は、室内、園庭遊びと年長児は、卒園式へ向けての取り組みを行いました。
好きなゾーン、遊びを選択し満足のいくまで楽しむ子、自由画制作を行う子、年長の活動を見守る子など様々。一人ひとりが主体的に過ごしていました。
卒園式を来週に控えた年長児。
今日は、卒園式の内容を共有しながら参加の仕方、歌などの部分練習を行いました。
「ママたちに立派なところ見せたい」「ママたちに大きくなったところを見せたい」
「発表のときみたいに失敗しないようにする!」などと、それぞれが目的、意識を持っていること、また、「心一つに」と互いを意識し合い取り組む姿がとても印象的でした。
今後も一人ひとりの気持ち、主体性を大切に進めていけたらと思います。
(T.N)

卒園式の練習

ベランダ遊び
◆最後の一週間 (にじグループ)

今日から3月。
このメンバーでの朝の集まりも残り今週だけです。
今日は子どもたちがにじグループになり楽しかったことを自由画として描いてもらいました。
にじグループになり、なにが楽しかったか、大人でも思い出すことに一苦労であるため、4月からの写真を子どもたちと共有していきました。
御仏様の誕生日で甘茶かけたこと、休園後はマスクをして登園していたこと、夏野菜を実際に調理したこと、食べたこと、仲間が引っ越ししたこと、クロアゲハが飛び立ったこと、木登りしたこと、リレーをしたこと、日替わりでゲームをして競い合ったこと、公園にいったこと、雪で遊んだこと、見てもらいました。
子どもたちも写真を見て、「ゴーヤ苦かった」「美味しい野菜もあったな」「アゲハよく飛んだよね」「秋はさつまいも取ったよね、その時バッタいたよね」「木登りしたよね、僕今だったらもっと登れるよ」「絵の具もたくさんやったよね」「遠足お弁当おいしかったな」と次々思い出が蘇っておりました。
それから取り組んだ自由画は早速クレパスを走らせる子どもたちです。
悩んでしばらく白い画用紙と睨めっこ状態のひまわり組数名がおりました。
話を聞くと「楽しかったことがありすぎて何描けばいいかわからない」と。
嬉しい言葉です。
何枚も描いていいこと、紙を四分割して四季で描いてみることなど提案。
その後もたくさん考えて取り組んでくれました。
それぞれのペースで、それぞれの想いを絵として思い出を振り返ってもらいました。
今週は子どもたちのやりたいをできる限り叶え、最後の一週間も楽しんでいきたいと思います。
(A。Y)


◆ひまわり組の発表会(そらグループ)
自分たちの作ったバックの絵の前で、楽器演奏、素敵でした。
今日は、ひまわり組の懇談会でした。ひまわり組の子ども達は、待ちに待っていた鼓笛と虹の手話の発表の日です。こども達は、「練習に行こう」と言う声掛けに張り切って返事をする子とまだ遊んでいて「練習に行っちゃったよ」と言われて、初めて見渡して気付く余裕の子もいました。練習が終わったこども達の顔を見ると自信たっぷりの顔で、「大丈夫」と心配して聞くと「うん」という、またまた余裕の一言。さすがです。
懇談会の発表の本番は、堂々たる姿に驚かされました。楽器も重いと言っていたのが、そんな感じも見せず、しっかりと音を出していました。自分たちで作ったバックの絵がカラフルで目に飛び込みます。絵の具で1枚1枚色付けをしたことも思い出されます。保護者よりも先に涙がウルッときそうになり、こらえながら見ていました。
次の虹の歌と手話が、今ままでで1番上手に出来ていて再び涙が出そうになるのをこらえていました。綺麗に手や指が伸びていて、はっきりした手話でした。最後のポーズは、決まりました。そして「もういいよ」と言われるまで、頭を下げていました。1人ずつの頑張った所と小学校への抱負を語り、本当に頑張り大きくなったことを物語っていました。
こんな素敵なひまわり組の子ども達が見せる色々な姿にゆり・もも組のこども達も憧れ、真似する姿も見られるようになりました。ひまわり組のこども達が残していってくれたものは本当に大きいものがありました。あと残り1ヶ月、沢山の思い出を自分たちの胸にもいっぱい詰め込んで、そしてそらグループにもいっぱい思い出を残して行ってくれることを祈っています。M・K
手話が揃っていました。
お雛様制作もしました。ひまわり組の子どもたちのは、立体のお雛様です。

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