共同作業
2021年02月19日 金曜日
砂場で、年長男児2名が大きな砂山を協力して作っていました。途中で2名の友だちも参戦し、山はどんどん大きくなります。ある程度大きくなると、トンネルを掘ろうとY君が発案し、また協力作業が始まりました。数十分経過した頃、保育室に戻る曲が流れ、同時にトンネルは見事開通しました。
別の場面・・・。保育室で年中児2名がカプラで高いタワーを作り始めました。「天井まで届くくらい高くしよう」と協力が始まりました。こちらも途中で年長児が参戦し、益々タワーは高くなっていきました。タワーが揺れ始め積み上げることに限界を感じると「ここで終わり」とてっぺんにフィギュアのライオンを3頭置き完成です。
このふたつの共同作業の合間には、ちょっとした言葉の言い合いもありました。互いに目標に向かってよりよくしたいという思いからの言い争いでした。
友だちと遊ぶためには共有されたルールに従い、ルールを守らない友だちがいると楽しい遊びにはならず目標達成も難しくなってしまいます。遊びながらより楽しくするために自分たちでルールをつくり変えたりすることもありますが、ルールを守ることの大切さを身に着けていました。
完成した砂山は参加した子供たちが満足そうに崩し、保育室に戻っていきました。カプラのタワーも、同じように参加した子供たちが満足そうに倒し、歓声を上げていました。
崩す時も子どもたちは共同作業でした。
保育主任
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